7/1(金)公開『わたしは最悪。』本予告
本年度アカデミー賞【脚本賞】【国際長編映画賞】ノミネート!
カンヌ国際映画祭【女優賞】受賞!世界の映画賞を席巻!!
<最悪>な本音が、<最高>の共感を得て、遂に日本へ――
ノルウェーの奇才ヨアキム・トリアー監督最新作。
映画『わたしは最悪。」
(英題 The worst person in the world)
7月1日(金)全国ロードショー
─STORY─
学生時代は成績優秀で、アート系の才能や文才もあるのに、「これしかない!」という決定的な道が見つからず、いまだ人生の脇役のような気分のユリヤ。そんな彼女にグラフィックノベル作家として成功した年上の恋人アクセルは、妻や母といったポジションをすすめてくる。ある夜、招待されていないパーティに紛れ込んだユリヤは、若くて魅力的なアイヴィンに出会う。新たな恋の勢いに乗って、ユリヤは今度こそ自分の人生の主役の座をつかもうとするのだが──。
『わたしは最悪。』劇中シーン
本年度アカデミー賞【脚本賞】【国際長編映画賞】ノミネート!
カンヌ国際映画祭【女優賞】受賞!世界の映画賞を席巻!!
<最悪>な本音が、<最高>の共感を得て、遂に日本へ――
ノルウェーの奇才ヨアキム・トリアー監督最新作。
7月1日(金)全国ロードショー。
「これは自分じゃない」―主人公・ユリアが<理想の未来>探しに翻弄されるシーンを切り取った本編映像、解禁。
─STORY─
学生時代は成績優秀で、アート系の才能や文才もあるのに、「これしかない!」という決定的な道が見つからず、いまだ人生の脇役のような気分のユリヤ。そんな彼女にグラフィックノベル作家として成功した年上の恋人アクセルは、妻や母といったポジションをすすめてくる。ある夜、招待されていないパーティに紛れ込んだユリヤは、若くて魅力的なアイヴィンに出会う。新たな恋の勢いに乗って、ユリヤは今度こそ自分の人生の主役の座をつかもうとするのだが──。
映画公式サイト
https://gaga.ne.jp/worstperson/
HE WORST PERSON IN THE WORLD | Official Trailer | Exclusively on MUBI
THE WORST PERSON IN THE WORLD. A wistful and life-affirming coming-of-age story about the quest for love and meaning in contemporary Oslo. Directed by Joachim Trier and starring Renate Reinsve, winner of the Best Actress award at the 2021 Cannes Film Festival. Nominated for two Academy Awards including Original Screenplay and International Feature Film, and two BAFTA awards including Leading Actress and Film Not in the English Language.
The film revolves around Julie (Reinsve), a vibrant and impulsive young woman who, on the verge of turning thirty, is faced with a series of drastic choices that force her to continually reinvent and pursue new perspectives on her life. Over the course of several years, Julie navigates multiple love affairs, existential uncertainty and career dissatisfaction as she slowly starts deciding what she wants to do, who she wants to be with, and ultimately who she wants to become.
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THE WORST PERSON IN THE WORLD Q&A with Director Joachim Trier & Actress Renate Reinsve
Q&A with THE WORST PERSON IN THE WORLD Director/Writer Joachim Trier & lead actress Renate Reinsve – At the Angelika New York on February 3, 2022.
About the film:
From Director Joachim Trier (LOUDER THAN BOMBS, THELMA), THE WORST PERSON IN THE WORLD is a Cannes Film Festival Palme d’Or nominee and Best Actress (Renate Reinsve) winner rated a note-perfect 100% Fresh on Rotten Tomatoes. Julie is turning thirty and her life is an existential mess. Several of her talents have gone to waste and her older boyfriend, Aksel – a successful graphic novelist – is pushing for them to settle down. One night, she gatecrashes a party and meets the young and charming Eivind. Before long, she has broken up with Aksel and thrown herself into yet another new relationship, hoping for a new perspective on her life. But she will come to realize that some life choices are already behind her. “A sharp and poignant look at how one’s supposedly best years pass by so quickly you barely realize it,” raves Deadline Hollywood Daily, “THE WORST PERSON IN THE WORLD is loaded with freshly observed intimate moments that make up the things of life.”
