10月13日(金)公開『シック・オブ・マイセルフ』|予告
暴走する自己愛に、嫌悪と共鳴が止まない“セルフラブ”メディケーション・ホラー
“最狂の承認欲求モンスター誕⽣。”
10月13 日(金)、新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほかロードショー!
https://klockworx-v.com/sickofmyself/
💊STORY💊
シグネの人生は行き詰まっていた。長年、競争関係にあった恋人のトーマスがアーティストとして脚光を浴びると、激しい嫉妬心と焦燥感に駆られたシグネは、自身が注目される「自分らしさ」を手に入れるため、ある違法薬物に手を出す。薬の副作用で入院することとなり、恋人からの関心を勝ち取ったシグネだったが、その欲望はますますエスカレートしていき――。
💊CAST&STAFF💊
脚本・監督:クリストファー・ボルグリ
出演:クリスティン・クヤトゥ・ソープ 、エイリック・セザー、ファニー・ベイガー
2022 年|ノルウェー・スウェーデン・デンマーク・フランス| 97分 |COLOR |ノルウェー語・英語|原題:SYK PIKE|字幕翻訳:平井かおり
© Oslo Pictures / Garagefilm / Film I Väst 2022
配給:クロックワークス
承認欲求のため薬の副作用で皮膚病を罹患 暴走する自己愛 映画「シック・オブ・マイセルフ」予告
2023年10月13日より劇場公開される、クリストファー・ボルグリが脚本・監督を務めた映画「シック・オブ・マイセルフ」の、予告編と本ビジュアルが公開された。
予告編は、「ミッドサマー」のアリ・アスター監督による「悪魔のようなクリエイターによるグロテスクで底意地の悪い作品だ」という賛辞から始まる。主人公シグネは、有名なアーティストになりつつある恋人トーマスに対し、嫉妬と焦りを感じている。何者にもなれないシグネは、注目されるために危険な違法薬物に手を出してしまう。薬の副作用により皮膚病を罹患したシグネは“マイノリティ”として同情と好奇の目を向けられるとともにメディアの注目を集め、新聞や雑誌のトップを飾るようになるが。最後には「最狂の承認欲求モンスター誕生。」のキャッチコピーが映し出される。
本ビジュアルのデザインは、ティザーに引き続き大島依提亜が手がけた。鮮やかなサーモンピンクのパーカーに身を包み、彼女の手と首は皮膚の疾患でただれ、顔面をマスクで覆ったシグネが自撮りしようとする姿が切り取られている。ポップなパステル調のロゴタイプと違和感にあふれるシグネの姿との組み合わせが、不安感をあおるデザインとなっている。
「シック・オブ・マイセルフ」は、破滅的な自己愛を描いた“セルフラブ”ストーリー。シグネの人生は行き詰まっていた。長年、競争関係にあった恋人のトマスがアーティストとして脚光を浴びると、激しい嫉妬心と焦燥感に駆られたシグネは、自身が注目されるための”自分らしさ”を手に入れるため、ある違法薬物に手を出す。薬の副作用で入院することとなり、恋人からの関心を勝ち取ったシグネだったが、その欲望はますますエスカレートしていく。
少なからず誰もが持つ承認欲求を切り口に、何者にもなれない主人公がうそや誇張を重ね、人に注目されるための方法を追い求めるあまりに自身を見失っていく姿を、シニカルかつ極端なまでにコミカルに映し出す。脚本・監督を務めたクリストファー・ボルグリは、本作が長編2作目。次回作「Dream Scenario」が、A24製作、ニコラス・ケイジ主演、「ミッドサマー」のアリ・アスターによるプロデュースで製作されることが発表されている。滑稽なまでの自己顕示欲を体現するのは、北欧を中心に話題作への出演作が続くクリスティン・クヤトゥ・ソープ。
【作品情報】
シック・オブ・マイセルフ
2023年10月13日(金)、新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほかロードショー
配給:クロックワークス
© Oslo Pictures / Garagefilm / Film I Väst 2022
https://eiga.com/movie/98662/
強烈な承認欲求に取りつかれた女性の破滅的な自己愛をシニカルかつコミカルに描いた北欧発の寓話的ホラー。
ノルウェーの首都オスロ。人生に行き詰まっている女性シグネは、長年にわたり競争関係にあった恋人トマスがアーティストとして脚光を浴びたことで激しい嫉妬心と焦燥感にさいなまれる。シグネは自身が注目されるための「自分らしさ」を手に入れるため、ある違法薬物に手を出してしまう。薬の副作用で入院することになり恋人からの関心は得たものの、シグネの欲望はさらにエスカレートしていき……。
主演は「ホロコーストの罪人」のクリスティン・クヤトゥ・ソープ。本作が長編第2作となる新鋭クリストファー・ボルグリが監督・脚本を手がけた。
