映画『こちらあみ子』予告編
#こちらあみ子
#大沢一菜 #井浦新 #尾野真千子
#森井勇佑 #今村夏子 #青葉市子
7月8日(金)新宿武蔵野館他全国順次公開!
芥川賞受賞作家・今村夏子のデビュー作を映画化。
主人公は、広島に暮らす小学5年生のあみ子。
少し風変わりだが、あまりに純粋なあみ子の行動が、
家族や同級生など周囲の人たちを否応なく変えていく過程を、
少女の無垢な視線で鮮やかに描き出す。
『こちらあみ子』
大沢 一菜 井浦 新 尾野 真千子
監督・脚本 森井勇佑
原作 今村夏子(ちくま文庫)
音楽 青葉市子
製作:ハーベストフィルム エイゾーラボ
https://kochira-amiko.com
映画『こちらあみ子』特報
映画『こちらあみ子』超特報/「お兄ちゃんとセッション。」編
映画『こちらあみ子』超特報/「あみ子、だんご虫をさわる。」編
映画『こちらあみ子』超特報/「あみ子、川であそぶ。」編
https://eiga.com/movie/94994/
芥川賞作家・今村夏子が2010年に発表したデビュー小説を映画化。広島で暮らす小学5年生のあみ子。少し風変わりな彼女は、家族を優しく見守る父と、書道教室の先生でお腹に赤ちゃんがいる母、一緒に登下校してくれる兄、憧れの存在である同級生の男の子のり君ら、多くの人たちに囲まれて元気に過ごしていた。そんな彼女のあまりにも純粋で素直な行動は、周囲の人たちを否応なく変えていく。大森立嗣監督作などで助監督を務めてきた森井勇佑が長編監督デビューを果たし、あみ子の無垢な視線から見える世界をオリジナルシーンを盛り込みながら鮮やかに描き出す。主人公・あみ子役にはオーディションで選ばれた新星・大沢一菜が抜てきされ、井浦新と尾野真千子があみ子の両親を演じる。
2022年製作/104分/G/日本
配給:アークエンタテインメント
https://eiga.com/news/20220603/14/
公式サイト:https://kochira-amiko.com

解説&あらすじ
INTRO&STORY
たのしいこともさびしいことも ー
あみ子が教えてくれるのは、
私たちが“かつて見ていたはずの世界”
主人公は、広島に暮らす小学5年生のあみ子。少し風変わりな彼女のあまりに純粋な行動が、家族や同級生など周囲の人たちを否応なく変えていく過程を鮮やかに描き出す『こちらあみ子』。
原作は「むらさきのスカートの女」で第161回芥川賞を受賞した今村夏子が、2010年に発表した処女作「あたらしい娘」(のちに「こちらあみ子」に改題)。本作で太宰治賞、三島由紀夫賞をW受賞して以降、新作を発表するたびに現代文学ファンの間で大きな話題を呼んでいる。
主人公のあみ子を演じるのは、応募総数330名のオーディションの中から見いだされた新星・大沢一菜(おおさわ・かな)。演技未経験ながら圧倒的な存在感で“あみ子の見ている世界”を体現し、現場の自由な空気の中でキャラクターをつかんでいった。両親役には、日本を代表する俳優である井浦 新と尾野真千子。監督は、大森立嗣監督をはじめ、日本映画界を牽引する監督たちの現場で助監督を務めてきた森井勇佑。原作と出会って以来、映画化を熱望してきた監督が、原作にはないオリジナルシーンやポップでグラフィカルな映像描写で新たな風を吹き込み、念願の監督デビューを果たす。そして、繊細な歌声とやわらかなクラシックギターの音色で聴く者を魅了し続け、国内だけでなく海外からも人気を集める音楽家、青葉市子が音楽を手がける。
芥川賞受賞作家・今村夏子のデビュー作を映画化
感情と感性を刺激する映像と共に描く
無垢で、時に残酷な少女のまなざし
あみ子はちょっと風変わりな女の子。優しいお父さん、いっしょに遊んでくれるお兄ちゃん、書道教室の先生でお腹には赤ちゃんがいるお母さん、憧れの同級生のり君、たくさんの人に見守られながら元気いっぱいに過ごしていた。だが、彼女のあまりに純粋無垢な行動は、周囲の人たちを否応なく変えていくことになる。誕生日にもらった電池切れのトランシーバーに話しかけるあみ子。「応答せよ、応答せよ。こちらあみ子」―――。奇妙で滑稽で、でもどこか愛おしい人間たちのありようが生き生きと描かれていく。
ひとり残された家の廊下で。みんな帰ってしまった教室で。オバケと行進した帰り道で。いつも会話は一方通行で得体の知れないさびしさを抱えながらも、まっすぐに生きるあみ子の姿は、常識や固定概念に縛られ、生きづらさを感じている現代の私たちにとって、かつて自分が見ていたはずの世界を呼び覚ます。観た人それぞれがあみ子に共鳴し、いつの間にかあみ子と同化している感覚を味わえる映画がここに誕生した。
スタッフ
STAFF
* 監督・脚本:森井勇佑(もりい ゆうすけ)
1985年兵庫県生まれ。日本映画学校 映像学科(現 日本映画大学)を卒業後、映画学校の講師だった長崎俊一監督の『西の魔女が死んだ』(08)で、演出部として映画業界に入る。以降、主に大森立嗣監督をはじめ、日本映画界を牽引する監督たちの現場で助監督を務め、本作で監督デビュー。
* 原作:今村夏⼦(いまむら なつこ)
