映画「RENT」は比較的新しい、ミュージカル映画だったらしい。どうゆう意味で「新しい」のですか?2005年の映画ですが。
「どこがどう面白いのか」をプレゼンするのは卒論と一緒だな、と感じた。卒論は「面白いのか」? 自分の思いを他者に説明する訓練です。
RENTのミュージカルがこの映画になるまでにアメリカ、そして世界では大きな変化が起きている。どんな大きな変化なのかを、描写できるようになってください。
映画をみていて貧富の差が激しくなりつつある時代を描いているのかな、とディスカッションの前は思った。で、ディスカッションの前にニューヨークを舞台に性的マイノリティだったり、仕事に対することだったり、情勢に対することだったり、その映画の中でテーマになっているいくつかの問題(どんな問題かを描写できるように!)にボヘミアン・芸術で(どうゆう意味ですか?)革命(?)を起こそうとしているのかな、という風にも思った。
しかしエイズの流行や流行の原因、セクシュアルマイノリティが浮き彫りになり、エイズの原因だといわれてそれが主流言説になってしまったり(意味不明、もっと正確に描写してください)、いろいろな人が同じ団地(?)に住んでそれぞれ悩みを抱えていたりして、でもそれぞれは繋がってたりする(もっと具体的に描写してください。)。
高橋さんがこの映画が「理想だ」といったときに、「ええ?」と言ってしまったのは、理想の途中にいるような、理想が何かとかは分からないけれどもいちおうの目標があって進んでいて理想までの過程を描いているような気がしたから・・・これが理想というのには違和感があったのかもしれない。高橋さんの理想(自身が説明不足です)は「多文化共生」を感じられる、ということなのだろうか・・・。日常生活の理想・・・?日常生活がこうだったらいいのにということ・・・?「理想」が非現実的ですね。
ミュージカルで歌って楽しくという映画かな、と思ったけども時代背景や社会背景を映し出しているんだな、というか映画を作るうえでそれは前提としてあるのかもしれない。映画を見るときに、見る前に出てくる時代はどんな人がいて、何が起こって、どういう世界で、というのを把握しておいたらいいのかもな・・・。なんであれ、現代史の基礎知識は持っておいてください(自分の世界認識のために)。
それと、どうでもいいことだがクリスマスの歌の時に「HappyBirthday Jesus」と言っていて、クリスマスはキリストの誕生日か!はい。日本では「クリスマス」で通っててすぐに「キリストの誕生日」とは思い浮かべないのかな・・・なんて思ったりした。日本のクリスマスとは何なのかを考えてください。単にコマーシャリズムだけですね。クリスマスの「クリス」とは、christ=クリスト=キリストのことであることは理解しておきましょう。