映画『山女』本予告|6月30日(金)全国順次公開
山田杏奈 × 森山未來 × 永瀬正敏 × 福永壮志監督
「遠野物語」に着想を得た、唯一無二の物語
18世紀末の東北の寒村を舞台に
過酷な運命に翻弄されながらも、たくましく生きる女性を描くーー
山田杏奈
森山未來 二ノ宮隆太郎 三浦透子 山中崇 川瀬陽太
赤堀雅秋 白川和子 品川徹 でんでん 永瀬正敏
監督:福永壮志|脚本:福永壮志 長田育恵
制作プロダクション:シネリック・クリエイティブ ブースタープロジェクト
国際共同制作:NHK|製作:「山女」製作委員会
配給:アニモプロデュース|配給協力:FLICKK
2022年/日本・アメリカ/98分/カラー/シネマスコープ/5.1ch
©YAMAONNA FILM COMMITTEE
6月30日(金)ユーロスペース、シネスイッチ銀座、7月1日(土)新宿K’s cinemaほか全国順次公開
公式HP:https://yamaonna-movie.com/
公式Twitter:https://twitter.com/yamaonna_movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/yamaonna_movie
映画『山女』本予告|6月30日(金)全国順次公開
映画『山女』予告編
『アイヌモシリ』などの福永壮志監督が柳田國男の「遠野物語」に着想を得て、飢饉に見舞われた18世紀末の東北を舞台に懸命に生きる女性を描いたドラマ。女神がいると伝わる山を心のよりどころとしている女性が、ある事件によって村を去り、伝説となっている山男に出会う。主人公の女性を『樹海村』などの山田杏奈が演じ、森山未來、永瀬正敏、二ノ宮隆太郎、三浦透子などが共演する。
作品情報:https://www.cinematoday.jp/movie/T002…
配給: アニモプロデュース
公式サイト:https://yamaonna-movie.com/
(C) YAMAONNA FILM COMMITTEE
劇場公開:2023年6月30日
山女 – 予告編|Mountain Woman – Trailer|第35回東京国際映画祭 35th Tokyo International Film Festival
English follows
第35回東京国際映画祭 コンペティション
『山女』
18世紀後半、東北。冷害による食糧難に苦しむ村で、人々から蔑まされながらも逞しく生きる少女・凛。彼女の心の救いは、盗人の女神様が住むと言われる早池峰山だった。
監督:福永壮志
出演:山田杏奈 森山未來 永瀬正敏
チケット、上映スケジュールなど詳しい情報は→ https://2022.tiff-jp.net/ja/lineup/fi…
【第35回東京国際映画祭】
2022年10月24日(月)~11月2日(水)
誰もが観たくなる映画や誰も観たことがない映画
メジャー大作からアート作品まで
いま東京でしか見られない映画の最前線
きっとあなたのイイネが見つかる10日間。
映画祭公式サイト http://2022.tiff-jp.net
映画祭Youtubeチャンネルへの登録お願いします。
35th Tokyo International Film Festival Competition
“Mountain Woman”
Late 18th century, Tohoku. An outcast girl, Rin lives in a village suffering from famine. She draws strength from Mt. Hayachine, where the spirits of humans ascend after passing.
