映画「ほかげ」予告編
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第80回ヴェネチア国際映画祭 オリゾンティ部門正式出品
塚本晋也監督作品
趣里、森山未来出演
2023年11月25日(土)ユーロスペースほか全国順次公開!
ほかげ – 予告編|Shadow of Fire – Trailer|第36回東京国際映画祭 36th Tokyo International Film Festival
English follows
第36回東京国際映画祭 ガラ・セレクション
『ほかげ』
『野火』(14)、『斬、』(19)の塚本晋也監督が、終戦直後の闇市を舞台に生き延びた人々が抱える痛みと闇を真摯に描く。現代の世に問う祈りの物語。第80回ヴェネチア映画祭でNETPAC賞受賞。
監督:塚本晋也
出演:趣里 森山未來 塚尾桜雅
【第36回東京国際映画祭】
2023年10月23日(月)~11月1日(水)
誰もが観たくなる映画や誰も観たことがない映画、
メジャー大作からアート作品までいま東京でしか見られない映画の最前線
きっとあなたのイイネが見つかる10日間。
映画祭公式サイト http://2023.tiff-jp.net
36th Tokyo International Film Festival Gala Selection
“Shadow of Fire”
Tsukamoto Shinya portrays war and the struggles of people living in the immediate aftermath of WWII and exposes contemporary issues through the events of the past. Winner of the NETPAC Award at the 80th Venice Film Festival.
Director: Tsukamoto Shinya
Cast: Shuri Moriya
ma Mirai Tsukao Oga
©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER ©TIFF2023
『ほかげ』塚本晋也監督 現代を覆う“そこの抜けた理不尽な恐ろしさ”【CINEMORE Director’s Interview】
『野火』(14)そして『斬、』(18)で、戦争と人間、人を殺めることの恐ろしさを愚直なまでにストレートに描いてきた塚本晋也監督。最新作『ほかげ』もその流れを汲む作品だ。理不尽で凄惨な“戦争”という愚行が、何を人間に及ぼしてきたのか。終戦直後の闇市を舞台に、市井の人々を見つめることで、その苛烈な事実を浮き彫りにしていく。
近年の塚本監督は何故このテーマで映画を作り続けているのか? 自主制作にこだわる理由とは? テーマに込めた思いから映画作りのスタンスまで、たっぷり話を伺った。
テキスト版はこちら
https://cinemore.jp/jp/news-feature/3…
『ほかげ』
11月25日(土)よりユーロスペースほか全国順次公開
配給:新日本映画社
© 2023 SHINYA TSUKAMOTO / KAIJYU THEATER
映画『ほかげ』塚本晋也監督インタビュー【ウェブ通販生活】
最新作『ほかげ』が公開中の塚本晋也監督。ロシアのウクライナ侵攻直後に撮影された本作にかけた思い、そしてウクライナやガザで起きている「現実」をどう見るのか、塚本監督に伺いました。
『ほかげ』紹介ページは下記をご覧ください。
https://www.cataloghouse.co.jp/yomimo…
趣里が体を売りながらも終戦直後を生き抜こうとする女性を熱演! 塚本晋也監督が戦争に近づく現代の世相に問う意欲作『ほかげ』予告編
映画『鉄男』(1989年)、『野火』(2014年)などの作品で知られる塚本晋也監督の最新作『ほかげ』が、11月25日より東京・渋谷のユーロスペースほか全国で順次公開されることが発表された。主演は、次の連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)のヒロインとして注目を集める俳優、趣里。ほか、森山未來が出演する。
『鉄男』でのセンセーショナルな劇場デビュー以後、世界中に熱狂的ファンを持ち、多くのクリエイターに影響を与えてきた塚本監督。本作は、戦場の極限状況で変貌する人間を描いた『野火』や、太平の世が揺らぎ始めた幕末を舞台に生と暴力の本質に迫った『斬、』(2018年)の流れを汲み、終戦直後、生き延びた人々が抱える痛みと闇を真摯(しんし)に描く、戦争に近づく現代の世相に問う意欲作。塚本監督は、「終戦企画と銘打って準備撮影を進めた『ほかげ』。世界の動きが怪しくなってきた今、どうしても作らずにはおれなかった、祈りの映画になります」とコメントを寄せている。
主演の趣里が演じるのは、戦争に翻ろうされた女。孤独と喪失をまといながらも、期せずして出会った戦争孤児との関係にほのかな光を見出すさまを繊細かつ大胆に演じた。森山は、片腕が動かない謎の男役で、飄々(ひょうひょう)としながらも奥底に蠢(うごめ)く怒りや悲しみを、唯一無二の存在感で示す。
■あらすじ
女は、半焼けになった小さな居酒屋で1人暮らしている。体を売ることを斡旋され、戦争の絶望から抗うこともできずにその日を過ごしていた。空襲で家族をなくした子供がいる。闇市で食べ物を盗んで暮らしていたが、ある日盗みに入った居酒屋の女を目にしてそこに入り浸るようになり…。
出演:趣里/塚尾桜雅 河野宏紀/利重剛 大森立嗣/森山未來
監督/脚本/撮影/編集:塚本晋也
助監督:林啓史 音楽:石川忠 音響演出:北田雅也
製作:海獣シアター 配給:新日本映画社
2023年/日本/95分/ビスタ/5.1ch/カラー
(C)2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
公式サイト:hokage-movie.com
公式X:@hokage_movie #ほかげ
https://eiga.com/movie/99802/
「野火」「斬、」の塚本晋也監督が、終戦直後の闇市を舞台に絶望と闇を抱えながら生きる人々の姿を描いたドラマ。
焼け残った小さな居酒屋に1人で住む女は、体を売ることを斡旋され、絶望から抗うこともできずに日々をやり過ごしていた。そんなある日、空襲で家族を失った子どもが、女の暮らす居酒屋へ食べ物を盗みに入り込む。それ以来、子どもはそこに入り浸るようになり、女は子どもとの交流を通してほのかな光を見いだしていく。
「生きてるだけで、愛。」の趣里が主人公の女を繊細かつ大胆に演じ、片腕が動かない謎の男役で森山未來、戦争孤児役で「ラーゲリより愛を込めて」の子役・塚尾桜雅、復員した若い兵士役で「スペシャルアクターズ」の河野宏紀が共演。2023年・第80回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門に出品され、優れたアジア映画に贈られるNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞した。
2023年製作/95分/G/日本
配給:新日本映画社
劇場公開日:2023年11月25日
公式サイト:https://hokage-movie.com