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https://eiga.com/movie/95173/
「母の残像」「テルマ」などで注目されるデンマークのヨアキム・トリアー監督が手がけ、2021年・第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で女優賞を受賞、2022年・第94回アカデミー賞では国際長編映画賞と脚本賞の2部門にノミネートされた異色の恋愛ドラマ。30歳という節目を迎えたユリヤ。これまでもいくつもの才能を無駄にしてきた彼女は、いまだ人生の方向性が定まらずにいた。年上の恋人アクセルはグラフィックノベル作家として成功し、最近しきりに身を固めたがっている。ある夜、招待されていないパーティに紛れ込んだユリヤは、そこで若く魅力的なアイヴィンに出会う。ほどなくしてアクセルと別れ、新しい恋愛に身をゆだねたユリヤは、そこに人生の新たな展望を見いだそうとするが……。トリアー監督の「オスロ、8月31日」などに出演してきたレナーテ・レインスベがユリヤ役を演じ、カンヌ映画祭で女優賞を受賞。
2021年製作/128分/R15+/ノルウェー・フランス・スウェーデン・デンマーク合作
原題:The Worst Person in the World
配給:ギャガ
公式サイト:https://gaga.ne.jp/worstperson/
INTRO-
DUCTION/
STORY
ノルウェーの〈異彩を放つラブストーリー〉が、2021年7月から現在まで、ヨーロッパ、アメリカ、アジアと、地球を一周する勢いで数多くの国々で上映され、一大ムーヴメントを巻き起こしている。主演のレナーテ・レインスヴェが第74回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞したのをスタートダッシュに、数々の栄えある賞を席巻し、第94回アカデミー賞®でも脚本賞と国際長編映画賞にノミネートされた。さらに、アメリカでは限定公開にもかかわらず、2020〜2022年公開の外国語映画の中で、日本でも大ヒットした『パラサイト 半地下の家族』、そして『燃ゆる女の肖像』に続く、スクリーンアベレージ第3位という記録を打ち立てた。
主人公の女性の20代後半から30代前半の日々の暮らしを描いた物語なのに、メディアからは、「痛烈」「破壊的」「センセーショナル」「スリリング」といった、何ともミスマッチな熱いレビューが殺到。リチャード・カーティスやポール・トーマス・アンダーソンら名だたる名匠も、「完全なる傑作」「The Best Movie」と大興奮。いったいどんな映画? という疑問に、トップ俳優から「人生初」との証言も飛び出すエモーショナルな映像体験で答えてくれる、世界の映画ファンのオールタイム・ベスト・ムービーが、ついに日本も虜にする!

学生時代は成績優秀で、アート系の才能や文才もあるのに、「これしかない!」という決定的な道が見つからず、いまだ人生の脇役のような気分のユリヤ。そんな彼女にグラフィックノベル作家として成功した年上の恋人アクセルは、妻や母といったポジションをすすめてくる。ある夜、招待されていないパーティに紛れ込んだユリヤは、若くて魅力的なアイヴィンに出会う。新たな恋の勢いに乗って、ユリヤは今度こそ自分の人生の主役の座をつかもうとするのだが──。
監督は『母の残像』『テルマ』のヨアキム・トリアー。カンヌ国際映画祭コンペティション部門とある視点部門に本作を含め3度正式出品されるなど、海外の映画祭で高く評価され、ノルウェーで最もリスペクトされている奇才だ。
ユリヤを演じるのが、これが映画初主演となるレナーテ・レインスヴェ。子供の無邪気さと愚かさ、大人のずるさと賢明さが混在する年代の感情の揺れ動きを、繊細かつ大胆な演技でグラデーション豊かに表現、本作で映画界の未来を担う存在へと躍り出た。アクセルには、『パーソナル・ショッパー』『ベルイマン島にて』のアンデルシュ・ダニエルセン・リー。レナーテを輝かせながらも、アクセルの視点から見れば、もう1本の作品が成立するほどの情感のこもった演技で魅了する。アイヴィンには、主にコメディ作品で高い人気を誇る、ノルウェーの俳優ヘルベルト・ノルドルム。
芸術の都オスロを舞台に、スタイリッシュで遊び心溢れる独創的な映像と、60~70年代に活躍したハリー・ニルソンなど、今この時代にこそフィットするキャッチーな音楽で、恋愛、キャリア、家族、結婚など人生のターニングポイントを追いかける。ロマンティックな夢とヒリヒリする現実、喜びと悲しみの両面を痛烈なほどリアルに描き、「あの日、あの時、私もそうだった」と観る者を一瞬で過去の自分へと連れ去り、「あれで良かった」と肯定してくれる、圧倒的共感映画の誕生!
