2016年1月25日(月)文教大学湘南キャンパス 国際学部映画上映委員会
映画上映:16:40ー18:40
講演会:18:50ー19:50 ゲスト:鎌仲ひとみ監督
上映会場:文教大学湘南キャンパス 6101教室
お問い合わせ:国際学部事務室0467-54-3717/b3w41087@shonan.bunkyo.ac.jp
ドキュメンタリー映画『小さき声のカノン』(日本/2015年/119分/カラー/デジタル)
HP: http://kamanaka.com/canon/
予告編
主催:文教大学国際学部(対外活動委員会/国際教育連帯小委員会)映画上映委員会
http://open.shonan.bunkyo.ac.jp/sysroom/?p=20898
はじめはみんな、 泣き虫なフツーのお母さんだった。 『六ヶ所村ラプソディー』『ミツバチの羽音と地球の回転』の 鎌仲ひとみ監督最新作! 福島、そしてチェルノブイリ後のベラルーシ。 お母さんたちは、“希望”を選択した。東京電力福島原発事故から4年。事故による影響は安全である・危険であるといった議論からこぼれ落ちる声が存在している。 それは不安な気持ちを抱えたお母さんたちの声だ。 かつてチェルノブイリ原発事故を経験したベラルーシでは、子どもたちに何が起きたのか。お母さんたちはどうやって子どもを守ろうとしたのか? 福島とチェルノブイリとの時間差は25年、今なおその影響が続いていることは、実は知られていない。日本のお母さんたちと同様、不安を抱いたお母さんたちが大きな声に流されることなく、直感にしたがって子どもたちを守る道を探し続けている。 事故の衝撃に立ちすくみ、ただ困惑している時期は過ぎた。 希望を具体的につくり出す新しいステージに今、私たちは立っている。迷いながらも日本のお母さんたちが自分たちの意志で動き始めた。そんなお母さんたちの小さな声が、国境を越えて響き始める。
監督プロフィール
映像作家
早稲田大学卒業と同時にドキュメンタリー映画制作の現場へ。
90年最初の作品「スエチャおじさん」を監督、同年文化庁の助成を受けてカナダ国立映画制作所へ。
95年帰国以来、フリーの映像作家としてテレビ、映画の監督をつとめる。主にNHKで「エンデの遺言―根源からお金を問う」など番組を多数監督。
2003年ドキュメンタリー映画「ヒバクシャ ―世界の終わりに」を監督。国内外で受賞、全国400ヶ所で上映。
2006年「六ヶ所村ラプソディー」は国内外800ヶ所で上映。
2010年「ミツバチの羽音と地球の回転」も全国700ヶ所での上映に加え、フランス・ドイツ・
オーストラリア・インド・アメリカ・台湾など海外でも上映が進んでいる。
2011年度全国映連賞・監督賞受賞。
2012年DVD「内部被ばくを生き抜く」発売開始。国内外900ヶ所で上映。
2015年3月7日より 新作「小さき声のカノン」が全国劇場公開。現在、各地で自主上映会続
映中。 多摩美術大学非常勤講師。
著作に「原発の、その先へ−ミツバチ革命が始まる」「六ヶ所村ラプソディー ドキュメンタリー現在進行形」共著に「鎌仲監督VS福島大学一年生」「今こそ、エネルギーシフト」「ドキュメンタリーの力」「内部被曝の脅威」など。
公式サイト:http://kamanaka.com/ 鎌仲ひとみ過去作品:http://kamanaka.com/works/