『大いなる自由』7.7(金)公開 予告編
2021年カンヌ国際映画祭ある視点部門 審査員賞受賞
2022年アカデミー賞 国際長編映画賞 オーストリア代表作品
この手に自由を、消せない愛を。
第二次大戦後のドイツで男性同性愛を禁ずる「刑法175条」のもと、「愛する自由」を求め続けた男の20余年にもわたる闘いを描いた、静かな衝撃作
『大いなる自由』
2023/7/7(金)より「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」ほか全国ロードショー予定
監督・脚本:セバスティアン・マイゼ
撮影監督:クリステル・フルニエ 『トムボーイ』『ガールフッド』
音楽:ニルス・ペッター・モルヴェル、ペーター・ブロッツマン
キャスト:フランツ・ロゴフスキ『ハッピーエンド』『希望の灯り』『水を抱く女』、ゲオルク・フリードリヒ、トーマス・プレン、アントン・フォン・ルケ ほか
作品情報:2021年/オーストリア、ドイツ/116分/原題:Große Freiheit/英題:Great Freedom
受賞・ノミネート:
2021年カンヌ国際映画祭ある視点部門 審査員賞 受賞
2022年アカデミー賞 国際長編映画賞 オーストリア代表作品
配給:Bunkamura
公式HP:https://greatfreedom.jp/
Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下:https://www.bunkamura.co.jp/cinema_mi…
『大いなる自由』7.7(金)公開 本編オープニングシーン
『大いなる自由』本編映像
2023年7月7日に公開される映画『大いなる自由』の本編映像が公開された。
記事はこちら
https://realsound.jp/movie/2023/07/po…
本作は、第74回カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員賞受賞、第94回アカデミー賞国際長編映画賞オーストリア代表作品の人間ドラマ。第二次大戦後ドイツで男性同性愛を禁ずる「刑法175条」のもと、“愛する自由”を求め続けた男の20余年にもわたる闘いを描いた人間ドラマ。
監督・脚本を務めたのは、オーストリア人監督のセバスティアン・マイゼ。各国映画祭で高く評価された長編デビュー作『Still Life(原題)』以来の劇映画となる。撮影監督は『トムボーイ』や『ガールフッド』などを手がけたクリステル・フルニエが担当した。
1871年から1994年までの123年間施行された刑法175条はナチス時代に厳罰化され、処罰者は14万人にも及んだ。自身の性的指向を理由に繰り返し投獄される主人公ハンスを演じたのは、ミヒャエル・ハネケ監督『ハッピーエンド』やドイツ映画賞主演男優賞に輝いた『希望の灯り』に出演し、ダンサー・振付師でもあるフランツ・ロゴフスキ。当初は同性愛者であるハンスを嫌悪しながらも、次第に心をほどいていく殺人犯ヴィクトールを、『Bright Nights(原題)』で第67回ベルリン国際映画祭最優秀男優賞を受賞したゲオルク・フリードリヒが演じる。
■公開情報
『大いなる自由』
2023年7月7日(金)Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国順次公開
出演:フランツ・ロゴフスキ、ゲオルク・フリードリヒ、トーマス・プレン、アントン・フォン・ルケほか
監督・脚本:セバスティアン・マイゼ
共同脚本:トーマス・ライダー
撮影監督:クリステル・フルニエ
編集:ジョアナ・スクリンツィ
音楽:ニルス・ペッター・モルヴェル、ペーター・ブロッツマン
配給:Bunkamura
2021年/オーストリア、ドイツ/116分/1:1.85/カラー/英題:Great Freedom
©2021FreibeuterFilm・Rohfilm Productions
公式サイト:https://greatfreedom.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/greatfreedomjp
公式Instagram:https://www.instagram.com/greatfreedo…
公式サイト:https://greatfreedom.jp
Great Freedom Trailer #1 (2022) | Movieclips Indie
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US Release Date: March 4, 2022
Starring: Franz Rogowski, Georg Friedrich, Anton von Lucke
Directed By: Sebastian Meise
Synopsis: In post-war Germany Hans is imprisoned again and again for being homosexual. Due to paragraph 175 his desire for freedom is systematically destroyed. The one steady relationship in his life becomes his long time cell mate, Viktor, a convicted murderer. What starts as revulsion grows into something called love.
