第25回 上海国際映画祭3冠受賞🏅「658km、陽子の旅」予告編 7月28日(金)ユーロスペース、テアトル新宿他全国順次公開!
第25回 上海国際映画祭
最優秀作品賞、最優秀女優賞、最優秀脚本賞受賞🏅
映画『658km、陽子の旅』7月28日(金)
ユーロスペース、テアトル新宿他全国順次公開!
<STORY>
42歳 独身 青森県弘前市出身。
人生を諦めなんとなく過ごしてきた就職氷河期世代の在宅フリーター陽子(菊地凛子)は、かつて夢への挑戦を反対され20年以上断絶していた父が突然亡くなった知らせを受ける。 従兄の茂(竹原ピストル)とその家族と共に車で弘前へ帰ることに。しかし、途中のサービスエリアでトラブルを起こした子どもに気を取られた茂の一家に置き去りにされてしまう。陽子は弘前に向かうことを逡巡しながらも、所持金がない故にヒッチハイクをすることに。しかし、出棺は明日正午。北上する一夜の旅で出会う人々―懸命に働くシングルマザー(黒沢あすか)、人懐こい女の子(見上愛)、怪しいライター(浜野謙太)、心暖かい夫婦(吉澤健、風吹ジュン)。そして陽子の前に立ちはだかるように現れる若き日の父の幻(オダギリジョー)により、陽子の止まっていた心は大きく揺れ動いてゆく。冷たい初冬の東北の風が吹きすさぶ中、はたして陽子は明日の出棺までに弘前の実家にたどり着くのか・・・
■映画『658km、陽子の旅』 作品情報
監督:#熊切和嘉 原案&共同脚本 #室井孝介 共同脚本:浪子想
出演:#菊地凛子
#竹原ピストル #黒沢あすか #見上愛 #浜野謙太 / #仁村紗和 #篠原篤 #吉澤健 #風吹ジュン / #オダギリジョー
音楽:ジム・オルーク エンディングテーマ「Nothing As」by ジム・オルーク #石橋英子
配給・宣伝:カルチュア・パブリッシャーズ
©2022「658km、陽子の旅」製作委員会
●映画公式サイトはこちら →https://culture-pub.jp/yokotabi.movie/
●映画公式Twitterはこちら →https://twitter.com/yokotabi_movie
●映画公式Instagramはこちら →https://www.instagram.com/yokotabi_mo…
菊地凛子主演、オダギリジョー共演!孤立した心を癒す一夜の物語/映画『658km、陽子の旅』予告編
主演・菊地凛子×監督・熊切和嘉 東京から青森へ、明日正午が出棺。父の葬儀にも、人生にも何もかも間に合わない…人生にもがき、生きる痛みに直面するヒロインを繊細に描き出す『658km、陽子の旅』本予告解禁!エンディングテーマ曲はジム・オルーク。
本作は、父の訃報を受け東京から青森県弘前市の実家までヒッチハイクをすることになった主人公・陽子が、東京―福島―宮城―岩手―青森をたどる旅の中で出会う人々とのトラブルや温かい交流を通して、後悔を抱え孤立した心を癒していく一夜の物語。
TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM(TCP) 2019脚本部門の審査員特別賞を受賞した室井孝介のオリジナル脚本を原案に、熊切和嘉監督が菊地凛子を主演に迎えメガホンをとった。
熊切監督はこれまで『ノン子36歳(家事手伝い)』(08)や『夏の終り』(13)で個性的なヒロインを描いてきたが、本作でも人生にもがき苦しむ“陽子”というヒロインを繊細に描き出している。また菊地演じる陽子は引きこもりがちの生活から、久しぶりに他人と関わることで長年の自分への後悔を露わにしてゆく難役。
竹原ピストル、オダギリジョーをはじめとする豪華キャストに支えられ、切ないまでの生きる痛みや躊躇い、そして絞り出す勇気を熊切監督と共に渾身の演技で表現している。就職氷河期世代の中年期、その定まらない人生というだけではない、他人との密な関係を作らず生きることができる現代、孤独と孤立に凍った心が解けていく様に、誰もが自らや知人を思い起こして心を揺さぶられるロードムービーが誕生した。
父の出棺まであと12時間―。
主人公・陽子は東京から青森まで、20年以上会うことのなかった父との別れのために故郷を目指す。ヒッチハイクで見ず知らずの人の助けで車に乗せてもらったり、自ら歩いたりと、一夜の出会いと別れを紡ぎながら寒空の東北を歩んでいく姿が様々に映し出される。「自分には何もないんだって。」と、吐露するセリフに、半ば人生を諦めて生きてきた陽子の想いと、孤独がにじみ出す胸に迫る予告編が完成した。
