映画『同じ下着を着るふたりの女』予告編
釜山国際映画祭で5冠を受賞。新鋭キム・セイン監督による痛切な〈母と娘〉の物語
映画『同じ下着を着るふたりの女』 The Apartment with Two Women
監督・脚本:キム・セイン
出演:イム・ジホ、ヤン・マルボク(「イカゲーム」「# 生きている」)、ヤン・フンジュ(「夏時間」)、チョン・ボラム
(2021年 / 韓国 / 139分)
5月13日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
https://www.imageforum.co.jp/theatre/…
5月13日、14日にはシアター・イメージフォーラムにてキム・セイン監督と豪華ゲストによる舞台挨拶、トークイベントも開催!
●5/13(土)13:30の回上映後
登壇:キム・セイン監督
●5/13(土)16:15の回上映後
登壇:キム・セイン監督
●5/14(日)13:00の回上映後
ゲスト:キム・セイン監督、田房永子さん(漫画家)
●5/14(日)16:00の回上映後
ゲスト:キム・セイン監督、西川美和さん(映画監督)
今後の公開予定
6月23日~ 福岡 KBCシネマ1・2
https://kbc-cinema.com/
6/24日~ 大阪 シネ・ヌーヴォ
http://www.cinenouveau.com/index.html
6/24~ 名古屋 シネマスコーレ
http://www.cinemaskhole.co.jp/cinema/…
中年シングルマザーの〈母〉と20代後半の〈娘〉。相手を完全に愛することも憎むこともできず、暴力と依存の悪循環に陥ったふたりの痛切な親子関係を描き、世界の映画祭で絶賛された本作がいよいよ日本公開。母の愛を求める娘と、世間が求める良母になりきれない母。ふたりの女の葛藤に、同じ女性の視点から目を向けたのは、本作が長編デビュー作となる新鋭キム・セイン監督。鬼気迫る親子の衝突と、ままならない人間同士の悲哀。そしてふたりの複雑な感情を受け止める大胆な余白を映画に取り込み、本作は近年の韓国フェミニズムやシスターフッド映画の“次”を行く新たなリアリズムを獲得。第26回釜山国際映画祭での5部門制覇をはじめ、ベルリン映画祭や東京フィルメックスでも高い評価を集めた。
30歳を目前に控えたイジョンと母のスギョンは、ふたりで団地に同居している。若くしてシングルマザーとなったスギョンは幼い頃から娘に辛く当たり、そんな母に対してイジョンも長年積み重なった恨みを隠しきれずにいた。ある日、買い物に訪れたスーパーの駐車場で二人はいつものようにケンカになり、車から飛び出したイジョンを母スギョンが轢き飛ばしてしまう。スギョンは「車が突然発進した」と警察に説明するが、イジョンは故意の事故だと疑わず、母を相手に裁判を起こす。そんななか、イジョンは、会社に新しく入社した同僚スヒの気遣いに触れ、彼女に癒しを求めるようになる。一方、スギョンも、恋人ジョンヨルとの再婚の話が進んでいた。ようやくふたりはそれぞれの人生を歩むかに思えたが。。。
★第72回ベルリン国際映画祭 パノラマ部門 出品
★第26回釜山国際映画祭 5冠
★第23回東京フィルメックス コンペティション部門 出品
配給:Foggy
『同じ下着を着るふたりの女(原題) The Apartment with Two Women』予告編 / 第23回東京フィルメックス
第23回東京フィルメックス コンペティション部門出品作品
韓国 / 2021 / 140分
監督:キム・セイム ( KIM Se-in )
配給:Foggy
中年シングルマザーの母親と20代の娘の、暴力と依存の悪循環に陥った親子関係を描く。2021年10月に初上映された釜山映画祭でニューカレンツ賞を受賞し、その後はベルリンを始めとする多くの国際映画祭で紹介されてきた新鋭キム・セインの驚くべき長編デビュー作。
作品詳細はコチラ:https://filmex.jp/2022/program/compet…
11/3 『同じ下着を着るふたりの女(原題)』Q&A
有楽町朝日ホール
キム・セイン(監督)
チョン・ボラム(俳優)
ムン・ミョンファン(撮影監督)
神谷 直希(東京フィルメックス プログラム・ディレクター)
林賢珠(通訳)
韓国 / 2021 / 140分
監督:キム・セイン (KIM Se-in)
配給:Foggy
South Korea / 2021 / 140 min
Director:KIM Se-in
Distribution:Foggy
5.13公開 『同じ下着を着るふたりの女』キム・セイン監督メッセージ
映画『同じ下着を着るふたりの女』キム・セイン監督から日本の映画ファンの皆様に向けてメッセージが届きました!
