映画『フェイブルマンズ』本予告/2023年3月3日(金)全国公開
第95回アカデミー賞®主要含む7部門ノミネート!
作品賞、監督賞(スティーヴン・スピルバーグ)、主演女優賞(ミシェル・ウィリアムズ)、助演男優賞(ジャド・ハーシュ)、脚本賞(スティーヴン・スピルバーグ&トニー・クシュナー)、作曲賞(ジョン・ウィリアムズ)、美術賞(リック・カーター)
50年にわたるキャリアの中で、『ジョーズ』から『E.T.』、『ジュラシック・パーク』など史上最も愛され、変幻自在なフィルモグラフィを世界に送り出してきた巨匠スティーヴン・スピルバーグが、“映画監督”になる夢を叶えた自身の原体験を描いた最新作!
監督・脚本:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:トニー・クシュナー 音楽:ジョン・ウィリアムズ 衣装:マーク・ブリッジス 美術:リック・カーター
編集:マイケル・カーン、サラ・ブロシャー 撮影:ヤヌス・カミンスキー
原題:The Fabelmans 配給:東宝東和 上映時間:151分
配給:東宝東和
© Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
◆公式HP:https://fabelmans-film.jp/
◆公式Twitter:https://twitter.com/fabelmans_jp
#映画フェイブルマンズ
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映画『フェイブルマンズ』本編映像<フェイブルマン家のディナー>/大ヒット上映中!
https://eiga.com/movie/97982/
「ジョーズ」「E.T.」「ジュラシック・パーク」など、世界中で愛される映画の数々を世に送り出してきた巨匠スティーブン・スピルバーグが、映画監督になるという夢をかなえた自身の原体験を映画にした自伝的作品。
初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になった少年サミー・フェイブルマンは、母親から8ミリカメラをプレゼントされる。家族や仲間たちと過ごす日々のなか、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求めていくサミー。母親はそんな彼の夢を支えてくれるが、父親はその夢を単なる趣味としか見なさない。サミーはそんな両親の間で葛藤しながら、さまざまな人々との出会いを通じて成長していく。
サミー役は新鋭ガブリエル・ラベルが務め、母親は「マンチェスター・バイ・ザ・シー」「マリリン 7日間の恋」などでアカデミー賞に4度ノミネートされているミシェル・ウィリアムズ、父親は「THE BATMAN ザ・バットマン」「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」のポール・ダノが演じるなど実力派俳優が共演。脚本はスピルバーグ自身と、「ミュンヘン」「リンカーン」「ウエスト・サイド・ストーリー」などスピルバーグ作品で知られるトニー・クシュナー。そのほか撮影のヤヌス・カミンスキー、音楽のジョン・ウィリアムズら、スピルバーグ作品の常連スタッフが集結した。第95回アカデミー賞で作品、監督、脚本、主演女優(ミシェル・ウィリアムズ)、助演男優(ジャド・ハーシュ)ほか計7部門にノミネートされた。
2022年製作/151分/PG12/アメリカ
原題:The Fabelmans
配給:東宝東和
https://ja.wikipedia.org/wiki/フェイブルマンズ
https://www.uphe.com/movies/the-fabelmans
公式サイト:https://fabelmans-film.jp


Steven Spielberg
カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で映画を学び、ユニバーサルと契約。1972年、TV映画「激突!」で注目され、以後「ジョーズ」(75)、「未知との遭遇」(77)、「レイダース 失われたアーク」(81)、「E.T.」(82)など発表する作品が次々と記録破りの大ヒットとなり、ハリウッド随一のヒットメーカーとなる。
93年には「ジュラシック・パーク」が自身最高の世界興行収入を記録し、「シンドラーのリスト」でアカデミー作品賞と監督賞を受賞。名実ともにハリウッドのトップに立つ。以降も94年に映画スタジオ、ドリームワークスSKGを設立するなど映画業界をリードし、「プライベート・ライアン」(98)では2度目のアカデミー監督賞を受賞した。
その後も「ミュンヘン」(05)、「リンカーン」(12)、「ウエスト・サイド・ストーリー」(21)、自伝的作品「フェイブルマンズ」(22)でもアカデミー監督賞にノミネート。1980年代から90年代、00年代、10年代、20年代の各年代でアカデミー監督賞にノミネートされている。

