映画『ピンク・クラウド』予告編 Now Showing
※予告編(https://www.youtube.com/watch?v=35qch…)がYoutubeに年齢制限を設けられてしまったため、避難用にアップしています。
※本作はレイティングPG12です。
#サンダンス映画祭 2021
ワールド・シネマ・ドラマ部門 審査員ドラマ大賞ノミネート!
思わぬかたちで脚光を浴びた、
ブラジルの新鋭イウリ・ジェルバーゼ 監督デビュー長編
突如現れた謎の #ピンクの雲 によって部屋の中に閉じ込められた人々
楽観、倦怠、絶望。一歩も外に出られないまま、やがて世界は少しずつ狂っていく——
映画『ピンク・クラウド』
2023年1月27日(金) #新宿シネマカリテ #ヒューマントラストシネマ渋谷 ほかにて全国ロードショー
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#ブラジル の新鋭監督イウリ・ジェルバーゼのデビュー長編は思わぬ形で脚光を浴びた。2017年に脚本が書かれ、2019年に撮影された本作は、当初 #SF として構想されていたにもかかわらず、世界的なパンデミック で一変した現実と重なった。
外には一歩も出られず、部屋の中でしか生きられない #ディストピア。そこでジェルバーゼ監督が目指していたのは、ルイス・ブニュエル『#皆殺しの天使』やジャン=ポール・サルトル『#出口なし』のように、制限された状況下における生存競争ではなく人間の感情を描くことだった。慣れ親しんだ日常を剥奪され、望まぬ #非日常 が日常になり代わろうとするとき、人間は何を欲望し何を選択するのか。雲はかたちを変えながら、まるで鏡のように見つめる者の心を照らしかえす。
2020年/ブラジル/#ポルトガル語/103分/カラー/シネスコ/5.1ch/英題:THE PINK CLOUD/原題:A NUVEM ROSA/字幕翻訳:橋本裕充
配給・宣伝: #サンリスフィルム
© 2020 Prana Filmes
謎のピンクの雲により、外へ出られなくなった世界 少しずつ狂ってゆく人々 映画「ピンク・クラウド」予告
2023年1月27日より劇場公開される、ブラジルの新鋭イウリ・ジェルバーゼの長編監督デビュー作「ピンク・クラウド」の、予告編が公開された。
予告編では、Caio Amon feat. Rowena Jameson によるオリジナル楽曲「La Vita (Life is Just Life)」に乗せ、突如現れた謎のピンクの雲によって部屋の中に閉じ込められた人々の姿が描かれる。一歩も外に出られない非日常が何日、何カ月、何年と続き、やがて少しずつ狂ってゆく人々。自死を選ぶ者、家庭内の不和に苦しむ夫婦、同居人への殺意を持ちはじめる者、友人の父に妊娠させられる子供などが映し出される。
「ピンク・クラウド」は、人々が部屋の中に閉じ込められた世界を描いた作品。一夜の関係をともにしたジョヴァナとヤーゴは、触れると10秒間で死に至る正体不明のピンクの雲が突如として発生したことを知る。窓を閉め切って高層アパートに引きこもり、ロックダウン生活に入る二人。月日が流れ、この生活が終わらないことを誰もが悟り始めたころ、ヤーゴは父親になることを望む。ジョヴァナは反対するものの、やがて男の子のリノが生まれる。家の中という狭い世界で不自由なく暮らすリノと新しい生活に適応するヤーゴだが、ジョヴァナの中で生じたゆがみは、次第に大きくなっていく。
2017年に脚本が書かれ、2019年に撮影された本作は、当初SFとして構想されていたが、世界的なパンデミックで一変した現実と重なる作品となった。監督のイウリ・ジェルバーゼは、本作が初の長編映画。外には一歩も出られず、部屋の中でしか生きられないディストピアで、制限された状況下における人間の感情を描く。
【作品情報】
ピンク・クラウド
