映画『レオニー』上映会+講演会開催のお知らせ
2014年11月1日(土)(6101教室予定)文教大学国際学部映画上映委員会
- 映画上映 13:00-15:15(1302教室)
- 講演会 15:25-16:55 (1302教室)ゲスト:松井久子監督
- 会場 文教大学湘南キャンパス
お問い合わせ:国際学部事務室(0467‐54‐3717)/ b1w41057@shonan.bunkyo.ac.jp(小林)
- 入場無料・一般の方もご参加ください。(バスをご利用ください)
映画『レオニー』(2010年日米合作132分)HP leoniethemovie.com/
あらすじ
1901 年、名門大学を卒業したレオニー・ギルモアは、詩人か編集者になりたいという夢を捨てきれないままだった。そんなある日、一人の神秘的な青年詩人・野口米次郎と出会う。しかし、ヨネとの出会いによって彼女の人生は波乱に満ちたものとなっていく。レオニーはヨネを愛し妊娠するが、ヨネは一方的に日本へ帰国し、彼女を置き去りにしてしまう。
残されたレオニーは人目を避け、未婚のまま混血の男の子をカリフォルニアで出産。子供の将来を想うレオニーは、ヨネからの誘いもあり、母の反対を押し切って日本行きを決意する。明治後期の東京に2人を出迎えたヨネは、息子を「イサム」と名付け、人種差別が激化する困難な時代を生き抜いていく。そんな中、ヨネに正式な日本人の妻がいることを知り、母の死を知らせる手紙も届き、異国での生活はますます過酷で孤独なものとなっていた。レオニーのお腹には新たな命が宿り、女の子を無事に出産したレオニーは「アイリス」と名付けるが、父親の名は決して明かそうとはしなかった。
日本でも差別を受け、不登校となってしまったイサムの芸術的才能に気付き、成長した息子をレオニーはアメリカへ送り出す。しかし、時悪く第一次世界大戦が勃発。やがて母子の連絡は途絶えてしまう。数年後、アメリカへ戻ったレオニーは、2人の子供の成長を見届け、自分自身のために生きようと、メリーランドの田舎へと向かうのだった……。
松井久子監督
1946年生まれ、東京出身。早稲田大学文学部演劇科卒業。 「週刊平凡」「アン・アン」等の雑誌ライターを経て、 1976年、俳優のプロダクション( 有)イフを設立。 数多くの俳優のマネージメントを手がける。 1985年(株)エッセン・コミュニケーションズを設立し、 プロデューサーとしてドラマ・旅情報・ドキュメンタリー等のテレビ番組を多数企画・制作。 映画初監督作品「ユキエ」(1998年公開)ではアメリカ・ルイジアナを舞台に、45年間連れ添った夫婦の愛と老いの姿を描き、内外の映画祭で高い評価を得る。 第2作「折り梅」(2002年公開)では脚本も手がけ、日本の平均的な家族が再生する姿を老人介護を軸に描き、公開から2年間で100万人の観客を動員。全国1350箇所を超える自主上映会が、8年目を迎えた今も続いている。2003年より日米合作の第3作映画 『レオニー』企画制作に取りかかり、2009年クランクイン。 2010年11月より全国ロードショー上映。
この春から、映画作品でははじめてのドキュメンタリーに取り組んでいます。8月半ばに完成し、9月6日(土)あいち国際女性映画祭で発表の予定です。下記HPをご覧いただき、ぜひご支援ください。
ドキュメンタリー映画「何を怖れる」http://feminism-documentary.com/
主催:文教大学国際学部(対外活動委員会/国際教育連帯小委員会)映画上映委員会
映画「レオニー」予告編