映画『苦い涙』予告編_A
6/2(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
エゴイスティックな愛に翻弄される、美しい青年と映画監督のパワーゲーム
『Summer of 85』『すべてうまくいきますように』
鬼才にして巨匠フランソワ・オゾン監督
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『アデルの恋の物語』『カミーユ・クローデル』
イザベル・アジャーニ 最新作
R・W・ファスビンダーの名作『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』を自由に翻案
2022年ベルリン国際映画祭オープニング作品&コンペティション部門正式出品
2023年セザール賞主演男優賞、若手有望男優賞ノミネート
監督・脚本:フランソワ・オゾン『まぼろし』『8人の女たち』
出演:ドゥニ・メノーシェ『悪なき殺人』『ジュリアン』、イザベル・アジャーニ、ハリル・ガルビア、ステファン・クレポン、ハンナ・シグラ『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』、アマント・オディアール
原題:PETER VON KANT/2022/フランス/フランス語・ドイツ語/シネスコ/5.1ch/85分/日本語字幕:手束紀子/配給:セテラ・インターナショナル PG12
www.cetera.co.jp/nigainamida
映画『苦い涙』予告編_B
Peter Von Kant – Official US Trailer
Based on the classic Rainer Werner Fassbinder classic, THE BITTER TEARS OF PETRA VON KANT, François Ozon’s unique retelling finds Peter Von Kant, a successful, famous director, who lives with his assistant Karl, whom he likes to mistreat and humiliate. Through the great actress Sidonie, he meets and falls in love with Amir, a handsome young man of modest means. He offers to share his apartment and help Amir break into the world of cinema…
Peter Von Kant officially opens September 2nd, 2022 in NYC, LA, San Francisco, Seattle, DC, Chicago, Boston, and Austin, TX. More cities TBA.
More Information: https://strandreleasing.com/films/pet…
『苦い涙』本編特別映像~ピーターとアミール出会い編
『Summer of 85』『すべてうまくいきますように』フランソワ・オゾン監督最新作
映画界の生きるレジェンド、イザベル・アジャーニ出演最新作
エゴイスティックな愛に翻弄される、美しい青年と映画監督のパワーゲーム
R・W・ファスビンダーの名作『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』を自由に翻案
2022年ベルリン国際映画祭オープニング作品&コンペティション部門正式出品
2023年セザール賞主演男優賞、若手有望男優賞ノミネート
監督・脚本:フランソワ・オゾン『まぼろし』『8人の女たち』
出演:ドゥニ・メノーシェ『悪なき殺人』『ジュリアン』、イザベル・アジャーニ、ハリル・ガルビア、ステファン・クレポン、ハンナ・シグラ『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』、アマント・オディアール
原題:PETER VON KANT/2022/フランス/フランス語・ドイツ語/シネスコ/5.1ch/85分/日本語字幕:手束紀子/配給:セテラ・インターナショナル PG12
www.cetera.co.jp/nigainamida
BRIFF 2022 | Khalil ben Gharbia (Peter von Kant)
BRIFF | Brussels International Film Festival
BRIFF 2022 | Stefan Crepon (Peter von Kant)
映画『苦い涙』メイキング映像(フランソワ・オゾン監督の情熱的な演出風景)
6月2日に公開されるフランソワ・オゾン監督最新作『苦い涙』のメイキング映像が公開された。
詳細はこちら:
https://realsound.jp/movie/2023/05/po…
■公開情報
『苦い涙』