* 監督プロフィール
* キャストプロフィール


『鉄男』でのセンセーショナルな劇場デビュー以後、世界中に熱狂的ファンを持ち、多くのクリエイターに影響を与えてきた塚本晋也。戦場の極限状況で変貌する人間を描いた『野火』、太平の世が揺らぎ始めた幕末を舞台に生と暴力の本質に迫った『斬、』、その流れを汲んだ本作の舞台は『野火』の直後、終戦後の闇市。戦争で奪われたものと、絶望と闇を抱えたまま混沌の中で生きる人々を、映画はしたたかに描き出す。
主演は、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロインに抜擢され、今最も活躍が期待されている俳優、趣里。孤独と喪失を纏いながらも戦争孤児との関係にほのかな光を見出す様を繊細かつ大胆に演じ、戦争に翻弄されたひとりの女を見事に表現した。片腕が動かない謎の男を演じるのは、映像、舞台、ダンスとジャンルにとらわれない表現者である森山未來。飄々としながらも奥底に蠢く怒りや悲しみを、唯一無二の存在感で示している。復員した若い兵士役にPFFグランプリ受賞作品『J005311』の監督でもある河野宏紀、戦争孤児を演じた塚尾桜雅は、一度見たら忘れられないその瞳で物語をより深く豊かに彩った。
人間の中に潜む暴力、分かち難く絡む死と生を描いてきた塚本晋也が今を生きる全ての者に問いかける祈りの物語。
火と、その揺れに合わせて姿を変える影。
その影の中に生きる人々を見つめ、耳をすます。
女は、 半焼けになった小さな居酒屋で1人暮らしている。体を売ることを斡旋され、戦争の絶望から抗うこともできずにその日を過ごしていた。空襲で家族をなくした子供がいる。 闇市で食べ物を盗んで暮らしていたが、ある日盗みに入った居酒屋の女を目にしてそこに入り浸るようになり…。

