12/22(金)公開「ファースト・カウ」日本版予告
\ポン・ジュノが羨望!ジム・ジャームッシュ、濱口竜介らも絶賛!/
《ベルリン国際映画祭金熊賞ノミネート》《157部門ノミネート・27部門受賞》
A24 × 現代アメリカ映画の最重要作家ケリー・ライカート監督
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『ファースト・カウ』
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12月22日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国公開
公式サイト:http://firstcow.jp/
現代アメリカ映画の最重要作家と評され、いま最も高い評価を受ける監督のひとりであるケリー・ライカート作品がついに、日本の劇場で初公開!『ファースト・カウ』は、お披露目されるやいなや絶賛の声が上がり、世界中の映画祭で157部門にノミネートされ27部門受賞。映画人からの評価も高く、ポン・ジュノ、ジム・ジャームッシュ、トッド・ヘインズ、濱口竜介ら、名だたる監督たちが口を揃えて本作を称賛。さらに、映画ファンに最も愛される配給会社A24とライカート監督の初タッグが実現し、彼女の最高傑作との呼び声も高い本作が誕生した。
★STORY★
物語の舞台は西部開拓時代のオレゴン州。アメリカン・ドリームを求めて未開の地にやってきた料理人のクッキーと、中国人移民のキング・ルー。共に成功を夢見る2人は自然と意気投合し、やがてある大胆な計画を思いつく。それは、この地に初めてやってきた“富の象徴”である牛からミルクを盗み、ドーナツで一攫千金を狙うという、甘い甘いビジネスだったー!
監督・脚本: ケリー・ライカート
脚本:ジョナサン・レイモンド
出演:ジョン・マガロ、オリオン・リー、トビー・ジョーンズ
2019年/アメリカ/英語/122分/スタンダード/カラー/ 5.1ch/原題:First Cow/日本語字幕:中沢志乃
配給:東京テアトル、ロングライド
©︎ 2019 A24 DISTRIBUTION, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
12/22(金)公開「ファースト・カウ」ケリー・ライカート×三宅唱【監督スペシャル対談】
12/22(金)公開「ファースト・カウ」本国トレーラー
First Cow | Official Trailer HD | A24
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From director Kelly Reichardt and starring John Magaro, Orion Lee, and Toby Jones. First Cow – Now Playing.
RELEASE DATE: March 6, 2020
DIRECTOR: Kelly Reichardt
CAST: John Magaro, Orion Lee, and Toby Jones
https://eiga.com/movie/92685/
「オールド・ジョイ」「ウェンディ&ルーシー」などの作品で知られ、アメリカのインディペンデント映画界で高く評価されるケリー・ライカート監督が、西部開拓時代のアメリカで成功を夢みる2人の男の友情を、アメリカの原風景を切り取った美しい映像と心地よい音楽にのせて描いたヒューマンドラマ。
西部開拓時代のオレゴン州。アメリカンドリームを求めて未開の地へ移住した料理人クッキーと中国人移民キング・ルーは意気投合し、ある大胆な計画を思いつく。それは、この地に初めてやってきた“富の象徴”である牛からミルクを盗み、ドーナツをつくって一獲千金を狙うというビジネスだった。
クッキー役に「マネー・ショート 華麗なる大逆転」のジョン・マガロ。これまでライカート監督作の脚本を多く手がけてきたジョナサン・レイモンドが2004年に発表した小説「The Half-Life」を原作に、ライカート監督と原作者レイモンドが脚本を手がけた。2020年・第70回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。
2020年製作/122分/G/アメリカ
原題:First Cow
配給:東京テアトル、ロングライド
劇場公開日:2023年12月22日
https://ja.wikipedia.org/wiki/ファースト・カウ
公式サイト:http://firstcow.jp
INTRODUCTION
現代アメリカ映画の最重要作家と評され、最も高い評価を受ける監督のひとりであるケリー・ライカート。 映画ファンの間で確かな人気を誇りながらも、 これまで紹介される機会が限られていたライカート監督作品がついに、日本の劇場で初公開される! 長編7作目となる『ファースト・カウ』は、世界の映画祭でお披露目されるやいなや、 たちまち絶賛の声が上がり157部門にノミネート、27部門を受賞。 さらに映画人からの評価も高く、ポン・ジュノ、ジム・ジャームッシュ、トッド・ヘインズ、濱口竜介ら、 名だたる監督たちが口を揃えて本作を称賛している。 そんな本作の本国配給を行なったのは、いま映画ファンに最も愛される配給会社A24。 作家ファーストでありながら大ヒット作を次々と世に送り出しているA24と、 一貫したスタイルで映画を撮り続けているライカート監督のタッグが初めて実現。 彼女の最高傑作との呼び声も高い本作が誕生した。
STORY
物語の舞台は1820年代、西部開拓時代のオレゴン。
アメリカン・ドリームを求めて未開の地にやってきた料理人のクッキーと、中国人移民のキング・ルー。
共に成功を夢見る2人は自然と意気投合し、やがてある大胆な計画を思いつく。
それは、この地に初めてやってきた“富の象徴”である、たった一頭の牛からミルクを盗み、
ドーナツで一攫千金を狙うという、甘い甘いビジネスだった――!