Director: Fukunaga Takeshi
Cast: Yamada Anna, Moriyama Mirai, Nagase Masatoshi
Details →https://2022.tiff-jp.net/en/lineup/fi…
©YAMAONNA FILM COMMITTEE ©YAMAONNA FILM COMMITTEE ©TIFF2022
https://eiga.com/movie/97935/
「リベリアの白い血」「アイヌモシリ」の福永壮志監督が、人間の脆さと自然への畏敬の念、そして現代にも通じる貧困や差別など社会問題を映し出したドラマ。
18世紀後半の東北。冷害による食糧難に苦しむ村で、凛は人びとから蔑まれながらもたくましく生きていた。そんな彼女の心の救いは、盗人の女神様が宿ると言われる早池峰山だった。ある日、村中を揺るがす事件を起こし、村人から責められる父親・伊兵衛をかばう凛は、家を守るため自ら村を去る。けっして越えてはいけないと言い伝えられる山神様の祠を越えた凛は、さらに山の奥深くへと進んでいく。そんな凛の前に現れたのは、人間なのかもわからない不思議な存在だった。
凛役を「樹海村」「ひらいて」の山田杏奈、村人たちから恐れられる山男役を森山未來、凛の父親・伊兵衛役を永瀬正敏がそれぞれ演じ、二ノ宮隆太郎、三浦透子、山中崇、川瀬陽太、赤堀雅秋、白川和子、品川徹、でんでんらが顔をそろえる。
2022年製作/100分/G/日本・アメリカ合作
配給:アニモプロデュース
公式サイト:https://www.yamaonna-movie.com
Introduction
大飢饉に襲われた18世紀末の東北の寒村。先代の罪を負った家の娘・凛は、人々から蔑まれながらも逞しく生きている。ある日、父親・伊兵衛が村中を揺るがす事件を起こす。父の罪を被り、自ら村を去る凛。禁じられた山奥へ足を踏み入れたことから、凛の運命は大きく動き出す。
本作は、柳田國男の名著「遠野物語」から着想を得たオリジナルストーリー。自然の前ではあまりにも無力な村社会、その閉鎖性と集団による同調圧力、身分や性別における格差、貧しい生活を支える信仰の敬虔さと危うさを浮き彫りにしながら、一人の女性が自らの意志で人生を選び取るまでを描く。自分らしく生きること、人間らしさとは、何なのか。凛の物語と彼女が下した決断は、時代を超えて、こだまとなって私たちの明日に響く。
国際共同製作となる本作の監督・脚本は、民族やルーツにフォーカスを当ててきた福永壮志。初の長編劇映画である『リベリアの白い血』は第65回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に出品され、2作目の『アイヌモシㇼ』は第19回トライベッカ映画祭で審査員特別賞を受賞し、国際舞台でその存在感を強めている。ニューヨークで映画を学び、グローバルな制作体制で独自の作品世界を追求してきた。共同脚本に劇作家で、NHK連続テレビ小説「らんまん」を手がける長田育恵を迎え、現代につながる社会の歪みとそこに生きる人々の物語を作り上げた。 主人公の凛を演じるのは、『樹海村』『ひらいて』『彼女が好きなものは』(21)など出演が続き、今最もスクリーンに愛される女優・山田杏奈。理不尽な逆境をも運命として受け入れ、自分の生き方に目覚めていく女性の生き様を演じ抜いた。驚くべき変貌で「山男」になりきったのは、ダンスや演劇などカテゴライズに縛られない表現者として活躍する森山未來。一言もセリフのない、表情さえも封印された役ながら、眼と身体表現のみで、野蛮さと神聖さを兼ね備えた人ならざる者の存在を体現している。さらに凛の父・伊兵衛を、ジム・ジャームッシュ監督作品をはじめ国境をまたいで活動する永瀬正敏が演じ、生まれながらに血縁の罪を背負わされた者の受難を刻みつけた。さらに凛を取り囲む村人たちには、二ノ宮隆太郎、三浦透子、山中崇、川瀬陽太、赤堀雅秋、白川和子、品川徹、でんでんら、日本映画界に欠かせない実力派俳優が勢揃いした。
Story
禁じられた山に入るとき、
運命が動き出す────
18世紀後半、東北。冷害による食糧難に苦しむ村で、人々から蔑まされながらもたくましく生きる凛。彼女の心の救いは、盗人の女神様が宿ると言われる早池峰山だった。ある日、飢えに耐えかねた凛の父親・伊兵衛が盗みを働いてしまう。家を守るため、村人達から責められる父をかばい、凛は自ら村を去る。決して越えてはいけないと言い伝えられる山神様の祠を越え、山の奥深くへと進む凛。狼達から逃げる凛の前に現れたのは、伝説の存在として恐れられる“山男”だった…。

Cast
Anna Yamada
山田杏奈 | 凛
Comment
ひとり分の人生を生ききったような疲労感と達成感のある撮影期間でした。彼女を取り巻く環境、人びと、それぞれの生きる強さに打たれながら演じていました。森の中のしんとした空気に匂い立つ青臭さ、静かながら力強い映像から伝わることを願ってます。これからより多くの方に見ていただけると思うととても楽しみです!
