〈本予告〉映画「ニューヨーク・オールド・アパートメント」2024年1月12日㈮公開
最優秀作品賞・監督賞・女優賞等9冠受賞!コロナ禍の欧米映画祭で次々と受賞を重ねた感動作がついに!1月12日 日本公開決定!!
NYの片隅で疎外されて生きる母と息子たち。その痛切な葛藤と成長を、やさしい眼差しで描き出す感動作「ニューヨーク・オールド・アパートメント」
キャッチコピー ~日陰で生きることしか出来なかった ぼくらを照らした、ひとすじの愛~
安定した生活を夢見て、祖国ペルーを捨てNYで不法移民として暮らすデュラン一家。母ラファエラはウェイトレスをしながら二人の息子を女手一つで育て、息子たちも配達員として家計を支えるギリギリの毎日。街から疎外された自分を「 透明人間」だと憂う二人の息子はある日、謎を秘めた美しい女性クリスティンと出会い、恋に落ちる。一方母ラファエラも白人男性からの耳触りのいい話に誘われ飲食店を開業するのだがー。アメリカン・ドリームを夢見る母と年頃のピュアな息子たち。そんな“大都会の弱者”である貧しい移民家族に訪れた悲劇。日陰で生きる「何者でもなかった 彼ら」が恋をして、大切な何かに気づき、はじめて「自分」として生きる意味を見出していく。貧しくも懸命に生きる姿をNYでの大胆なロケと、ウィットに富んだ詩的な映像美で紡ぎ出し、観る者の心を掴んで離さない真の幸せとは何かを問う、珠玉の名作がここに誕生。
欧米映画祭を席巻した2024年の一本目に相応しい1本!!
【作品情報】
公式サイト:http://m-pictures.net/noa
公式Twitter: @momochihama_pic
公式Instagram: @momochihamapictures
監督:マーク・ウィルキンス 脚本:ラ二・レイン・フェルタム 原作:De heilige Antonio アーノン・グランバーグ
出演:マガリ・ソリエル、アドリアーノ・デュラン、マルチェロ・デュラン、タラ・サラー、サイモン・ケザー
日本版テーマ曲:THEティバ winnie
配給・宣伝:百道浜ピクチャーズ
2024年1月12日 (金) 公開
NYで不法移民として暮らす母子の恋と絆の物語/映画『ニューヨーク・オールド・アパートメント』予告編
NYを舞台に、アメリカン・ドリームを夢見る母と年頃のピュアな息子たち。そんな“大都会の弱者”である貧しい家族に訪れた悲劇と成長の物語『ニューヨーク・オールド・アパートメント』予告編が解禁!
安定した生活を夢見て、祖国ペルーを捨てNYで不法移民として暮らすデュラン一家。母ラファエラはウェイトレスをしながら二人の息子を女手一つで育て、息子たちも配達員として家計を支えるギリギリの毎日。街から疎外された自分を<透明人間>だと憂う二人の息子はある日、謎を秘めた美しい女性クリスティンと出会い、恋に落ちる。一方母ラファエラも白人男性からの耳触りのいい話に誘われ飲食店を開業するのだが…。
アメリカン・ドリームを夢見る母と年頃のピュアな息子たち。そんな“大都会の弱者”である貧しい移民家族に訪れた悲劇。日陰で生きる<何者でもなかった>彼らが恋をして、大切な何かに気づき、はじめて<自分>として生きる意味を見出していく。貧しくも懸命に生きる姿をNYでの大胆なロケと、ウィットに富んだ詩的な映像美で紡ぎ出し、観る者の心を掴んで離さない真の幸せとは何かを問う、珠玉の名作がここに誕生。
短編「ボン・ボヤージュ」が世界各国の賞を受賞した欧米注目の新進気鋭監督マーク・ウィルキンス待望の長編デビュー作。ベストセラー作家のオランダ人作家アーノン・グランバーグの小説「Dehei lige Antonio」をもとに、アメリカが抱える移民問題を背景に親子の絆の物語をリアルに描きだした。
南米ペルーのオーディションで選ばれたシンデレラボーイ、アドリアーノ・デュランとマルチェロ・デュランは本当の双子で、本作が映画デビュー作となる。母ラファエラ役には、ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞し、アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作『悲しみのミルク』などで知られる国際派女優のマガリ・ソリエル。ミステリアスな美女クリスティン役には、今注目の若手女優タラ・サラー。そして、ベテラン個性派俳優サイモン・ケザーなどが脇を支える。
この度解禁された予告映像では、ペルーからNYへと移り不法移民として暮らすデュラン一家が、大都市NYで居場所もなく肩身の狭い生活を送る様子が切り取られている。