監督プロフィール
1960年1月1日、東京・渋谷生まれ。14歳で初めて8ミリカメラを手にする。87年『電柱小僧の冒険』でPFFグランプリ受賞。89年『鉄男』で劇場映画デビューと同時に、ローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞。以降、国際映画祭の常連となり、その作品は世界の各地で配給される。世界三大映画祭のヴェネチア国際映画祭との縁が深く、『六月の蛇』(02)はコントロコレンテ部門(のちのオリゾンティ部門)で審査員特別大賞、『KOTOKO』(11)はオリゾンティ部門で最高賞のオリゾンティ賞を受賞。『鉄男 THE BULLET MAN』(09)、『野火』(14)、『斬、』(18)でコンペティション部門出品。本作『ほかげ』はオリゾンティ・コンペティション部門へ出品された。また、北野武監督作『HANA-BI』がグランプリを受賞した97年にメインコンペティション部門、05年はオリゾンティ部門、19年にはメインコンペティション部門と3度にわたって審査員を務めている。
製作、監督、脚本、撮影、照明、美術、編集などすべてに関与して作りあげる作品は国内、海外で数多くの賞を受賞、長年に渡り自主制作でオリジナリティ溢れる作品を発表し続ける功績を認められ、2019年にはドイツで開催される世界最大の日本映画祭「第19回ニッポン・コネクション」にてニッポン名誉賞、ニューヨークで開催される北米最大の日本映画祭「第13回 Japan Cuts~ジャパン・カッツ!」にて、第8回CUT AVOVE(カット・アバブ)賞を受賞した。
俳優としても監督作のほとんどに出演するほか、他監督の作品にも多く出演。2002年には『とらばいゆ』(01/大谷健太郎監督)、『クロエ』(01/利重剛監督)、『溺れる人』(00/一尾直樹監督)、『殺し屋1』(01/三池崇史監督)で毎日映画コンクール男優助演賞を受賞。同コンクールでは15年に『野火』で監督賞・男優主演賞をW受賞、19年に『斬、』で男優助演賞を受賞している。その他出演作に『沈黙ーサイレンスー』(16/マーティン・スコセッシ監督)、『シン・仮面ライダー』(23/庵野秀明監督)。NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(19)などドラマにも多数出演。

* 1987年 『電柱小僧の冒険』
* 1989年 『鉄男』
* 1990年 『ヒルコ 妖怪ハンター』
* 1992年 『鉄男Ⅱ BODY HAMMER』
* 1995年 『東京フィスト』
* 1998年 『バレット・バレエ』
* 1999年 『双生児』
* 2002年 『六月の蛇』
* 2003年 「とかげ」※TVドラマ
* 2004年 『ヴィタール』
* 2005年 『玉虫~female~』※短編
* 2005年 『ヘイズ』※短編
* 2006年 『悪夢探偵』
* 2008年 『悪夢探偵2』
* 2009年 『鉄男 THE BULLET MAN』
* 2010年 「妖しき文豪怪談 葉桜と魔笛」※TVドラマ
* 2011年 『KOTOKO』
* 2014年 『野火』
* 2018年 『斬、』
塚本晋也 1960年1月1日
14歳から8ミリカメラを使い出し、高校時代に演劇を始める。日本大学芸術学部美術科を卒業後、CF制作会社に入社。4年後、退職して映画制作を再開し、「普通サイズの怪人」(86)を監督する。「電柱小僧の冒険」(87)で、ぴあフィルムフェスティバルPFFグランプリを受賞した。「鉄男」(89)がローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリを受賞し、以降、海外の名立たる映画監督からも支持を集める。ベネチア国際映画祭とは縁が深く、「六月の蛇」(02)がコントロコレンテ部門の審査員特別大賞、「KOTOKO」(11)がオリゾンティ部門の作品賞にあたるオリゾンティ賞を受賞。「ヴィタール」(04)も特別招待作品として上映され、97年、05年には審査員も務めている。その他の監督作に「鉄男II BODY HAMMER」(92)、「鉄男 THE BULLET MAN」(09)、「悪夢探偵」シリーズ(06、08)など。製作・脚本・撮影・美術なども自ら手がけるほか、俳優やナレーターとしても活躍している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/塚本晋也
キャストプロフィール

1990年9月21日生まれ、東京都出身。2011年デビュー。主演を務めた映画『生きてるだけで、愛。』(18/関根光才監督)で第33回高崎映画祭最優秀主演女優賞、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。近年の出演作に、映画『流浪の月』(22/李相日監督)、『もっと超越した所へ。』(22/山岸聖太監督)、ドラマ「DCU ~手錠を持ったダイバー~」(22/TBS)、「サワコ 〜それは、果てなき復讐」(22/BS-TBS)など。2023年はNHK連続テレビ小説「ブギウギ」、ドラマ「東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-」(WOWOW)、映画『零落』(竹中直人監督)、『愛にイナズマ』(石井裕也監督)に出演。
両親はともに俳優や歌手として活躍する水谷豊と伊藤蘭。幼少期からクラシックバレエを始め、インターナショナルスクール1年のときに英国にバレエ留学するも怪我のため夢半ばで帰国。失意の中、俳優養成所アクターズクリニックに参加し、演技の道へ進むことを決意する。2011年にTVドラマ「3年B組金八先生ファイナル 最後の贈る言葉」でデビュー。NHK朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(16)で注目を集める。主演映画「生きてるだけで、愛。」(18)で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。他の主な出演作品に、映画「おとぎ話みたい」(14)、湊かなえ原作のTVドラマ「リバース」、映画「勝手にふるえてろ」(17)、TVドラマ「ブラックペアン」、映画「ホリック xxxHOLiC」「流浪の月」(22)などがある。

