うなぎ – 初小川
浅草槐の会
東京都台東区雷門2-8-4
03-3844-2723
浅草にある老舗のうなぎ屋さん。座席は全部で12席ほどで、平日でも予約が取りづらい人気店。うな重は、お重の隅々までうなぎが敷き詰められている。たれはあっさり目ペロッと食べてしまう。肝吸いが50円でつけられるのもうれしい。
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13003702/
https://retty.me/area/PRE13/ARE9/SUB902/100000038251/
https://www.hotpepper.jp/strJ000103332/
https://unagiya-tanbouka.jp/tanbouki/hatsuogawa/
昭和づくりの粋な店
昭和の建物だ。昭和20年築らしい。細長い窮屈な木造で1番奥に4人が入れる座敷、その手前に6人がけのデーブル、そして入り口には2人がぎりぎり座れる小上がり。
壁には相撲番付や歌舞伎ポスター、版画絵に浮世絵、相撲取りの手形色紙などが色褪せて張り巡らされているが、商売繁盛の熊手だけは鮮やかな色をしている。毎年納めているからだろう、浅草らしい商売風情を感じる。
浅草の名店初小川。平日の12時前に飛び込むとなんとかそのまま入り口の小上がりへ。
カブト焼き、キモ焼きは残念ながら今日は無いとのこと。そこでみそ豆と日本酒をひやで注文。するとすぐに小鉢一杯の豆。ネギと青海苔がまぶされて、ねり辛子が添えられている。うっすら醤油での味付けがやさしい。日本酒との相性はバッチリ。
ちなみに、みそ豆というのは味噌で煮込んだ豆ではなく、味噌にする豆。醤油味のみそ豆。禅問答のような名前がお酒の当てにくだらない思いを巡らすにはちょうどいい。
料理は大将が奥で賄う。30分ほどで真打登場。
鰻重の上(4300円)は、小ぶりの鰻が1尾半。醤油の効いたちょい辛めのタレが江戸っぽい。浅草イメージにぴったりの味。焼きが丁寧なので小ぶりな鰻のフレッシュさがいき踊る。職人技を感じる。これも浅草の名店の名にぴったりで期待どおりのお店。
粋だね。
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https://guide.michelin.com/jp/ja/tokyo-region/tokyo/restaurant/hatsuogawa