B3W41087 苗木
ただ映画を見るだけではなくて、その映画の背景を理解して見ることで、映画の見方や感じ方が変わると気づいた。
はい、良い気づきです。このゼミで映画を見ている意味が、多少理解できるようになったのでしょう。
道を歩くときに地雷の心配をし続けなくてはいけなくて、気をつけていても足や手を失う人がたくさんいて、手足がなくなっても満足な治療を受けられずに痛いままどうにもできないという状況が想像できて、自分がそんな状況に置かれたらと考えるとこわいと感じたし、私たちは何かあればすぐに病院に行ける環境があるのに本当に不公平だなと思った。
内戦、難民がいるという状態が、どうゆうことなのかを理解しましょう。不公平な環境の「こちら側」にいる「私たち」は、その「不公平」に対して、何ができるのかを、学ぶのが国際学部生の課題ではないでしょうか。
地雷をふんでしまって、足がなくなっても医者はいないから、その切断された部分はどうやってくっつくのだろうと疑問に思った。くっつかないのです。
妹から手紙が来て姉が助けに行く話であったが、自殺しようという決心をどうして遠くにいる姉に伝えたのだろうか。どうして自殺するのか、その現状を伝えるのが、届く宛てのない「手紙」なのでしょう。自分の置かれている状況を姉に助けてほしかったのかもしれないし、自分が死んだことを姉に知っていてほしかったのかもしれないと考えた。そうですよ。こうした「手紙」がないと、私たちは、そこで何が起こっているのかを知る術がないのです。