5月13日、14日にはシアター・イメージフォーラムにてキム・セイン監督と豪華ゲストによる舞台挨拶、トークイベントも開催!
https://eiga.com/movie/98100/
互いを完全に愛することも憎むこともできない母娘の複雑な心情を、韓国の新鋭キム・セインが同じ女性ならではの視点で真摯に描いた人間ドラマ。
団地に暮らす20代後半の娘イジョンとその母スギョン。若くしてシングルマザーとなったスギョンは娘が幼い頃からつらく当たり、イジョンはそんな母に対して積年の恨みを抱えていた。ある日、2人はスーパーの駐車場でケンカになり、車から飛び出したイジョンをスギョンが轢いてしまう。スギョンは車が突然発進したと警察に説明するがイジョンは故意の事故だと主張し、母を相手に裁判を起こす。そんな中、イジョンは職場の同僚スヒの優しさに触れ、彼女に癒しを求めるように。一方のスギョンも恋人ジョンヨルとの再婚話が進み、母娘はそれぞれの道を歩むかに見えたが……。
2021年・第26回釜山国際映画祭で5部門を受賞。2022年・第23回東京フィルメックス・コンペティション部門出品。
2021年製作/139分/G/韓国
原題:The Apartment with Two Women
配給:Foggy
公式サイト:https://movie.foggycinema.com/onajishitagi/

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キム・セイン監督来日&イベント開催決定
5/13(土) 13:30上映後(15:50〜16:05)キム・セイン監督Q&A
16:15上映後(18:35〜18:50)キム・セイン監督Q&A
5/14(日) 13:00上映後(15:20〜15:50)キム・セイン監督 × 田房永子[漫画家] トーク
16:00上映後(18:20〜18:50)キム・セイン監督 × 西川美和[映画監督] トーク
INTRODUCTION
中年シングルマザーの〈母〉と20代後半の〈娘〉。相手を完全に愛することも憎むこともできず、暴力と依存の悪循環に陥ったふたりの痛切な親子関係を描き、世界の映画祭で絶賛された本作がいよいよ日本公開。母の愛を求める娘と、世間が求める良母になりきれない母。ふたりの女の葛藤に、同じ女性の視点から目を向けたのは、本作が長編デビュー作となる新鋭キム・セイン監督。鬼気迫る親子の衝突と、ままならない人間同士の悲哀。そしてふたりの複雑な感情を受け止める大胆な余白を映画に取り込み、本作は近年の韓国フェミニズムやシスターフッド映画の“次”をいく新たなリアリズムを獲得。第26回釜山国際映画祭での5部門制覇をはじめ、ベルリン映画祭や東京フィルメックスでも高い評価を集めた。
STORY
30歳を目前に控えたイジョンと母のスギョンは、ふたりで団地に 同居している。若くしてシングルマザーとなったスギョンは幼い頃から娘に辛く 当たり、そんな母に対してイジョンも長年積み重なった恨みを隠しきれずにいた。ある日、買い物に訪れたスーパーの駐車場で二人はいつものようにケンカになり、車から飛び出したイジョンを母スギョンが轢き飛ばしてしまう。スギョンは「車が突然発進した」と警察に説明するが、イジョンは故意の事故だと疑わず、母を相手に裁判を起こす。そんななかイジョンは、会社に新しく入社した同僚ソヒの気遣いに触れ、 彼女に癒しを求めるようになる。一方スギョンも、恋人ジョンヨルとの再婚の話が進んでいた。ようやくふたりはそれぞれの人生を歩むかに思えたが−
STAFF&CAST
監督・脚本
キム・セイン Kim Se-in
