アカデミー賞2冠_4/7公開『ザ・ホエール』予告篇
本年度アカデミー賞2部門受賞!
(主演男優賞 ブレンダン・フレイザー/メイクアップ・ヘアスタイリング賞)
余命わずかな体重272キロの孤独な男が
疎遠だった娘への無償の愛を紡ぐー
最期の5日間を描く、壮絶な心震わすヒューマン・ドラマ
自宅のソファからほとんど動かず、引きこもり生活を送り続けた結果、重度の肥満症となったチャーリー。自らの死期を悟り、疎遠だった娘との絆を取り戻そうとする。さらに、長年押し込めてきたトラウマと向き合うことを決意。心えぐる喪失と絶望、複雑で多くの重荷を抱え断絶せざるをえなかった彼が、心の奥底で信じ続けた願いとは…
鬼才ダーレン・アロノフスキー監督の『マザー!』(17)以来5年ぶりの最新作は舞台劇の映画化。第79回ヴェネチア国際映画祭における感動的な瞬間が世界中に発信された。それは『ハムナプトラ』シリーズなどでハリウッドのトップスターに昇りつめながらも、心身のバランスを崩して表舞台から遠ざかっていたブレンダン・フレイザーの奇跡的なカムバック劇。フレイザーの驚嘆すべき演技に多くの絶賛の声が寄せられ、その称賛はとどまることなく、見事アカデミー賞主演男優賞獲得となった。その他にセイディー・シンク、ホン・チャウ、サマンサ・モートンら豪華俳優陣が脇を固め、未だかつてないほどに心を揺さぶる物語を生み出した。
監督:ダーレン・アロノフスキー(『ブラック・スワン』『レスラー』)
原案・脚本:サミュエル・D・ハンター
出演:ブレンダン・フレイザー、セイディー・シンク、ホン・チャウ、タイ・シンプキンス、サマンサ・モートン
提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ
【2022年/アメリカ/英語/117分/カラー/5.1ch/スタンダード/原題:The Whale/字幕翻訳:松浦美奈】
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The Whale | Official Trailer HD | A24
From director Darren Aronofsky and starring Brendan Fraser, Sadie Sink, and Hong Chau. THE WHALE – Now Available On Demand. #TheWhale
How to Watch: https://bit.ly/TheWhale-OnDemand
RELEASE DATE: December 21, 2022 (Nationwide, US); February 3, 2023 (UK)
DIRECTOR: Darren Aronofsky
CAST: Brendan Fraser, Sadie Sink, and Hong Chau
アカデミー賞2冠_4/7公開『ザ・ホエール』ブレンダンが272キロの巨体に変貌、メイキング映像!
4/7公開『ザ・ホエール』受賞Ver.
アカデミー賞2冠_4/7公開『ザ・ホエール』WEB版予告篇
ブレンダン・フレイザー、272キロの男をどう演じた?『ザ・ホエール』インタビュー
【トークノーカット】ブレンダン・フレイザー登壇!『ザ・ホエール』初日舞台あいさつ
https://eiga.com/movie/96566/
「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督が、「ハムナプトラ」シリーズのブレンダン・フレイザーを主演に迎えた人間ドラマ。劇作家サム・D・ハンターによる舞台劇を原作に、死期の迫った肥満症の男が娘との絆を取り戻そうとする姿を描く。
40代のチャーリー米インディアナポリス出身。幼い頃から両親の仕事に伴って世界各地を転々とし、ロンドンで演劇に出会う。
シアトルの芸術大学を卒業後の1991年、「恋のドッグファイト」の端役で映画デビュー。以降「原始のマン」や「青春の輝き」(ともに92)などの映画でメインキャストを務め、ディズニーアニメの実写版リメイク「ジャングル・ジョージ」(97)のタイトルロールでブレイクを果たす。翌年のアドベンチャー大作「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」(98)は大ヒットを収め、続編「ハムナプトラ2 黄金のピラミッド」(01)、「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」(08)にも主演した。
その他の出演作に、アカデミー作品賞受賞作「クラッシュ」(05)、製作総指揮も務めた「センター・オブ・ジ・アース」(08)、「G.I.ジョー」(09)など。10年代は軸足をTVドラマに移して活躍する一方、映画にもコンスタントに出演。22年、ダーレン・アロノフスキー監督作「ザ・ホエール」で272キロの巨体を抱えた主人公チャーリーを演じ、第95回アカデミー賞で主演男優賞を受賞した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ザ・ホエール
公式サイト:https://whale-movie.jp
INTRODUCTION
ブレンダン・フレイザーが奇跡の復活!
