椎野ゼミ課題
ビン・ラーディーンを探せ
2015年5月8日
チョウ ロセン
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まず、この映画を見てかなり驚いたことについて話す。サウジアラビアでのインタビューのことである。グーグルの検索サービスが中国大陸から撤退したころ、噂話で聞いた撤退する理由からなんとなく中国大陸の報道制限に気づいた(実感した)。とあるランキングで朝鮮を抜き、ワスト1位の国を取材する日本のテレビ番組を見た。そのランキングは報道の自由度ランキングである。国境なき記者団Reporters Without Bordersの存在を知っておきましょう。最下位180位は、エリトリア、179位が北朝鮮です。この映画を見て、サウジアラビアの順位に気になり、調べた。180ヶ国の中に、164位であった。ちなみに、日本は61位であり、中国(大陸)は176位であった。同じ世界的な事件について、日中両方のニュース報道を見比べていないため、日本の報道自由度は評価できない。基準は、報道内容だけではないのです。しかし、この映画で出たサウジアラビアの報道制限については、18歳にもなる生徒へのインタビューと日本のテレビで見た朝鮮の生徒のインタビューを比べ、あまり変わらない(選ばれた生徒だけがインタビューを受けられることや、先生が傍にいることなどが同じ)と思うはい。また、この2つの国の順位の前年比は変わっていなく、最下位レベルで安定していると言えるだろう。しかし、中国では今、アメリカが嫌いや、日本が好きなどのことをインタビューで素直にしゃべらない環境ではないと思う。なぜその順位なのかとは少し困惑である。社会主義諸国の場合、メディア報道の政府からの独立性に関して、最下位レベルです。また、自由を唱えるアメリカでさえ、49位であった。「世間の口はうるさい」、また「人の噂は恐ろしい」ということわざがあるため、社会安定の意味での報道制限が必要とする。報道制限で社会安定を図る社会なのか問題なのです。今のアメリカに報道の自由がないのは常識となっています。巨大メディアの独占(多様性のなさ)やスパイ活動取締法による個人レベルの取り締まりが厳しくなっているのです。
インタビューの中に、ビン・ラーディーンに関して、「恐ろしいのは彼個人じゃなく、思想だ」という言葉があった。はい。ビン・ラーディーンが9.11事件の犯人かどうかは重要ではないと思う。彼は過激派テロリストということは間違っていない。中東はいまだに平和ではないのはもちろんさまざまな理由があげられると思うが、もちろん、彼のように過激な思想を持っている人がいるのも、要因の一つだと思う。彼の個人的「思想」のことを言っているのではなく、彼がもつ「社会」思想を意味するのであり、その「社会」思想をどのように抱くようなったのかを考察してください。宗教を信仰する人が幸福度の高さにつながるというディスカッションの時が出てきた結論がある。そうすると、イスラム圏の人の幸福度が高かろう。しかし、現状はそうではないと思う。そうでもないのです。「宗教」」をどう捉えているかにもよりますが。宗教ではなく、別のねじった価値観(これはなんですか?どうして「ねじった」と判断できるのですか?)を「信仰」した人々のせいだといえるだろう。平和の「敵」はその恐ろしい思想ではないかと思う。「思想」とはなにかを考えてください。個人思想に還元せずに考察できるようになりましょう。
出典:
http://ecodb.net/ranking/pfi.html 報道の自由度ランキング