(苗木)
スペインの映画を今まで見たことがなかった(アルモドバル監督の作品などを見てください)ので、新鮮に感じ、アニメなので見やすい映画だった。(単にアニメだけでなく、「セル」アニメのタッチの優しさもあると思います。)映画の中でミゲルが犬を渡している場面と、最後にその犬がエレベーターで置いて行かれてしまう場面があったが、そのもらった人は施設に入っている人なのか、最後の場面は施設ではなさそうだったがどこなのかが気になった。最後の場面は、映画が一旦終わって、監督のメッセージを映した後で、施設以外の街の場面で、犬を飼っていた老人の姿を描写したものですね。
議論の中でミゲルの行為の意味に対して、異質な他者と上手く付き合えることは向こうの世界に行ける能力が優れているということであり、これは国際学と考えても同じことという話があったが、この考え方は、いろんな授業の中で先生たちが言っていた「国際学」よりも、私にとってはしっくりくる考え方だった。はい、国際学の学びのチャンスはいろいろな所にあります。自分が一番理解する仕方で学び始めればよいのです。
実際に自分の親や、結婚相手の親に介護が必要になったときにどうするかという質問で、日本では娘か息子の嫁に介護させるという意見がでていたが、わたしは、よく「結婚相手は長男は避けろ」といわれるように、将来親の面倒を見るのは長男というイメージを持っていた(20世紀の発想ですね。)ので、娘という意見には驚いた。今の日本の現実です。「結婚相手は、「男」を避けろ」が私のメッセージなのですが。多分誤解されるでしょうが。
今回は菊池君の発表だったが、進行の仕方が上手だと思った。どのように上手かったのかを、記述しましょう。