息子のティトが自転車でフード配達中に車に衝突され、転んでケガを負うが、訴えることもできずに仕方なく謝る姿や、ウェイトレスとして働く母のラファエラが、店主に独立して店を始めると話すと「英語もろくに話せないくせに。冗談だろ」と鼻で笑われてしまう姿にやるせない気持ちになる。一方で、そんな日陰で生きる彼らを照らすひとすじの愛が訪れる。息子たちは謎を秘めた美女クリスティンに恋をし、母は働く店の客で、新たに始める店に投資を持ちかけてきた白人男性のエドワルドにそれぞれ恋をする。しかし、彼らはあるトラブルへと巻き込まれてしまう。
『ニューヨーク・オールド・アパートメント』は2023年1月12日公開
The Saint of the Impossible – Trailer
Ein Film von Marc Wilkins
Zwei Lieferjungen ohne Aufenthaltsgenehmigung in New York verlieben sich in eine mysteriöse Kroatin, während ihre Mutter von einem Schundromanautor dazu überredet wird, ihr Bronx Apartment in eine Burritofabrik zu verwandeln. Der amerikanische Traum wird zum Alptraum, als ihnen die Abschiebung droht.
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Two undocumented delivery boys in New York want to be loved by a mysterious Croatian girl while their mother is persuaded by a pulp fiction novelist to start a burrito empire from their Bronx kitchen. The American Dream becomes a trap when deportation looms.
『ニューヨーク・オールド・アパートメント』特報
NY を舞台に、アメリカン・ドリームを夢見る母と年頃のピュアな息子たち。
そんな“大都会の弱者”である貧しい移民家族に訪れた悲劇と成長の物語。
日陰で生きることしか出来なかったぼくらを照らした、ひとすじの愛―
安定した生活を夢見て、祖国ペルーを捨て NY で不法移民として暮らすデュラン一家。
母ラファエラはウェイトレスをしながら二人の息子を女手一つで育て、息子たちも配達員として家計を支えるギリギリの毎日。街から疎外された自分を<透明人間>だと憂う二人の息子はある日、謎を秘めた美しい女性クリスティンと出会い、恋に落ちる。
一方母ラファエラも白人男性からの耳触りのいい話に誘われ飲食店を開業するのだがーー。
アメリカン・ドリームを夢見る母と年頃のピュアな息子たち。そんな“大都会の弱者”である貧しい移民家族に訪れた悲劇。日陰で生きる<何者でもなかった>彼らが恋をして、大切な何かに気づき、はじめて<自分>として生きる意味を見出していく。貧しくも懸命に生きる姿をNYでの大胆なロケと、ウィットに富んだ詩的な映像美で紡ぎ出し、観る者の心を掴んで離さない真の幸せとは何かを問う、珠玉の名作がここに誕生。
監督:マーク・ウィルキンス 脚本:ラ二・レイン・フェルタム 原作:「De heilige Antonio」(アーノン・グランバーグ)
出演:マガリ・ソリエル、アドリアーノ・デュラン、マルチェロ・デュラン、タラ・サラー、サイモン・ケザー 日本版テーマ曲:THE ティバ「winnie」
2020年/スイス/英語、スペイン語/97分/ビスタ/5.1ch/原題: The Saint Of The Impossible/配給・宣伝:百道浜ピクチャーズ
© 2020 – Dschoint Ventschr Filmproduktion / SRF Schweizer Radio und Fernsehen / blue PG12
1/12(金)、新宿シネマカリテほか全国公開
初めてのキスシーン|映画「ニューヨーク・オールド・アパートメント」
謎を秘めたクリスティンとの出会い|映画「ニューヨーク・オールド・アパートメント」
チャンスをつかんだはずのブリトー店で問題続出 「ニューヨーク・オールド・アパートメント」本編映像
