映画『エリザベート 1878』8.25(Fri)公開│欧宮廷一の美貌を誇ったオーストリア皇妃エリザベート、40歳。知られざる1年を描く【予告編】
第 75回カンヌ国際映画祭「ある視点 」部門最優秀演技賞受賞
第95回アカデミー賞®国際長編映画賞ショートリスト(オーストリア代表)選出
伝説のオーストリア皇妃 40 歳、 コルセットを脱ぎ捨て、自由を求め 飛び立つ時
【STORY】
ヨーロッパ宮廷一の美貌と謳われたオーストリア皇妃エリザベート。 1877年のクリスマス・イヴに 40歳の誕生日を迎えた彼女は、コルセットをきつく締め、世間のイメージを維持するために奮闘するも、厳格で形式的公務にますます窮屈さを覚えていく。人生に対する情熱や知識への渇望、若き日々のような刺激を求めて、イングランドやバイエルンを旅し、かつての恋人や 古い友人を訪ねる中、誇張された自身のイメージに反抗し、プライドを取り戻すために 思 いついたある計画とは——。
監督・脚本:マリー・クロイツァー
出演:ヴィッキー・クリープス 、フロリアン・タイヒトマイスター、カタリーナ・ローレンツ マヌエル・ルバイ、フィネガン・オールドフィールド、コリン・モーガン
2022年/オーストリア、ルクセンブルク、ドイツ、フランス/ドイツ語、フランス語、英語、ハンガリー語/ 11 4 分/カラー・モノクロ/ 2.39 : 1 5.1ch 原題: Corsage 字幕:松浦美奈 字幕監修:菊池良生
後援:オーストリア大使館、オーストリア文化フォーラム東京、ドイツ連邦共和国大使館 、オーストリア政府観光局
提供:トランスフォーマー、シネマライズ、ミモザフィルムズ
配給:トランスフォーマー、ミモザフィルムズ
©2022 FILM AG SAMSA FILM KOMPLIZEN FILM KAZAK PRODUCTIONS ORF FILM/FERNSEH ABKOMMEN ZDF/ARTE ARTE FRANCE CINEMA
Corsage – Official Trailer | HD | IFC Films
Opening exclusively in theaters December 23.
Empress Elisabeth of Austria is known for her beauty and fashion trends. But in 1877, she celebrates her 40th birthday and must fight to maintain her public image. With a future of only ceremonial duties in front of her, she rebels against her public image and comes up with a plan to protect her legacy.
Director: Marie Kreutzer
Starring: Vicky Krieps, Florian Teichtmeister, Jeanne Werner, Alma Hasan, Finnegan, Colin Morgan
8.25(金)公開『エリザベート 1878』主演ヴィッキー・クリープスが語る特別映像
https://eiga.com/movie/99454/
「ファントム・スレッド」のビッキー・クリープスが19世紀オーストリアの皇妃エリザベートを演じ、2022年・第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で最優秀演技賞に輝いた伝記ドラマ。ヨーロッパ宮廷一の美貌と称されたエリザベートの40歳の1年間にスポットを当て、若さや美しさという基準のみで存在価値を測られてきた彼女の知られざる素顔を大胆な解釈で描き出す。
1877年のクリスマスイブに40歳の誕生日を迎えたエリザベートは、世間のイメージを維持するために奮闘を続けながらも、厳格で形式的な公務に窮屈さを感じていた。人生に対する情熱や知識への渇望、若き日のような刺激を求める彼女は、イングランドやバイエルンを旅して旧友や元恋人を訪ねる中で、誇張されたイメージを打ち破ってプライドを取り戻すべく、ある計画を思いつく。
オーストリアの気鋭マリー・クロイツァーが監督・脚本を手がけた。
2022年製作/114分/PG12/オーストリア・ルクセンブルク・ドイツ・フランス合作
原題:Corsage
配給:トランスフォーマー、ミモザフィルムズ
劇場公開日:2023年8月25日
公式サイト:https://transformer.co.jp/m/corsage/
Introduction

ハプスブルク帝国が最後の輝きを放っていた19世紀末、「シシィ」の愛称で親しまれ、ヨーロッパ宮廷一の美貌と謳われたオーストリア皇妃エリザベート。1877年のクリスマス・イヴに40歳の誕生日を迎えた彼女は、コルセットをきつく締め、世間のイメージを維持するために奮闘するも、厳格で形式的な公務にますます窮屈さを覚えていく。人生に対する情熱や知識への渇望、若き日々のような刺激を求めて、イングランドやバイエルンを旅し、かつての恋人や古い友人を訪ねる中、誇張された自身のイメージに反抗し、プライドを取り戻すために思いついたある計画とは——。
