7/21(金)公開『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』30秒予告篇
文豪シュテファン・ツヴァイクの時を超えた世界的ベストセラーを映画化。
監禁された公証人が1冊のチェス本を武器に命をかけてナチスとの心理戦に挑む驚愕のサスペンス!
ロッテルダム港を出発し、アメリカへと向かう豪華客船。ヨーゼフ・バルトークは久しぶりに再会した妻と船に乗り込む。かつてウィーンで公証人を務めていたバルトークは、ヒトラー率いるドイツがオーストリアを併合した時にナチスに連行され、彼が管理する貴族の莫大な資産の預金番号を教えろと迫られた。それを拒絶したバルトークは、ホテルに監禁されるという過去を抱えていた。船内ではチェスの大会が開かれ、世界王者が船の乗客全員と戦っていた。船のオーナーにアドバイスを与え、引き分けまで持ち込んだバルトークは、彼から王者との一騎打ちを依頼される。バルトークがチェスに強いのは、監禁中に書物を求めるも無視され、監視の目を潜り抜け盗んだ1冊の本がチェスのルールブックだったのだ。仕方なく熟読を重ねた結果、すべての手を暗唱できるまでになった。その後、バルトークは、どうやってナチスの手から逃れたのか? 王者との白熱の試合の行方と共に、衝撃の真実が明かされる──。
監督:フィリップ・シュテルツェル
原作:シュテファン・ツヴァイク(チェスの話)
出演:オリヴァー・マスッチ アルブレヒト・シュッへ ビルギット・ミニヒマイアー
【2021/ドイツ/ドイツ語/112分/カラー/5.1ch/シネマスコープ/原題:Schachnovelle/ G】字幕翻訳:川岸史
© 2021 WALKER+WORM FILM, DOR FILM, STUDIOCANAL FILM, ARD DEGETO, BAYERISCHER RUNDFUNK
royalgame-movie.jp
7/21(金)シネマトート新宿他全国順次ロードショー
7/21(金)公開『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』冒頭映像
7/21(金)公開『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』本編映像「群衆編」
映画『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』本編映像(チェス編)
月21日に公開される『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』の新本編映像が公開された。
詳細はこちら
https://realsound.jp/movie/2023/07/po…
■公開情報
『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』
7月21日(金)シネマート新宿ほか全国ロードショー
監督:フィリッブ・シュテルツェル
原案:シュテファン・ツヴァイク
出演:オリヴァー・マスッチ、アルブレヒト・シュッへ、ビルギット・ミニヒマイアー
配給:キノフィルムズ
提供:木下グルーブ
公式サイト:royalgame-movie.jp
2021/ドイツ/ドイツ語/112分/カラー/5.1ch/シネマスコーブ/原題:Schachnovelle/G/字幕翻訳:川岸史
©2021 WALKER+WORM FILM, DOR FILM, STUDIOCANAL FILM, ARD DEGETO, BAYERISCHER RUNDFUNK
https://eiga.com/movie/99191/