2024年1月12日より劇場公開される、ニューヨークの片隅で疎外されて生きる母と息子たちの痛切な葛藤と成長を、やさしいまなざしで描いた映画「ニューヨーク・オールド・アパートメント」から、チャンスをつかんだはずのブリトー店で問題が続出するシーンの、本編映像が公開された。
母ラファエラの恋人エドワルドの提案で開店した「ママ・ブリトー」。ポールとティトの双子の兄弟が配達員の仕事を終えて自宅に帰ると、煙で視界がかすむ部屋でエドワルドが注文の電話を受けているが、価格が高すぎると断られる。キッチンではラファエラがブリトーを作っているが、皿には焦げたブリトーが並び、充満した煙によって火災報知器が鳴り響く。そんな状況下で、何の根拠もなく「僕たちが売るのは『メキシカン・ドリーム』だ!ただのブリトーじゃない、これは明るい未来への希望だ」と、夢見がちに大風呂敷を広げるエドワルドに兄弟はあきれた姿を見せるのだった。
「ニューヨーク・オールド・アパートメント」は、アメリカン・ドリームを夢見る母と年頃のピュアな息子たちという、“大都会の弱者”である貧しい移民家族に訪れた悲劇を描いた作品。安定した生活を夢見て祖国ペルーを捨て、ニューヨークで不法移民として暮らすデュラン一家。母ラファエラはウェイトレスをしながら二人の息子を女手一つで育て、息子たちも配達員として家計を支えるギリギリの毎日。街から疎外された自分を”透明人間”と憂う2人の息子はある日、謎を秘めた美しい女性クリスティンと出会い、恋に落ちる。一方、母ラファエラも白人男性からの耳触りのいい話に誘われ、飲食店を開業する。
監督を務めるのは、短編「ボン・ボヤージュ」が第89回アカデミー賞の短編映画賞ノミネートを果たしたマーク・ウィルソン。長編デビュー作となる本作がで、アメリカが抱える移民問題を背景に、親子の絆の物語をリアルに描きだした。実際に双子のアドリアーノ・デュランドとマルセル・デュランドが映画初出演。反骨精神を持つ移民の母ラファラを、「悲しみのミルク」などのマガリ・ソリエルが演じる。タラ・サラー、サイモン・ケザーらが脇を支える。
【作品情報】
ニューヨーク・オールド・アパートメント
2024年1月12日(金)、新宿シネマカリテほか全国公開
配給:百道浜ピクチャーズ
© 2020 – Dschoint Ventschr Filmproduktion / SRF Schweizer Radio und Fernsehen / blue
不法移民の兄弟 謎を秘めた美女との出会い 「ニューヨーク・オールド・アパートメント」本編映像
ニューヨークの片隅で疎外されて生きる母と息子たちの痛切な葛藤と成長を、やさしいまなざしで描いた映画「ニューヨーク・オールド・アパートメント」(公開中)から、兄弟が恋する謎を秘めた美女・クリスティンと初めて言葉を交わすシーンの、本編映像が公開された。
公開された本編映像は、双子の兄弟ポールとティトが通う語学学校で、ある日入学してきた神秘的な魅力を放つ美女・クリスティンと初めて言葉を交わすシーン。彼女に興味津々な2人は、教師の「隣の人と組んで将来的に欲しいものを3つ言い合いなさい」という課題をきっかけに、初めてクリスティンと言葉を交わす。ポールの「居場所がほしい。透明人間のように扱われるのはもう嫌なんだ」という答えに心を許したクリスティンは、帰りにアップタウンに寄って行かないかと兄弟を誘う。
通りを並んで歩いていると、突然、「私の写真欲しい?」と尋ねるクリスティン。おもむろにリュックから封筒に入った写真を取り取り出し「今は見ちゃダメ。絶対なくさないでよ。私が『返して』って言ってすぐに出てこなかったら、あんた達のこと無視するから」と言いながら写真を手渡す。ポールとティトは、写真を受け取りつつも、思わず顔を見合わせる。
「ニューヨーク・オールド・アパートメント」は、アメリカン・ドリームを夢見る母と年頃のピュアな息子たちという、“大都会の弱者”である貧しい移民家族に訪れた悲劇を描いた作品。安定した生活を夢見て祖国ペルーを捨て、ニューヨークで不法移民として暮らすデュラン一家。母ラファエラはウェイトレスをしながら二人の息子を女手一つで育て、息子たちも配達員として家計を支えるギリギリの毎日。街から疎外された自分を”透明人間”と憂う2人の息子はある日、謎を秘めた美しい女性クリスティンと出会い、恋に落ちる。一方、母ラファエラも白人男性からの耳触りのいい話に誘われ、飲食店を開業する。