また合わせて、”Wilco/A ghost is born”のプロデューサーとしてグラミー賞を受賞する世界的ミュージシャンのジム・オルークとマルチな演奏家として国内外で活躍し、映画『ドライブ・マイ・カー』の音楽を手掛けた石橋英子によるエンディングテーマ「Nothing As」の楽曲も解禁。歩みを進める陽子を、石橋の優しく透き通る歌声が導く幻想的な楽曲となっている。
『658km、陽子の旅』は2023年7月28日公開
オダギリジョー、菊地凛子が持つ驚きの効能(?)を告白「菊地さんがいた側だけ蕁麻疹になってなかった」『658km、陽子の旅』完成披露試写会舞台挨拶
#オダギリジョー #菊地凛子 #陽子の旅
菊地凛子、竹原ピストル、黒沢あすか、吉澤健、風吹ジュン、オダギリジョー、脚本の室井孝介、熊切和嘉監督が10日、『658km、陽子の旅』完成披露試写会舞台挨拶に登場。映画の見どころや、撮影時の裏話を語った。
『658km、陽子の旅』
7月28日(金)ユーロスペース、テアトル新宿他全国順次公開
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
https://eiga.com/movie/98543/
「#マンホール」「私の男」の熊切和嘉監督と「バベル」の菊地凛子が、2001年の「空の穴」以来22年ぶりにタッグを組んだロードムービー。「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM 2019」脚本部門で審査員特別賞を受賞した室井孝介の脚本を原案に、人生にもがき苦しむ女性の東北縦断の旅を描く。
就職氷河期世代である42歳の独身女性・陽子は、人生を諦めてフリーターとしてなんとなく日々を過ごしてきた。そんなある日、かつて夢への挑戦を反対され20年以上疎遠になっていた父の訃報を受けた彼女は、従兄の茂やその家族とともに、東京から故郷の青森県弘前市まで車で向かうことに。しかし、茂の家族は途中のサービスエリアで子どもが起こしたトラブルに気を取られ、陽子を置き去りにして行ってしまう。所持金もなくヒッチハイクで故郷を目指すことにした陽子は、道中で出会ったさまざまな人たちとの交流によって心を癒されていく。
共演には竹原ピストル、黒沢あすか、風吹ジュン、オダギリジョーら実力派が多く顔をそろえる。
2022年製作/113分/G/日本
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
公式サイト:https://culture-pub.jp/yokotabi.movie/


INTRODUCTION
イントロダクション
監督 熊切和嘉 × 主演 菊地凛子
東京から青森へ、明日正午が出棺。
父親の葬儀にも、人生にも何もかも間に合っていない―
それでも陽子は初冬の東北を行く。
夢やぶれて20数年。引きこもり孤立をしていた42歳の陽子は、長年断絶していた父親の葬儀のために、郷里の青森県弘前市に渋々帰ろうとする。しかし、あろうことかヒッチハイクをする羽目に…。孤独に凝り固まる陽子を演じる菊地凛子は、『バベル』(06)で米アカデミー賞®助演女優賞にノミネートされ、その後も『パシフィック・リム』シリーズ等ハリウッドをはじめ海外作品に数多く出演する日本を代表する国際派女優。本作で初めて日本映画の単独主演を飾り、引きこもり生活から外に出て、久しぶりに他人と関わることで長年の自分への後悔を露わにしてゆく繊細な難役を見事に表現。竹原ピストル、オダギリジョーをはじめとする豪華キャストに支えられ、切ないまでの生きる痛みと躊躇い、そして絞り出す勇気を熊切監督と共に渾身の力で表現している。就職氷河期世代の中年期、その定まらない人生というだけではない、他人との密な関係を作らず生きることが当たり前の今、孤独と孤立に凍った心が溶けていく様に、誰もが自らや知人を思い起こして心を揺さぶられるロードムービーが誕生した。
STORY
ストーリー
東京から青森へ 明日正午が出棺。
父親の葬儀にも、人生にも何もかも間に合っていない―