PRODUCTION NOTES / INTERVIEW
本当に語りたい物語、本当に演じてほしい俳優
本作が生まれたきっかけについて、ヨアキム・トリアー監督は、「今この時、僕の人生において、心の底から語りたい物語は何だろうと考えた。そしたら、こんな人生を送りたいという夢と、実際はこうなるという現実に、折り合いをつけるというストーリーが浮かんだ。そして、ユリヤというキャラクターが閃いた。自然体の女性で、自分を探し求めると同時に、自分を変えられると信じている。でも、突然、時間と自分自身の限界に向き合うしかなくなる。人の一生で出来ることは無限ではないけれど、僕は彼女の強い願いには共感している」と語る。
また、本作を作ったもう一つの動機は、ユリヤを演じたレナーテ・レインスヴェだったと、トリアー監督は打ち明ける。「今回はレナーテのために脚本を書いた。彼女は10年前、僕の『オスロ、8月31日』で端役を演じてくれた。当時まだ若かったけれど、非常に特別なエネルギーを放っていた。その後、彼女は多くの役柄を演じてきたけれど、主役は一度もなかった。それで、僕が彼女を主人公にして脚本を書くことにしたんだ。ユリヤのキャラクター造形、複雑な心情を作っていく上で、彼女に助けられたことがたくさんある。レナーテは大胆で勇敢、平気で不完全な部分を見せることが出来て、虚栄心が無い。明るさと深みのバランスが独特で、コメディもシリアスなドラマも演じられる素晴らしい才能を持っている」
脚本を小説の章仕立てにした理由
本作の特徴として、小説のような章仕立てがある。トリアー監督は、脚本の執筆を始めた早い段階から、このアイディアを思いついたと語る。「人生の章と章の間の空間が、実際に見えているものと同じように大切だと示すことが目的だ。本作は、大人になることについての映画だが、まだ大人になりきれていないと感じている大人のための映画でもある。ユリヤの20代半ばから30代初めにかけての数年間を、本のような構成にすることで、彼女の生き方を網羅できると考えた。小説風の形式は、ユリヤが本に描かれるような、ドラマティックな運命を切望していることも反映している。あたかも彼女が無意識のうちに、自分の人生を小説めいた形式にしているみたいにね」
人間を描くロマンティック・コメディにしてSNS時代のラブストーリー
トリアー監督は本作にはロマンティック・コメディの側面もあると考え、このように解説する。「ロマンティック・コメディの傑作は、人間とは何かについて観客に示すことが出来ると思う。たとえば、ジョージ・キューカー監督の『フィラデルフィア物語』を考えてみると、キャサリン・ヘプバーンは二つの異なる愛、二つの異なる人生について、どちらかを選ぶしかなくなる。ユリヤの場合は、自分自身を受け入れて愛さなければならない。ヴァージニア・ウルフを引用すると、彼女は“自分なりの部屋”を見つけないといけない。それは恋愛関係を築くことと同じように大切なことだ」
恋愛とは普遍的なものではあるが、現在のSNS時代において、ラブストーリーも変化せざるを得ないのだろうか。そんな疑問に、トリアー監督は、こう答える。「僕たちは選択肢がとても多い時代に暮らしていて、結局は何を選べばいいかわからないと感じている。長期にわたるパートナーを見つけるには複雑な時代だ。でも、それには一種の自由という前向きな点もあるよね。現代の女性は結婚する必要も、ある程度の年齢で子供を持つ必要もない。その一方で、僕たちは恋愛において成功しなければという、大きなプレッシャーを感じている。難しいね。自由は複雑だ! これが本作のキャッチフレーズになりそうだね」
主人公に深く関わる二人の男のキャスティング