監督を務めるのは、短編「ボン・ボヤージュ」が第89回アカデミー賞の短編映画賞ノミネートを果たしたマーク・ウィルソン。長編デビュー作となる本作がで、アメリカが抱える移民問題を背景に、親子の絆の物語をリアルに描きだした。実際に双子のアドリアーノ・デュランドとマルセル・デュランドが映画初出演。反骨精神を持つ移民の母ラファラを、「悲しみのミルク」などのマガリ・ソリエルが演じる。タラ・サラー、サイモン・ケザーらが脇を支える。
【作品情報】
ニューヨーク・オールド・アパートメント
新宿シネマカリテほか全国公開中
配給:百道浜ピクチャーズ
© 2020 – Dschoint Ventschr Filmproduktion / SRF Schweizer Radio und Fernsehen / blue
欧米映画祭を席巻!映画『ニューヨーク・オールド・アパートメント』予告編
安定した生活を求め、ペルーを離れ不法移民としてニューヨークで暮らす一家の姿を描いたドラマ。メガホンを取るのはマーク・ウィルキンズ。『ブッチ・キャシディ -最後のガンマン-』などのマガリ・ソリエルのほか、アドリアーノ・デュラン、マルチェロ・デュラン、タラ・サラーらが出演する。
〜あらすじ〜
ラファエラ(マガリ・ソリエル)は、双子の息子(アドリアーノ・デュラン、マルチェロ・デュラン)を連れて祖国ペルーを離れ、不法移民としてニューヨークで暮らしている。安定した生活を得ようと、ラファエラはウェイトレスをしながら女手一つで息子たちを育て、彼らも配達員の仕事をして家計を支えていた。あるとき、息子たちは謎めいた美女クリスティン(タラ・サラー)と出会い、強く惹(ひ)かれる。一方ラファエラは、ある白人男性からの誘いに乗って飲食店をオープンする。
劇場公開:2024年1月12日公開
作品情報:https://www.cinematoday.jp/movie/T002…
(C) 2020 – Dschoint Ventschr Filmproduktion / SRF Schweizer Radio und Fernsehen / blue
映画『ニューヨーク・オールド・アパートメント』特報映像
2024年1月12日に公開される『ニューヨーク・オールド・アパートメント』の特報映像と場面写真が公開された。
詳細はこちら↓
https://realsound.jp/movie/2023/11/po…
■公開情報
『ニューヨーク・オールド・アパートメント』
2024年1月12日(金)、新宿シネマカリテほか全国公開
監督:マーク・ウィルキンス
脚本:ラ二・レイン・フェルタム
原作:「De heilige Antonio」(アーノン・グランバーグ)
出演:マガリ・ソリエル、アドリアーノ・デュラン、マルチェロ・デュラン、タラ・サラー、サイモン・ケザー
日本版テーマ曲:THE ティバ「winnie」
2020年/スイス/英語、スペイン語/98分/ビスタ/5.1ch/原題:The Saint Of The Impossible
配給:百道浜ピクチャーズ
©2020 – Dschoint Ventschr Filmproduktion / SRF Schweizer Radio und Fernsehen / blue
不法移民の兄弟が恋する謎を秘めた美女・クリスティンと初めて言葉を交わすシーン『ニューヨーク・オールド・アパートメント』本編映像【2024年1月12日公開】
最優秀作品賞・監督賞・女優賞等9冠受賞し、欧米映画祭を席巻。ニューヨークの片隅で疎外されて生きる母と息子たち、その痛切な葛藤と成長を、やさしい眼差しで描き出す感動作『ニューヨーク・オールド・アパートメント』が、2024年1月12日(金)より、新宿シネマカリテほかで公開中。
安定した生活を夢見て、祖国ペルーを捨てNYで不法移民として暮らすデュラン一家。母ラファエラはウェイトレスをしながら2人の息子を女手一つで育て、息子たちも配達員として家計を支えるギリギリの毎日。街から疎外された自分を「透明人間」だと憂う2人の息子はある日、謎を秘めた美しい女性クリスティンと出会い、恋に落ちる。一方、母ラファエラも白人男性からの耳触りのいい話に誘われ飲食店を開業するのだがーー。
アメリカン・ドリームを夢見る母と年頃のピュアな息子たち。そんな“大都会の弱者”である貧しい移民家族に訪れた悲劇。日陰で生きる“何者でもなかった”彼らが恋をして、大切な何かに気づき、はじめて自分として生きる意味を見出していく。貧しくも懸命に生きる姿をNYでの大胆なロケと、ウィットに富んだ詩的な映像美とともに、真の幸せとは何かを問う。