2022年製作/97分/PG12/ノルウェー・スウェーデン・デンマーク・フランス合作
原題:Sick of Myself
配給:クロックワークス
劇場公開日:2023年10月13日
公式サイト:https://klockworx-v.com/sickofmyself/
INTRODUCTION
目を背けたくなるほどの破滅的な自己愛と承認欲求を描いた異色の“セルフラブ”ストーリーの怪作が誕生。少なからず誰もが持つ承認欲求を切り口に、何者にもなれない主人公が嘘や誇張を重ね、人に注目されるための「自分らしさ」を追い求めるあまりに自身を見失っていく様を、シニカルにそして極端なまでにコミカルに映し出す。カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で絶賛されると、その後欧米を中心に世界の映画祭を席巻した。脚本・監督を務めたクリストファー・ボルグリは、早くも次回作『DREAM SCENARIO』がA24製作×『ミッドサマー』のアリ・アスターによるプロデュースで話題を呼ぶ今後注目の新鋭。主人公シグネの病的なまでの自己顕示欲はどこまで膨れ上がっていくのか。そして嫌悪を感じるほどに剥き出しで暴走する自己愛が彼女を誘う先にあるのは、幸福か、あるいは―。現代に巣食う羨望、嫉妬や欲望の「その先」を描く寓話的ホラーが誕生した。
STORY
シグネの人生は行き詰まっていた。長年、競争関係にあった恋人のトーマスがアーティストとして脚光を浴びると、激しい嫉妬心と焦燥感に駆られたシグネは、自身が注目される「自分らしさ」を手に入れるため、ある違法薬物に手を出す。薬の副作用で入院することとなり、恋人からの関心を勝ち取ったシグネだったが、その欲望はますますエスカレートしていき――。
STAFF
クリストファー・ボルグリ Kristoffer Borgli
監督・脚本
1985年9月8日生まれ、ノルウェー・オスロ出身。ミュージックビデオやコマーシャルの制作からキャリアをスタートさせ、2012年の短編映画『WHATEVEREST(原題)』がAFI映画祭審査員特別賞を受賞する(後日、作品がフィクションであることを映画祭側が指摘し、賞は返上)。実話を基にしたブラックコメディ『DRIB(原題)』で2017年に長編監督デビューを飾り、サウスバイサウスウエスト映画祭、コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭、ファンタジア国際映画祭など数々の映画祭への出品を果たす。短編映画『A PLACE WE CALL REALITY(原題)』(18)がヨーテボリ映画祭に出品、ノルウェー映画批評家協会賞の最優秀短編賞を受賞、『FORMER CULT MEMBER HEARS MUSIC FOR THE FIRST TIME(原題)』(20)がサンダンス映画祭に出品されるなどキャリアを積む。長編第二作目となる本作では、2022年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品、ノルウェーのアカデミー賞であるアマンダ賞では5部門にノミネート、ブルックリンホラーフィルムフェスティバルでは作品賞を受賞した。各国35箇所の映画祭に出品され、すでに25カ国以上で公開、Rotten Tomatoesで88%FRESH(8.17.2023時点)を記録している。現在は米国ロサンゼルスに在住し作家・映画監督として活動。次回作はA24製作×アリ・アスター監督プロデュース×ニコラス・ケイジ主演の『DREAM SCENARIO』で、第48回トロント国際映画祭プラットフォーム部門のオープニングを飾った。

横浜ブルク13:11:10ー13:00 (97分)
町山智浩 映画『シック・オブ・マイセルフ』2023.10.03
『シック・オブ・マイセルフ』(原題:Sick of Myself)
劇場公開日:2023年10月13日
◆強烈な承認欲求に取りつかれた女性の破滅的な自己愛をシニカルかつコミカルに描いた北欧発の寓話的ホラー。
監督:クリストファー・ボルグリ
主演:クリスティン・クヤトゥ・ソープ
『わたしは最悪。』(原題:The Worst Person in the World)
劇場公開日:2022年7月1日
◆最悪なヒロインの正直すぎる生き方に世界中から共感の声が殺到。第74回カンヌ国際映画祭で主演のR・レインスヴェが女優賞に輝いた異色のラブロマンス。
監督:ヨアキム・トリアー(母の残像、テルマ)
主演:レナーテ・レインスヴェ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー
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