6月2日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
監督・脚本:フランソワ・オゾン
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』から自由に翻案
出演:ドゥニ・メノーシェ、イザベル・アジャーニ、ハリル・ガルビア、ステファン・クレポン、ハンナ・シグラ、アマンテ・オーディアール
配給:セテラ・インターナショナル
原題:Peter Von Kant/2022/フランス/フランス語/85分/日本語字幕:手束紀子
©2022 FOZ – France 2 CINEMA – PLAYTIME PRODUCTION
©Carole BETHUEL_Foz
#苦い涙 #フランソワオゾン
https://eiga.com/movie/96466/
フランスの名匠フランソワ・オゾンが、ドイツのライナー・ベルナー・ファスビンダー監督が1972年に手がけた「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」を現代風にアレンジし、美青年に恋した映画監督の姿をシニカルかつユーモアたっぷりに描いたドラマ。
恋人と別れたばかりで落ち込んでいた有名映画監督ピーター・フォン・カントのアパルトマンに、親友である大女優シドニーがアミールという青年を連れて訪ねてくる。艶やかな美しさのアミールにすっかり心を奪われたピーターは、彼を自分のアパルトマンに住まわせ、映画界で活躍できるよう手助けするが……。
「ジュリアン」のドゥニ・メノーシェがピーター役で主演を務め、「王妃マルゴ」のイザベル・アジャーニが大女優シドニー、「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」にも出演したハンナ・シグラがピーターの母を演じる。2022年・第72回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品。
2022年製作/85分/PG12/フランス
原題:Peter von Kant
配給:セテラ・インターナショナル
公式サイト:http://www.cetera.co.jp/nigainamida/


INTRODUCTION
ファスビンダー、ダグラス・サークの再来とも言うべき、フランソワ・オゾン最新作
『Summer of 85』『すべてうまくいきますように』など話題の第72回ベルリン国際映画祭のオープニングを華々しく飾った本作は、オゾン監督が『焼け石に水』以来20年ぶりに、鬼才ファスビンダーの名作『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』(1972)の再創造に挑んだ。現代的な視点とオゾン特有の美意識に基づくアレンジが施され、風刺やユーモアをふんだんに織り交ぜた語り口は驚くほど軽やか。刺激的なヴィジュアルと音楽など、見どころの尽きない濃密でエモーショナルなメロドラマが完成した。アート映画の愛好家で、ファスビンダー好きで知られる鬼才、ジョン・ウォーターズ監督は、毎年発表している私的な映画ベストテンの2022年版にて、本作を「圧倒的なベストワン」に選出している。
フランス屈指の人気俳優ドゥニ・メノーシェ、
映画界の生きるレジェンド、名優イザベル・アジャーニらが豪華競演!
著名な映画監督ピーター・フォン・カントは、恋人と別れて落ち込んでいた。そこへ、3年ぶりに訪ねて来た大女優で親友のシドニーが、美しい青年アミールを連れてやってくる。ピーターはたちまちアミールに恋をするが…。物語の舞台をアパルトマンの一室に限定した本作は、すでに映画監督として成功しながらも、プライベートでは孤独と不安に苛まれている主人公ピーターの姿を通して、愛というものの本質をあぶり出していく。
主人公ピーターを演じるのは、『ジュリアン』『悪なき殺人』などでフランス屈指の人気俳優となり、2022年の東京国際映画祭グランプリ受賞作『ザ・ビースト』で最優秀男優賞に輝いたドゥニ・メノーシェ。アカデミー賞2度のノミネート、セザール賞最多5回受賞のイザベル・アジャーニがスター女優役で、オゾン作品初登場。ファスビンダーのミューズでオリジナル版にも出演したハンナ・シグラ、ピーターを虜にする美男子アミール役の新人ハリル・ガルビアら若手を加えたアンサンブルが絶妙な面白さで魅了する。
STORY
著名な映画監督ピーター・フォン・カント(ドゥニ・メノーシェ)は、恋人と別れて激しく落ち込んでいた。助手のカール(ステファン・クレポン)をしもべのように扱いながら、事務所も兼ねたアパルトマンで暮らしている。ある日、3年ぶりに親友で大女優のシドニー(イザベル・アジャーニ)が青年アミール(ハリル・ガルビア)を連れてやって来る。艶やかな美しさのアミールに、一目で恋に落ちるピーター。彼はアミールに才能を見出し、自分のアパルトマンに住まわせ、映画の世界で活躍できるように手助けするが…。
CAST
ピーター・フォン・カント : ドゥニ・メノーシェ
Peter von Kant : Denis Ménochet