INTRODUCTION & STORY


T・ジョイPRINCE品川:20:40-23:20 (151分)
https://eiga.com/movie/97982/critic/
フェイブルマンズ : 映画評論・批評
2023年2月28日更新
2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほかにてロードショー
一握のトップ監督が歩んだ道は、広い共感性へと通じていく
監督スティーブン・スピルバーグの生い立ちを反映した作品、と聞けば、スタジオに潜り込んで機会を狙い、やがて死に体だったハリウッドを活気づかせるヒット作を量産。そんなレジェンドらしいバックステージものになる……と氏のファンならば考えるのでは? だが本作で描かれるのは、先述した成功エピソードではない。映画作家を目指すティーンの奮起と挫折、そして家族のサポートと父母の確執に迫る、苦渋と気恥ずかしさに満ちた青春期の実態だ。
スピルバーグのアバターである主人公のサミー・フェイブルマン(ガブリエル・ラベル)は、エンジニアの父(ポール・ダノ)とピアニストの母(ミシェル・ウィリアムズ)を親に持つユダヤ系アメリカ移民家族の長男。彼は幼少時「史上最大のショウ」(52)に触発され、自らホームムービーを手がけるようになる。そしてフィルムメイカーとして習熟していくと同時に、その研ぎ澄まされた観察眼で、家庭崩壊の瞬間をエディターごしに発見してしまうのだ。
とてつもなくデリケートな感触を持つ作品だが、我々はこうした事象に、過去のスピルバーグ作品を通じて何度も触れている。監督の人物像に迫ったHBOドキュメンタリー「スピルバーグ!」(17)作中、当人が「私は自己体験を映画に投入し続けている」と言及し、自作のテーマに家族の別れや再生を置いていることを確証づけるのだ。そして近年、両親が長い別離を経て再び寄り添い始めたことに触れ、このドキュメンタリーは幕を下ろす。今このタイミングにおける「フェイブルマンズ」の制作は、父母の和解というアクチュアルな結末によって、踏み込みへの背中を押されたのだろう。
奇しくもこうしたテーマへのアプローチが、映画人の伝記という特殊性を超え、家族ドラマとしての普遍性を強く輝かせる。夢を追う若者と、親の理解や反目。それは多くの人が通ってきたであろうプロセスだ。たとえスピルバーグが何者か知らなかったとしても、作品は広く共感をうながす要素に満ちている。
とは言いつつも、劇中には「未知との遭遇」(77)や「E.T.」(82)などに見られる、印象的ショットの布石とおぼしきレイアウトがタピストリーのように組み込まれ、この映画が紛れもなく、スピルバーグのキャリアを反復したものであることを折に触れ強調する。
前作「ウエスト・サイド・ストーリー」(21)で、ノータッチだったミュージカルに着手したスピルバーグ。長い監督人生で、やり残しのないよう指した次なる一手が、商売をたたむような終活的な企画だったことに寂しさを覚えなくもない。しかしハリウッドに多大な貢献をもたらし、世界で最も周知されたクリエイターであるからこそ、私的な小品を商業映画として発表することが許されるのだ。(尾崎一男
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68939740T00C23A3BE0P00/
デイヴィッド・リンチ – ジョン・フォード
https://miyearnzzlabo.com/archives/94452
町山智浩『フェイブルマンズ』を語る
町山智浩 映画『フェイブルマンズ』2022.12.13【巨匠スピルバーグの自伝的映画】
『フェイブルマンズ』(原題:The Fabelmans)
劇場公開日:2023年3月3日
◆50年にわたるキャリアの中で、史上最も愛され、変幻自在なフィルモグラフィを世界に送り出してきた巨匠スティーヴン・スピルバーグが、“映画監督”になる夢を叶えた自身の原体験を描く。
監督:スティーヴン・スピルバーグ(ジョーズ、E.T.、ジュラシック・パーク)
主演:ミシェル・ウィリアムズ、ポール・ダノ、セス・ローゲン
#町山智浩 #たまむすび #アメリカ流れ者
https://mobile.twitter.com/TomoMachi/status/1632882067003543555
聴く映画秘宝「町山智浩のアメリカ特電」『フェイブルマンズ』13回
聴く映画秘宝「町山智浩のアメリカ特電」13回。
これは映画の恐ろしさを描いた映画である。『リバティ・バランスを射った男』、ジョン・フォード、地平線の位置、それぞれが意味するものは?