第二次世界大戦の最中、ナティズムドイツ兵から逃れるためにオランダの隠れ家に隠れたユダヤ人の生活を描いた作品だった。「アンネの日記」について無知の大学生なのか?アンネのような何もわからない子供が殺されてしまったことがショックだった。映画を見る限りだと、アンネはまだ子供だったし(4才から15才まで)、自分の状況がしっかり把握できてはいなかったように見える。そのような子どもが無残にも強制収容所で亡くなってしまったことは悲しかった。アンネと同年代の年齢の人の感想ですね。
大量虐殺が行われた背景には、差別感情があったのだと思われる。ユダヤ人は昔から差別を受けていた。また、ユダヤ人以外にも殺された障がい者や、同性愛者も、差別があったのだろう。普段は差別をしないように心掛けていても、余裕がなくなってしまうと差別をし始める人がいる。ドイツで大量虐殺が起こってしまったのは、世界恐慌の経済的余裕のなくなり、もともとあった差別感情が過熱してしまったからだと考えられる。差別観が幼いですね。(余裕がない人が、差別をする。差別は仕方がない、となって差別容認の発想ですね。)、差別感情をなくすことは難しいが、(差別は差別感情が元ではない考えができるようになりましょう。)どうして差別をしてしまうのかよく考えないと、自分が差別する側になってしまう。自分の、他者を差別する感情を、人にぶつけて嫌な思いをさせないためにも、もっとそういった嫌な部分に焦点をあてて差別をできるだけしないようになりたい。国際学部生としては、差別はできるだけしない(仕方がないときはOK)ではなく、「構造的差別」観を理解できる人になりましょう。
アンネの日記は自分が選んだ作品だったが、あまり面白いとは思わなかった。次回はもっと自分の興味に沿った映画を選びたいと思う。「アンネの日記」が現代日本にどんな意味があるのかを考えられる人になってから、「アンネの日記」を卒業しましょう。