映画『むかし Matto の町があった』
2010 年、イタリア、マルコ・テゥルコ監督
Matto の町とは、精神病院のこと。イタリア精神保健革命初期の 20 年を追う。1960 年代初頭、イタリアには、人権をめぐって戦った人たちがいる。
HP: http://180matto.jp/
予告編:http://www.youtube.com/watch?v=KFzVyTlK5Fc
2014 年 1 月 10 日(金)上映 13:20~、講演 17:00〜(1202 教室)国際学部映画上映委員会
2014 年 1 月 10 日(金)
【時間】
映画上映 13 時 20 分~14 時 56 分 第1部(96分)
15 時 10 分~16 時 52 分 第2部(102分)
講演 17 時 00 分~18 時 10 分 (大熊一夫氏)
【場所】 文教大学 湘南キャンパス 1202教室(1号館2階)
住所:神奈川県茅ケ崎市行谷 1100
URL:http://www.bunkyo.ac.jp/access/shonan.htm
(バスをご利用ください。)
【料金】 入場無料 (申し込みの必要はありません) 一般の方もぜひお越しください
【問い合わせ先】 文教大学国際学部事務室(0467‐54‐3717 石井)
【主催】 主催:国際学部対外活動委員会(国際教育連帯小委員会)映画上映委員会
・映画『むかし Matto の町があった』について
本編は、一部(96 分)と二部(102 分)の二部構成になっており、本国イタリアでは、イタリア国営放送 RAI と映画会社 Ciao Ragazzi!が作ったこの 3 時間の大作は、テレビドラマとして、2010 年 2 月 7 日(日)8 日(月)に二夜連続で放映された。 映画の内容は、実在の精神科医フランコ・バザーリアが 1961 年、ゴリツィア県立精神病院長に赴任したところから隔離された精神病院の改革に乗り出す。バザーリアは、精神患者とされる患者たちとの交流、社会からのバッシングに翻弄されつつも精神病院の廃止をすべく全身全霊で立ち向かう。
・ゲストスピーカーについて
大熊一夫氏:ジャーナリスト、「180 人の Matto の会」代表
大熊一夫氏は、1970 年、アルコール依存症を装って精神科病院に潜入入院し、『ルポ・精神病棟』を朝日新聞社会面に連載した。『ルポ・精神病棟』は、イタリアのバザーリア学術賞を受賞した。現在もなお、精神科病院廃絶に向け活動を行っている。