本作は、短編『ボン・ボヤージュ』が世界各国の賞を受賞した欧米注目の新進気鋭監督マーク・ウィルキンスの長編デビュー作。ベストセラー作家のオランダ人作家アーノン・グランバーグの小説「De heilige Antonio」をもとに、アメリカが抱える移民問題を背景に、親子の絆の物語をリアルに描きだした。
南米ペルーのオーディションで選ばれたシンデレラボーイ、アドリアーノ・デュランとマルチェロ・デュランは本当の双子で、本作が映画デビュー作となる。母ラファエラ役には、ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞し、アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作『悲しみのミルク』などで知られる国際派女優のマガリ・ソリエル。ミステリアスな美女クリスティン役には、今注目の若手女優タラ・サラー。そして、ベテラン個性派俳優サイモン・ケザーなどが脇を固める。
この度解禁された本編映像では、双子の兄弟ポールとティトが通う語学学校で、ある日入学してきた神秘的な魅力を放つ美女・クリスティンと初めて言葉を交わすシーンが切り取られている。
彼女に興味津々な二人は、教師の「隣の人と組んで将来的に欲しいものを3つ言い合いなさい」という課題をきっかけに、初めてクリスティンと言葉を交わす。ポールの「居場所がほしい。透明人間のように扱われるのはもう嫌なんだ」という答えに心を許したクリスティンは、帰りにアップタウンに寄って行かないかと兄弟を誘う。
通りを並んで歩いていると、突然、「私の写真欲しい?」と尋ねるクリスティン。おもむろにリュックから封筒に入った写真を取り取り出し「今は見ちゃダメ。絶対なくさないでよ。私が『返して』って言ってすぐに出てこなかったら、あんた達のこと無視するから」と言いながら写真を手渡す。写真を受け取りつつも、思わず顔を見合わすポールとティトだった。気になる続きはぜひ劇場でご覧ください!
監督:マーク・ウィルキンス
脚本:ラ二・レイン・フェルタム
原作:「De heilige Antonio」(アーノン・グランバーグ)
出演:マガリ・ソリエル、アドリアーノ・デュラン、マルチェロ・デュラン、タラ・サラー、サイモン・ケザー
日本版テーマ曲:THEティバ「winnie」
2020年/スイス/英語、スペイン語/97分/シネスコ/5.1ch/原題: The Saint Of The Impossible/PG12
配給・宣伝:百道浜ピクチャーズ
(C) 2020 – Dschoint Ventschr Filmproduktion / SRF Schweizer Radio und Fernsehen / blue
https://eiga.com/movie/100521/
大都会ニューヨークの片隅で懸命に生きる移民家族に訪れた悲劇と成長を優しいまなざしで描いたヒューマンドラマ。
安定した生活を求めて祖国ペルーからアメリカへ渡り、ニューヨークで不法移民として暮らすデュラン一家。母ラファエラはウェイトレスの仕事をしながら2人の息子を1人で育て、息子たちも配達員として家計を支えている。街から疎外された自分を“透明人間”だと憂う息子たちは、謎めいた美女クリスティンと出会い恋に落ちる。一方、ラファエラは白人男性からの誘いに乗って飲食店を開業するが……。
2人の息子役にはオーディションで選ばれたペルー出身の双子アドリアーノ&マルチェロ・デュランが抜てきされ、「悲しみのミルク」のマガリ・ソリエルが母ラファエラを演じた。短編「ボン・ボヤージュ」が第89回アカデミー賞短編映画賞にノミネートされたマーク・ウィルキンス監督が、オランダの作家アーノン・グランバーグの小説「De heilige Antonio」を原作に長編初メガホンをとった。
2020年製作/97分/PG12/スイス
原題:The Saint of the Impossible
配給:百道浜ピクチャーズ
劇場公開日:2024年1月12日
https://en.wikipedia.org/wiki/The_Saint_of_the_Impossible
公式サイト:https://m-pictures.net/noa/


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幸せを掴もうとするたびに
彼らは伸ばした手を振り解かれ 身体中傷だらけだけれど
その瞳には力が宿り 大切な者を捕らえて決して離さなかった。
私たちはあんな目をしていますか?