1976年9月18日フランス、ヴァル=ドワーズ生まれ。『イングロリアス・バスターズ』(2009)に出演し、注目を集める。その他出演作は、第74回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞の『ジュリアン』(17)、フランソワ・オゾン作品では『危険なプロット』(12)、『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』(18)、ドミニク・モル監督『悪なき殺人』(19)など。’22年『ザ・ビースト』で東京国際映画祭最優秀男優賞を受賞。フランスでもっとも注目度の高い俳優のひとり。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ドゥニ・メノーシェ
シドニー・フォン・グラーゼナプ : イザベル・アジャーニ
Sidonie von Grasenabb : Isabelle Adjani
1955年6月27日 フランス、パリ生まれ。14歳の時に“Le Petit Bougnat”でデビュー。『アデルの恋の物語』(75)では19歳で主演を務め、米アカデミー賞主演女優賞にノミネートされる。’81年に、『カルテット』『ポゼッション』でカンヌ国際映画祭女優賞、『カミーユ・クローデル』(88)でベルリン国際映画祭女優賞受賞、米アカデミー賞主演女優賞に再びノミネート。セザール賞の主演女優賞を5度受賞し最多を記録。2010年にレジヨンドヌール勲章を、’14年に芸術文化勲章を受勲した。その他出演作『王妃マルゴ』(94)、『ボン・ボヤージュ』(03)など。
https://ja.wikipedia.org/wiki/イザベル・アジャーニ
『苦い涙』イザベル・アジャーニ インタビュー映像
6/2(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
生きるレジェンド、イザベル・アジャーニのインタビュー。
映画について、シドニーの役柄について語る。
エゴイスティックな愛に翻弄される、美しい青年と映画監督のパワーゲーム
R・W・ファスビンダーの名作『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』を自由に翻案
2022年ベルリン国際映画祭オープニング作品&コンペティション部門正式出品
2023年セザール賞主演男優賞、若手有望男優賞ノミネート
監督・脚本:フランソワ・オゾン『まぼろし』『8人の女たち』
出演:ドゥニ・メノーシェ『悪なき殺人』『ジュリアン』、イザベル・アジャーニ、ハリル・ガルビア、ステファン・クレポン、ハンナ・シグラ『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』、アマント・オディアール
原題:PETER VON KANT/2022/フランス/フランス語・ドイツ語/シネスコ/5.1ch/85分/日本語字幕:手束紀子/配給:セテラ・インターナショナル PG12
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アミール・ベンサレム : ハリル・ガルビア
Amir Ben Salem : Khalil Gharbia
1999年生まれ。チュニジア出身の父親はダンサー、振付師。2017年~19年まで、パリの演劇学校で学ぶ。’20年スウェーデンの短編映画“The night train”に出演。Netflixのドラマ“Les 7 vies de Léa”(22)では主演をつとめて大ヒットを記録。本作が長編映画初出演だが、“Le Paradis”(23)にも主演を果たしており、今目が離せない新鋭といえる。
『苦い涙』ハリル&ステファン インタビュー映像
6/2(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
アミール役ハリル・ガルビア、カール役ステファン・クレポンのインタビュー動画。
それぞれの役柄について語ります。
エゴイスティックな愛に翻弄される、美しい青年と映画監督のパワーゲーム
R・W・ファスビンダーの名作『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』を自由に翻案
2022年ベルリン国際映画祭オープニング作品&コンペティション部門正式出品
2023年セザール賞主演男優賞、若手有望男優賞ノミネート
監督・脚本:フランソワ・オゾン『まぼろし』『8人の女たち』
出演:ドゥニ・メノーシェ『悪なき殺人』『ジュリアン』、イザベル・アジャーニ、ハリル・ガルビア、ステファン・クレポン、ハンナ・シグラ『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』、アマント・オディアール
原題:PETER VON KANT/2022/フランス/フランス語・ドイツ語/シネスコ/5.1ch/85分/日本語字幕:手束紀子/配給:セテラ・インターナショナル PG12
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ローズマリー : ハンナ・シグラ