Profile
Anna Yamada
山田杏奈 凛
2001年1月8日生まれ、埼玉県出身。2011年『ちゃおガール☆2011 オーディション』でグランプリを受賞しデビュー。2018年『ミスミソウ』で映画初主演。2019年『小さな恋のうた』第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞。その後数多くの映画・ドラマに出演する。2022年は、ドラマ「未来への10カウント」「17才の帝国」「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」「早朝始発の殺風景」等、話題作に多数出演、また初の舞台作品となる「夏の砂の上」へ出演を果たした。
10歳のとき、少女漫画雑誌「ちゃお」主催の「ちゃおガール2011☆オーディション」でグランプリを受賞し、芸能界入り。連続ドラマ「刑事のまなざし」(13)やNHK大河ドラマ「花燃ゆ」(15)などに出演し、中学3年のときに出演した「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」(16・宮藤官九郎監督)で映画デビュー。以降、麻雀漫画を映像化した「咲 Saki」(ドラマ版16年、劇場版17年)や、TVドラマ「先に生まれただけの僕」「重要参考人探偵」「セトウツミ」(17)などで注目の若手女優に急成長。青春映画「野球部員、演劇の舞台に立つ!」(18)を経て、押切蓮介のサスペンス漫画を実写映画化した「ミスミソウ」(18)で映画初主演を果たす。
Mirai Moriyama
森山未來 | 山男
Comment
これまでにも人非ざる存在を舞台、映像などで演じてきたが、今回も成り立ちの諸説ある大それた役柄を映像に落とし込むべく、福永さんとディスカッションを重ね、山の神秘に助力を請いながら、大いに楽しませていただいた。
遠野物語を原典としている「山女」。映画館に訪れる方々は、この物語をあくまで遠い昔の民話だとして鑑賞されるのだろうか。
Profile
Masatoshi Nagase
永瀬正敏 | 伊兵衛
Comment
今でも山形での撮影の日々を思い出すと
熱いものが込み上げてきます。
現場スタッフの皆さんの卓越した技と思い
山田杏奈さんの佇まいと瞳が
僕にとっての道標であった気がします。
Profile
Ryutaro Ninomiya
二ノ宮隆太郎 | 泰蔵
Profile
Toko Miura
三浦透子 | 春
Profile
Takashi Yamanaka
山中崇 | 寅吉
Profile
Staff
監督・脚本| 福永壮志 Takeshi Fukunaga
Comment
「山女」を劇場公開できることをとても嬉しく思います。この映画で何より描きたかったのは逞しく生きる人間の姿です。主人公の凛をはじめ、登場人物それぞれが葛藤を抱えながらも必死に生きています。自分の居場所を求めて、逆境の中を進み続ける凛の姿を通して、観た人の心に何かを残せることを願います。
Profile
監督・脚本|
福永壮志 Takeshi Fukunaga
初⻑編映画『リベリアの白い血』が、2015年のベルリン国際映画祭パノラマ部門に正式出品、ロサンゼルス映画祭で最高賞受賞、2016年のインディペンデント・スピリットアワードでジョン・カサヴェテス賞にノミネートする。⻑編二作目の『アイヌモシㇼ』は、2020年のトライベッカ映画祭の国際ナラティブ・コンペティション部門で審査員特別賞、グアナファト国際映画祭で最優秀作品賞を受賞。本作『山女』が長編三作目となる。近年では、米ドラマシリーズ「SHŌGUN」の7話、「TOKYO VICE S2」の5話、6話の監督を務める
https://ja.wikipedia.org/wiki/福永壮志
脚本|
Ikue Osada
長田育恵
Profile
脚本|
長田育恵 Ikue Osada