42歳 独身 青森県弘前市出身。人生を諦めなんとなく過ごしてきた就職氷河期世代のフリーター陽子(菊地凛子)は、かつて夢への挑戦を反対され20年以上断絶していた父が突然亡くなった知らせを受ける。従兄の茂(竹原ピストル)とその家族に連れられ、渋々ながら車で弘前へ向かうが、途中のサービスエリアでトラブルを起こした子どもに気を取られた茂一家に置き去りにされてしまう。陽子は弘前に向かうことを逡巡しながらも、所持金がない故にヒッチハイクをすることに。しかし、出棺は明日正午。北上する一夜の旅で出会う人々―毒舌のシングルマザー(黒沢あすか)、人懐こい女の子(見上愛)、怪しいライター(浜野謙太)、心暖かい夫婦(吉澤健、風吹ジュン)、そして立ちはだかるように現れる若き日の父の幻(オダギリジョー)により、陽子の止まっていた心は大きく揺れ動いてゆく。冷たい初冬の東北の風が吹きすさぶ中、はたして陽子は出棺までに実家にたどり着くのか…。
STAFF
スタッフ
* 監督:熊切和嘉
Profile
1974年生まれ。北海道帯広市出身。大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業。卒業制作作品『鬼畜大宴会』が、第20回ぴあフィルムフェスティバルで準グランプリを受賞。同作はベルリン国際映画祭招待作品に選出され、タオルミナ国際映画祭でグランプリを受賞。2001年、『空の穴』で劇場映画デビュー。代表作に『アンテナ』(03年)、『青春☆金属バット』(06年)、『ノン子36歳(家事手伝い)』(08年)、『海炭市叙景』(10年)、『夏の終り』(13年)、『私の男』(14年)がある。2023年2月新作『#マンホール』が公開され、同作は第73回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門に正式招待された。
中学生の頃から映画作りに興味を持ち、大阪芸術大学映像学部に進学する。卒業制作「鬼畜大宴会」(97)が、ぴあフィルムフェスティバル(PFF)で準グランプリを受賞。同作は、ベルリン国際映画祭パノラマ部門に正式招待され、伊タオルミナ国際映画祭ではグランプリを受賞、日本国内でも劇場公開された。PFFスカラシップ作品としてメガホンをとった「空の穴」(01)以降、「アンテナ」(03)、「青春☆金属バット」「フリージア」(06)、「ノン子36歳(家事手伝い)」(08)と意欲的な作品を発表し続ける。近年は、佐藤泰志氏の小説「海炭市叙景」(10)や、瀬戸内晴美(現・瀬戸内寂聴)の私小説「夏の終り」(13)、138回直木賞を受賞した桜庭一樹の「私の男」(13)の映画化でメガホンをとる。
* 原案&共同脚本:室井孝介
Profile
1977年生まれ。千葉県出身。映画とは無縁だった大学時代、偶然見たヴィム・ヴェンダース『ベルリン・天使の詩』の難解さに衝撃を受け、映像で社会や人間を表現するということに興味を持つ。大学卒業後、ENBUゼミナールにて映画監督の篠原哲雄に師事。卒業後は様々な映像の現場での下積みを経て、CM、VP、映画などの演出に携わる。架空の映画音楽の為の映像コンペティションで『日常』が佳作。『劇場版ほんとうにあった怖い話3D』監督。些細で愛おしい日常の機微を大きなスクリーンに映し出したいと思いTCPに応募した。
* MUSIC:ジム・オルーク
Profile
シカゴ出身。10代後半にデレク・ベイリーと出会い、ギターの即興演奏を本格的に始める。その後、実験的要素の強い自身の作品を発表。94年ガスター・デル・ソルや地元シカゴのバンドやプロジェクトに参加し、「シカゴ音響系」と呼ばれるカテゴリーを確立。99年にはフォークやミニマル音楽などをミックスしたソロ・アルバム『ユリイカ』を発表すると世界中から高い評価を得る。2004年、”Wilco/A ghost is born”のプロデューサーとしてグラミー賞を受賞。一方、ソニック・ユースのメンバー兼音楽監督としても活動し、数枚のアルバムに参加(05年に脱退)。現在は日本を中心に活動しており、「くるり」「石橋英子」のプロデュースを始め、坂田明、ボアダムスとのコラボレーションや映画監督の若松考二の過去作品の評論など様々な活動を行っている。熊切和嘉監督の映画作品では『海淡市叙景』(10)『夏の終り』(13)『私の男』(14)に続き4作品目のコラボレーションとなる。
* ENDING THEME:「Nothing As」by ジム・オルーク 石橋英子
石橋英子
Profile
千葉県出身。シンガー・ソングライター、プロデューサーとして活躍する他、ピアノ、シンセ、フルート、マリンバ、ドラムなど多くの楽器を扱えるマルチな演奏家として国内外のライブやフェスにも参加。舞台、映画、展覧会などの音楽制作も手がけ活動の幅は多岐に渡る。アニメ『無限の住人 -IMMORTAL-』(19)、劇団マーム劇団マームとジプシーの演劇作品、シドニーのArt Gallery of NSW の『Japan Supernatural』展、映画『ドライブ・マイ・カー』(21/濱口竜介監督)の音楽を手掛け、アルバム『For McCoy』(22)をリリース。
