B3W41087 苗木
この映画の存在は以前から知っていて興味を持ってたのだが、題名を聞いても内容が想像できない映画だなと思っていた。そのため、この映画を見ながら題名について考えていた。はい。私が見ながら考えたのは、主人公の男の子にとって世界がうるさく聞こえて(この「世界」とは何でしょうか)、父が残した鍵のヒントが、見逃していただけで実はとても近くに(「ありえないほど」の意味は何でしょうか)あったということなのかなと考えたが、見終ってからはニューヨークの第6区調査探検のことをいっているのかなとも思った。(このことをもっと説明して、自分の思ったことを表現してください。表現しないと理解されませんよ。このことを「どう」いっていると解釈できるのかを、もっともっと説明してください。)
この映画を見ていて、やはり国によって愛情表現の仕方は大きく違うなあと感じた。(国単位の発想を止めませんか?国によって異なるのではなく、同じことも沢山あるし、国に違いの理由を押し付ける必要もないのです。)この映画の中ではちゃんと言葉にして相手に自分の気持ちや愛情を伝えていた。日本では特に家族だと愛情を口にすることは少ない。それについて自分ではどう思うのかを書いてください。非日本と日本を対比させて、日本ではこうだ、で終わっては、日本を誤解したまま「日本」を実体化してしまいますので。
蛭田くんのレジュメに「日本でこれをカップル対象に試写会を行ったところ、オスカー本人よりも母親に共感を抱く人が多かったそうだ。」と書いてあったが、映画を見ても、母親のどの部分に共感を抱くのかよくわからなかった。また、なぜこの映画の試写会がカップル対象なのかも疑問に思った。この蛭田の情報提供はあまり良いものではありません。バカップル対象の映画ではないので、試写会のやり方の間違いですね。「母」のあり方で、観客動員をはかろうとする配給会社の「母親」観の陳腐さに気づきましょう。