映画『ボーンズ アンド オール』予告編 2023年2月17日(金)公開
人を喰べる若者たちを描いて、世界が賛否両論
ヴェネツィア国際映画祭 監督賞 新人俳優賞 W受賞
あの傑作『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督と、ティモシー・シャラメの再タッグが実現。
不気味で恐ろしいと同時に、優しく切ない、この世でたったひとつの物語を誕生させた。
生まれながらに人を喰べる衝動を抑えられない18歳の少女マレン。
彼女はその謎を解くために顔も知らない母親を探す旅に出て、同じ宿命を背負う青年リーと出会う。
初めて自らの存在を無条件で受け入れてくれる相手を見つけ、次第に求めあう二人。
だが、彼らの絆は、あまりにも危険だった──。
反逆者のように生きてきたリーを演じるのがティモシー・シャラメ、
逃れられない本能に立ち向かうマレンに『WAVES/ウェイブス』のテイラー・ラッセル。
アカデミー賞受賞俳優のマーク・ライランスも同族の役で怪演。世界を驚愕させた「人喰い」の若者たち・・・
二人の逃避行の先に待つ世界が、揺れ動く純愛のゆくえが、
あなたを未体験の恐怖と感動に突き落とす──
■映画『ボーンズ アンド オール』2023年2月17日(金)公開
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監督:ルカ・グァダニーノ『君の名前で僕を呼んで』『サスペリア』
出演:ティモシー・シャラメ『DUNE/デューン 砂の惑星』『君の名前で僕を呼んで』 、テイラー・ラッセル『WAVES/ウェイブス』
マーク・ライランス 『ブリッジ・オブ・スパイ』『ダンケルク』
#ボーンズアンドオール R18+
© 2022 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
映画『ボーンズ アンド オール』人喰いリー編 2023年2月17日(金)公開
映画『ボーンズ アンド オール』劇場体験編 2023年2月17日(金)公開
映画『ボーンズ アンド オール』SPOT(30秒)2023年2月17日(金)公開
映画『ボーンズ アンド オール』MUSIC編 2023年2月17日(金)公開
映画『ボーンズ アンド オール』純愛ホラー編 2023年2月17日(金)公開
映画『ボーンズ アンド オール』人喰いマレン編 2023年2月17日(金)公開
映画『ボーンズ アンド オール』メイキング・オブ・ボーンズ アンド オール 2023年2月17日(金)公開
映画『ボーンズ アンド オール』15秒スポット 2023年2月17日(金)公開
https://eiga.com/movie/97614/
「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノ監督とティモシー・シャラメが再タッグを組み、人喰いの若者たちの愛と葛藤を描いたホラー。
人を食べてしまう衝動を抑えられない18歳の少女マレンは、同じ秘密を抱える青年リーと出会う。自らの存在を無条件で受け入れてくれる相手を初めて見つけた2人は次第にひかれ合うが、同族は絶対に食べないと語る謎の男サリーの出現をきっかけに、危険な逃避行へと身を投じていく。
主人公マレンを「WAVES ウェイブス」のテイラー・ラッセル、彼女と恋に落ちる青年リーをシャラメ、謎の男サリーを「ダンケルク」のマーク・ライランスがそれぞれ演じる。2022年・第79回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品され、グァダニーノ監督が銀獅子賞(最優秀監督賞)、ラッセルがマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞した。
2022年製作/130分/R18+/アメリカ
原題:Bones and All
配給:ワーナー・ブラザース映画
https://ja.wikipedia.org/wiki/ボーンズ_アンド_オール
公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/bonesandall/
あの傑作『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督と、ティモシー・シャラメの再タッグが実現。
不気味で恐ろしいと同時に、優しく切ない、この世でたったひとつの物語を誕生させた。
生まれながらに人を喰べる衝動を抑えられない18歳の少女マレン。
彼女はその謎を解くために顔も知らない母親を探す旅に出て、同じ宿命を背負う青年リーと出会う。
初めて自らの存在を無条件で受け入れてくれる相手を見つけ、次第に求めあう二人。
反逆者のように生きてきたリーを演じるのがティモシー・シャラメ、逃れられない本能に立ち向かうマレンに『WAVES/ウェイブス』のテイラー・ラッセル。 アカデミー賞受賞俳優のマーク・ライランスも同族の役で怪演。世界を驚愕させた「人喰い」の若者たち・・・
カナダ人女優。映画/TV業界で急速な成長を遂げ、現在、もっともエキサイティングな才能の持ち主のひとり。 トレイ・エドワード・シュルツ監督の『WAVES/ウェイブス』(19)で演じたエミリー役でゴッサム賞最優秀ブレイクスルー俳優賞を受賞。また、20年度サンタバーバラ国際映画祭でバーチュオーソ賞に輝き、20年度映画インディペンデント・スピリット賞にノミネートされ、「タイム」誌では“2019年の映画におけるパフォーマンストップ10”のひとりに選ばれた。 本作で第79回ヴェネツィア国際映画祭新人俳優賞(マルチェロ・マストロヤンニ賞)を受賞した。 サバナー・リーフと共同監督を務めた