GREAT FREEDOM | Official Trailer #2 | Exclusively on MUBI
GREAT FREEDOM. A searing depiction of love in the face of injustice, directed by Sebastian Meise and starring Franz Rogowski. Now streaming exclusively in the US, Canada, UK, Ireland, India, Turkey, Argentina, Brazil and more: https://mubi.io/greatfreedom
In post-war Germany, liberation by the Allies does not mean freedom for everyone. Hans is imprisoned again and again under Paragraph 175, a law criminalizing homosexuality. Over the course of decades, he develops an unlikely yet tender bond with his cellmate Viktor, a convicted murderer.
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Great Freedom – Official Trailer
https://eiga.com/movie/98921/
ドイツで1871年から1994年にかけて施行された男性同性愛を禁止する法律のもと、愛する自由を求め続けた男の20年以上にわたる闘いを描いたドラマ。
第2次世界大戦後のドイツ。男性同性愛を禁じる刑法175条のもと、ハンスは性的指向を理由に何度も投獄されていた。同房になった殺人犯ヴィクトールはハンスを嫌悪するが、ハンスの腕に彫られた番号を見て、彼がナチスの強制収容所から刑務所へ送られてきたことを知る。信念を貫き繰り返し懲罰房に入れられるハンスと、長期の服役によって刑務所内での振る舞いを熟知するヴィクトールの間には、いつしか固い絆が芽生えはじめる。
「希望の灯り」のフランツ・ロゴフスキがハンス、「ワイルド わたしの中の獣」のゲオルク・フリードリヒがヴィクトールを演じた。監督・脚本はオーストリア出身のセバスティアン・マイゼ。2021年・第74回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員賞を受賞。
2021年製作/116分/R15+/オーストリア・ドイツ合作
原題:Great Freedom
配給:Bunkamura
https://en.wikipedia.org/wiki/Great_Freedom
公式サイト:https://greatfreedom.jp
戦後ドイツ、男性同性愛を禁ずる刑法175条のもと
愛する自由を求め続けた男の 20余年にもわたる物語

第二次世界大戦後のドイツ、男性同性愛を禁じた刑法175条の下、ハンスは自身の性的指向を理由に繰り返し投獄される。同房の服役囚ヴィクトールは「175条違反者」である彼を嫌悪し遠ざけようとするが、腕に彫られた番号から、ハンスがナチスの強制収容所から直接刑務所に送られたことを知る。己を曲げず何度も懲罰房に入れられる「頑固者」ハンスと、長期の服役によって刑務所内での振る舞いを熟知しているヴィクトール。反発から始まった二人の関係は、長い年月を経て互いを尊重する絆へと変わっていく 。あまりに不条理な迫害の歴史の中で、愛と自由の本質を見つめた、静かな衝撃作。
2021年カンヌ国際映画祭ある視点部⾨審査員賞受賞、2022年アカデミー賞国際⻑編映画賞オーストリア代表作品。

主人公ハンスを演じたのは、ミヒャエル・ハネケ監督『ハッピーエンド』(17)やドイツ映画賞主演男優賞に輝いた『希望の灯り』(18) などで大きな印象を残した次世代スターで、ダンサー・振付師でもあるフランツ・ロゴフスキ。非人道的な法に踏み躙られながらも愛を諦めないハンスの消えない炎のような魂を、少ない言葉と雄弁な身体で表現している。当初はハンスを嫌悪しながらも、次第に心をほどいていくヴィクトールを演じたのは、演技派ゲオルク・フリードリヒ。唯一無二の関係性を絶妙な距離感で具現化した二人のケミストリーは各国メディアから激賞された。監督は、オーストリアの俊英セバスティアン・マイゼ。撮影監督は『燃ゆる女の肖像』(19)のセリーヌ・シアマ監督が初期代表作でタッグを組んだクリステル・フルニエ。「レンブラントの絵画のよう」と評された美しい陰影は観るものを魅了して離さない。
カンヌを皮切りに世界各国の映画祭を席巻し、2022年レインボー・リール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~でも絶賛が相次いだ待望作がついに劇場公開。
ドイツ刑法175条(1871~1994) 1871年に制定された男性同性愛※を禁じる刑法。ナチ期に厳罰化され、戦後東西ドイツでそのまま引き継がれた。西ドイツでは1969年に21歳以上の男性同性愛は非犯罪化され、1994年にようやく撤廃された。約120年間に14万もの人が処罰されたといわれる。
※刑法175条は男性のみを対象としており、女性同性愛はその存在さえ否定されたことから違法と明記されていなかった。
監督・脚本:セバスティアン・マイゼ
Sebastian Meise
1976年、オーストリア・キッツビューエル生まれの映画監督、脚本家。長編デビュー作「Still Life」(未・11)はサン・セバスチャン国際映画祭でプレミア上映され、ディアゴナーレ・オーストリア映画祭で最優秀長編映画賞など数々の賞を受賞した。ドキュメンタリー映画「Outing」(未・12)はHot Docs カナディアン国際ドキュメンタリー映画祭で上映された。本作『大いなる自由』は長編フィクション第2作目となる。ウィーンを拠点とする制作会社FreibeuterFilmの共同設立者でもある。