東京生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。2007年に日本劇作家協会・戯曲セミナーに参加し、翌年より井上ひさし氏に師事。2009年、劇団「てがみ座」を旗揚げ。以降、てがみ座全公演の戯曲、依頼戯曲等を手掛ける。2015年、てがみ座『地を渡る舟-1945/アチック・ミューゼアムと記述者たち-』にて第70回文化庁芸術祭賞演劇部門新人賞。2016年にグループる・ばる『蜜柑とユウウツ-茨木のり子異聞-』にて鶴屋南北戯曲賞、2018年に劇団青年座『砂塵のニケ』、てがみ座『海越えの花たち』、PARCO PRODUCE『豊饒の海』にて紀伊國屋演劇賞個人賞、2020年に世田谷パブリックシアター『現代能楽集Ⅹ『幸福論』~能「道成寺」「隅田川」より~』にて読売演劇大賞選考委員特別賞を受賞した。近年は、PARCO PRODUCE『ゲルニカ』、劇団四季ミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』などの舞台公演のほか、NHK『マンゴーの樹の下で ~ルソン島、戦火の約束~』『すぐ死ぬんだから』『流行感冒』『群青領域』『旅屋おかえり』のテレビドラマ等映像作品の脚本も執筆し活動の場を広げている。最新作は、現在放送中のNHK連続テレビ小説『らんまん』。
kino cinéma横浜みなとみらい:12:55-14:40 (100分)
https://kinocinema.jp/minatomirai/movie/movie-detail/586
「遠野物語」に着想を得た、唯⼀無⼆の物語 今を⽣きる私たちへ問いかける、本当の“⼈間らしさ”とは
18 世紀後半、東北。冷害による食糧難に苦しむ村で、人々から蔑まされながらも逞しく生きる凛。彼女の心の救いは、盗人の女神様が宿ると言われる早池峰山だった。ある日、凛の父親・伊兵衛が盗みを働いてしまう。家を守るため、村人達から責められる父をかばい、凛は自ら村を去る。決して越えてはいけないと言い伝えられる山神様の祠を越え、山の奥深くへと進む凛。狼達から逃げる凛の前に現れたのは、伝説の存在として恐れられる”山男”だった……。
https://ja.wikipedia.org/wiki/山女
18世紀末、冷害による飢えに苦しむ東北が舞台。人間の脆さと自然への畏怖を、一人の女性の生き様を通じて描く物語。山田杏奈×森山未來×永瀬正敏の豪華キャスト、そして新進気鋭の監督・福永壮志。「遠野物語」にインスパイアされたオリジナルストーリーを、日米混合スタッフが妖しく美しく彩る!
国際共同制作ドラマ テレビ版「山女」
初回放送日: 2022年10月17日
未曽有の大飢饉に襲われた18世紀末の東北の村。先代の罪を負った家の娘・凛(山田杏奈)は、村人に虐げられながらも、弟・庄吉を守りながら息をひそめて生きている。ある日、父・伊兵衛(永瀬正敏)が米を盗んだ罪をかぶり、自ら村を出て人の寄り付かない山へと入っていく。そこで、恐ろしい伝説の存在として聞いていた山男(森山未來)と出会う。孤独だが豊かな山の中、山男と共生しながら、凛は初めて生きる場所を見出す。
柳田國男「遠野物語」
https://ja.wikipedia.org/wiki/遠野物語
https://kotobank.jp/word/遠野物語-581925
初⻑編映画『リベリアの白い血』ロサンゼルス映画祭で最高賞受賞
https://eiga.com/movie/87091/
リベリアのゴム農園で過酷な労働を強いられていた男が単身アメリカに渡り、葛藤する姿を描く人間ドラマ。ニューヨークを拠点に活動する福永壮志監督の長編デビュー作で、第65回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に出品され、ロサンゼルス映画祭などで賞を受けた。主演は、自身もゴム農園での労働経験があるリベリア出身のビショップ・ブレイ。元BATTLESのタイヨンダイ・ブラクストンが音楽を担当する。
作品情報:https://www.cinematoday.jp/movie/T002…
配給: ニコニコフィルム
公式サイト:https://liberia-movie.com/
⻑編二作目の『アイヌモシㇼ』
映画『アイヌモシㇼ』予告編
「少年は、世界に触れた」 トライベッカ映画祭国際コンペティション部門にて審査員特別賞を受賞!新鋭・福永壮志監督が5年をかけて作り上げた、北海道阿寒湖・アイヌコタンを舞台にアイヌの血を引く14才のカントの成長を描いた物語。 10 月 17 日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開!