オーストリアの作家シュテファン・ツバイクが1942年に発表し、命をかけてナチスに抗議した書として世界的ベストセラーとなった小説「チェスの話」を映画化。
ヨーゼフは久々に再会した妻とともに、ロッテルダム港からアメリカへと向かう豪華客船に乗る。かつてウィーンで公証人の仕事をしていた彼は、オーストリアを併合したナチスドイツに貴族の資産の預金番号を教えるよう迫られるも拒絶し、ホテルに監禁された過去があった。豪華客船ではチェス大会が開かれ、世界王者が乗客全員を相手に戦っていた。世界王者と船のオーナーの対戦の際、オーナーにアドバイスして引き分けに持ち込んだヨーゼフは、自ら王者と一騎打ちをすることになる。ヨーゼフのチェスの強さには、ある悲しい理由があった。
「帰ってきたヒトラー」のオリバー・マスッチが主演を務め、「ゲーテの恋 君に捧ぐ『若きウェルテルの悩み』」のフィリップ・シュテルツェル監督がメガホンをとった。
2021年製作/112分/G/ドイツ
原題:Schachnovelle
配給:キノフィルムズ
公式サイト:https://royalgame-movie.jp
INTRODUCTION
原作はオーストリアの作家、シュテファン・ツヴァイクの「チェスの話」。1933年にヒトラーがドイツの首相に就任し、オーストリアにも反ユダヤ主義が広まったことから、ユダヤ人のツヴァイクは、1934年イギリスへ亡命する。その後、ブラジル、アメリカなどを転々としたツヴァイクが、1942年にペトロポリスで本作を書いたのだが、完成した直後に自殺を選んだために、これが最期の小説となった。ツヴァイク自身と重なる主人公が、極限状況の中、心身を病みながらも、何とか生き延びようとする姿が描かれる。主人公と同じく平和と芸術を深く愛するツヴァイクが、ナチスによる生命と文化の破壊に絶望して亡くなったことから、命をかけてナチスに抗議した書として世界的ベストセラーとなった傑作の映画化が実現した。
監督は、『アイガー北壁』『ゲーテの恋~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~』のフィリップ・シュテルツェル。少年時代に原作と出会って深い感銘を受けたシュテルツェルは、変わるはずはないと信じられていた自由な世界が、驚くほど短い間に簡単にひっくり返されるという物語に、まさに現代の社会状況との共通点を見出し、警告の想いを込めて本作を作り上げた。主人公のヨーゼフを演じるのは、オリヴァー・マスッチ。ドイツで最も敬愛される名優の一人で、『異端児ファスビンダー』で数々の賞を受賞している。また、ダークコメディ『帰ってきたヒトラー』のヒトラー役でも知られ、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』などハリウッド大作でも活躍している。愛する妻と人生を楽しんでいたヨーゼフが、様々の形で踏みにじられる人間の尊厳を取り戻そうとする姿をリアルに演じきった。
ヨーゼフと緊張感あふれる対峙を繰り広げるゲシュタポのベームには、本年度アカデミー賞®4部門受賞という快挙を成し遂げた『西部戦線異状なし』で重要な役を演じ、英国アカデミー賞に輝いたアルブレヒト・シュッフ。インテリジェンスで一見上品な男が、たやすく狂気に転ぶ様を冷徹に体現して、観る者を震撼させる。 ナチスのゲシュタポと囚われたヨーゼフ、ヨーゼフとチェスの世界王者──過去と現在の二つの対決が息もできないほどのスリルに満ちた駆け引きで進むにつれて、冒頭からの伏線が回収され、もう一つの予想もしなかった真実が明かされていく。観る者の心をかき乱す、かつてないヒューマン・サスペンスが誕生した。