1984年8月20日生まれ、兵庫県出身。5歳から様々なジャンルのダンスを学び、15歳で本格的に舞台デビュー。2013年には文化庁文化交流使として、イスラエルに1年間滞在、Inbal Pinto&Avshalom Pollak Dance Companyを拠点にヨーロッパ諸国にて活動。「関係値から立ち上がる身体的表現」を求めて、領域横断的に国内外で活動を展開している。主な映画作品に、『モテキ』(11/大根仁監督)、『苦役列車』(12/山下敦弘監督)、『怒り』(16/ 李相日監督)、日本・カザフスタン合作映画『オルジャスの白い馬』(20/竹葉リサ、エルラン・ヌルムハンベトフ監督)、『アンダードッグ』(20/武正晴監督)、『犬王』(22/ 湯浅政明監督)、『シン・仮面ライダー』(23/庵野秀明監督)、『山女』(23/福永壮志 監督)、『大いなる不在』(24予定/近浦啓監督、第48回トロント国際映画祭コンペティション部門選出)、『iai』(24予定/マヒトゥ・ザ・ピーポー監督、第35 回東京国際映画祭アジアの未来部門選出)などがある。ポスト舞踏派。

2015年4月8日生まれ、東京都出身。NHK連続テレビ小説「エール」(20)で華の息子裕太の幼少期を、NHK大河ドラマ「青天を衝け」(21)で渋沢栄一の孫、敬三の子供時代を、「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」(23/EX)ではコタローの友人ソウタを演じた。『ラーゲリより愛を込めて』(22/瀬々敬久監督)で映画初出演。ほか、CMなどでも活躍中。

1996年1月22日生まれ、神奈川県横浜市出身。19歳の頃に俳優を志し、俳優養成所で演技を学ぶ。主な出演作に、『スペシャルアクターズ』(19/上⽥慎⼀郎監督)、『望み』(20/堤幸彦監督)、『由宇⼦の天秤』(21/春本雄⼆郎監督)などがある。全て独学で作り上げた初監督作品『J005311』(22)は、第44回ぴあフィルムフェスティバルにて審査員満場一致でグランプリを獲得した。

1962年生まれ、神奈川県出身。81年、自主制作映画『教訓Ⅰ』がPFFに入選。岡本喜八監督『近頃なぜかチャールストン』(81)では、主演・共同脚本・助監督を務める。主な監督作品に『ZAZIE』(89)、『エレファントソング』(94)、『BeRLiN』(95)、『クロエ』(01)、『さよならドビュッシー』(13)など。俳優としても活躍し、数多くの作品に出演している。

1970年生まれ、東京都出身。2005年、『ゲルマニウムの夜』で監督デビュー。主な監督作は『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』(10)、『さよなら渓谷』(13)、『日日是好日』(18)、『MOTHER マザー』(20)、『星の子』(21)、『湖の女たち』(24)など。出演作に『かぞくのくに』(12/ヤン・ヨンヒ監督)、『菊とギロチン』(18/瀬々敬久監督)などがある。
Copyright© 2023 SHINYA TSUKAMOTO / KAIJYU THEATERcontact
J&B:12:05-13:50 (95分)
https://www.jackandbetty.net/cinema/detail/3305/
https://2023.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3603GLS14
第36回東京国際映画祭
塚本晋也監督「世界全体がきな臭くなっている危機感があった」戦後の闇市を描いた祈りの物語『ほかげ』Q&A|Shadow of Fire
塚本晋也(監督/脚本/撮影/編集/製作)、塚尾桜雅(俳優)、河野宏紀(俳優)
Tsukamoto Shinya (Director/Screenplay/Cinematographer/Editor/Producer), Tsukao Oga (Actor), Kono Hiroki (Actor)
2023.10.25
http://www.eurospace.co.jp/works/detail.php?w_id=000723