CAST
ジョン・マガロ / John Magaro
クッキー
1983年、アメリカ・オハイオ州生まれ。地元アクロン周辺の演劇作品への出演からキャリアをスタートさせ、主演を務めた映画『Not Fade Away』(12/原題)で一躍脚光を浴びる。主な出演作にトッド・ヘインズ監督『キャロル』(15)、アダム・マッケイ監督『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(15)、ブラッド・ピットと共演した『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』(17)、ケリー・ライカート監督の最新作『ショーイング・アップ』(22)などがある。
オリオン・リー / Orion Lee
キング・ルー
1980年、香港生まれ。ロンドン音楽演劇アカデミーで演技を学び、これまでに『007 スカイフォール』(12) 、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(17)、『ジャスティス・リーグ』(17)など、さまざまな映画に出演。さらに、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー、ナショナル・シアター・オブ・スコットランドなど、一流の劇場で舞台俳優としても活躍している。
トビー・ジョーンズ / Toby Jones
仲買商
1966年、イギリス・ロンドン生まれ。舞台への出演からキャリアをスタートさせ、1992年、ティルダ・スウィントン主演『オルランド』で映画デビュー。以降、『ネバーランド』(04)、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(11)、ミヒャエル・ハネケ監督『ハッピーエンド』(17)、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(18)など、話題作に多数出演。イギリスを代表する名俳優のひとりとして広く知られている。
ユエン・ブレムナー / Ewen Bremner
ロイド
1972年、イギリス・スコットランド生まれ。ダニー・ボイル監督の『トレインスポッティング』(96)で主要キャラクターのスパッドを演じ、一躍有名になる。リドリー・スコット、ポン・ジュノ、ウディ・アレン、ヴェルナー・ヘルツォークなど、世界中の名監督の作品に多数出演。主な出演作には『ジュリアン』(99)、『マッチポイント』(05)、『スノーピアサー』(13)などがある。
スコット・シェパード / Scott Shepherd
隊長
1966年、アメリカ・ノースカロライナ州生まれ。名門ブラウン大学で演劇を始め、20年以上にわたりニューヨークで最も評価の高い2つの劇団の主要メンバーとして活躍している。主な出演作に『はなしかわって』(11)、『サイド・エフェクト』(13)、『ブリッジ・オブ・スパイ』(15)、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(23)などがある。
ゲイリー・ファーマー / Gary Farmer
トティリカム
1953年、カナダ生まれ。長年、舞台や映画で活躍し、『パウワウ・ハイウェイ』(88)、ジム・ジャームッシュ監督『デッドマン』(95)、『スモーク・シグナルズ』(98)への出演で知られている。また俳優業の傍ら、自身のバンド「ゲイリー・ファーマー・アンド・ザ・トラブルメーカーズ」を結成し、音楽活動も行なっている。
リリー・グラッドストーン / Lily Gladstone
仲買商の妻
1986年、アメリカ・モンタナ州生まれ。ケリー・ライカート監督の『ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択』(16)での演技が高く評価され世界中の映画賞にノミネート、ロサンゼルス映画批評家協会賞で助演女優賞を受賞した。その他の主な出演作に、マーティン・スコセッシ監督『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(23)などがある。

監督/脚本: ケリー・ライカート
Kelly Reichardt