アクセルを演じるのは、トリアー監督の『リプライズ』と『オスロ、8月31日』でも主演を務めたアンデルシュ・ダニエルセン・リーだ。自身の分身的存在でもあるリーのことを、トリアー監督はこう讃える。「アンデルシュは僕より少し年下だから、彼のために役柄を執筆する時、常に僕が過去に経験したことを反映させている。僕の作品群を通して、彼が年齢を重ねていく姿を見るのが好きだ。『リプライズ』での彼は野心あふれる若者で、『オスロ、8月31日』では30代で道を見失う男だったし、本作では40代になり、安定した人生と家庭を年下の女性と作ろうとしている。映画をたどっていくと、彼の顔に時間の積み重ねを見ることが出来る。アンデルシュは世界有数の素晴らしい俳優で、僕は彼を尊敬しているし、友人でもある。お互いに何でも包み隠さず話をするし、彼が演じるキャラクターについてもディスカッションを重ねる。本作では、レナーテをうまく導いてくれた」
アイヴィンを演じるヘルベルト・ノルドルムは、ノルウェーでは多くの映画やTVシリーズに出演している、コメディを得意とする最も有名な俳優の一人だ。同時に、シリアスな舞台の俳優でもあり、最近では「ハムレット」に出演している。トリアー監督は、「彼がどれだけ素晴らしいか、僕は知っていた。今風の愉快な若いオスロっ子だ。本作で彼が演じるキャラクターと同じだね。自分の性格により近い役柄を演じるのは、これが彼の人生で初めてのこととなる。ヘルベルトは若く、才能があり、温かい人柄だけど、アイヴィンの弱さも見せることが出来る。彼は、もっと知的でもっと古い考え方を持つアクセルを演じるアンデルシュと、興味深い対比を作り出してくれた。とても身体能力の優れた俳優でもあり、複数の場面でおかしさを加えてくれた」と絶賛する。
オスロの街の歴史と自然を35ミリで撮影
撮影はオスロで行われた。トリアー監督は自分にとってのオスロは、マーティン・スコセッシやスパイク・リーが見せる、彼らならではの特別なニューヨークと同じだと語る。「僕はこの都市の歴史を見せようとしている。映画監督として、なじみ深い土地があるというのは、映画における贈り物だよ。映画を作るということは、記憶、空間、時間を描くということ。映画では、“シネマ・ヴェリテ”として正確に描くドキュメンタリーがある一方で、すべてをデジタル処理する超娯楽大作もある。僕はその中間に、映画界における立ち位置を見つけようとしている。すべてがデジタルな合成ではないもの、人々の表情や太陽の日射しに忠実なものを撮りたい。それが、35ミリで撮影を続けている理由でもある」
そのオスロの街をユリヤが横切ってアイヴィンに会いに行くという、本作の中でも最も印象に残るシーンについて、トリアー監督はこう説明する。「ロマンティックな場面なので、ミュージカルのようにしたかった。それに、デジタルの効果は使いたくなかったから、本物の人間がじっと立ち止まり、風が木立や人間の髪を揺らしている。このシーンは、究極のロマンティックなファンタジーだよ。一夫一婦制の境界線で楽しみながら、『すべてを止めて恋人と異なる時間軸にいたい』と願う場面だね。それを映画で表現したかった」
トリアー常連組のスタッフと初めてタッグを組む撮影監督
撮影監督を務めたのは、トリアー監督とは初めてのタッグとなる、デンマーク人のキャスパー・トゥクセン。マイク・ミルズやガス・ヴァン・サントといった偉大な監督たちとも仕事をしている。編集には、フランス系デンマーク人のオリヴィエ・ブッゲ・クエット。トリアー監督とは、映画学校時代から一緒に仕事をしていて、彼の全作品の編集を手掛けている。共同脚本家のエスキル・フォクトも、トリアー監督の全作品を担当している。トリアー監督は、「僕たちはとても自由にオープンな協力関係を築いている。彼は僕の過去や人生をよく知っているから、同じ体験や状況に対して、異なる見方を持っている」と語る。
音楽を担当したのは、アンビエント音楽のバンド“ホワイト・バーチ”のオーラ・フロッタム。『リプライズ』以降のトリアー監督の全作品を手掛けている。「とてもエモーショナルだけど、感傷的ではない音楽を作ってくれた」とトリアー監督。「この映画をミュージカルみたいに感じてほしかった」と言うトリアー監督は、オーラの作品以外にも、本作では、シャソル、ハリー・ニルソン、トッド・ラングレン、サイマンデ、ビリー・ホリデイらの音楽を使っている。
トリアー監督にとって、「ユリヤは私だ」──なのか?