フィルモグラフィ
2021: 『大いなる自由』
2012: 「Outing」(未)
2011: 「Still Life」(未)
2008: 「Namut」 (TVドキュメンタリー)
2006: 「Daemonen」 (短編)
2005: 「Random」 (短編)
2003: 「Prises de Vues」 (短編)
共同脚本:トーマス・ライダー
Thomas Reider
1980年、オーストリア・リーエンツ生まれの脚本家、映画監督。TVシリーズの脚本を手掛けるかたわら、ドキュメンタリー映画も監督。セバスティアン・マイゼ監督作品では本作のほかに「Still Life」(未・11)で脚本を、「Outing」(未・12)で共同監督を担当した。
ハンス役:フランツ・ロゴフスキ
Franz Rogowski
1986年、ドイツ・フライブルク⽣まれ。2007年より俳優、ダンサー、振付師として活動。2018年にはドイツの公立劇場ミュンヘン・カンマーシュピーレのレパートリー作品として「NO SEX」(岡田利規作・演出)にも出演。同じく2018年に『希望の灯り』と『未来を乗り換えた男』の2作品で主役を務め、ベルリン国際映画祭のシューティング・スター賞、ドイツアカデミー賞主演男優賞に輝いた。ほか、映画出演作は、ベルリン国際映画祭銀熊賞(芸術貢献賞)を受賞したセバスチャン・シッパー監督『ヴィクトリア』(15)、ミヒャエル・ハネケ監督『ハッピーエンド』(17)、テレンス・マリック監督『名もなき生涯』(19)、クリスティアン・ペッツォルト 監督『水を抱く女』(20)など。2023年のベルリン国際映画祭では主演を務めた「Disco Boy」(英題)がコンペティション部門に、ベン・ウィショーと共演した「Passages」(英題)がパノラマ部門にそれぞれ出品された。
ヴィクトール役:ゲオルク・フリードリヒ
Georg Friedrich
1966年、オーストリア・ウィーン生まれ。ウィーンのクラウス演劇学校で学び、1983年より俳優として活動を始める。2004年、ベルリン国際映画祭のシューティング・スター賞を受賞。2017年には「Bright Nights」(未)でベルリン国際映画祭最優秀男優賞を受賞した。ほか、映画出演作にミヒャエル・ハネケ監督『セブンス・コンチネント』(89)、『ピアニスト』(01)、「タイム・オブ・ザ・ウルフ」(未・03)、ラウル・ルイス監督『クリムト』(06)、アレクサンドル・ソクーロフ監督『ファウスト』(11)、『ワイルド わたしの中の獣』(16)などがある。
レオ役:アントン・フォン・ルケ
Anton von Lucke
1989年、ドイツ・ハンブルク生まれ。ベルリンのエルンスト・ブッシュ演劇大学で学ぶ。ドイツ史上最大の規模で制作されたテレビドラマシリーズ「バビロン・ベルリン」や、フランソワ・オゾン監督『婚約者の友人』(16)、2023年度アカデミー賞で作品賞含む9部門にノミネートされ、撮影・美術・作曲・国際長編映画の4部門を受賞したNetflix映画『西部戦線異状なし』(22)などに出演している。
オスカー役:トーマス・プレン
Thomas Prenn
1994年、イタリア・南チロル生まれ。ベルリンのエルンスト・ブッシュ演劇大学にて学ぶ。2018年、ドイツ語圏で最も人気のある犯罪TVドラマシリーズ「Tatort」 のエピソード「Damian」でタイトルロールを演じ高く評価された。映画出演は、テレンス・マリック監督『名もなき生涯』(19)、『ホーホヴァルト村のマリオ』(20)ではオーストリア映画賞主演男優賞を受賞。Netflixのドラマシリーズ「バイオハッカーズ」(20)にも出演している。
大いなる自由
監督・脚本:セバスティアン・マイゼ
共同脚本:トーマス・ライダー
撮影監督:クリステル・フルニエ(『水の中のつぼみ』『トムボーイ』『ガールフッド』)
編集:ジョアナ・スクリンツィ
音楽:ニルス・ペッター・モルヴェル、ペーター・ブロッツマン
出演:フランツ・ロゴフスキ(『希望の灯り』『未来を乗り換えた男』)
ゲオルク・フリードリヒ、アントン・フォン・ルケ、トーマス・プレンほか
2021年/オーストリア、ドイツ/116分/1:1.85/カラー/R15+
原題:Große Freiheit /英題:Great Freedom
字幕翻訳:今井祥子/字幕監修:柳原伸洋
配給:Bunkamura Subsidized by German Films
©2021FreibeuterFilm•Rohfilm Productions
Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下:13:35- (116分)
https://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/23_greatfreedom.html
町山智浩 映画『大いなる自由』『CLOSE/クロース』2023.06.27
『大いなる自由』(原題:Great Freedom)
劇場公開日:2023年7月7日
◆ドイツで1871年から1994年にかけて施行された男性同性愛を禁止する法律のもと、愛する自由を求め続けた男の20年以上にわたる闘いを描いたドラマ。
第74回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員賞を受賞。
監督:セバスティアン・マイゼ
主演:フランツ・ロゴフスキ、ゲオルク・フリードリヒ
『CLOSE/クロース』(原題:Close)
劇場公開日:2023年7月14日