* POSTER PHOTOGLAPHY:長島有里枝
Profile
1993年武蔵野美術大学在学中に「アーバナート#2」でパルコ賞を受賞し、アーチストとしてデビュー。99年カリフォルニア芸術大学Master of Fine Arts写真専攻修了。2001年『PASTIME PARADISE』で第26回木村伊兵衛写真賞受賞。10年、短編集『背中の記憶』で第26回講談社エッセイ賞受賞。15年武蔵大学人文科学研究科社会学専攻前期博士課程修了。展覧会「ぎこちない会話への対応策—第三波フェミニズムの視点で」(21/金沢21世紀美術館)でゲストキュレーターを務めたほか、23年の個展「ケアの学校」(MAT, Nagoya)ではパフォーマンスや協働、対話を用いた作品を発表するなど、フェミニズム的視座とパンク精神をモットーに新たな表現の模索を続ける。近著に『「僕ら」の「女の子写真」からわたしたちのガーリーフォトへ』(2020, 大福書林, 日本写真協会学芸賞受賞)、『こんな大人になりました』(2023, 集英社)などがある。
*
Official SNS


INTRODUCTION
イントロダクション
監督 熊切和嘉 × 主演 菊地凛子
東京から青森へ、明日正午が出棺。
父親の葬儀にも、人生にも何もかも間に合っていない―
それでも陽子は初冬の東北を行く。
夢やぶれて20数年。引きこもり孤立をしていた42歳の陽子は、長年断絶していた父親の葬儀のために、郷里の青森県弘前市に渋々帰ろうとする。しかし、あろうことかヒッチハイクをする羽目に…。孤独に凝り固まる陽子を演じる菊地凛子は、『バベル』(06)で米アカデミー賞®助演女優賞にノミネートされ、その後も『パシフィック・リム』シリーズ等ハリウッドをはじめ海外作品に数多く出演する日本を代表する国際派女優。本作で初めて日本映画の単独主演を飾り、引きこもり生活から外に出て、久しぶりに他人と関わることで長年の自分への後悔を露わにしてゆく繊細な難役を見事に表現。竹原ピストル、オダギリジョーをはじめとする豪華キャストに支えられ、切ないまでの生きる痛みと躊躇い、そして絞り出す勇気を熊切監督と共に渾身の力で表現している。就職氷河期世代の中年期、その定まらない人生というだけではない、他人との密な関係を作らず生きることが当たり前の今、孤独と孤立に凍った心が溶けていく様に、誰もが自らや知人を思い起こして心を揺さぶられるロードムービーが誕生した。
STORY
ストーリー
東京から青森へ 明日正午が出棺。
父親の葬儀にも、人生にも何もかも間に合っていない―
42歳 独身 青森県弘前市出身。人生を諦めなんとなく過ごしてきた就職氷河期世代のフリーター陽子(菊地凛子)は、かつて夢への挑戦を反対され20年以上断絶していた父が突然亡くなった知らせを受ける。従兄の茂(竹原ピストル)とその家族に連れられ、渋々ながら車で弘前へ向かうが、途中のサービスエリアでトラブルを起こした子どもに気を取られた茂一家に置き去りにされてしまう。陽子は弘前に向かうことを逡巡しながらも、所持金がない故にヒッチハイクをすることに。しかし、出棺は明日正午。北上する一夜の旅で出会う人々―毒舌のシングルマザー(黒沢あすか)、人懐こい女の子(見上愛)、怪しいライター(浜野謙太)、心暖かい夫婦(吉澤健、風吹ジュン)、そして立ちはだかるように現れる若き日の父の幻(オダギリジョー)により、陽子の止まっていた心は大きく揺れ動いてゆく。冷たい初冬の東北の風が吹きすさぶ中、はたして陽子は出棺までに実家にたどり着くのか…。
CAST
キャスト
菊地凛子 きくちりんこ 菊地百合子(旧芸名)
モデルから女優に転向し、1999年に新藤兼人監督作「生きたい」で映画デビュー。メキシコの鬼才アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の「バベル」(06)で第79回アカデミー助演女優賞にノミネートされ、一躍国際派女優となる。以降「ブラザーズ・ブルーム」(08)、「ナイト・トーキョー・デイ」(09)など海外作品に多く出演する一方で、日本映画でも「図鑑に載ってない虫」(07)や「サイドウェイズ」(09)、「ノルウェイの森」(10)、「モテキ」(11)などで活躍。ギレルモ・デル・トロ監督のSFアクション「パシフィック・リム」(13)では主要キャラクターの森マコ役を演じ、続編「アップライジング」(18)にも同役で出演。プライベートでは、14年に俳優の染谷将太と結婚、16年に第1子を出産した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/菊地凛子