Rosemarie : Hanna Schygulla
1943年12月25日 ドイツ、シレジア地方(現在はポーランド)生まれ。シャンソン歌手としても活躍。80年代にファスビンダー監督作品に多く出演し世界的に知られる。ベルリン国際映画祭銀熊賞・主演女優賞受賞『マリア・ブラウンの結婚』(79)、『リリー・マルレーン』(81)など23本の作品に出演した。’83年の『ピエラ 愛の遍歴』でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞している他、2009年『そして、私たちは愛に帰る』で全米映画批評家協会賞助演女優賞を受賞。オゾン監督作品には『すべてうまくいきますように』(21)に引き続いての出演となる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ハンナ・シグラ
カール : ステファン・クレポン
Karl : Stefan Crépon
2011年、テレビシリーズ“Famille d’accueil”で子役としてデビュー。その後、コンセルヴァトワールに入り本格的に演技を学ぶ。エリック・ロシャンの人気テレビシリーズ“Le Bureau des Légendes”(18−20)、フィリップ・ガレルの『涙の塩』(20)、Netflixの人気作『Lupin/ルパン』(12)などに出演する。’23年セザール賞の有望若手男優賞にノミネートされた。
ガブリエル(ガビ) : アマント・オディアール
Gabriele (Gaby) : Aminthe Audiard
2005年2月16日生まれ。名脚本家ミシェル・オディアール(ジャック・オディアール監督の父親)の曾孫。
“Paris Willouby”(15)、トラン・アン・ユンの『エタニティ 永遠の花たちへ』(16)に子役で出演。テレビシリーズでも「バルタザール 法医学者捜査ファイル」(18-19)等で準レギュラーとして好演している
DIRECTOR
フランソワ・オゾン
François Ozon
1967年11月15日、フランスのパリ生まれ。’93年にパリ第一大学の映画コースを卒業。’96年、『サマードレス』でロカルノ国際映画祭短編セクション・グランプリを受賞。短編王の名をほしいままにした後、’98年、長編映画デビュー作『ホームドラマ』がカンヌ国際映画祭批評家週間で注目される。2000年に、ファスビンダーの戯曲の映画化『焼け石に水』でベルリン国際映画祭テディ賞を受賞。以降、ベルリン、カンヌ、ヴェネチアの世界三大映画祭の常連となる。『まぼろし』(00)、『8人の女たち』(02)、『危険なプロット』(12)、『婚約者の友人』(16)、『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』(18)、『Summer of 85』(20)でセザール賞監督賞にノミネートされている。また、 オゾン初の事実を基にした社会派ドラマ『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』は、ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプ)を受賞、現在のフランス映画界を牽引する巨匠として世界からも認められる。’21年、ソフィー・マルソーを主演に迎え、安楽死をテーマに『すべてうまくいきますように』を公開。
パリ生まれ。1980年代後期から短編を撮り始め、「海をみる」(94)で長編デビュー。シャーロット・ランプリングを主演に迎えた「まぼろし」(00)で国際的に注目を浴び、仏セザール賞で作品賞と監督賞にノミネートされる。フランスを代表する女優が勢揃いした豪華キャストで話題となった「8人の女たち」(02)や「スイミング・プール」(03)など、女性主人公の心理描写で高い評価を獲得。「エンジェル」(07)では初めて英語での時代劇に挑戦した。以降も仏映画界に欠かせない才能のひとりとして活躍を続け、「スイミング・プール」をはじめ、「ぼくを葬る」(05)、「17歳」(13)、「2重螺旋の恋人」(17)などがカンヌのコンペ部門に出品。同映画祭の常連としても知られる。フランスで実際に起こった神父による児童への性的虐待事件を描いた「グレース・オブ・ゴッド 告発の時」(19)では第69回ベルリン国際映画祭の審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞。その他の監督・脚本作に「Summer of 85」(20)など。
https://ja.wikipedia.org/wiki/フランソワ・オゾン
『苦い涙』フランソワ・オゾン監督インタビュー
6/2(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
『Summer of 85』『すべてうまくいきますように』フランソワ・オゾン監督が、敬愛するファスビンダー監督の『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』のリメイクについて語る。