私たちは幸せなんでしょうか?
YOU(タレント)
移民を扱った映画は重苦しく、腰が引ける人が多いと思うが、
この作品のキャラクターたちは親しみやすく、物語も掴みやすい。
子供たちが観てもいい作品だと思う。
私は、主人公一家が「ママの味のブリトー屋」を営むことに疑問を抱いていなかった。
でも彼らはメキシコ人ではないし、ブリトーなんて馴染みもない。
彼らが沈黙のまま受け入れている数々のことを、
私もまたきっとたくさん見逃しているのだろう。
何とか居場所を保とうと、柔和に微笑みながら粛々と暮らす
「どこかから来た人」が私たちの周辺にもたくさんいる。
彼らが、隅の方で国の言葉でこっそり囁き合っている言葉を、
耳を澄まして聞けるような映画だと思う。
西川美和(映画監督)
不法滞在・差別・強制送還への不安な毎日
描いていたAmerican Dreamとはあまりにもかけ離れたNewYorkの現実の中で、
それでも夢を追いかけて生きて行こうとする二人の兄弟とその母親
これがこの時代で起きている事の不条理さに怒りと悲しみで心が痛みます
その中でも親子の絆と深い愛情に救われます
土屋アンナ(モデル・シンガー・アーティスト)
大都会NY、希望を抱く人々。
だが、現実は残酷の斧を振り翳し、人権を破壊する。
笑顔の裏側で泣く2人の道化師が愛した2人の女性。
ここにいるのにここにいない感覚に蝕まれていく心は
いつしか透明人間と化した。現代社会そのものの写し鏡だ。
サヘル・ローズ(俳優、タレント)


安定した生活を夢見て南米からNYに移り住んだ母と双子の兄弟。不法滞在で“何者でもなかった”彼らが、初めて恋をし、一人の人間として認められ、成長することで、はじめて自分として生きる意味を見出していく。NYの街並みとともにウィットに富んだ詩的な美しさに満ちた映像美と、ひたむきに生きる母の強さと息子たちのピュアな笑顔が欧米の映画祭を席巻した。理不尽で不条理な世の中にくじけそうになることもあるけれど、大切なものだけは決して失わない。
これは、混沌とした時代だからこそ求められる希望の物語。


幸せを掴むために祖国ペルーを捨て、ニューヨークの片隅で不法に暮らすデュラン一家。母ラファエラはウェイトレスをしながら二人の息子を女手一つで育て、息子のポールとティトも語学学校に通う傍ら、配達員をしながら家計を支えていた。不法滞在者である彼らにとって現実はあまりにも厳しく、お金の問題に加えて見つかれば国外追放されてしまうという恐怖が常に付きまとっている。市民権もなく何の力もない自分たちを「透明人間」と呼び、息をひそめて生きていた。
二人はある日学校で、神秘的な魅力を放つ美女・クリスティンと出会い、恋に落ちる。しかしクリスティンはコールガールという一面を隠し持っていた。一方、母ラファエラは、ウェイトレスの生活に疲れ果てた時、客の白人男性に声をかけられる。恋なんて葬り去っていたラファエラだが、安定を約束するという口車にはまってしまい、自分たちのアパートを提供して男と一緒にチキンフード店を開業する。それぞれが恋に落ち、辟易していた毎日に<希望>を見出したかのように思えたのだが…。NYという大都会で出会う人々の欲望と心の闇が次々と露になり、母子3人は最も恐れていた事態に直面し、引き裂かれてしまう。仕事を抱えながら息子たちを必死に探すラファエラ。果たして、母子3人は再会することができるのか?