竹原ピストル 工藤茂 役 Comment / Profile 黒沢あすか 立花久美子 役 Comment / Profile 見上愛 小野田リサ 役 Comment / Profile 浜野謙太 若宮修 役 Comment / Profile 仁村紗和 八尾麻衣子 役 Comment / Profile 篠原篤 水野隆太 役 Comment / Profile 吉澤健 木下登 役 Comment / Profile 風吹ジュン 木下静江 役 Comment / Profile オダギリジョー 工藤昭政 役 Comment / Profile
STAFF
スタッフ
* 監督:熊切和嘉
Profile
1974年生まれ。北海道帯広市出身。大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業。卒業制作作品『鬼畜大宴会』が、第20回ぴあフィルムフェスティバルで準グランプリを受賞。同作はベルリン国際映画祭招待作品に選出され、タオルミナ国際映画祭でグランプリを受賞。2001年、『空の穴』で劇場映画デビュー。代表作に『アンテナ』(03年)、『青春☆金属バット』(06年)、『ノン子36歳(家事手伝い)』(08年)、『海炭市叙景』(10年)、『夏の終り』(13年)、『私の男』(14年)がある。2023年2月新作『#マンホール』が公開され、同作は第73回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門に正式招待された。
* 原案&共同脚本:室井孝介
Profile
1977年生まれ。千葉県出身。映画とは無縁だった大学時代、偶然見たヴィム・ヴェンダース『ベルリン・天使の詩』の難解さに衝撃を受け、映像で社会や人間を表現するということに興味を持つ。大学卒業後、ENBUゼミナールにて映画監督の篠原哲雄に師事。卒業後は様々な映像の現場での下積みを経て、CM、VP、映画などの演出に携わる。架空の映画音楽の為の映像コンペティションで『日常』が佳作。『劇場版ほんとうにあった怖い話3D』監督。些細で愛おしい日常の機微を大きなスクリーンに映し出したいと思いTCPに応募した。
* MUSIC:ジム・オルーク
Profile
シカゴ出身。10代後半にデレク・ベイリーと出会い、ギターの即興演奏を本格的に始める。その後、実験的要素の強い自身の作品を発表。94年ガスター・デル・ソルや地元シカゴのバンドやプロジェクトに参加し、「シカゴ音響系」と呼ばれるカテゴリーを確立。99年にはフォークやミニマル音楽などをミックスしたソロ・アルバム『ユリイカ』を発表すると世界中から高い評価を得る。2004年、”Wilco/A ghost is born”のプロデューサーとしてグラミー賞を受賞。一方、ソニック・ユースのメンバー兼音楽監督としても活動し、数枚のアルバムに参加(05年に脱退)。現在は日本を中心に活動しており、「くるり」「石橋英子」のプロデュースを始め、坂田明、ボアダムスとのコラボレーションや映画監督の若松考二の過去作品の評論など様々な活動を行っている。熊切和嘉監督の映画作品では『海淡市叙景』(10)『夏の終り』(13)『私の男』(14)に続き4作品目のコラボレーションとなる。
* ENDING THEME:「Nothing As」by ジム・オルーク 石橋英子
石橋英子
Profile
千葉県出身。シンガー・ソングライター、プロデューサーとして活躍する他、ピアノ、シンセ、フルート、マリンバ、ドラムなど多くの楽器を扱えるマルチな演奏家として国内外のライブやフェスにも参加。舞台、映画、展覧会などの音楽制作も手がけ活動の幅は多岐に渡る。アニメ『無限の住人 -IMMORTAL-』(19)、劇団マーム劇団マームとジプシーの演劇作品、シドニーのArt Gallery of NSW の『Japan Supernatural』展、映画『ドライブ・マイ・カー』(21/濱口竜介監督)の音楽を手掛け、アルバム『For McCoy』(22)をリリース。
