映画『モンサントの不自然な食べもの』
2008 年、仏・加・独、マリー=モニク・ロバン監督
私たちに身近な食品、豆腐や納豆、ポテトチップなどのラベルにかならずある「遺伝子組み換えでない」という表記。当たり前のように食卓にのぼる遺伝子組み換え作物、「不自然な食べもの」。果たしてそれはどこから来るのだろうか?
HP: http://www.uplink.co.jp/monsanto/about.php
予告編:http://www.youtube.com/watch?v=PO7RmRVZs6A&feature=player_embedded
2014 年 1 月 17日(金)
【時間】映画上映 15時10分~17時00分 (6319教室)
講演会 17時10分~18時40分 (白井 和宏 氏)
(株)生活クラブ・スピリッツ代表取締役専務
【場所】文教大学 湘南キャンパス 6319教室(6号館3階)
住所:神奈川県茅ケ崎市行谷 1100
URL:http://www.bunkyo.ac.jp/access/shonan.htm(バスをご利用ください。)
【料金】 入場無料 (申し込みの必要はありません) 一般の方もぜひお越しください
【問い合わせ先】 文教大学国際学部事務室(0467‐54‐3717 小林)
主催:国際学部対外活動委員会(国際教育連帯小委員会)映画上映委員会
ストーリー
フランスのジャーナリスト、マリー=モニク・ロバンは、取材で世界各国を飛び回る日々を送っていた。行く先々で耳にする巨大多国籍企業「モンサント社」の黒い噂。その真偽を確かめるために、インターネットを使って情報を集め、アメリカ、インド、パラグアイ、イギリスなど現地に赴き、3 年間にわたり証言を集めていった。本作は、「モンサント社」の 1 世紀にわたる歴史を語ると共に、現在のモンサントとその主張を、多くの証言と機密文書によって検証していく。「1ドルたりとも、儲けを失ってはならない」、その企業体質は、はたしてどんな犠牲を私たちに強いるのだろうか。そして、不利と分かりながら、巨大企業と対峙する学者や農家、多くの証言者たちの生きるための闘いは、わたしたちの闘いでもある。
監督:マリー=モニク・ロバン Marie-Monique Robin
フランス人ジャーナリスト、ドキュメンタリー映像作家。 1960 年、フランスのポワトゥー=シャラント地方の農家に生まれる。ストラスブールでジャーナリズムを学んだ後、フリーランス・リポーターとして南米に渡り、コロンビア・ゲリラなどを取材。 1995年、臓器売買をテーマにした『Voleurs d’yeux(眼球の泥棒たち)』でアルベール・ロンドレ賞受賞。 2003 年、アルジェリア戦争でのフランス軍による拷問や虐殺を扱った『Escadrons de la mort, l’école française(死の部隊:フランスの教え)』でFIGRA(社会ニュースレポート&ドキュメンタリー国際映画祭)優秀研究賞ほか受賞。 2008 年、本作『モンサントの不自然な食べもの』でレイチェル・カーソン賞(ノルウェー)、 ドイツ環境メディア賞ほか数々の賞に輝く。 現在、3.11 以降の福島の農家を取材し、アグロエコロジー、農業を中心とした継続的な社会をテーマにした、世界のオルタナティブ農家を追った作品を制作中。
講演者:白井和宏(シライ カズヒロ)
1957 年横浜生まれ。中央大学法学部卒業、イギリス・ブラッドフォード大学大学院ヨーロッパ
政治研究修士課程修了。神奈川ネットワーク運動元事務局長。生活クラブ・スピリッツ株式会社
代表取締役専務。訳書にアンドリュー・キンプレル『それでも遺伝子組み換え食品を食べます
か?』(筑摩書房)、アンディ・リーズ『遺伝子組み換え食品の真実』(白水社),デレク・ウ
ォール『緑の政治ガイドブック ─公正で持続可能な社会をつくる』(筑摩書房)ほか。
GM作物の生産、流通経路について、世界各国に現地調査に赴く。
@shiraiGP Twitter https://twitter.com/shiraiGP
Facebook https://www.facebook.com/shiraiGP