1964年アメリカ・フロリダ州出身。幼い頃から写真に興味を持ち、捜査官である父が犯罪現場を撮影するために使用していたカメラを使い始める。マサチューセッツ州ボストンにあるSchool of the Museum of Fine Artsに入学し、博士号を取得。その後、ニューヨークに移り、映画の美術を担当。ハル・ハートリー監督『アンビリーバブル・トゥルース』(89)、トッド・ヘインズ監督『ポイズン』(91)では美術のほか一部、出演もしている。1994年『リバー・オブ・グラス』で長編監督デビュー。デビュー作ながらサンダンス映画祭で絶賛され、インディペンデント・スピリット賞では監督賞はじめ4つの賞にノミネートされた。 その後に発表した長編映画『オールド・ジョイ』(06)、『ウェンディ&ルーシー』(08)、『ミークス・カットオフ』(10)、『ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画』(13)、『ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択』(16)は、いずれも世界中の映画祭や批評家の間で高い評価を受けており、最新作『ショーイング・アップ』(22) は、第75回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品された。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ケリー・ライカート
脚本: ジョナサン・レイモンド
Jonathan Raymond
1971年、アメリカ・カリフォルニア州出身。作家、脚本家。『ファースト・カウ』の原作となる小説『The Half-Life』を執筆し、ほかにも小説『Rain Dragon』、『Freebird』などを発表。物語集『Livability』では、オレゴン・ブック・アワードを受賞した。脚本家としても活動し、ケイト・ウィンスレット主演のTVシリーズ「ミルドレッド・ピアース 幸せの代償」では、トッド・ヘインズと共同脚本を務めた。これまでにケリー・ライカート監督作品の脚本を多く手がけており、本作が5度目のタッグとなる。
音楽: ウィリアム・タイラー
William Tyler
1979年、アメリカ・テネシー州、ナッシュビル出身。ロサンゼルスとナッシュビルを拠点に活動するギタリスト兼作曲家。彼の3枚目のアルバム『モダン・カントリー』はローリング・ストーン誌から「2016年のベスト・カントリー・アルバム」として評価された。『ファースト・カウ』は彼が手がけた初の長編映画音楽になる。
横浜ムービル:18:15-20:25 (122分)
https://109cinemas.net/movies/3884.html
https://ttcg.jp/distribution/1036700.html
https://shinjuku.musashino-k.jp/movies/35668/
12/22(金)公開「ファースト・カウ」三宅唱監督スペシャルトーク
12/22(金)公開「ファースト・カウ」牛ダイジェスト動画
特集上映「ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ」予告編
ケリー・ライカート監督のキャリア初期の傑作4本を一挙公開する特集上映「ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ」のシアター・イメージフォーラムでの公開日がこのたび、2021年7月17日に決定!
上映される4作品『リバー・オブ・グラス』(94)、『オールド・ジョイ』(06)、『ウェンディ&ルーシー』(08)、『ミークス・カットオフ』(10)のUSオリジナル予告編も一挙解禁。『ウェンディ&ルーシー』の予告編は、日本初公開。
また、16mmフィルムで撮られたデビュー作『リバー・オブ・グラス』は、UCLA映画アーカイブ、サンダンス・インスティチュート、オシロスコープ社のサポートで修復され、2015年トロント映画祭でプレミア上映された2Kレストア版での上映となる。
ケリー・ライカート監督は、1994年に初長編『リバー・オブ・グラス』でデビュー以来、新作を発表するたび、各国映画祭・メディアで激賞されながらも、ファイナルカット権(最終的な編集権)を保持するため大手スタジオとは距離を保ち、インディペンデントな制作体制とスタイルを貫き続けている、現代アメリカ映画を代表する女性映画監督。