様々なインタビューで、「ボヴァリー夫人は私だ」という有名な言葉を遺したフローベルになぞらえて、「ユリヤはあなた自身のことですか?」と聞かれるトリアー監督は、こう締めくくる。「あるキャラクターについての物語を作れば、そのキャラクターは、ある意味では自分になるね。俳優と同じように、自分自身とキャラクターの区別がなくなる。それは、物語作りにおける大いなる贈り物だ。キャラクターたちを通じて、失敗、願い、恋愛についての感覚など、自分自身を理解しながらさすらうことを許される。僕は自分の人生を過ごしながら、短い間だけれど、30歳の女性になれた。それは、解放される気分だったね。ユリヤはレナーテではないし、僕でもない。他の存在だ。でも、フローベルの引用は理解出来るし、共感するよ。自分とキャラクターに、少しも共通点がないと感じるような映画を、作ろうとは思わないからね。アクセルとアイヴィンの中にも、僕の一部が含まれている。何かを作る時、自分のことを理解しているとは限らない。作る過程において、理解していくようになればと期待するね」
STAFF
監督・共同脚本:
ヨアキム・トリアー
1974年デンマーク生まれ。世界的に著名な監督であり、脚本家。
批評家に賞賛され受賞もした長編映画『リプライズ』(06)、『オスロ、8月31日』(11)、『母の残像』(15)、『テルマ』(17)はすべてエスキル・フォクトとの共同脚本によるもので、カンヌ、サンダンス、トロント、カルロヴィ・ヴァリ、ヨーテボリ、ミラノ、イスタンブールといった国際映画祭に招待され、賞に輝いた。
デビュー作『リプライズ』は2007年アマンダ賞(ノルウェー・アカデミー賞)の最優秀ノルウェー作品、監督賞、脚本賞を受賞。この映画はアメリカでミラマックス配給によって公開され、2006年のアカデミー賞外国語映画賞ノルウェー代表作品となった。『オスロ、8月31日』は2011年カンヌ国際映画祭のある視点部門に選ばれ、フランス国内で観客動員数20万近くに達した後、2013年セザール賞の最優秀外国語映画賞にノミネートされた。初の英語作品『母の残像』でカンヌ国際映画祭コンペティション部門に初選出された。本作は北欧理事会映画賞に輝いた。『テルマ』は世界的に注目の高い賞を複数受賞し、北欧理事会映画賞にノミネートされた。2018年、彼は弟のエミールとドキュメンタリーの『The Other Munch(原題)』で共同監督を務めた。この映画はニューヨークのリンカーン・センターでワールド・プレミアとなった。
今作『わたしは最悪。』は5作目の長編映画となる。
フィルモグラフィー
2000年
『PIETÀ(原題・未)』(short film)
2001年
『STILL(原題・未)』(short film)
2002年
『PROCTER(原題・未)』(short film)
2005年
『リプライズ』
2011年
『オスロ、8月31日』
2015年
『母の残像』
2017年
『テルマ』
2018年
『THE OTHER MUNCH(原題・未)』
共同脚本:
エスキル・フォクト
フィルモグラフィー
2000年
『PIETÀ(原題・未)』(short film)
2001年
『STILL(原題・未)』(short film)
2002年
『PROCTER(原題・未)』(short film)
2003年
『Une étreinte(原題・未)』(short film)
2003年
『Les étranges(原題・未)』(short film)
2005年
『リプライズ』
2011年
『オスロ、8月31日』
2014年
『ブラインド 視線のエロス』(監督)
2015年
『母の残像』
2017年
『テルマ』
2020年
『De Uskyldige(原題・未)』(監督)
Joachim Trier
誕生日1974年3月1日
出身デンマーク/コペンハーゲン