エゴイスティックな愛に翻弄される、美しい青年と映画監督のパワーゲーム
R・W・ファスビンダーの名作『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』を自由に翻案
2022年ベルリン国際映画祭オープニング作品&コンペティション部門正式出品
2023年セザール賞主演男優賞、若手有望男優賞ノミネート
監督・脚本:フランソワ・オゾン『まぼろし』『8人の女たち』
出演:ドゥニ・メノーシェ『悪なき殺人』『ジュリアン』、イザベル・アジャーニ、ハリル・ガルビア、ステファン・クレポン、ハンナ・シグラ『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』、アマント・オディアール
原題:PETER VON KANT/2022/フランス/フランス語・ドイツ語/シネスコ/5.1ch/85分/日本語字幕:手束紀子/配給:セテラ・インターナショナル PG12
www.cetera.co.jp/nigainamida
KEYWORD
Rainer Werner Fassbinder
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
劇作家・映画監督。1945年5月31日、連合国軍占領下のドイツ、バイエルン自由州バート・ヴェリスホーフェン生まれ。’67年に劇団「アクション・テアーター」に参加。同劇団解散後の’68年、仲間たちとともに劇団「アンチテアーター」を設立。劇団メンバーとの挑発的かつ実験的な長編映画制作を始める。’72年『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』を発表、’74年にはダグラス・サーク監督にオマージュを捧げた『不安は魂を食いつくす』が第28回カンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞する。’78年、ハンナ・シグラを主演に迎えた『マリア・ブラウンの結婚』により、ニュー・ジャーマン・シネマを代表する監督として世界的に認められる。’82年『ベロニカ・フォスのあこがれ』は、第32回ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞。バルバラ・スコヴァ主演『ローラ』(81)と合わせて「西ドイツ三部作」として知られる。’82年6月10日、37歳でコカインの過剰摂取で急死。女性の抑圧、同性愛、ユダヤ人差別、テロリズムなどのテーマを多く描き、激しい議論を巻き起こした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
PAINTINGS
「ミダス王とバッカス」 ニコラ・プサン(1594年-1665年) 17世紀、バロック全盛の時代のフランスの画家であるが、作風は古典主義的な宗教画や歴史画が多く、また制作の多くはローマでなされた。バッカス(ローマ神話における酒の神で、ギリシャ神話ではディオニュソス。ギリシャ神話中のミダス王はディオニュソス神に対し、手に触れるものすべてを黄金に変えて欲しいと願う)を主題にした作品はいくつか描いているが、「ミダス王とバッカス」はローマにおいて1629年から30年頃の制作とされる。
SONGS
「人は愛するものを殺す(Jeder tötet was er liebt/Each Man Kills the Things He Loves)」 オスカー・ワイルド(1854年- 1900年)が同性愛の罪として収監されたことを詩にした「レディング牢獄のバラード」をもとにファスビンダーの盟友でもあった音楽家ペーア・ラーベンが作曲。『ファスビンダーのケレル』(82)でジャンヌ・モローがキャバレーで歌う曲であるが、本作ではイザベル・アジャーニがドイツ語でカヴァーしている。
J&B: 16:30-17:55 (85分)
https://ttcg.jp/human_yurakucho/movie/0965300.html
R・W・ファスビンダー『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』
Die bitteren Tränen der Petra Von Kant (The Bitter Tears of Petra von Kant)
https://de.wikipedia.org/wiki/Die_bitteren_Tränen_der_Petra_von_Kant
https://ja.wikipedia.org/wiki/ペトラ・フォン・カントの苦い涙
http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=48232
