ドキュメンタリー映画『OCCUPY LOVE』上映会+講演会開催のお知らせ
2014年9月6日(土)13:20~,15:00〜(6101教室)文教大学国際学部映画上映委員会
2014年9月6日(土)
● 映画上映 13:20-14:50 (6101教室)
● 講演会 15:00-16:30 (6101教室)ゲスト:辻信一
●会場 文教大学湘南キャンパス
お問い合わせ:国際学部事務室(0467‐54‐3717)/ b1w41057@shonan.bunkyo.ac.jc(小林)
* 入場無料・一般の方もご参加ください。(バスをご利用ください)
映画『OCCUPY LOVEオキュパイ・ラブ』(カナダ/2013年/86分/カラー)
HP 予告編
“ひょっとしたら個人の枠を超えた意識を創造し、世界が直面している問題を解決できるかもしれない”
『オキュパイ・ラブ』は人々に健康、幸せ、そして生き甲斐を提供するはずの現在の資本主義を基板とした古いパラダイムの社会システムが、経済的にも環境的にも崩壊していることを明らかにしていきます。2011年のニューヨークのオキュパイ・ウォール・ストリート運動など、世界各地で急速に起こりはじめた社会変革を『オキュパイ・ラブ』は、芽生え始めた公共の愛の探求をしながら鮮明に描き出していきます。
Love is the Movement!
監督:ベルクロウ・リッパー(Velcrow Ripper )
ベルクロウ・リッパーは、ジニー賞(カナダのアカデミー賞)を獲得した映画制作者であり、作家、音響デザイナー、講演者でもある。現代の社会問題にスポットを当てた力強いドキュメンタリーを主に制作。2004年に制作された『SCARED SACRED』はその年のカナダ映画トップ10の1つとなり、2005年にジニー賞を受賞した。これに続き、2008年には『FIERCE LIGHT: When Spirit Meets Action』でも受賞。『オキュパイ・ラブ』は、これら“Fierce Love Trilogy”(燃え上がる「愛」についての3部作)シリーズの集大成となる。
また、初期の作品では、コロンビアの国家テロに対して非暴力で抵抗する『In The Company of Fear』や、ブリティッシュ・コロンビアの古代の森を守る戦いを描いた『Bones of the Forest』などがあり、『Bones of the Forest』は1996年のGenie受賞、Hot Docs! FestivalにてBest of the Festivalを受賞している。
彼の映画はスタイリッシュで革新的であり、人を惹きつけ、感動させる不思議な力がある。特に注目したいのは、そのサウンドデザイン。この技術でカナダの映像祭Leo Awardsのベストサウンド賞をはじめ、数々の賞を受賞している。インディペンデントフィルムマガジンでは「2012年観るべきフィルムメーカートップ10の1つ」として賞賛されるなど、世界から注目されている。
講演者:辻信一 文化人類学者。環境運動家。ナマケモノ倶楽部世話人。
権力者は、今、ぼくたちに、民主主義を、自然を、愛を、命を、経済という名の祭壇に生贄として差し出すよう命じている。その一方で、大きな意識の転換が世界中で起きている。『オキュパイ・ラブ』をぜひ見てほしい。そこには、人類の危機をラブ・ストーリーに変えるためのヒントが溢れている。
主催:文教大学国際学部(対外活動委員会/国際教育連帯小委員会)映画上映委員会