1980年生まれ。広島県出身。2010年「あたらしい娘」(「こちらあみ子」に改題)で第26回太宰治賞を受賞し、デビュー。本作を含む同題作品集で第24回三島由紀夫賞を受賞した。16年には、文学ムック「たべるのがおそいvol.1」に発表した「あひる」が第155回芥川賞候補となる。17年、単行本「あひる」で第5回河合隼雄物語賞を受賞。「星の子」は第39回野間文芸新人賞を受賞したほか、第157回芥川賞候補、18年本屋大賞第7位。19年、「むらさきのスカートの女」で第161回芥川賞を受賞した。
* 音楽:青葉市子(あおば いちこ)
音楽家。1990年1月28日生まれ。
2010年にファーストアルバム『剃刀乙女』を発表以降、これまでに7枚のオリジナルアルバムをリリース。うたとクラシックギターをたずさえ、国内外で活動中。近年はラジオDJやナレーション、CM・舞台音楽の制作、芸術祭でのインスタレーション作品発表など、さまざまなフィールドで創作を行う。自主レーベル「hermine」(エルミン)より、体温の宿った幻想世界を描き続けている。最新作は、”架空の映画のためのサウンドトラック”『アダンの風』。
http://www.ichikoaoba.com
https://hermine.jp/
監督インタビュー
森井勇佑
大沢一菜(おおさわ かな) あみ子役 2011年6月16日生まれ、東京都出身。 本作で映画デビュー。 演技未経験ながら、オーディションで主役「あみ子」役に抜擢された。
井浦 新(いうら あらた) お父さん・哲郎役 1974年9月15日生まれ、東京都出身。 ‘99年、『ワンダフルライフ』(是枝裕和監督)で俳優デビュー後、映画、テレビドラマなどで幅広く活動。『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』(12/若松孝二監督)で第22回日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞、『かぞくのくに』(12/ヤン・ヨンヒ監督)で第55回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞。近年では、『朝が来る』(20/河瀨直美監督)、『かそけきサンカヨウ』(21/今泉力哉監督)、『恋する寄生虫』(21/柿本ケンサク監督)、『ニワトリ☆フェニックス』(22/かなた狼監督)などに出演。アパレルブランド「ELNEST CREATIVE ACTIVITY」のディレクターを務めるほか、日本の伝統文化を繋げ拡げていく活動をおこなっている。
尾野真千子(おの まちこ)
お母さん・さゆり役
1981年11月4日生まれ、奈良県出身。
‘97年に河瀨直美監督の『萌の朱雀』で映画主演デビュー。2007年、同監督で主演を務めた『殯の森』が第60回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリを獲得。2009年、ヒロインを演じた広島発地域ドラマ「火の魚」(NHK広島)、2011年、平成23年度NHK連続テレビ小説「カーネーション」(NHK大阪)などに出演。主な映画出演作に『そして父になる』(13/是枝裕和監督)、『きみはいい子』(15/呉美保監督)、『影踏み』(19/篠原哲雄監督)、『台風家族』(19/市井昌秀監督)、『心の傷を癒すということ 劇場版』(21/市井昌秀監督)、『ヤクザと家族』(21/藤井道人監督)、『明日の食卓』(21/瀬々敬久監督)、『茜色に焼かれる』(21/石井裕也監督)などがある。2022年は、『ハケンアニメ!』(吉野耕平監督)、『20歳のソウル』(秋山純監督)、『サバカン SABAKAN』(金沢知樹監督)が控えている。
ユーロスペース:14:25-16:25 (104分)
http://www.eurospace.co.jp/works/detail.php?w_id=000597
https://shinjuku.musashino-k.jp/movies/26445/
【映画】全編広島ロケ「あみ子がここで生きているというのがパッと絵になって思い描かれました」 広島出身・芥川賞作家 今村夏子のデビュー作『こちらあみ子』完成披露上映会&舞台挨拶
今村夏子(芥川賞受賞作家)
芥川賞受賞作家・今村夏子のデビュー作を映画化! 映画『こちらあみ子』特報映像
芥川賞受賞作家・今村夏子のデビュー作を映画化した『こちらあみ子』。主人公は、広島に暮らす小学5年生のあみ子。少し風変わりだが純粋なあみ子の行動が、家族や同級生など周囲の人たちを否応なく変えていく過程を、少女の無垢な視線で鮮やかに描き出す。
劇場公開:7月8日
作品情報:https://www.cinematoday.jp/movie/T002…
公式サイト:https://kochira-amiko.com/
https://ja.wikipedia.org/wiki/今村夏子
https://www.wikiwand.com/ja/今村夏子
https://kotobank.jp/word/こちらあみ子-1696201
https://kotobank.jp/word/今村夏子-1123157