故郷の南フロリダで撮影した一作目の『リバー・オブ・グラス』は、撮影許可料が支払えず、警察に機材の没収や俳優・スタッフの複数にわたる逮捕未遂といった圧力の中ゲリラ撮影を敢行、2作目の『オールド・ジョイ』は12年間自己資金を貯め、ウィル・オールダム、ヨ・ラ・テンゴといったライカートの友人のミュージシャンらのボランティンアによって完成させた。その後は、予算集めの苦労も減りコンスタントに作品を発表、作品を撮るごとに予算も増え、出演者もミシェル・ウィリアムズ、ポール・ダノ、ゾーイ・カザン、ブルース・グリーンウッド、クリステン・スチュアート(本特集では上映されない16年『ライフ・ゴーズ・オン』に出演)…など有名俳優が出演するようになっても、その作風・制作スタイルは一貫し、自身の表現を追求し続ける姿勢は、「ジョン・カサヴェテスの真の継承者」「アメリカ・インディペンデント映画の女王」「現代アメリカの最重要作家」など、賞賛を集めている。
各国映画祭を席巻している『First Cow』、『ウェンディ&ルーシー』『ミークス・カットオフ』でもタッグを組んだミシェル・ウィリアムズが主演する現在撮影中の『Showing Up』は、A24製作・配給のもと公開を控えている。
特集上映「ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ」は2021年7月17日公開
「ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ
https://video.unext.jp/freeword?query=ケリー・ライカート
U-NEXT 配信
【7/17(土)より順次公開】三宅唱(映画監督)&大川景子(映画編集者) 編集!ケリー・ライカート特集 スペシャル予告編
世界で今もっとも熱い視線を集める女性インディペンデント映画監督ケリー・ライカート監督のキャリア初期の傑作 4本を一挙公開する特集上映「ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ」 が、 シアター・イメージフ
ォ ーラム での7月17日(土)〜 8月6日(金 )の 3週間限定開催ののち、7月30日(金 )より京都・出町座ほか全国映画館で順次公開される。
この特集上映の日本限定スペシャル予告編が完成。
『THE COCKPIT』(14年)、『きみの鳥はうたえる』 (18年)、Netflixオリジナルドラマ『呪怨:呪いの家』(20年)などの映画監督・三宅唱氏と、杉田協士監督『ひかりのうた』(17年)や現在公開中の『映画:フィッシュマンズ』(21年)の編集を手がけた映画編集者の大川景子氏が、上映される『リバー・オブ・グラス』、『オールド・ジョイ』、『ウェンディ &ルーシー』 、『ミークス・カットオフ』の4作品からショットを選び、共同で編集。
冒頭、『ウェンディ &ルーシー』の劇中でミシェル・ウィリアムズが口ずさむ鼻歌メロディにのせて、ライカート監督作品に特徴的な地平線をゆっくりと横移動する それぞれ 4作品の ショット が ゆるやかに連なる 。本楽曲は、 『オールド・ジョイ』でカート役も演じた俳優であり、パレス・ミュージックなどさまざまな名義で活躍し、『荒野にて』(17年)や『さらば愛しきアウトロー』(18年)などの楽曲提供でも知られる「USインディ」を代表するミュージシャン、ウィル・オールダムが作曲したメロディに、ミシェル・ウィリアムズがアレンジを加えたもの。
特集タイトルバックに続く後半では、ヨ・ラ・テンゴが『オールド・ジョイ』のために提供した楽曲「Leaving Home」の浮遊感ただようギターの音色を BGMに、4作品で登場する登場人物たちの顔のクロースアップ、そして 一見すると見逃しがちな、アメリカのロードサイドで暮らす彼ら/彼女らの ささやかな営みが 細やかに切り取られている。
三宅唱氏は、「今年最高の特集上映だと思います。ここから一本選べと言われれば……『ウェンディ&ルーシー』をぜひ!」とコメントを寄せている。
特集上映「ケリー・ライカートの映画たち漂流のアメリカ」
配給:グッチーズ・フリースクール、シマフィルム
提供:シマフィルム、東映ビデオ
(1)『リバー・オブ・グラス 2Kレストア版』 RIVER OF GRASS
撮影:ジム・ドゥノー
編集:ラリー・フェセンデン
出演:リサ・ドナルドソン(リサ・ボウマン名義)、ラリー・フェセンデン、ディック・ラッセル
1994年 /アメリカ /スタンダード /カラー /76分
(C)1995 COZY PRODUCTIONS
(2)『オールド・ジョイ』 OLD JOY
脚本:ジョ ン・レイモンド
撮影:ピーター・シレン
音楽:ヨ・ラ・テンゴ
製作総指揮:トッド・ヘインズ
出演:ダニエル・ロンドン、ウィル・オールダム、ターニャ・スミス
2006年 /アメリカ /ヴィスタ /カラー /73分
(C)2005,Lucy is My Darling,LLC.