* POSTER PHOTOGLAPHY:長島有里枝
Profile
1993年武蔵野美術大学在学中に「アーバナート#2」でパルコ賞を受賞し、アーチストとしてデビュー。99年カリフォルニア芸術大学Master of Fine Arts写真専攻修了。2001年『PASTIME PARADISE』で第26回木村伊兵衛写真賞受賞。10年、短編集『背中の記憶』で第26回講談社エッセイ賞受賞。15年武蔵大学人文科学研究科社会学専攻前期博士課程修了。展覧会「ぎこちない会話への対応策—第三波フェミニズムの視点で」(21/金沢21世紀美術館)でゲストキュレーターを務めたほか、23年の個展「ケアの学校」(MAT, Nagoya)ではパフォーマンスや協働、対話を用いた作品を発表するなど、フェミニズム的視座とパンク精神をモットーに新たな表現の模索を続ける。近著に『「僕ら」の「女の子写真」からわたしたちのガーリーフォトへ』(2020, 大福書林, 日本写真協会学芸賞受賞)、『こんな大人になりました』(2023, 集英社)などがある。
COMMENT
コメント
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
(映画監督/『バベル』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)
彼女が過去と対峙する姿に、悲しく胸を締め付けられた。彼女の苦痛や悲しみは、観客の心を突き刺し、目が離せなくなる。熊切和嘉は、主人公の痛みや雰囲気を探求し、見事に描き出し、素晴らしい仕事を成し遂げた。
イザベル・コイシェ
(映画監督/『死ぬまでにしたい10のこと』『マイ・ブックショップ』)
この映画は孤独と敗北を描いた、力強い物語だ。人生の岐路に立つ孤独な女性を映し出し、観客の心を確実に揺さぶるだろう。
https://eiga.com/movie/98543/special/
【2023年“本当に観て良かった1本”に確定しました】
コミュ障引きこもり女性が東京→青森658kmを旅する
しかもヒッチハイクで!? 菊地凛子の“化け物級演技”
を堪能できる――海外映画祭3冠を達成した珠玉の一作
ユーロスペース:15:00-17:05 (113分)
http://www.eurospace.co.jp/works/detail.php?w_id=000696
東京から青森へ、明日正午が出棺。
父親の葬儀にも、人生にも何もかも間に合っていない――
それでも陽子は初冬の東北を行く。
©2022「658km、陽子の旅」製作委員会
42歳 独身 青森県弘前市出身。人生を諦めなんとなく過ごしてきた就職氷河期世代のフリーター陽子(菊地凛子)は、かつて夢への挑戦を反対され20年以上断絶していた父が突然亡くなった知らせを受ける。従兄の茂(竹原ピストル)とその家族に連れられ、渋々ながら車で弘前へ向かうが、途中のサービスエリアでトラブルを起こした子どもに気を取られた茂一家に置き去りにされてしまう。陽子は弘前に向かうことを逡巡しながらも、所持金がない故にヒッチハイクをすることに。しかし、出棺は明日正午。北上する一夜の旅で出会う人々―毒舌のシングルマザー(黒沢あすか)、人懐こい女の子(見上愛)、怪しいライター(浜野謙太)、心暖かい夫婦(吉澤健、風吹ジュン)、そして立ちはだかるように現れる若き日の父の幻(オダギリジョー)により、陽子の止まっていた心は大きく揺れ動いてゆく。冷たい初冬の東北の風が吹きすさぶ中、はたして陽子は出棺までに実家にたどり着くのか……。
夢やぶれて20数年。引きこもり孤立をしていた42歳の陽子は、長年断絶していた父親の葬儀のために、郷里の青森県弘前市に渋々帰ろうとする。しかし、あろうことかヒッチハイクをする羽目に……。孤独に凝り固まる陽子を演じる菊地凛子は、『バベル』(06)で米アカデミー賞®助演女優賞にノミネートされ、その後も『パシフィック・リム』シリーズ等ハリウッドをはじめ海外作品に数多く出演する日本を代表する国際派女優。本作で初めて日本映画の単独主演を飾り、引きこもり生活から外に出て、久しぶりに他人と関わることで長年の自分への後悔を露わにしてゆく繊細な難役を見事に表現。竹原ピストル、オダギリジョーをはじめとする豪華キャストに支えられ、切ないまでの生きる痛みと躊躇い、そして絞り出す勇気を熊切監督と共に渾身の力で表現している。就職氷河期世代の中年期、その定まらない人生というだけではない、他人との密な関係を作らず生きることが当たり前の今、孤独と孤立に凍った心が溶けていく様に、誰もが自らや知人を思い起こして心を揺さぶられるロードムービーが誕生した。