デンマークに生まれ、ノルウェーで育つ。10代のころはプロのスケートボーダーとして活動。デンマークのヨーロピアン・フィルム・カレッジを卒業後、英ロンドンの国立映画テレビ学校で映画制作を学び、メガホンをとった短編映画が賞をとるなど早くから頭角を表す。ノルウェーに帰国し、2006年の長編デビュー作「リプライズ」(日本劇場未公開)がアカデミー賞外国語映画賞のノルウェー代表に選出され、注目の若手監督として期待される。続く「オスロ、8月31日」(11・日本劇場未公開)がカンヌ国際映画祭のある視点部門、監督3作目にして初の英語作品「母の残像」(15)が同映画祭のコンペティション部門に出品。「テルマ」(17)で再びアカデミー賞外国映画賞のノルウェー代表に選ばれるなど、北欧を代表する新鋭監督として活躍する。デンマークの鬼才ラース・フォン・トリアーの遠戚にあたる。
A Beginner’s Guide to Joachim Trier
With #TheWorstPersonInTheWorld garnering praise, Will Webb looks back at the early career of Danish-Norwegian filmmaker #JoachimTrier.
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Joachim Trier – being a film director
The Norwegian film director Joachim Trier talks with the monthly newspaper Ny Tid (Modern Times) about what life experiences and thinking is needed to make films like his two last ones – “Louder than Bombs” and “Oslo 31. August”.
An in depth interview about the war photographer, the mis/use of images now and before, why suicide is such a topic in his last films, postmodernism, his grandfather Erik Løchen, Tarkovsky, nihilism … and especially his premiered film LOUDER THAN BOMBS.
See also the interview written in Norwegian in our latest issue at nytid.no/vi-forteller-oss-selv-og-hverandre-historier-for-a-overleve/
レナーテ・レインスヴェ
主人公:ユリヤ
レナーテ・レインスヴェ
主人公:ユリヤ
1987年生まれ、ノルウェー出身。2011年より映画中心にキャリアスタート。ヨアキム・トリアー監督『オスロ、8月 31日』(11)が映画デビューの作品となる。その後、2014年より演劇の分野でも活躍を見せ、いくつかの舞台経験の後、ノルウェーの演劇賞であるヘッダ賞を受賞した。2021年『わたしは最悪。』の主演に抜擢され、第74回カンヌ国際映画祭の女優賞を受賞。その他同作品でセントラルフロリダ批評家協会の最優秀女優賞も受賞しているほか、世界17の映画賞で女優賞にノミネートされた。
Nostalgia – Anders Danielsen Lie in The Worst Person In The World (2021)
Scene from The Worst Person in the World (Verdens verste menneske) directed by Joachim Trier starring Anders Danielsen Lie and Renate Reinsve.
