文教大学
椎野先生
顔のないヒトラーたちのレポートです。B5W41902 瀬島菜那
アウシュビッツ裁判(1963-65)をおこした若い検事の物語だった。この主人公の検事は、フィクションですが、フリッツ・バウアー検事長(1903-1968)は、実際の人物です。『アイヒマンを追え』をご覧ください。
アウシュビッツ裁判が始まるまでは、戦時中にドイツ(ナチズム・ヒトラー)が行ってきたこと(ホロコースト・アウシュビッツ強制収容)は広く知られておらず、元兵士(ナチス)がやったことを非難することはできない雰囲気があったこと、そしてそういった雰囲気の中、アウシュビッツ裁判を起こすことができた(戦後20年)ということを知ることができた。過去にこういった雰囲気があったのにも関わらず、今のドイツは、第二次世界大戦で何をやってきたのか子供のころから学校で教え、戦時中に人を殺した元兵士をさばき続けている(時効なし)。(四面楚歌の)ひとりの検事が始めたことがこのような大きな変化を起こしたという過去を、映画を見ることで知り、こういったことが日本で起こらなかったことを残念に感じた(起こるための要件を考察してください)。日本でもそういう動きがあっても良さそうなのに、現実では起こっていないのは、ドイツはニュルンベルク裁判を認めていない(これはどうゆう意味か?)が、日本は東京裁判を認めたこと(これはどうゆう意味か?)も関係があるのだろうか(アウシュビッツ裁判は、ドイツ人がドイツ人を裁いたのです)。東京裁判を認めて(裁判の正当性を問わず、日本人が日本人を裁かなかった)戦争が終わったと考えてしまう人が多いことで、昔のことはほじくり返さないというスタンスができてしまったのではないかと思った。過去の忘却は、これ以前にもこれ以後には、よく生じるのが日本です。
第二次世界大戦中に日本が他国(他国とはどこか?)に何をやったのか、また日本は何をされたのかについて、全く知らなかった。(なぜ、知らないのかを自問してください。)731部隊のことなど今まで知らなかったので、これを機に自分でも調べてみたい。はい。
また、敗戦国の日本でも、戦勝国(どこですか?)のやったことをとがめていいのだ、という考えをゼミで知り、(これはどんな視点からの話なのかを明確にしてください)(でないと歴史修正主義に絡め取られてしまうかも)確かに、戦勝国も敗戦国と同様に酷いことをしており、その事実を知る必要があると思った。(なんのために知るのでしょうか?)