余命わずかな体重272キロの孤独な男が
疎遠だった娘への無償の愛を紡ぐ――
最期の5日間を描く、壮絶にして心震わすヒューマン・ドラマ
自宅のソファからほとんど動かず、引きこもり生活を送り続けた結果、重度の肥満症となったチャーリー。自らの死期を悟り、疎遠だった娘との絆を取り戻そうとする。さらに、長年押し込めてきたトラウマと向き合うことを決意。心えぐる喪失と絶望、複雑で多くの重荷を抱え断絶せざるをえなかった彼が、心の奥底で信じ続けた願いとは…
鬼才ダーレン・アロノフスキー監督の『マザー!』(17)以来5年ぶりの最新作は2012年に初上演された舞台劇の映画化で、A24が製作、全米配給を手がけた。第79回ヴェネチア国際映画祭における感動的な瞬間が世界中に発信された。それは『ハムナプトラ』シリーズなどでハリウッドのトップスターに昇りつめながらも、心身のバランスを崩して表舞台から遠ざかっていたブレンダン・フレイザーの奇跡的なカムバック劇。本作でフレイザーが演じたのは、体重272キロの孤独な中年男性。離婚後疎遠だった娘との絆を取り戻したいと願う主人公の“最期の5日間”を、ワン・シチュエーションの室内劇という様式で映し出す。生きることについての根源的な問いかけをはらみ、緊迫感みなぎるストーリー展開で観る者を魅了する本作は、アロノフスキー監督作品としては『ブラック・スワン』以来最高の北米オープニング成績を叩き出し、フレイザーの驚嘆すべき演技に多くの絶賛の声が寄せられ、先に発表となったブロードキャスト映画批評家協会賞にて主演男優賞を受賞、さらに全米俳優組合賞(SAG)、英国アカデミー賞(BAFTA)でもノミネートが続き、ついにブレンダンは、アカデミー賞<初>のノミネートを果たした。いよいよ本格化している本年度賞レースの顔として、ますます注目を集めている。
その他に「ストレンジャー・シングス」シリーズのセイディー・シンク、本作でアカデミー賞助演女優賞初ノミネートを見事果たしたホン・チャウ、サマンサ・モートンら豪華俳優陣が脇を固め、未だかつてないほどに心を揺さぶる物語を生み出した。
白鯨
1851年に発表されたアメリカの小説家ハーマン・メルヴィル(1819~1891)による長編小説。世界十大小説の一つと称される。船長のエイハブはかつて“モヴィ・ディック”という名の白いマッコウクジラに片足を奪われている。その白いクジラへの復讐心、さらに乗組員たちとの捕鯨船での壮絶な航海を描いた物語。鯨に関する当時の知識や捕鯨技術の描写などが多く綴られ、さらに旧約聖書や故事などの引用や比喩も用いられている。
STORY
恋人アランを亡くしたショックから、現実逃避するように過食を繰り返してきたチャーリー(ブレンダン・フレイザー)は、大学のオンライン講座で生計を立てている40代の教師。歩行器なしでは移動もままならないチャーリーは頑なに入院を拒み、アランの妹で唯一の親友でもある看護師リズ(ホン・チャウ)に頼っている。そんなある日、病状の悪化で自らの余命が幾ばくもないことを悟ったチャーリーは、離婚して以来長らく音信不通だった17歳の娘エリー(セイディー・シンク)との関係を修復しようと決意する。ところが家にやってきたエリーは、学校生活と家庭で多くのトラブルを抱え、心が荒みきっていた……。
CAST&STAFF
Brendan Fraser
ブレンダン・フレイザー|チャーリー役
1968年12月3日生まれ、アメリカ・インディアナ州インディアナポリス出身。ヨーロッパやカナダで育ち、ロンドンに引越したのを機に劇場へ足を運ぶようになる。シアトルにある芸術大学で美術学士号を取得した。1991年に『恋のドッグファイト』で映画デビュー。1999年、代表作となるスティーヴン・ソマーズ監督による大ヒットアクション・ホラーアドベンチャー『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』の主演を演じる。2001年には、続編『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』でソマーズと共演者レイチェル・ワイズと再タッグを組んだ。2008年には、シリーズの第3弾、『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』が公開。『センター・オブ・ジ・アース』(08)では主演、製作総指揮を務めるが、その後は、心身のバランスを崩ししばらくの間ハリウッドの表舞台から距離を置く。主な出演作に、『青春の輝き』(92)、『きっと忘れない』(94)、『ハードロック・ハイジャック』(94)、『ゴッド・アンド・モンスター』(98)、『モンキーボーン』(01)、『愛の落日』(02)、『クラッシュ』(04)、『狼たちの報酬』(07)、『インクハート/魔法の声』(08)、『G. I. ジョー』(09)、『アニマル・ウォーズ 森林帝国の逆襲』(10)など。近年は、スティーヴン・ソダーバーグ監督によるHBOMax作品「クライム・ゲーム」(21)、HBOMax/DC Entertainmentのシリーズ番組「ドゥーム・パトロール」(19)、「ポイズン・ローズ」(19)などテレビドラマに出演。
