B3W41087 苗木
この映画を見るまで、自分が買っているファストファッションを作っている労働者のことは考えたことがなかったように思う。(「ファストファッション」のことは知っていたのですか?)日本でも今はファストファッションが人気で、安いから気軽に買ってワンシーズンで捨てるのが特に若者の間では当たり前になってきている。映画の中で、20年前より衣服の購入量が40%も増えているとあり、そんなに増えていたことに驚いた。また、いらなくなった服を捨てることで、結果的に地球環境を悪くしていることにつながっていると知り、これまでよく考えずにやっていた自分の行い(「ファストファッション」という言葉は知っていたのですか)もそれにつながっていてショックだった。ファッション産業の上層部で、労働者を使う側の立場にいる人は、低賃金でも貧しい人に仕事を与えているという部分で悪いとは思っていなくて、下の立場の労働者から見れば安全も保障されない建物で長時間働き、低賃金しか得られないという状況があった。これは、低賃金でも、この仕事がなかったらそれすら得られないのだから、その仕事にすらつけない人よりもマシだとも思えるし、でもやはり月に160ドルの最低賃金を求めて抗議する労働者は、よりよい生活を求めただけで、それでも少ないくらいなのに撃ち殺されたりして、お互い満足できるようになるにはどうすればいいかよくわからなかった。(「お互い」(上層部と労働者)だけで、考えているので、わからなくなるのではないでしょうか。)先進国で暮らし、服を使い捨てで買うような人々と、それを作る毎日の食事にも困るような人々が、同じくらいの豊かさになる日はくるのだろうか。(来ないと分かっているでしょう。)そんな日がくればいいなあと思うが、そうなるときっと先進国の暮らしの水準は下がるから難しいのかなあと思った。先進国の人の驕りの厭らしさが現れていますね。先進国の自分の豊かな暮らしは、変えようとはせずに、貧しい労働者も豊かになってほしと言うことで、自分に免罪符を与えていますね。ディスカッションに参加しないままの自分の意見は、ファストファッションを当たり前に思っている若者の無知の傲慢さがよく表われている意見ですね。