ハッピーエンドの選び方B5W41902 瀬島菜那
イスラエルの老人ホームで暮らすお年寄りたちが、安楽死できる装置を開発し、安楽死の手助けをする話だった。
イスラエルのイメージが、戦争をしているイメージしかなかったので、設備の良い老人ホームも存在していることを知った。ひとりひとりの部屋がしっかりあって、とてもきれいな老人ホームだったので、お金持ちが入れるような老人ホームだったのかな、と思った。裕福で、安楽死を望むような人たちもいれば、パレスチナに襲撃をして多くの人を殺すイスラエルの現実が、日本と似ているということゼミで知った。どのような面が日本と似ているのかを書いてください。前にも書きましたが、イスラエルの二面性を理解することは大切です。イスラエルは、西欧なみの国民所得の水準で(一人当りのGDPは、日本よりも高いのです)と同時に、貧富の差(所得格差)が大きく、人口の1/3は貧困層なのです。
自分と近しい人の生死は考えられても、自分とは違った人たちだと考えてしまうと、途端に人殺しに加担しているという実感が湧かなくなるのだと思った。社会学的想像力を培いましょう。
死にたくても死ねない夫を早く楽にしてあげたいと思い安楽死を依頼する妻の姿が映画に描かれており、そういった考えを持つようになるということを今まで想像できていなかったので、驚いた。「安楽死」を日本語のニアンスで(安楽な死)考えないようにしましょう。ああいう風に、病気で辛くても死ねず、辛い思いをし続けながら生きている人が近くにいるのは、見ている人も辛いだろうと思った。他人事ではなく自分事としてはどう考えますか?私は、祖父母が亡くなる前に弱った祖父母を見たくなくてあまり見舞いに行かなかったので、弱っていく祖父母を見ていた両親は、私と違ったことを考えていたのかもしれない。おそらくあなたは、親の死を体験するのです、どのような親の死なのでしょうか?部活にかまけていないで祖父母の見舞いをし、弱っていく姿を見届けていたら、死ぬことをもっとリアルに感じられ、死や生についてもっと考えられたのかもしれないと思った。かまける人生で、生きていきますか?死ぬことや死や生についてはもうあまり考えないで、生きていくのですか?