2023年1月27日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
配給:サンリスフィルム
© 2019 Luminary Productions, LLC. All Rights ReservedScott Macaulay, James Schamus, P. Jennifer Dana, Ross Jacobson 2
映画『ピンク・クラウド』特別映像①
一晩の関係を共にしていたジョヴァナとヤーゴが突然の警報から家に閉じ込められる冒頭シーンが公開。
ネットの情報も当初はフェイクニュースだろうと信じていなかった2人だったが、鳴り響く警報、テレビ中継での「ピンクの雲に触れると10秒で死ぬ」という情報と、さらに実際に死にゆく人々の映像に接し、慌てて全ての窓を閉め切り家族に連絡をする。
コロナ禍でも現実に多くの人々が抱いたであろう何も分からないという不安と、一過性のものにすぎないというまだ楽観的な気持ちが不思議と入り混じる感情。お互いのことをほとんど何も知らない男女2人の人生がこれから数年続くことになることは、まだ知る由もないのだった…。
映画『ピンク・クラウド』特別映像②
一晩の関係のはずが雲の発生により人生を共にすることとなったジョヴァナとヤーゴがテレビのニュース番組を観るシーンが公開。ピンクの雲によって制限された生活をむしろ喜ぶ人々、雲のおかげでソウルメイトを見つけた人、さらには雲を肯定的に見るインフルエンサーなどが取り上げられるなか、現状を受け入れられないジョヴァナと現在に適応してゆくヤーゴの対比が浮かび上がる。しかし、看護師と二人きりだった年老いたヤーゴの父は、まさに赤の他人の看護師との生活が気にくわず「殺してやりたい」と言い続けるのだった……。
https://eiga.com/movie/98092/
突如として発生した毒性の雲により部屋の中に閉じ込められてしまった人々を描いたブラジル発のSFスリラー。
高層アパートの一室で一夜を共にした男女ヤーゴとジョヴァナを、けたたましい警報が襲う。強い毒性を持つピンク色の雲が街を覆い、その雲に触れるとわずか10秒で死に至るのだという。2人は窓を閉め切って部屋に引きこもり、そのままロックダウン生活を強いられることに。事態は一向に好転せず、この生活が終わらないことを誰もが悟り始める。月日が流れ、父親になることを望むヤーゴにジョヴァナは反対するが、やがて2人の間に男の子・リノが誕生。リノは家の中という狭い世界で成長し、ヤーゴは新しい生活になじんでいく。しかし、ジョヴァナの中で生じた歪みは次第に大きくなり……。
これまで6本の短編作品を手がけた新鋭イウリ・ジェルバーゼが長編初メガホンをとった。
2020年製作/103分/PG12/ブラジル
原題:A Nuvem Rosa
配給:サンリスフィルム
公式サイト:https://senlisfilms.jp/pinkcloud/
INTRODUCTION
2021年のサンダンス映画祭でイウリ・ジェルバーゼ監督のデビュー長編は予期せぬかたちで脚光を浴びた。2017年に脚本が書かれ、2019年に撮影された本作は、当初SFとして構想されていたにもかかわらず、 世界的なパンデミックで一変した現実と重なった。
外には一歩も出られず、部屋の中でしか生きられない“ピンク色”のディストピア。そこでジェルバーゼ監督が目指したのは、ルイス・ブニュエル『皆殺しの天使』やサルトル『出口なし』のように、制限された状況下における生存競争ではなく人間の感情を描くことだった。慣れ親しんだ日常を剥奪され、望まぬ非日常が日常になりかわろうとするとき、人間は何を求めて何を選択するのか。雲はかたちを変えながら、まるで鏡のように見つめる者の心を照らしかえす。
STORY
一夜の関係を共にしていたジョヴァナとヤーゴをけたたましい警報が襲う。突如として世界中に発生した正体不明のピンクの雲——それは10秒間で人を死に至らしめる毒性の雲だった。