米インディアナポリス出身。幼い頃から両親の仕事に伴って世界各地を転々とし、ロンドンで演劇に出会う。
シアトルの芸術大学を卒業後の1991年、「恋のドッグファイト」の端役で映画デビュー。以降「原始のマン」や「青春の輝き」(ともに92)などの映画でメインキャストを務め、ディズニーアニメの実写版リメイク「ジャングル・ジョージ」(97)のタイトルロールでブレイクを果たす。翌年のアドベンチャー大作「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」(98)は大ヒットを収め、続編「ハムナプトラ2 黄金のピラミッド」(01)、「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」(08)にも主演した。
その他の出演作に、アカデミー作品賞受賞作「クラッシュ」(05)、製作総指揮も務めた「センター・オブ・ジ・アース」(08)、「G.I.ジョー」(09)など。10年代は軸足をTVドラマに移して活躍する一方、映画にもコンスタントに出演。22年、ダーレン・アロノフスキー監督作「ザ・ホエール」で272キロの巨体を抱えた主人公チャーリーを演じ、第95回アカデミー賞で主演男優賞を受賞した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ダーレン・アロノフスキー
http://www.brendanfraser.com
Sadie Sink
セイディー・シンク|エリー役
2002年4月16日生まれ、アメリカ・テキサス州出身。2013年、ブロードウェイで上演された「アニー」のリバイバル作品でタイトルロールを演じ、キャリアをスタート。2017年にはトニー賞にノミネートされたスティーヴン・ダルドリー演出の「The Audience」でヘレン・ミレンと共演した。2017年には、高い評価を得たNetflixの人気シリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で、複雑な過去を持った怪しげな少女マックス役で人気となる。現在は、Netflixで同シリーズのシーズン4に出演中のほか、Netflix「フィアー・ストリート Part2」にも出演している。
Hong Chau
ホン・チャウ|リズ役
1979年6月25日生まれ。1970年代後半にベトナムを逃れ、タイの難民キャンプに暮らしていたベトナム人の両親のもとに生まれた。その後ニューオーリンズで育ち、ボストン大学で映画学を専攻。役者の道を目指した。2017年『タウンサイズ』でベトナム人の政治活動家役を演じ、ゴールデングローブ賞助演女優賞、映画俳優組合賞助演女優賞など複数の助演女優賞にノミネート、高い評価を得た。主な出演作に、『インヒアレント・ヴァイス』(14)、『24時間ずっとLOVE』(18)、『ザ・メニュー』(22)、『Showing Up』(22)など。現在は、HBOのシリーズ番組「ウォッチメン」と、Amazonのシリーズ作品「ホームカミング」に出演中。
Samantha Morton
サマンサ・モートン|メアリー役
1977年5月13日生まれ、イギリス・ノッティンガム出身。1997年『アンダー・ザ・スキン』で世界中に注目される。アカデミー賞に2度、英国アカデミー賞に2度ノミネートされており、2007年には、NBC/Channel4作品「Longford」で、ゴールデングローブ賞主演女優賞を獲得した。2009年には、英国の保育制度を扱った半自伝的映画『The Unloved』で映画監督デビューを果たすとともに、英国アカデミー賞テレビ部門の単発ドラマ賞を獲得した。主な出演作に、『ギター弾きの恋』(99)、『マイノリティ・レポート』(02)、『CODE46』(03)、『ミスター・ロンリー』(07)、『コントロール』(07)、『her/世界でひとつの彼女』(13)、『ファンスタティック・ビーストと魔法使いの旅』(16)など。最近の出演作は『Save the Cinema』(22)、『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』(23)がある。
DIRECTOR
Darren Aronofsky
監督・製作:ダーレン・アロノフスキー