アンデルシュ・ダニエルセン・リー
アクセル役
アンデルシュ・ダニエルセン・リー
アクセル役
1979年生まれ、ノルウェー・オスロ出身。11歳のとき、 『Herman』(90/監督:エリック・グスタフソン)で 映画デビュー。ヨアキム・トリアー監督『オスロ、8月 31日』(11)で主演を務め高い評価を受ける。また俳優業のほかに、医師、作家、ミュージシャンでもあり、本国では才人という部分でも注目を集めている。そ の他の主な出演作は、『サマーフィーリング』(15 /監督:ミカエル・アース)、『フォース・プラネット』 (16/監督:マーク・イライジャ・ローゼンバーグ)、 『7月22日』(18/監督:ポール・グリーングラス)など。
ハーバート・ノードラム
アイヴィン役
ハーバート・ノードラム
アイヴィン役
1987年生まれ、ノルウェー出身。2008年よりシアターアカデミーで演技を学び、2013年『Crack, Back & Sack』(監督: ヨハン・カオス)でアマ ンダ賞最優秀助演男優賞を受賞。2018年よりTV シリーズ「Match」、2020年より「Fjols til fjells」 で主役を務めるなど、ノルウェーを代表する俳 優のひとり。その他、『Amundsen』(監督:エス ペン・サンドベリ)などの映画にも出演している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ヨアキム・トリアー
映画『母の残像』予告編
ラース・フォン・トリアー監督を叔父にもつ新鋭ヨアキム・トリアーがメガホンをとったドラマ。『リトル・ミス・サンシャイン』のプロデューサー陣が製作を務める。著名な戦争写真家であった母イザベル(イザベル・ユペール)の突然の死から3年後、開催されることになった回顧展の準備のため、長男のジョナ(ジェシー・アイゼンバーグ)が父ジーン(ガブリエル・バーン)と引きこもりガチな弟コンラッド(デヴィン・ドルイド)が暮らす実家に戻ってくる。イザベルの死には事故なのか自殺なのかなど不可解な部分が多くあり、当時まだ幼かったコンラッドにはその真相は隠されていた。久しぶりに集まった彼らは、写真展の準備の過程でイザベルへのそれぞれの思いを語るなか明らかになる彼女の知られざる一面や秘密に戸惑い、悩む。しかしその結果、妻の、そして母の本当の姿が彼らの中で共有されるにつれ、その死を徐々に受け入れて、家族の絆を取り戻していくかに見えたが……。
2016年11月26日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、12月テアトル梅田、シネ・リーブル神戸他全国順次ロードショー
作品情報:http://eigaland.com/movie/50385#details
公式サイト:http://www.ttcg.jp/topics/master-sele…
配給:ミッドシップ
https://eiga.com/movie/84596/
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「ニンフォマニアック」などを手がけたデンマークの鬼才ラース・フォン・トリアー監督を叔父に持つ、ノルウェーの新鋭ヨアキム・トリアー監督の長編第3作。戦争写真家の母イザベルが謎の死を遂げてから3年。母の回顧展の準備のため、長男のジョナが父と弟が暮らす実家に戻ってくる。事故か、自殺か、不可解な部分が多いイザベルの死。久しぶりに顔を合わせた父と息子たちが妻への、そして母へのそれぞれの思いを語り、イザベルの知られざる一面を戸惑いながらも共有していく。3人はそうすることでイザベルの死を受け入れ、家族としての絆を取り戻していくかに見えたが……。第68回カンヌ映画祭でコンペティション部門に出品され、ノルウェーのアカデミー賞と呼ばれるアマンダ賞では監督賞、脚本賞、撮影賞、編集賞を受賞。ジェシー・アイゼンバーグ、ガブリエル・バーン、イザベル・ユペール、デビッド・ストラザーンと、国を越えたキャストが顔を揃えた。
2015年製作/109分/ノルウェー・フランス・デンマーク・アメリカ合作
原題:Louder Than Bombs
配給:ミッドシップ
https://ja.wikipedia.org/wiki/テルマ_(映画)
https://gaga.ne.jp/thelma/
http://www.motlys.com/thelma/
「オスロ、8月31日」「母の残像」のヨアキム・トリアー監督が、敬虔な家庭に育った少女のイノセントで危険な能力が戦慄の悪夢を引き起こしていくさまを詩的かつ幻想的に描いたサイコ・ダーク・ファンタジー。主演は一躍ノルウェー期待の若手女優となったアイリ・ハーボー。共演にカヤ・ウィルキンズ、ヘンリク・ラファエルソン、エレン・ドリト・ピーターセン。
信心深く厳格な両親のもとで育ったテルマは大学生になったのを機に、地元の田舎町を出てオスロでひとり暮らしを始める。ある日、大学で勉強していたテルマは、突然激しい発作に襲われる。その時、外では鳥たちがガラスに激突する異変が起きていた。病院で検査したものの、原因は分からず不安が募るテルマ。そんな中、同級生のアンニャと親しくなり、生まれて初めての刺激的な体験を重ねていくテルマだったが…。
「母の残像」のヨアキム・トリアー監督による北欧ホラー。厳格な家庭で育てられた少女テルマ。大学進学を機に親元を離れた彼女は、初めての恋を経験し、青春を謳歌し始めるが、やがて不可解な発作に襲われるようになり、その度に周囲で不気味な出来事が勃発する。出演は「キング・オブ・トロール 勇者と山の巨神」のエイリ・ハーボー、『ブラインド 視線のエロス』のヘンリク・ラファエルソン、エレン・ドリト・ピーターセン
ノルウェーの人里離れた田舎町で、テルマ(エイリ・ハーボー)は信仰心が深く抑圧的な両親のもとで育てられてきたが、なぜか彼女には幼少期の記憶がなかった。オスロの大学に通うため、親元を離れ一人暮らしを始めたテルマは、奔放な同級生アンニャ(カヤ・ウィルキンス)に惹かれていく。それはテルマにとって初めての恋であった。そんななか、募る欲望と罪の意識に引き裂かれていくテルマ。だが、それは封印されたはずの“恐ろしい力”を解放するスイッチだった。テルマは不可解な発作に襲われるようになり、その度に周囲で不気味な出来事が起こる。そしてある日、アンニャが忽然と姿を消してしまう。やがて、両親が隠し続けてきたテルマの悲しき過去が明かされる時、テルマ自身ですら知らない真の自分が目覚め始めるのだった……