南米ペルーの全国オーディションで選ばれたシンデレラボーイは〝本当の双子″大学でアドリアーノは医学、マルセロはシステム工学を専攻。LOS MORDOSというロックバンドで兄弟で活動する中、本作が2人にとって映画デビュー作となった。ポールとティトの役を演じるために初めての基本的な演技指導を受けたのだが、監督は生の彼らの表情が作品の価値を高めることを確信していた。実際にお芝居未経験ならではのピュアな表情が、二人の虜にさせる。

南米系実力派女優。主演作「MILK OF SORROW」は2009年ベルリン国際映画祭金熊賞受賞、米アカデミー賞にノミネートされる。ペルーのアンデス山脈にある小さな農場で暮らしながら女優業に取り組んでいる。本作では都会っ子には負けない反骨精神をもつ移民の若い母を熱演。

スイスの大ヒット作『ZWINGLI』(2018年)や大ヒットシリーズ『DERBESTATTER』に出演。ベテラン個性派俳優ならではの心底憎めないペテン師を見事に演じきり、ストーリーを左右する重要なポジションだが、ポールとティトの純粋なキャラクターを見事に引きたてた。

アメリカ・ヨーロッパ映画界注目の若手女優「タラ・サラー」2019年に大手テレビ局HBOの『SUCCESS』に出演。一躍実力派女優として認められる。英語ドイツ語フランス語のバイリンガル。本作ではポールとティトの双子を虜にするミステリアスな美女を好演した。


ウィルキンス監督は現在ウクライナ・キーウ在住。
戦禍の街から、世界のみなさんに伝えるべきことが、
本作NOAにちりばめていると言います。
スイス生まれ。CMディレクター出身。CMの集大成として2009年にカンヌ金賞を受賞。その後ニューヨークを拠点に映画制作にシフトし、ショートフィルム『ホテル・ペンシルベニア』は、2013年に権威あるクレルモン・フェラン映画祭でワールドプレミア上映され、世界で多くの審査員賞と観客賞を受賞した。ウィルキンソン最後の短編映画「ボン・ヴォヤージュ」はパームスプリングス映画祭でプレミアム上映され、最優秀フィクション短編映画 審査員賞を受賞。ボン・ヴォヤージュは世界42の賞を受賞し、第89回アカデミー賞にノミネートされた。ニューヨーク暮らしののち、現在は戦禍の街ウクライナ・キーウで家族と暮らしている。


Marc Raymond Wilkins
https://en.wikipedia.org/wiki/Marc_Raymond_Wilkins
kino cinema横浜みなとみらい:16:50-18:35 (97分)
https://kinocinema.jp/minatomirai/movie/movie-detail/706
ABOUT THE MOVIE
ぼくらは懸命に恋をした―“透明人間”だった、この街で。
欧米映画界注目の新進気鋭監督がNYを舞台にベストセラー小説を映画化
幸せを掴むために祖国ペルーを捨て、ニューヨークの片隅で不法に暮らすデュラン一家。母ラファエラはウェイトレスをしながら二人の息子を女手一つで育て、息子のポールとティトも語学学校に通う傍ら、配達員をしながら家計を支えていた。不法滞在者である彼らにとって現実はあまりにも厳しく、見つかれば国外追放されてしまうという恐怖が常に付きまとっている。市民権もなく何の力もない自分たちを「透明人間」と呼び、息をひそめて生きていた。 二人は学校で、神秘的な魅力を放つ美女・クリスティンと出会い、恋に落ちる。しかしクリスティンはコールガールという一面を隠し持っていた。一方、母ラファエラは、ウェイトレスの生活に疲れ果てた時、客の白人男性に声をかけられる。恋なんて葬り去っていたラファエラだが、安定を約束するという口車にはまってしまい、自分たちのアパートを提供して男と一緒にチキンフード店を開業する。それぞれが恋に落ち、辟易していた毎日に<希望>を見出したかのように思えたのだが…。
https://ttcg.jp/cinelibre_umeda/movie/1042800.html
https://qualite.musashino-k.jp/movies/22418/
原作:アーノン・グランバーグ Arnon Grunberg
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3db987055b4b0d23351d56733a00eb701c09bbd
「ニューヨーク・オールド・アパートメント」を原作者が絶賛「期待を超えていた」
