9/23(金)公開 映画『渇きと偽り』 予告編
世界的ベストセラーの映画化! まだ誰も知らないオーストラリアがここに―― 至高のクライムサスペンス映画が誕生。
映画『渇きと偽り』
監督:ロバート・コノリー
出演:エリックバナ(『ミュンヘン』『NY心霊捜査官』)、ジュネヴィーヴ・オーライリー、キーア・オドネル、ジョン・ポルソン
原作:ジェイン・ハーパー「渇きと偽り」(早川書房)
2020年/オーストラリア/英語/117分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:The Dry/字幕:風間綾平/G
配給:イオンエンターテイメント/後援:オーストラリア大使館
©2020 The Dry Film Holdings Pty Ltd and Screen Australia
映画『渇きと偽り』本編映像 干上がった湖
映画『渇きと偽り』が2022年9月23日(金)より全国公開される。
9/23(金)公開 映画『渇きと偽り』本編映像_たった8歩
https://eiga.com/movie/97502/
「ミュンヘン」「NY心霊捜査官」のエリック・バナの主演で、ジェイン・ハーパーのベストセラー小説を映画化したクライムサスペンス。干ばつにあえぐ閉鎖的な田舎町で起こった、現在と過去の2つの殺人事件を通し、オーストラリアの社会が直面する問題をリアルに描いた。
メルボルンの連邦警察官アーロン・フォークは旧友ルークの葬儀に参列するため、20年ぶりに故郷の小さな町に帰ってきた。ルークは、自身の妻子を殺した後に自らも命を絶ったのだ。町は長らく雨が降らずに干ばつに襲われており、ルークが事件を起こした背景にもそうした土地の事情があり、いわばルークも犠牲者だと思われていた。しかし、町にとどまって捜査を行うフォークは、未解決事件となっている過去の事件とも向き合うことになり、数十年も隔てた2つの事件がつながっているのではないかと疑い始める。
原作にほれ込んだバナが自らプロデューサーも務め、本作で約13年ぶりに母国オーストラリアの映画に主演した。
2020年製作/117分/G/オーストラリア
原題:The Dry
配給:イオンエンターテイメント
公式サイト:http://kawakitoitsuwari.jp
INTRODUCTION
オーストラリア発、至高のクライムサスペンス。
渇き果てた灼熱の町で、
秘められた過去と殺伐とした現在が交錯する――
本作は、世界的ベストセラーとなったジェイン・ハーパーのデビュー作「渇きと偽り」(ハヤカワ文庫刊)を映画化し、オーストラリアで大ヒットを果たしたクライムサスペンスである。
少年時代の忌まわしい事件と、現在の殺人事件の2つを解明していく警察官の主人公を好演したのは、オーストラリア人俳優のエリック・バナ。彼は原作にほれ込み、プロデューサーも務めた。そのほか、主要キャストも世界の映画界・演劇界で活躍するオーストラリア人俳優が務め、現地の俊英スタッフとともに“オール・オーストラリア”を感じさせる強固なチームで完成させた。
舞台となったビクトリア州の架空の町キエワラは1年近く雨が降っていないという設定。実際、オーストラリアの気候温暖化は深刻で、干ばつで苦しむ人々はいたる所に存在する。本作の設定は、自然に恵まれた観光大国のイメージとは真逆で、いまオーストラリアが直面する現実も世界に提示している。
2022年5月には同チームが再結集し、早くも続編『Force of Nature』(原作「潤みと翳り」ハヤカワ文庫刊)の撮影が開始。いま最も注目を集める人気シリーズとなり、多くのファンから公開が待ち望まれている。





STORY
メルボルンの連邦警察官として働くアーロン・フォークは、家族を惨殺した後、自殺したとされる親友ルークの葬儀に参列するため、20年ぶりに帰郷した。ルークの両親にせがまれ、親友が犯した事件の真相を調べることになるが、その事件を追うことは同時に、17歳の頃、自分自身が殺人犯と疑われた同級生の少女の変死事件をめぐる記憶と対面することでもあった。過去と現在の事件に振り回されながらも、次第に親友の事件は単なる自殺ではないことを突き止める。さらに過去の少女の死の真相も知ることになる—。


渇きと偽り(ハヤカワ文庫刊)
ジェイン・ハーパー/著 青木創/訳
連邦警察官のフォークは故郷の町で殺人事件が発生したことを知る。旧友が妻子を撃ち殺し、自殺したというのだ。なぜか赤ん坊を一人だけ残して―。故郷へと向かったフォークは事件の調査に乗り出す。そして、大干ばつにあえぐ灼熱の町で、彼は自身の秘めた過去とも向き合うことになり……。
長篇第一作にして世界ミステリ文学賞の頂点である英国推理作家協会賞ゴールド・ダガーを受賞。現代豪州を代表する推理作家ジェイン・ハーパーの傑作ミステリ。
著者:ジェイン・ハーパー
イギリスのマンチェスター生まれ。オーストラリアに移住したのち、イギリスのケント大学を卒業。ジャーナリストの仕事を経て作家を志す。メルボルン在住。
STAFF
ロバート・コノリー Robert Connolly
〈監督・脚本〉

1967年生まれ。オーストラリア・シドニー出身。オーストラリアを代表する映画監督の一人。監督作にオスカー・アイザック、アンソニー・ラパリア出演の政治スリラー『Balibo』(原題・09)、ジュリアン・デニソン、サム・ワーシントン出演の大ヒット作『Paper Planes』(原題・14)など。オーストラリアを拠点に制作会社・アリーナメディアを経営し、現在もハリウッドで活躍する多くのオーストラリア人俳優を見出してきた。TV番組では、国際エミー賞ノミネート「The Slap」(原題・11)や「Barracuda」(原題・16)、ジュリアン・アサンジの自伝ドラマ「Underground」(原題・12)、マーク・ストロング主演「ディープ・ステート」(18)などを監督した。本作の続編『Force of Nature』でもメガホンをとる。
kino cinema 横浜みなとみらい:12:20-14:25 (117分)
https://kinocinema.jp/minatomirai/movie/movie-detail/457
https://qualite.musashino-k.jp/movies/17776/