解説1960年代後半~1970年代の“ニュー・ジャーマン・シネマ”の旗手ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督による1972年製作のメロドラマ。ファッションデザイナーのペトラは助手のマレーネを下僕のように扱う一方、若くて美しい女性カーリンに惹かれ……。ファスビンダー監督が1971年に書いた同名戯曲を自らの手で映画化。「不安が不安」「シナのルーレット」などファスビンダー作品の常連マーギット・カーステンゼンがデザイナーのペトラ・フォン・カントを演じる。1972年第22回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品。1972年ドイツ映画賞にて主演女優賞・助演女優賞・撮影賞を受賞。2022年のフランソワ・オゾン監督作「苦い涙」は本作をリメイクしたもの。日本では2023年6月16日より劇場初公開。
二度目の結婚に失敗して落ち込むファッションデザイナーのペトラ(マーギット・カーステンゼン)は、アトリエ兼アパルトマンの部屋で暮らしている。助手のマレーネ(イルム・ヘルマン)を下僕のように扱う一方、友人が連れてきた若くて美しい女性カーリン(ハンナ・シグラ)に惹かれ同棲をはじめるが……。
https://eiga.com/movie/49153/
ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才ライナー・ベルナー・ファスビンダーが1972年に手がけた、女性同士の愛を描いたメロドラマ。
ファッションデザイナーのペトラは、2度目の結婚に失敗して落ち込んでいた。助手のマレーネをしもべのように扱いながら、アトリエ兼アパルトマンの部屋で暮らしている彼女のもとに、友人が若く美しい女性カーリンを連れてやってくる。カーリンにひかれたペトラは、彼女と同棲を始めるが……。
1972年のドイツ映画賞で主演女優賞、助演女優賞、撮影賞を受賞。ペトラ役はマルギット・カルステン、カーリン役は後に「マリア・ブラウンの結婚」でベルリン国際映画祭の女優賞、「ピエラ 愛の遍歴」でカンヌ国際映画祭の女優賞を受賞するハンナ・ジグラ。2022年には、ファスビンダーを敬愛するフランスのフランソワ・オゾン監督が、本作を翻案して描いた「苦い涙」を発表。日本では2023年にオゾン監督の「苦い涙」の公開にあわせた特別上映企画「オゾンとファスビンダー」にて、劇場初公開となる。
1972年製作/119分/G/西ドイツ
原題:Die bitteren Tranen der Petra von Kant
配給:セテラ・インターナショナル
Trailer ‹Die bitteren Tränen der Petra von Kant›
Die bitteren Tränen der Petra von Kant — von Rainer Werner Fassbinder — Trailer
Three Reasons: The Bitter Tears of Petra von Kant
Those are our Three Reasons. What are yours?
Out on Blu-ray and DVD. 1/13/15: http://www.criterion.com/films/27953-…
The Platters – Smoke Gets in Your Eyes (from “The Bitter Tears of Petra von Kant”)
https://ja.wikipedia.org/wiki/マリア・ブラウンの結婚
The Marriage of Maria Braun (1979) ORIGINAL TRAILER [HD 1080p]
The original trailer in high definition of The Marriage of Die Ehe der Maria Braun directed by Rainer Werner Fassbinder and starring Hanna Schygulla, Klaus Löwitsch, Ivan Desny, Gisela Uhlen and Elisabeth Trissenaar.
The Marriage of Maria Braun. Singing in the ruins. 1979
I’ve cut the intermediate sequence to show you all the scene of Maria and her sister perfectly dressed in the middle of the ruins.
The Marriage of Maria Brown (Die Ehe der Maria Braun) / Boards of Canada – Olson
812 回視聴 2021/11/25 #GermanCinema #BoardsOfCanada #RainerWernerFassbinder
I edit movies to music I like 🙂
Film: The Marriage of Maria Braun (1978) dir. Rainer Werner Fassbinder
Music: “Olson” by Boards of Canada