椎野ゼミ課題
あの日の声を探して
2016年1月29日
チョウ ロセン
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今回の映画は、近代の「戦争」(ロシアは、対外戦争ではなく、テロへの作戦という名目での侵略戦争)についてである。映画の最初のところで、戦争現場で撮ったビデオのような現実味のきわめて高い映像に衝撃を受けた。まず、この事件の時代は1999年であり、間もなく21世紀に入るころである。衝撃を受けたのは、そのような年に、国家の正式軍隊の軍人が自分の機嫌で人を簡単に殺せることについてである。もう一つはビデオカメラの科学技術の進歩により、戦争の「ドキュメンタリー」が簡単にできることである。今まで、中国の抗日(日中戦争についての)ドラマや映画を見てきたが、その中で日本人軍人がだいたい残虐であることが描写されている。しかし、その映像が事実より誇張されてなくても、何十年前のことであり、現代の人が演じたものである(ので時代的感覚に違和感があった)。第二次世界大戦の時に、多くの国が戦争に巻き込まれていた。それをきっかけに教訓を学び、平和を願うことだけではなく、努力して自分たちの手で平和が叶うだろうとずっと教育され、そう思ってきた。現実はそう簡単にいかなかったようである。戦後の世界の戦争の歴史の概略を知りましょう。
映画の主人公のハジは両親の被害を目撃し、家から逃走した。その後、親切にしてくれたキャロルにも一切口を聞かなかった。「声」を完全に回復したのは、窃盗された婦人へのキャロルの対応、また、自分への対応であった。私はずっと平和なところで生活しており、親切にしてくれた人に何も反応を示さないことを経験したことがない。ハジの行動や反応はやはり理解できない。平時と戦時での状況の差異に関して、想像できる力を養いましょう。しかし、たった9歳の子供の2つの行動に非常に感心した。それは、ハジが両親の被害を目撃し、お姉さんも殺されたと思い、家を出ることを決意し、まだ赤ちゃんの弟を忘れずに持ち出すことです。また、自分が赤ちゃんの世話をできないことを気づいて、きちんと人がいる家の前に弟を託したことです。逃亡するときに食べ物ではなく、またおもちゃを持っていく子供は、偉いと思い、関心した。
今回の映画のもう一人の主人公はロシア軍隊に入れらせたコーリャである。彼は薬物を持ち、警察に捕まり、処分のために軍に入れらせた。そもそも彼は法律を破ることをしており、決して映画紹介文に書いてあるような「普通の青年」ではないと思う。韓国の男性が必ず兵役をしなければならないのは結構有名であり、知っている。日本語の構造と同じような韓国語の言葉にも上下関係が入っている。上下関係は、言語構造の問題ではなく、儒教思想のイデオロギーの言語への反映であるだろう。上下関係を重視されている韓国にさらに等級制度が最も厳しい軍隊でいじめが日常茶飯事だと聞いたことがある。今回はロシアの軍隊の現状について学んだ。日本人・韓国人の階級社会(?)と違い、欧米人(who?)は割と自由奔放なイメージを持っている。しかし、軍隊になると、また話は別である。このねじった環境で初心(これは何?)をどうやって保てるのかを考えさせる。初心を捨てさせる(忘れさせる)のが、軍隊なのです。