日本でも宝塚歌劇団、東宝ミュージカルの大人気演目の主人公として広く親しまれているエリザベートの40歳になった1年間に光を当てた本作は、史実に捉われない大胆かつ斬新な美術と音楽、自由奔放な演出で、そんな伝説的皇妃のイメージを大きく覆し、「若さ」「美しさ」という基準によってのみ存在価値を測られてきた彼女の素顔を浮き彫りにする 意欲作である。

監督・脚本はオーストリア映画界を代表する気鋭、マリー・クロイツァー。エリザベートに扮するヴィッキー・クリープスは、『ファントム・スレッド』や『彼女のいない部屋』など、欧米を股にかけて活躍する実力派。クリープスが本作のアイディアの発端になったというだけに、その圧巻のパフォーマンスで、2022年、第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で最優秀演技賞に輝いた。さらに、本作はロンドン映画祭でも最優秀作品賞を受賞、第95回アカデミー賞国際長編映画賞ショートリスト(オーストリア代表)にも選出され、クリステン・スチュワートやエドガー・ライト監督(『ベイビー・ドライバー』)、パティ・スミスほか、各界著名人からも賞賛の声が寄せられている。
老いに向き合い、皇妃を縛り付ける「コルセット(仏語:Corsage)」や皇室の厳格な伝統、そして世間の理想像から自由になることを心に決めた時、彼女は何を選び取るのか。あまり語られることのなかった後年のエリザベートを描く本作を通して、なぜエリザベートが現代に生きる私たちの心をとらえて離さないのか、その理由が見えてくる 。
皇妃エリザベート
(シシィ、リジィ)
1837-1898
バイエルン王国、ミュンヘンで、ヴィッテルスバッハ家傍系のバイエルン公マクシミリアンと王女ルドヴィカの次女として生まれる。16歳でオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフに見初められ結婚するも、自由奔放な性格は、ヨーロッパ随一の伝統と格式を誇るハプスブルク王朝のウィーン宮廷での生活と合わず、次第にウィーンを離れて流浪の旅を繰り返すようになる。ハンガリー好きとしても知られ、1867年からはハンガリー王妃を兼任。1898年、スイスで無政府主義者によって暗殺された。享年60。
Story
ヨーロッパ宮廷一の美貌と謳われたオーストリア皇妃エリザベート。1877年のクリスマス・イヴに40歳の誕生日を迎えた彼女は、コルセットをきつく締め、世間のイメージを維持するために奮闘するも、厳格で形式的な公務にますます窮屈さを覚えていく。人生に対する情熱や知識への渇望、若き日々のような刺激を求めて、イングランドやバイエルンを旅し、かつての恋人や古い友人を訪ねる中、誇張された自身のイメージに反抗し、プライドを取り戻すために思いついたある計画とは——。
Cast
ヴィッキー・クリープス
Vicky Krieps
エリザベート
1983年10月4日、ルクセンブルク生まれ。ルクセンブルク国立音楽学校で学んだ後、南アフリカの小学校で社会活動に参加。その後チューリッヒ芸術大学で舞台芸術を学ぶ。アカデミー賞作品賞を受賞したポール・トーマス・アンダーソン監督の『ファントム・スレッド』(17)でダニエル・デイ=ルイスと共演し、国際的な注目を集める。その他の主な作品に『オールド』(21/M・ナイト・シャマラン監督)、『ベルイマン島にて』(21 /ミア・ハンセン=ラヴ監督)、『彼女のいない部屋』(21/マチュー・アマルリック監督)など。本作『エリザベート 1878』の演技で、2022年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の最優秀演技賞、第35回 ヨーロッパ映画賞の女優賞、第58回 シカゴ国際映画祭でシルバー・ヒューゴ賞(最優秀演技賞)に輝いた。最新の主演作『Ingeborg Bachmann – Reise in die Wüste(原題)』(マルガレーテ・フォン・トロッタ監督)他、出演作が多く控えている。
ルクセンブルク出身で、父親は映画配給会社のマネージャー。ルクセンブルクのコンセルバトワールで演技を学ぶ。チューリッヒ芸術大学在学中から舞台に出演し、ドイツとルクセンブルクの合作映画「House of Boys」(09)で長編映画デビュー。ジョー・ライト監督の「ハンナ」(11)に出演してハリウッドデビューを果たす。以降、エマ・ワトソン主演の政治スリラー「コロニア」(13)や、「殺意は薔薇の香り」(13)、「マルクス・エンゲルス」(17)などに出演。ポール・トーマス・アンダーソン監督作「ファントム・スレッド」(17)で英語のヒロイン役に初挑戦して国際的な知名度を高め、「蜘蛛の巣を払う女」(18)を経て、M・ナイト・シャマラン監督作「オールド」(21)では主人公家族の母親役を演じた。その他の出演作にTVシリーズ「Uボート ザ・シリーズ 深海の狼」(18〜20)など。ベルリン在住。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ヴィッキー・クリープス