(3)『ウェンディ &ルーシー』 WENDY and LUCY
脚本:ジョ ン・レイモンド
撮影:サム・レヴィ
製作総指揮:トッド・ヘインズ
出演:ミシェル・ウィリアムズ、ウィル・パットン、ジョン・ロビンソン、ウィル・オールダム
2008年 /アメリカ /ヴィスタ /カラー /80分
(C)2008 Field Guide Films LLC
(4)『ミークス・カットオフ』 MEEK’S CUTOFF
脚本:ジョン・レイモンド
撮影:クリストファー・ブローヴェルト
製作総指揮:トッド・ヘインズ
出演:ミシェル・ウィリアムズ、ゾーイ・カザン、ポール・ダノ、ブルース・グリーンウッド
2010年 /アメリカ /スタンダード /カラー /103分
(C)2010 by Thunderegg,LLC.
【7/17(土)より順次公開】『リバー・オブ・グラス 2Kレストア版』~特集上映「ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ」
7月17日(土)より、シアター・イメージフォーラム ほか全国順次開催
『リバー・オブ・グラス 2Kレストア版』 RIVER OF GRASS
楽園リゾート都市マイアミのほど近く、なにもない郊外の湿地で鬱々と暮らす30歳の主婦コージーは、いつか、新しい人生を始 めることを夢見ている ……。20代最後の年、故郷に戻 ったライカートが、逃避行に憧 れ、アバンチュールに憧れ、アウトローに憧れた、かつての思春期の自身に捧げた「ロードの無いロード・ムービー、愛の無いラブ・ストーリー、犯罪の無い犯罪映画」。
撮影許可料が払えず、警察から幾多の圧力を受けながら、ゲリラ撮影で完成させた珠玉のデビュー作。
監督・脚本:ケリー・ライカート
撮影:ジム・ドゥノー
編集:ラリー・フェセンデン
出演:リサ・ドナルドソン(リサ・ボウマン名義)、ラリー・フェセンデン、ディック・ラッセル
1994年 /アメリカ /スタンダード /カラー /76分
(C)1995 COZY PRODUCTIONS
配給:グッチーズ・フリースクール、シマフィルム
提供:シマフィルム、東映ビデオ
公式サイト:www.kelly2021.jp
上映作品:『リバー・オブ・グラス』『 オールド・ジョイ』 『ウェンディ ルーシー』 『ミークス・カットオフ』
【7/17(土)より順次公開】『オールド・ジョイ』 ~特集上映「ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ」
7月17日(土)より、シアター・イメージフォーラム ほか全国順次開催
『オールド・ジョイ』 OLD JOY
もうすぐ父親になるマークは、ヒッピー的な生活を続ける旧友カートから久しぶりに電話を受ける。キャンプの誘い。“戦時大統領 ”J・ W・ブッシュ は再選し、カーラジオ からは リベラルの自己満足と無力を憂う声が聞 こえる。 ゴーストタウン のような町を出て、二人は、ポートランドの外れ、どこかに温泉があるという山へ 向 かうが……。『リバー・オブ・グラス』から 12年――貯めた資金をもとに 完成の目処なくスタートした企画だったが、ライカート の評価を一躍高めた 2作目。
★ロッテルダム国際映画祭タイガー・アワード(最高賞)受賞、ロサンゼルス映画批評家協会インディペンデント・フィルム賞 受賞
監督:ケリー・ライカート
脚本:ジョ ン・レイモンド
撮影:ピーター・シレン
音楽:ヨ・ラ・テンゴ
製作総指揮:トッド・ヘインズ
出演:ダニエル・ロンドン、ウィル・オールダム、ターニャ・スミス
2006年 /アメリカ /ヴィスタ /カラー /73分
(C)2005,Lucy is My Darling,LLC.