2021年公開『DUNE/デューン 砂の惑星』に出演。ドゥニ・ヴィルヌーヴが監督したこの作品は、米アカデミー賞において最優秀作品賞を含む10部門にノミネートされ、6部門を受賞した。21年には、フランシス・マクドーマンド、リナ・クードリと共演したウェス・アンダーソン監督作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』、レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンスと共演したアダム・マッケイ監督作『ドント・ルック・アップ』に出演。2023年は若きウィリー・ウォンカを演じる『Wonka』が控えている。ほかの待機作には、前述『DUNE/デューン 砂の惑星』の続編として大きな期待が寄せら
https://ja.wikipedia.org/wiki/ティモシー・シャラメ
DIRECTOR
LUCA GUADAGNINO ルカ・グアダニーノ
1971年8月10日、イタリアのパレルモに生まれる。米アカデミー賞ノミネート作『ミラノ、愛に生きる』(09)、『胸騒ぎのシチリア』(15)、『君の名前で僕を呼んで』(17)、『サスペリア』(18)といった称賛を受ける映画に脚本家/監督/プロデューサーとして携わってきた。これまでに、ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、英アカデミー(BAFTA)賞最優秀監督賞、ナストロ・ダルジェント賞最優秀監督賞など、多くの賞でノミネート/受賞を果たしている。
2011年にはベイルート国際映画祭の審査委員長を務め、第68回サン・セバスチャン国際映画祭でも審査委員長を務めた。待機作には、現在ポストプロダクションにはいっている『Challengers』などがある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ルカ・グァダニーノ
伊パレルモ大学卒業後、ローマのサピエンツァ大学で文学と映画史を学び、イル・マニフェスト紙で映画評論を執筆。長編監督デビュー作「The Protagonists(原題)」(99)をはじめ、国際的に脚光を浴びた「ミラノ、愛に生きる」(09)、名作「太陽が知っている」をリメイクした「胸騒ぎのシチリア」(15)で女優ティルダ・スウィントンを主演に迎えた。ふたりの青年の恋を描いた「君の名前で僕を呼んで」(17)は第75回ゴールデングローブ賞で作品賞(ドラマ)を含む3部門、インディペンデント・スピリット・アワードで作品賞、監督賞にノミネートされるなど高い評価を得る。その後、ダリオ・アルジェントの傑作ホラーをリメイクした「サスペリア(原題)」(18)などを監督。劇映画だけでなく、ドキュメンタリー映画やファッション系のクリエイティブも手がけ、11年にはベルディ作のオペラ「ファルスタッフ」を演出した。
WRITER /PRODUCER
DAVID KAJGANICH デイビッド・カイガニック
本作は、ルカ・グァダニーノ監督との3度目のコラボレート作品であり、脚本と製作を担当。
また、AMC放送で高評価のシリーズ「ザ・テラー」(18~19)の企画・製作総指揮を務めている。グァダニーノ監督作品では『胸騒ぎのシチリア』(15)で製作総指揮を手掛け、『サスペリア』(18)で製作を担当した。最近、ティム・ウィントンの小説「The Riders」の脚色を完了。この作品では、リドリー・スコットと製作を担当する予定である。
横浜ブルク13: 17:35-19:55 (130分)
https://ttcg.jp/human_shibuya/movie/0941900.html
https://www.gqjapan.jp/culture/article/20230216-bones-and-all-luca-guadagnino
カミーユ・デアンジェリス Camille Deangells
https://en.wikipedia.org/wiki/Camille_DeAngelis
ティモシー・シャラメ主演『君の名前で僕を呼んで』が話題となったルカ・グァダニーノ監督の新作映画。全米図書館協会が発表するアレックス賞に選ばれたカミーユ・デアンジェリスのYA小説を原作に、生きづらさを抱えた若者たちのロードムービーとなっている。
主人公は女子高生のマレン(テイラー・ラッセル)。子どもの頃から転校を繰り返し、父親の監視も厳しく、友達を作ることができずにいた。ある夜、父親の目を盗んでクラスメイトのお泊まり会に参加したことから、事件が起きる。マレンに優しく接するクラスメイトの指を、マレンは思わず食いちぎってしまったのだ。
この事件がきっかけで、マレンは幼少期のベビーシッターやサマーキャンプで仲良くなった友達を自分が捕食していたという驚愕の事実を知る。父親はマレンの過去を記録した録音テープと少しのお金を残し、姿を消してしまう。マレンは自分の居場所を求め、米国中西部をさまようことになる。
生き別れていた母親を探すマレンは、旅の途中で自分と同じ匂いのする若者リー(ティモシー・シャラメ)と出会う。彼もマレンと同じ人喰いだった。自分にはこの世界で生きていく価値があるのか。そんな悩みを共有する2人は惹かれ合い、また抑えがたい衝動に苦しみながら旅を続ける。
カニバリズム(人肉食)という衝撃的な題材を扱っているが、ルカ監督は露悪的なホラー映画ではなく、社会から迫害されるマイノリティーたちの切実な青春ドラマとして映画化している。重い運命を背負いながら、主人公たちが懸命に生き抜こうとする姿が印象的だ。
原作ではマレンが捕食する相手は、好きになった人だけに限定されている。好きになった人と身も心も一体化したい──。そんな願望のメタファーとして、カニバリズムが用いられている。残酷描写が控えめな原作から入ってみるのもいいかもしれない。
ティモシーは『君の名前で僕を呼んで』以降、俳優としての成長が著しい。映画のラストシーンは神々しさすら漂う。R18指定のハードな内容ながら、恐怖以上に生きる希望を感じることができるはずだ。
原作はコレ☟
『ボーンズ・アンド・オール』 カミーユ・デアンジェリス/著 川野靖子/訳 ハヤカワ文庫