監督:熊切和嘉/原案&共同脚本:室井孝介/共同脚本:浪子想/音楽:ジム・オルーク/出演:菊地凛子、竹原ピストル、黒沢あすか、見上愛、浜野謙太、仁村紗和、篠原篤、吉澤健、風吹ジュン、オダギリジョー
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
https://ttcg.jp/movie/0967400.html
東京から青森へ、明日正午が出棺。
父親の葬儀にも、人生にも何もかも間に合っていない―
それでも陽子は初冬の東北を行く。
夢やぶれて20数年。引きこもり孤立をしていた42歳の陽子は、長年断絶していた父親の葬儀のために、郷里の青森県弘前市に渋々帰ろうとする。しかし、あろうことかヒッチハイクをする羽目に…。孤独に凝り固まる陽子を演じる菊地凛子は、『バベル』(06)で米アカデミー賞®助演女優賞にノミネートされ、その後も『パシフィック・リム』シリーズ等ハリウッドをはじめ海外作品に数多く出演する日本を代表する国際派女優。本作で初めて日本映画の単独主演を飾り、引きこもり生活から外に出て、久しぶりに他人と関わることで長年の自分への後悔を露わにしてゆく繊細な難役を見事に表現。竹原ピストル、オダギリジョーをはじめとする豪華キャストに支えられ、切ないまでの生きる痛みと躊躇い、そして絞り出す勇気を熊切監督と共に渾身の力で表現している。就職氷河期世代の中年期、その定まらない人生というだけではない、他人との密な関係を作らず生きることが当たり前の今、孤独と孤立に凍った心が溶けていく様に、誰もが自らや知人を思い起こして心を揺さぶられるロードムービーが誕生した。
42歳 独身 青森県弘前市出身。人生を諦めなんとなく過ごしてきた就職氷河期世代のフリーター陽子(菊地凛子)は、かつて夢への挑戦を反対され20年以上断絶していた父が突然亡くなった知らせを受ける。従兄の茂(竹原ピストル)とその家族に連れられ、渋々ながら車で弘前へ向かうが、途中のサービスエリアでトラブルを起こした子どもに気を取られた茂一家に置き去りにされてしまう。陽子は弘前に向かうことを逡巡しながらも、所持金がない故にヒッチハイクをすることに。しかし、出棺は明日正午。北上する一夜の旅で出会う人々―毒舌のシングルマザー(黒沢あすか)、人懐こい女の子(見上愛)、怪しいライター(浜野謙太)、心暖かい夫婦(吉澤健、風吹ジュン)、そして立ちはだかるように現れる若き日の父の幻(オダギリジョー)により、陽子の止まっていた心は大きく揺れ動いてゆく。冷たい初冬の東北の風が吹きすさぶ中、はたして陽子は出棺までに実家にたどり着くのか…。
https://www.culture-pub.jp/tcp/news/339/
https://gaga.ne.jp/manhole/
https://eiga.com/movie/97178/
「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔が6年ぶりに映画主演を務め、マンホールに落ちてしまった男の苦闘を描いたシチュエーションスリラー。「ライアーゲーム」「マスカレード・ホテル」シリーズの岡田道尚によるオリジナル脚本で、「私の男」「海炭市叙景」の熊切和嘉監督がメガホンをとった。
勤務先の不動産会社で営業成績ナンバーワンの川村俊介は、社長令嬢との結婚も決まって将来を約束されていた。しかし結婚式の前夜、渋谷で開かれたパーティで酩酊し、帰り道にマンホールの穴に落ちてしまう。深夜、川村は穴の底で目を覚ますが、思うように身動きが取れず、スマホのGPSは誤作動を起こし、警察に助けを求めてもまともに取り合ってもらえない。なんとか連絡が取れた元カノに助けを求めることができたが、自分のいる場所がどこかわからない川村は、「マンホール女」のアカウントをSNS上で立ち上げ、ネット民たちに場所の特定と救出を求めるが……。
中島が主人公・川村役を演じるほか、川村の元カノ役を奈緒、川村の同期社員役を永山絢斗がそれぞれ演じる。
2023年製作/99分/PG12/日本
配給:ギャガ
映画『#マンホール』絶頂からどん底へ、本編映像 2/10(金)公開
【第73回ベルリン国際映画祭 ベルリナーレ・スペシャル部門 正式招待作品】
男は幸せの絶頂からマンホールに転落した――。
あなたなら、どうする?