1992年6月23日、韓国・インチョン生まれ。聖潔大学校演劇映画学部及び韓国映画アカデミー(KAFA)で学ぶ。短編 『Hamster』(2016)のチョンジュ国際映画祭出品を皮切りに、短編『Container』(2018)ではソウル独立映画祭(SIFF) で審査員賞を受賞するなど注目を集める。 韓国映画アカデミーの卒業制作として製作された『同じ下着を着るふたりの女』(2021)で⻑編デビュー。2021 年釜山 国際映画祭に出品し、ニュー・カレンツ賞や NETPAC 賞など5つの部門で受賞。その後同作はベルリン国際映画祭の パノラマ部門にも選出された。
監督インタヴュー
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/c030214/
映画『同じ下着を着るふたりの女』:毒母と娘の葛藤が映し出す社会 新鋭キム・セイン監督に聞く
撮影
ムン・ミョンファン
これまで撮影を手がけた作品に『ユンヒへ(2019)』『メリークリスマス、ミスターモ(2017)』『February(2019) 』『Way Back Home(2021)』など。
音楽
イ・ミンフィ
これまで音楽を手がけた作品に『ひと夏のファンタジア(2014) 』『記憶の戦争(2021)』『高速道路家族(2023)』など。
娘・イジョン 役
イム・ジホ Lym Ji-ho
短気な母の機嫌を損ねないよう、いつも相手の様子を伺いながら生きてきた娘。母の車にはねられたことから、母がこれまで自分に行ってきたことへの謝罪を求める。
演じたイム・ジホは本作で⻑編デビュー。その演技が高く評価され、第26回釜山国際映画祭(2021)では年間最優秀女優(Actress of the Year)賞を受賞した。
母・スギョン 役
ヤン・マルボク Yang Mal-bok
シングルマザーとしてひとりで娘のイジョンを育ててきた母。恋人のジョンヨルとの結婚を望んでいる。自分を加害者として責め立てる娘のことが理解できない。
ヤン・マルボクのこれまでの出演作には『#生きている(Netflix、2019)』『食われる家族(2020)』『シークレット・ジョブ(2020)』『イカゲーム(Netflix、2021)』など。
ジョンヨル 役
ヤン・フンジュ
1972生まれ。映画と芝居の両方で活躍するベテラン俳優。これまでの出演作に『夏時間(2019)』『ギョンアの娘(2022)』など。
ソヒ 役
チョン・ボラム
1992生まれ。これまでの出演作に『I Have a Date with Spring(2018) 』『Micro- habitat(2018) 』『The Snob(2019)』『Beautiful Voice(2019)』など。
2021年|韓国|139分|韓国語|カラー|1.85:1|5.1ch|DCP
原題:같은 속옷을 입는 두 여자 英題:The Apartment with Two Women
字幕翻訳:根本理恵 配給:
イメージフォーラム:13:30-16:00 (139分)
https://www.yomiuri.co.jp/culture/cinema/20230511-OYT1T50184/
https://hitocinema.mainichi.jp/films-info/onajishitagi
https://www.asahi.com/and/entertainment/423807242/
https://www.cyzo.com/2023/05/post_344517_entry.html
https://www.yamagata-np.jp/oricon/photo.php?id=2275613
『同じ下着を着るふたりの女(原題)』 The Apartment with Two Women/東京フィルメックス・コンペティション