1969年2月12日生まれ、アメリカ・ニューヨーク出身。ハーバード大学でアニメーションや人類学を専攻、さらにAFIアメリカン・フィルム・インスティチュートでは映画製作を学び、美術修士号を取得。卒業制作作品が注目を浴び、1998年に『π』で長編映画デビュー。低予算ながら大ヒットとなりサンダンス映画祭では最優秀監督賞を受賞。2008年『レスラー』は第65回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞する。2010年『ブラック・スワン』は第67回ヴェネチア国際映画祭のオープニングで初演後、各映画賞で話題を集める。アカデミー賞では5部門ノミネートされ、主演のナタリー・ポートマンが主演女優賞を受賞した。その他の主な監督作品は、『レクイエム・フォー・ドリーム』(00)、『ファウンテン 永遠につづく愛』(06)、『ノア 約束の舟』(14)、『マザー!』(17)などがある。
子どもの頃から創作活動を好み、ハーバード大学で映画を専攻。卒業制作の短編作品「Supermarket Sweep」(91)が高い評価を得る。「π」(98)で長編監督デビューを果たし、インディペンデント・スピリット・アワードで新人脚本賞を受賞。ミッキー・ロークを主演に迎えた「レスラー」(08)でベネチア国際映画祭の金獅子賞を獲得する。その他の監督作に「レクイエム・フォー・ドリーム」「ブラック・スワン」(10/ベネチア映画祭オープニング作品)がある。「ファウンテン 永遠につづく愛」のヒロイン、レイチェル・ワイズと2006年に婚約したが、2010年破局。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ダーレン・アロノフスキー
横浜みなとみらい:15:05-17:05 (117分)
https://kinocinema.jp/minatomirai/movie/movie-detail/542
2023-03-07(火) たまむすび 町山智浩 アメリカ流れ者 映画『ザ・ホエール』
町山智浩 映画『ザ・ホエール』2023.03.07【今年のアカデミー賞は『エブエブ』が席巻】
『ザ・ホエール』(原題:The Whale)
劇場公開日:2023年4月7日
◆「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督が、「ハムナプトラ」シリーズのブレンダン・フレイザーを主演に迎えた人間ドラマ。劇作家サム・D・ハンターによる舞台劇を原作に、死期の迫った肥満症の男が娘との絆を取り戻そうとする姿を描く。
監督:ダーレン・アロノフスキー(ブラック・スワン、レスラー)
主演:ブレンダン・フレイザー、セイディー・シンク
https://miyearnzzlabo.com/archives/97726
町山智浩『ザ・ホエール』を語る
余命わずか、体重272キロの孤独な男の最期の5日間を描く映画「ザ・ホエール」解説!(前編)【町山&藤谷のアメTube】
ブレンダン・フレイザーが奇跡の復活!
「ブラック・スワン」「レスラー」のダーレン・アロノフスキー監督最新作!
余命わずかな体重272キロの孤独な男が
疎遠だった娘への無償の愛を紡ぐ――
最期の5日間を描く、壮絶にして心震わすヒューマン・ドラマ。
恋人を亡くしたショックから、現実逃避するように過食を繰り返してきたチャーリー(ブレンダン・フレイザー)は、大学のオンライン講座で生計を立てている40代の教師。歩行器なしでは移動もままならないチャーリーは頑なに入院を拒み、アランの妹で唯一の親友でもある看護師リズ(ホン・チャウ)に頼っている。
ある日、病状の悪化で自らの余命が幾ばくもないことを悟ったチャーリーは、離婚して以来長らく音信不通だった17歳の娘エリー(セイディー・シンク)との関係を修復しようと決意する。
ところが家にやってきたエリーは、学校生活と家庭で多くのトラブルを抱え、心が荒みきっていた…。
本作を町山&藤谷が解説します。更なる解説は後編で!
アカデミー賞 主演男優賞 受賞!映画「ザ・ホエール」解説!(後編)【町山&藤谷のアメTube】
余命わずかな体重272キロの孤独な男が
疎遠だった娘への無償の愛を紡ぐ――
最期の5日間を描く、壮絶にして心震わすヒューマン・ドラマ。
恋人を亡くしたショックから、現実逃避するように過食を繰り返してきたチャーリー(ブレンダン・フレイザー)。
過食の末、自らの余命が幾ばくもないことを悟った。
長らく音信不通だった17歳の娘エリー(セイディー・シンク)との関係を修復しようと決意する。
ところが家にやってきたエリーは、学校生活と家庭で多くのトラブルを抱え、心が荒みきっていた…。
監督の本当のメッセージとは…?本作を町山&藤谷が解説します。