この結末、つぶやき厳禁
ハイスペック男の主人公川村俊介が幸せの絶頂から転落する本編映像となります。
映画『#マンホール』
2023年2月10日(金)全国ロードショー
——-
絶頂からどん底へ。彼は、落ちたのか、落とされたのか?
人生を賭けた脱出劇が始まるー。
営業成績No.1のデキる男・川村俊介。社長令嬢との結婚式前夜、渋谷で開かれたサプライズパーティで酩酊し、帰り道で不覚にもマンホールの穴に落ちてしまう。
深夜、穴の底で目覚めた川村は、足に深手を負い、思うように身動きが取れない。
スマホで現在位置を調べるがGPSは誤作動を起こし、警察に連絡するもまともに取り合ってもえらえない。唯一つながった元カノに助けを求めることができたが、そこである疑念が発覚する。
「もしかして、ここは渋谷ではない?」
何者かにはめられたと考えた彼は、SNS上で「マンホール女」のアカウントを立ち上げ、
場所の特定と救出を求める。犯人探しに沸き上がるネット民たちを操る川村。
結婚式までのタイムリミットはあと僅か―。
このどん底から這い上がれるのか!?
出演:中島裕翔、奈緒、永山絢斗ほか
監督:熊切和嘉 『私の男』『海炭市叙景』
原案・脚本:岡田道尚 『マスカレード・ホテル』シリーズ『ライアーゲーム』シリーズ
制作プロダクション:ツインズジャパン
製作幹事・配給:ギャガ
©2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.
公式サイト:gaga.ne.jp/manhole/
公式twitter: twitter.com/manhole_movie @manhole_movie
公式Instagram:instagram.com/manhole_movie/
公式TikTok:tiktok.com/@manhole_movie
映画『#マンホール』本編映像: ライターの火で暖をとりながら、元カノの電話 にいらつく川村が知る驚愕の事実とは!大ヒット上映中!!
https://eiga.com/movie/40393/
[空の穴]
変わらぬ日々を淡々と送る30代半ばの男が、恋人に捨てられた若い女との出会いを通して生きる力を見出していく姿を描いた人間ドラマ。監督は「鬼畜大宴会」の熊切和嘉。脚本は、熊切監督と穐月彦の共同。撮影を「鬼畜大宴会」の橋本清明が担当している。主演は、「DISTANCE」の寺島進と「Paradice」の菊地百合子。第30回ロッテルダム国際映画祭国際批評家連盟賞スペシャルメンション授与、第51回ベルリン国際映画祭ヤングフォーラム出品、第56回毎日映画コンクール男優助演賞(寺島進)受賞、第11回日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞(寺島進)受賞、第10回PFFスカラシップ、日本芸術文化振興会芸術団体等活動基盤整備事業作品。スーパー16ミリからのブローアップ。
2001年製作/127分/日本
配給:ぴあ
ストーリー
北海道。ドライヴイン空の穴を営む市夫は、道楽者の父親・旭とふたり暮らし。ある日、恋人・登との旅行中、ちょっとした口論がきっかけでガソリンスタンドに一文無しで置き去りにされてしまった妙子をバイトとして雇った彼は、次第に彼女に想いを寄せるようになっていく。だが、恋人に捨てられ愛されることに臆病になっていた妙子にとって、市夫の真っ直ぐな気持ちは重過ぎた。そんな中、ドライヴに出かけたふたりは、偶然、登と再会する。市夫は妙子に登との決着を強要するが、それはかえって妙子の心を傷つけることとなり、妙子は東京へ帰ると言い出す。彼女を必死で食い止めようとする市夫。しかし、妙子は彼の前から姿を消してしまう。やがて、市夫に以前と同じ日常が戻った。だが、明らかに今の彼は以前の彼とは違っていた。
予告編 空の穴 2001 熊切和嘉