緊急事態下、外出制限で街は無人となり、家から一歩も出られなくなった人々の生活は一変する。友人の家から帰れなくなった妹、看護師と閉じ込められた年老いた父、自宅に一人きりの親友……オンラインで連絡をとりあううち、いつ終わるともしれない監禁生活のなかで、彼らの状況が少しずつ悪い方へ傾き始めていることを知るジョヴァナ。そして、見知らぬ他人であったジョヴァナとヤーゴも現実的な役割を果たすことを迫られる。
父親になることを望むヤーゴに反対していたジョヴァナだったが、やがて男の子・リノを出産する。ロックダウン以前の生活を知らないリノは、家の中だけの狭い世界で何不自由なく暮らしており、父となったヤーゴも前向きに新しい生活に適応している。しかし、ピンクの雲が日常の景色となるにつれ、ジョヴァナの中で生じた歪みは次第に大きくなっていくのだった……。
CAST & STAFF
ジョヴァナ役
Renata de Lélis
ヘナタ・ジ・レリス
俳優、バレリーナ、映画監督。ブラジルで演技を、リスボンでダンスを学ぶ。2005年に俳優としてのキャリアをスタート。これまで5度の最優秀女優賞に輝いてきた。「Coletivo Habitantes」の創設メンバーであり、「Coletivo Criação Kamikaze」のリーダーを務める。短編映画『Nau (原題)』(製作準備中)と『Teratoma (原題)』(映画祭に出品)では脚本と監督を手がけ、主演も務めている。ダンスのビデオクリップ『Apatia(原題)』では作曲家Rita Zartと組み共同監督と出演を務めた。映画俳優としての最近の出演作にジャイミ・モンジャルディン監督『O Avental Rosa (原題)』(2019年)、ジウソン・ヴァルガス監督『Colmeia』(2020年)などがある。
ヤーゴ役
Eduardo Mendonça
エドゥアルド・メンドンサ
エドゥアルド・メンドンサは俳優、脚本家、ラジオのブロードキャスター。長編映画の出演作はカルロス・ジェルバーゼ監督『Menos Que Nada (原題)』、ゼカ・ブリト監督『Legalidade (原題)』、マルシオ・シェナルディ監督『Os Bravos Nunca Se Calam (原題)』。イウリ・ジェルバーゼ監督の短編『Folha em Branco (原題)』でHistórias Curtas RBS TVの2011年最優秀助演男優賞を受賞。舞台にも出演しており、2010年に舞台『Milkshakespeare (原題)』でAçorianos賞(助演男優部門)を受賞した。テレビシリーズ『Fora de Quadro (原題)』とNetflixのシリーズ『Necropolis (原題)』では主要キャストを務めている。

監督
Iuli Gerbase
イウリ・ジェルバーゼ
映画と文芸創作を学び20歳で映画製作を開始。印象に残るダイアローグと内的葛藤を描こうと取り組んできた。これまでに6本の短編の脚本、監督を手がけ、トロント国際映画祭やハバナ映画祭などの映画祭に出品。シュルレアリスムとSFのタッチで描いた『ピンク・クラウド』が自身初の長編映画。現在、2本目の長編となるSF作品や、テレビシリーズを準備中。
Filmograhy
* 2021 ピンク・クラウド
* 2019 The Stone (短編)
* 2018 Dia das Nações (短編)
* 2013 Pierre e a Mochila (短編)
* 2013 Férias (短編)
* 2012 Só Isso (短編)
製作 パトリシア・バルビエリ 撮影 ブルーノ・ポリドーロ 美術 ベルナルド・ゾルテア 編集 ヴィセンチ・モレノ 視覚効果 DOT ポストプロダクション・スーパーバイザー ダニエウ・ドージ、グスタヴォ・ズコウスキー 音響 キコ・フェハス、クリスティアン・ヴァイス 音楽 カイオ・アモン
Kino cinema 横浜みなとみらい:14:35-16:20 (103分)