STORY
ロッテルダム港を出発し、アメリカへと向かう豪華客船。ヨーゼフ・バルトークは久しぶりに再会した妻と船に乗り込む。かつてウィーンで公証人を務めていたバルトークは、ヒトラー率いるドイツがオーストリアを併合した時にナチスに連行され、彼が管理する貴族の莫大な資産の預金番号を教えろと迫られた。それを拒絶したバルトークは、ホテルに監禁されるという過去を抱えていた。船内ではチェスの大会が開かれ、世界王者が船の乗客全員と戦っていた。船のオーナーにアドバイスを与え、引き分けまで持ち込んだバルトークは、彼から王者との一騎打ちを依頼される。バルトークがチェスに強いのは、監禁中に書物を求めるも無視され、監視の目を潜り抜け盗んだ1冊の本がチェスのルールブックだったのだ。仕方なく熟読を重ねた結果、すべての手を暗唱できるまでになった。その後、バルトークは、どうやってナチスの手から逃れたのか? 王者との白熱の試合の行方と共に、衝撃の真実が明かされる──。
CAST/STAFF

ヨーゼフ・バルトーク
オリヴァー・マスッチ
OLIVER MASUCCI
ドイツ・シュツットガルト出身。ベルリン芸術大学を卒業後、舞台俳優として活動する。ドイツ国内で200万部を売り上げたティムール・ベルメシュのベストセラー小説「Er Ist Wieder Da」を映画化した「帰ってきたヒトラー」(15)で主演に抜てきされ、21世紀にタイムスリップしてモノマネ芸人としてブレイクするアドルフ・ヒトラーを演じ、日本でも注目を集める。その他の出演作に、アカデミー短編実写映画賞にノミネートされた「Die rote Jacke(英題:The Red Jacket)」(02)、TV映画「SWORD-X ソード-X」(04)、「VOLCANO ボルケーノ」(09)などがある。

フランツ=ヨーゼフ・ベーム
アルブレヒト・シュッヘ
ALBRECHT SCHUCH

アンナ
ビルギット・ミニヒマイアー
BIRGIT MINICHMAYR

監督フィリップ・シュテルツェル
1967年生まれ、ドイツ・ミュンヘン出身。ミュージックビデオやCMの監督を務める。02年に『ベイビー』で映画監督デビュー。その後、『アイガー北壁』(08)、『ゲーテの恋~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~』(10)、『陰謀のスプレマシー』(12)、『千年医師物語~ペルシアの彼方へ~』(13)などがある。
原作シュテファン・ツヴァイク
1881年11月28日―1942年2月22日。オーストリア・ウィーン出身。小説家・劇作家・詩人。ユダヤ人実業家の裕福な家庭で育つ。小説や戯曲、伝記、評論など幅広い創作活動を行う。新ロマン主義の影響を受け、第一次世界大戦中に反戦運動に参加する。ナチスが台頭するなか、住み慣れたザルツブルクを去り、イギリス、アメリカ、そしてブラジルに亡命する。そしてその後、妻とともに自ら命を絶った。
代表作:「マリー・アントワネット」「メアリー・スチュアート」「ジョセフ・フーシェ」「心の焦燥」「昨日の世界」など。
シュ
監督:フィリップ・シュテルツェル 原作:シュテファン・ツヴァイク
出演:オリヴァー・マスッチ アルブレヒト・シュッへ ビルギット・ミニヒマイアー
2021|ドイツ|ドイツ語|112分|カラー|5.1ch|シネマスコープ|原題:Schachnovelle|字幕翻訳:川岸史
提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ

© 2021 WALKER+WORM FILM, DOR FILM, STUDIOCANAL FILM, ARD DEGETO, BAYERISCHER RUNDFUNK

kino cinema横浜みなとみらい: 14:40-16:35 (112分)
https://kinocinema.jp/minatomirai/movie/movie-detail/592
ABOUT THE MOVIE
自らの命をかけてナチスに抗議した作家の世界的ベストセラーを映画化! ヒトラーの命令で監禁された公証人が 1冊のチェス本を武器にナチスとの心理戦に挑む驚愕のサスペンス!
原作はオーストリアの作家、シュテファン・ツヴァイクの「チェスの話」。ロッテルダム港を出発し、アメリカへと向かう豪華客船。ヨーゼフは久しぶりに再会した妻と船に乗り込む。かつてウィーンで公証人を務めていたヨーゼフは、ヒトラー率いるドイツがオーストリアを併合した時にナチスに連行され、彼が管理する貴族の莫大な資産の預金番号を教えろと迫られた。それを拒絶したヨーゼフは、ホテルに監禁されるという過去を抱えていた。一方船内ではチェスの大会が開かれ、世界王者が船の乗客全員と戦っていた。船のオーナーにアドバイスを与え、引き分けまで持ち込んだヨーゼフは、彼から王者との一騎打ちを依頼される。ヨーゼフがチェスに強いのには悲しい理由があった。王者との白熱の試合の行方と共に、衝撃の真実が明かされる。
原作:オーストリアの作家、シュテファン・ツヴァイク。 自身もユダヤ人だったことから、1933年にヒトラーがドイツの首相に就任後、ナチスの支配が迫り亡命。 その後「チェスの話」を執筆、完成直後に自らの命を絶ったことから、「命をかけてナチスに抗議した書」として世界的ベストセラーとなった傑作の映画化が実現した。
https://en.wikipedia.org/wiki/The_Royal_Game
https://www.msz.co.jp/news/event/08091-movie/