映画「ニューヨーク・オールド・アパートメント」より、原作者アーノン・グランバーグのインタビューコメントが到着した。
【写真】ラマと自撮りする歩行者を演じる、原作者アーノン・グランバーグ
本作はペルーからアメリカ・ニューヨークに移り住み、不法移民として暮らすデュラン一家の物語。アメリカンドリームを夢見る母と年頃のピュアな息子たちが、それぞれ恋をしながら生きる意味を見出していく。これが長編デビュー作となるマーク・ウィルキンスが監督を務め、アメリカが抱える移民問題を背景に親子の絆を描き出した。母ラファエラをマガリ・ソリエル、息子役を双子のアドリアーノ・デュランとマルチェロ・デュランが演じ、タラ・サラー、サイモン・ケザーもキャストに名を連ねる。
約70万部出版のベストセラーとなった原作について、グランバーグは「私の経験や、ニューヨークの小さなイタリアンレストランでウェイターをしていたときの観察にもとづいています」と述懐。ウィルキンスから連絡があったときのことを振り返り、「私の小説を映画化したいと言ってくれて、私は彼の人となりに好感を持ち、何も期待せず、映画の詳細も聞かずに『イエス』と答えました」と語る。
完成した映画を、グランバーグは「期待をゆうに超えていました」と絶賛。「泣けて、笑えて、私の作品の精神に忠実で、ユーモアにあふれ、哀愁が漂い、ニューヨークを愛しつつ理想化しすぎることなく、芸術や人生における不可解な残酷さを描いた映画でした」と感想を明かした。ちなみにラストシーンではラマと自撮りする歩行者役で出演しており、「タイムズスクエアでエキストラを経験したことも誇りに思っています」とコメントしている。
「ニューヨーク・オールド・アパートメント」は1月12日より東京・新宿シネマカリテほか全国でロードショー。
(c) 2020 – Dschoint Ventschr Filmproduktion
https://eiga.com/news/20231019/10/
ぼくらは懸命に恋をした―“透明人間”だったこの街で 移民家族の悲劇と成長を描く「ニューヨーク・オールド・アパートメント」24年公開
ニューヨークを舞台に、“大都会の弱者”である貧しい移民家族に訪れた悲劇と成長を描く「The Saint Of The Impossible(原題)」が、「ニューヨーク・オールド・アパートメント」の邦題で、2024年1月12日に公開されることがわかった。
物語の中心となるのは、安定した生活を夢見て、祖国ペルーを捨て、ニューヨークで不法移民として暮らすデュラン一家。母ラファエラはウェイトレスをしながら、ふたりの息子を女手ひとつで育て、息子たちも配達員として家計を支えるギリギリの毎日を送っていた。街から疎外された自分を“透明人間”だと感じるふたりの息子はある日、謎めいた美しい女性クリスティンと出会い、恋に落ちる。一方、ラファエラも、白人男性からの耳触りのいい話に誘われ、飲食店を開業する。
短編「ボン・ボヤージュ」が世界各国で42の賞を受賞し、第89回アカデミー短編映画賞ノミネートを果たした新鋭マーク・ウィルキンスが、本作で長編デビューを果たした。ユダヤ人移民の家族で育ち、母がアウシュビッツ強制収容所の生存者だった、オランダ人のベストセラー作家アーノン・グランバーグの小説「De heilige Antonio」をもとに、アメリカが抱える移民問題を背景にした、親子の絆の物語をリアルに描いた。アメリカンドリームを夢見る母と、年頃のピュアな息子たち。日陰で生きる“何者でもなかった”彼らが恋をして、大切な何かに気付き、初めて“自分”として生きる意味を見出していく。
ペルーのオーディションで選ばれた、双子のアドリアーノ・デュランとマルチェロ・デュランが、ふたりの息子たちを演じ、映画デビュー。ふたりは、ロックバンド「LOS MORDOS」でも活躍している。反骨精神を持つラファエラ役には、第82回アカデミー外国語映画賞にノミネートされた「悲しみのミルク」などで知られる国際派女優マガリ・ソリエル。タラ・サラーがミステリアスな美女クリスティン役を務め、サイモン・ケザーが脇を固めた。
あわせて披露されたポスターでは、ニューヨークで、肩身の狭い思いを抱え生きる兄弟が、神秘的な魅力を放つ女性と出会い、日々の苦悩を忘れて楽しいひとときを過ごすシーンを活写。「ぼくらは懸命に恋をした――“透明人間”だったこの街で」というキャッチコピーが、恋をして初めて生きる意味を見出す、希望の物語を予感させる。
「ニューヨーク・オールド・アパートメント」は、24年1月12日に東京・新宿シネマカリテほか全国公開。