https://en.wikipedia.org/wiki/Vicky_Krieps
Staff
脚本・監督
マリー・クロイツァー
Marie Kreutzer
1977年、オーストリア、グラーツ生まれ。オーストリアで最も重要な映画作家の一人。 初の長編映画『The Fatherless(英題)』(11)は、2011年のベルリン国際映画祭パノラマ部門をはじめ、トーマス・プルッフ脚本賞、オーストリア映画賞にノミネートされ、数多くの映画祭で上映、受賞している。ヴァレリー・パフナー、マヴィー・ホールビガーが出演したフェミニズム心理ドラマの『The Ground Beneath My Feet』(英題)は、2019年ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品されるなど、世界中から高い評価を得た。監督業に加え、ウィーン映画アカデミーの講師、脚本家、劇作家としても活躍。2007年からはオーストリア脚本家協会・脚本家フォーラムの理事を、2017年からはオーストリア映画協会の監督委員を務めている。
https://en.wikipedia.org/wiki/Marie_Kreutzer
kino cinema 横浜みなとみらい:12:30-14:30 (114分)
https://kinocinema.jp/minatomirai/movie/movie-detail/609
ABOUT THE MOVIE
ハプスブルク家最後の伝説的皇妃エリザベート 自由を渇望した彼女の知られざる心の軌跡
ヨーロッパ宮廷一の美貌と謳われたオーストリア皇妃エリザベート。1877年のクリスマス・イヴに40歳の誕生日を迎えた彼女は、コルセットをきつく締め、世間のイメージを維持するために奮闘するも、厳格で形式的な公務にますます窮屈さを覚えていく。人生に対する情熱や知識への渇望、若き日々のような刺激を求めて、イングランドやバイエルンを旅し、かつての恋人や古い友人を訪ねる中、誇張された自身のイメージに反抗し、プライドを取り戻すために思いついたある計画とは————。
https://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/23_corsage.html
[Trailer]エリザベート 愛と悲しみの皇妃
その美貌が世界を動かしたーハプスブルク家、最後の皇妃の物語
19世紀。当代随一の美貌を誇るバイエルン王国公女シシー。姉ネネーの見合い相手だった若きオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に見初められ、わずか16歳という若さでオーストリア皇后となる。しかし、王室の暮らしは甘くはなかった。自由を愛するシシーは、伝統を重んじる皇族の暮らしに反発。特に厳格な姑ゾフィーとの確執は深刻なものだった。この作品は、オーストリア皇室にその美貌と叡智で新しい女性像をもたらしだ、ハプスブルク家、最後の美貌の皇妃シシーを描く。
「エリザベート 愛と悲しみの皇妃」公式サイト
http://spokaidra.jp/sisi/
【これでわかる エリザベート】ハプスブルグ家で病んでいき、最後まで自由を追い求めたオーストリア皇后〈世界史〉
オーストリア=ハンガリー二重帝国のきっかけともなったオーストリア皇后。自由なヴィッテルスバッハ家から格式高いハプスブルグ家へ…
孤独の中で、美と自由を愛し、自分を貫いたシシィをお楽しみ下さい。
マキシミリアン処刑/ルドルフ心中/フランツ・ヨーゼフ/美の追及/皇妃エリザベート
ミュージカルなどで人気!美貌の皇妃エリザベートとは?ハンガリーでの独自取材を交えて分かりやすく解説!【シリーズ第1回】
【目次】
0:00 皇妃エリザベートを知っていますか
02:08 エリザベートはこんな人
04:04 エリザベートに注目したきっかけ
05:02 ハンガリーとエリザベート
09:01 美しい妃の美へのこだわり
10:13 エリザベートの後半生
12:47 エリザベートに関する展示を取材してきました
16:52 ハンガリー人にとってのエリザベート
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『池上彰と増田ユリヤのYouTube学園』を開校しました。
池上彰と増田ユリヤの二人が、教育系YouTuberデビュー!
歴史を学んでいる子どもたち、まだまだ学び足りない大人たちに向けて、テレビや学校では教えてくれないことを中心にお話します。
https://ja.wikipedia.org/wiki/エリザベート_(ミュージカル)
https://ja.wikipedia.org/wiki/エリザベート_-愛と死の輪舞-
https://ja.wikipedia.org/wiki/エリーザベト_(オーストリア皇后)