https://gaga.ne.jp/thelma/
ヨアキム・トリアー監督作!映画『テルマ』予告編
ラース・フォン・トリアーの遺伝子を継ぐ鬼才が放つ北欧ホラーに世界が絶賛!
第90回アカデミー賞®&第75回ゴールデン・グローブ賞
外国語映画賞 ノルウェー代表作品
出演:エイリ・ハーボー カヤ・ウィルキンス ヘンリク・ラファエルソン エレン・ドリト・ピーターセン
監督・脚本:ヨアキム・トリアー『母の残像』
スリラー・ホラー映画 : https://goo.gl/rpnque
オスロ三部作
Joachim Trier: The Oslo Trilogy | Trailer | January 28 – February 3
Get tickets: https://www.filmlinc.org/series/joach…
Fifteen years after their first feature-length collaboration, Reprise, and 10 years after its follow-up, Oslo, August 31st, director Joachim Trier and his longtime co-writer Eskil Vogt turned their gaze back on the Norwegian capital city with NYFF59 Main Slate selection The Worst Person in the World. Playful yet melancholy, intricately observed yet bracingly deft, and centering on three exhilarating performances from actor (and practicing physician) Anders Danielsen Lie, the films that comprise the newly christened Oslo Trilogy deliver lyrical, unflinching meditations on memory, self-knowledge, and the mutability of identity in today’s Europe. In celebration of the new film’s American release, Film at Lincoln Center is excited to host the filmmaker for screenings of the entire trilogy, presented alongside a selection of companion films curated by Trier and Vogt.
Organized by Dennis Lim and Madeline Whittle.
Support generously provided by the Norwegian Film Institute and Royal Norwegian Consulate General in New York.
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* リプライズ Reprise (2006年) ※ 長編映画監督デビュー作品
https://en.wikipedia.org/wiki/Reprise_(film)
* オスロ、8月31日 Oslo, 31. august(2011年)
https://en.wikipedia.org/wiki/Oslo,_August_31st
「トーキョーノーザンライツフェスティバル2015」(2015年1月31日~2月13日/ユーロスペース&アップリンク)にて上映。
2011年製作/96分/ノルウェー
原題:Oslo, 31. august
http://tnlf.jp/tnlf2015/oslo.html
Oslo August 31st Official Trailer #1 (2012) HD
Thirty-four-year-old Anders (Anders Danielsen Lie) is a fortunate, but deeply troubled man battling drug addiction. As part of his rehabilitation program, he is allowed to go into the city for a job interview, but instead uses the opportunity as a way to drift around and revisit old friends. The day grows increasingly difficult as he struggles to overcome personal demons and past ghosts for the chance at love and a new life.
Joachim Trier on “Oslo, August 31”
Director Joachim Trier discusses his film “Oslo, August 31,” talking about his inspirations and giving advice to young directors.
T・ジョイ横浜:16: 35-18:50 (128分)
https://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/22_theworst.html