◆「Girl/ガール」でカンヌ国際映画祭のカメラドール(新人監督賞)を受賞したルーカス・ドン監督が、13歳の2人の少年に起こる関係の変化を描いた長編第2作。
第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、グランプリを受賞。第80回ゴールデングローブ賞で外国語映画賞、第95回アカデミー賞でも国際長編映画賞にノミネートされた。
監督:ルーカス・ドン(Girl/ガール)
主演:エデン・ダンブリン、グスタフ・ドゥ・ワエル
#町山智浩 #たまむすび #アメリカ流れ者 #こねくと
第31回レインボー・リール東京〜東京国際レズビアン&ゲイ映画祭
スパイラルホール(スパイラル3F)
7月16日(土) 20:50〜
【単独インタビュー】『大いなる自由』セバスティアン・マイゼ監督が語る同性愛を禁じる刑法をめぐる愛と自由
https://cinemore.jp/jp/news-feature/3051/article_p1.html
『大いなる自由』セバスティアン・マイゼ監督 何故それは映画でなければいけないのか?【Director’s Interview Vol.330】
https://ginzamag.com/categories/interview/406740
『大いなる自由』セバスティアン・マイゼ監督にインタビュー
STILLLEBEN (Still Life) ⎮ Festivaltrailer with english subtitles
A film by Sebastian Meise
Feature Fiction, 77min, A 2011
with Fritz Hörtenhuber, Christoph Luser, Daniela Golpashin, Roswitha Soukup and Anja Plaschg
Music: Soap&Skin (Voyage, Voyage / Album ‘Narrow’)
A father pays prostitutes to play the role of his own daughter. The shocking revelation concerning his long-secret obsession tears up the family’s delicate fabric. The son blames himself, and he resolves to find out whether his father ever acted on his fantasies, while his sister wants to sort out her memories on her own.
Despite her uncertainties, their mother’s reaction leaves no question as to what she thinks. The father ultimately has to find a way of coping with his shame and feelings of guilt.
A father pays prostitutes to play the role of his own daughter. The shocking revelation concerning his long-secret obsession tears up the family’s delicate fabric. The son blames himself, and he resolves to find out whether his father ever acted on his fantasies, while his sister wants to sort out her memories on her own. Despite her uncertainties, their mother’s reaction leaves no question as to what she thinks. The father ultimately has to find a way of coping with his shame and feelings of guilt.
Storyline
Edit
A father pays prostitutes to play the role of his own daughter. The shocking revelation concerning his long-secret obsession tears up the family’s delicate fabric. The son blames himself, and he resolves to find out whether his father ever acted on his fantasies, while his sister wants to sort out her memories on her own. Despite her uncertainties, their mother’s reaction leaves no question as to what she thinks. The father ultimately has to find a way of coping with his shame and feelings of guilt. —FreibeuterFilm
An unexpected letter forces siblings Bernhard and Lydia to confront each other and to deal with their family history.
STILLLEBEN (Still Life)⎮TRAILER