椎野ゼミ課題
Like someone in love
2015年5月1日
チョウ ロセン
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討論の中で、売春を援助交際だと勘違いし、直された。そもそもデートクラブはなにかも知らなかった。調べたら、交際クラブと化(ば)かし、裏で売春を行う店がデートクラブだそうである。(規制としては「デートクラブ条例」が地方自治体にあります)日本には売春を禁止する売春防止法、また風営法がある。にもかかわらず、陰でやっている数が外国人の監督に脚本に書かれてしまうほどの多さである(一説では、日本に20−30万の風俗嬢がいるそうです。その社会的背景を知るのが社会学の仕事です。荻上チキ・飯田泰之『夜の経済学』扶桑社2013)。中にも分からなかった点が一つある。明子は彼氏がいるのに、デートクラブで売春を平然としている。(「彼氏」がマジックワードですね)もし、彼氏に好感を持たなかったら、分かれてこの「仕事」をするのでは?と考えていた(この「仕事」が、正規雇用である女性はほとんどいませんが、これが女の「仕事」の典型ですね。)。ディスカッションの時、日本人の多くは人間関係の「カテゴリー」にこだわっていることと関係成立後の維持が下手だ(下手というより、維持の仕組みがないのです。)ということが回答に当たるかもしれない。「世界番付」の調査(何の調査か?バラエティ番組のテレビで使っている「調査」は信頼性はあまりありません)により、日本人の恋愛を引きずる(この意味はなんですか?)率は49.1%だという。これは分かれたくない理由のひとつではないかと思う(説得力なし。)。人間関係のカテゴリー及び維持するのが下手ということから、テレビで学んだ新しい単語「仮面夫婦」また、ニュースで出た元校長の売春事件を思い出した(後者は別問題です)。離婚が普遍になった時代(「普通」でしょうか?)でも、仮面夫婦をやる必要がない(「普通」ではないのです。)と思うが、実際に存在する。ドラマまたアニメでよく見た「学生と恋愛したら、教師失格」と日本の教師に厳しく制限があるそうであるが、実際に教師のカテゴリーを持つ高島容疑者26年間、1万2千人以上のフィリピン人女性を売春した(フィリピン人女性は、高島の「学生」ではありません)。教師というカテゴリーの下で隠れていたのは相手の年齢問わずの性犯罪者である(どのような「犯罪者」であるか指摘できますか?)。教師はいったい何なのですかという中身はまったく考えていないようである。(教師=聖職観に与しないで考察しませんか?)
最後に、ディスカッションの時に、すごく気になる一言がある。明子の彼氏、ノリアキが車の中でタカシに話したものである。「自分は中卒だけど、大学に入って、ぶらぶらしているやつがたくさんいる」という話である。ゼミでのディスカッションの時にこの発言がコンプレックスぷんぷんといわれたが、わたしはそう思わなかった(心理的問題ではなく、社会問題として把握してみましょう。瀬島のコメントの指摘を参照。)。国際学関係の講義で、奥田先生がよく「終戦」じゃなく、日本が敗戦70周年と話す。これを連想した。これとノリアキの話は事実を陳述するのがメインだと思う(彼の指摘はその通りでしょう。)ため。日本は敗戦国だから、歴史上に悪者にするしかない悔しさ(奥田先生の「敗戦」の話は「勝てば官軍負ければ賊軍」という文脈ではなく、当時の日本帝国の為政者の戦争責任を問う問題意識だと思われますが)、あるいは、自分が高学歴ではないから、大学生が羨ましいだろうと思う(「学歴社会」の現実をどう把握しているかの問題意識がみられませんね)一方、話した内容は事実でもある。中学までの学歴になったのはさまざまな理由が考えられる(どんな具体的な理由が考えられるのですか?)。学力の問題がない(そうだろうか?)以上、また高校に入るのは夢ではない(やはり「酸っぱい葡萄」をどう考えますか)。実際、世界ボクシングミニマム級王者高山勝成選手が30歳で高校入学を果たした(文脈が不明)。一人一人の能力の限界も違う(「能力の限界」をどのように誰が判断するのですか?)ため、それ(この「それ」とは何ですか?)を認めるのもいいことではないだろうか。新自由主義教育観の意見と同じですか?(現状は維持したまま、中卒は中卒で働いてくれればよいのですか?)