配給:グッチーズ・フリースクール、シマフィルム
提供:シマフィルム、東映ビデオ
公式サイト:www.kelly2021.jp
上映作品:『リバー・オブ・グラス』『 オールド・ジョイ』 『ウェンディ ルーシー』 『ミークス・カットオフ』
【7/17(土)より順次公開】『ウェンディ &ルーシー』~特集上映「ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ」
7月17日(土)より、シアター・イメージフォーラム ほか全国順次開催
『ウェンディ &ルーシー』 WENDY and LUCY
『オールド・ジョイ』に惚れ込み、ライカートに自らアプローチしたミシェル・ウィリアムズを主演に迎えた、一人と一匹の異色のバディが織りなす彷徨譚。ほぼ無一文のウェンディは、愛犬ルーシーと共に新しい生活を始め るため、仕事を求めてアラスカへと向かっている。しかし、途中オレゴンのスモールタウンで車が故障。さらに警察に連行されてしまい、ルーシーは行方不明に…。ライカート自身「これは私の物語でもある」と語る、世界の悲惨と個人の尊厳を描き切った代表作。
★カンヌ国際映画祭パルム・ドッグ賞受賞
監督:ケリー・ライカート
脚本:ジョ ン・レイモンド
撮影:サム・レヴィ
製作総指揮:トッド・ヘインズ
出演:ミシェル・ウィリアムズ、ウィル・パットン、ジョン・ロビンソン、ウィル・オールダム
2008年 /アメリカ /ヴィスタ /カラー /80分
(C)2008 Field Guide Films LLC
配給:グッチーズ・フリースクール、シマフィルム
提供:シマフィルム、東映ビデオ
公式サイト:www.kelly2021.jp
上映作品:『リバー・オブ・グラス』『 オールド・ジョイ』 『ウェンディ ルーシー』 『ミークス・カットオフ』
【7/17(土)より順次公開】『ミークス・カットオフ』~特集上映「ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ」
7月17日(土)より、シアター・イメージフォーラム ほか全国順次開催
『ミークス・カットオフ』 MEEK’S CUTOFF
アメリカのアイデンティティの根源たる西部開拓神話が、ライカートのオルタナティブな視点とスタイルによって見事に解体された歴史的一作。
1845年のオレゴン。広大な砂漠を西部へと向かう白人の三家族は、近道を知っているという先住民・ミークを雇うが、長い 1日が何度繰り返されど、目 的地に近づく様子はない。道に迷った彼らを襲うのは、飢え、互いへの不信感だった……。実在の人物と史実をベースに、当時の女性たちの日記を丹念に読み込み、現代の寓話として生々しく再構築した意欲作。
★ヴェネツィア国際映画祭SIGNIS賞 受賞
監督:ケリー・ライカート
脚本:ジョン・レイモンド
撮影:クリストファー・ブローヴェルト
製作総指揮:トッド・ヘインズ
出演:ミシェル・ウィリアムズ、ゾーイ・カザン、ポール・ダノ、ブルース・グリーンウッド
2010年 /アメリカ /スタンダード /カラー /109分
(C)2010 by Thunderegg,LLC.
配給:グッチーズ・フリースクール、シマフィルム
提供:シマフィルム、東映ビデオ
公式サイト:www.kelly2021.jp
上映作品:『リバー・オブ・グラス』『 オールド・ジョイ』 『ウェンディ ルーシー』 『ミークス・カットオフ』
町山智浩 異人種リーダーを信じられるか「ミークズ・カット・オフ」20110513
1845年オレゴン。開拓者の一行が西を目指していたが、いつの間にやら本来とるべき道を外れ、迷ってしまう。それでも案内役のミーク (ブルース・グリーンウッド) は傲岸な態度を崩さないが、一行の疲労は蓄積し、飲み水もままならなくなる。このままでは全滅だと思い始めた時、エミリー (ミシェル・ウィリアムズ) の前に一人のインディアン (ロッド・ロンドー) が姿を現す。
A Beginner’s Guide To Kelly Reichardt
Will Webb delves into the back catalogue of #FirstCow #director #KellyReichardt to find out what makes her so critically acclaimed.
「秋の文化芸術週間 2020 ケリー・ライカート監督特集」
https://youtu.be/GUZTPc3ZtYc?si=Jfz0rwVWkLOpurfC
『ショーイング・アップ』予告編/『A24の知られざる映画たち presented by U-NEXT』12月22日より劇場公開&1月26日よりU-NEXT独占配信
『ショーイング・アップ』
監督:ケリー・ライカート
出演:ミシェル・ウィリアムズ、ホン・チャウ、ジャド・ハーシュ
アメリカの“インディーズ映画の至宝”と称されるケリー・ライカート、待望の最新作。主演を務めるのはこれが4度目のタッグとなるミシェル・ウィリアムズ。美術学校に勤める彫刻家のリジー(M・ウィリアムズ)は、間近に控えた個展に向けて地下のアトリエで日々、作品の制作に取り組んでいる。創作に集中したいのにままならないリジーの日常が、チャーミングな隣人や学校の自由な生徒たちとの関係と共に繊細に、時にユーモラスに描かれていく。昨年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門にてワールドプレミアされ、今年4月に全米公開されたばかりの必見の一本。
すべてがA24。すべてが日本初公開。
『A24の知られざる映画たち presented by U-NEXT』
【専用サイト】
https://www.video.unext.jp/lp/a24-sir…