鬼才ジャック・オディアール監督×気鋭セリーヌ・シアマ脚本
ミレニアル世代の男女4人が織りなす|◤新しいパリ◢|の物語
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『パリ13区』4月22日(金)新宿ピカデリーほかにて全国公開!
今年70歳を迎える鬼才ジャック・オディアール監督待望の最新作は、『燃ゆる女の肖像』のセリーヌ・シアマと、若手注目監督・脚本家レア・ミシウスと共同で脚本を手がけた“新しいパリ”の物語。フランス映画界屈指の世代を超えたコラボレーションは大きな注目を集め、カンヌ国際映画祭で絶賛、セザール賞5部門ノミネートと話題をさらった。
舞台となるパリ13区は、高層住宅が連なり、多文化で活気に満ちて、まさに現代のパリを象徴するエリア。コールセンターで働くエミリーと高校教師のカミーユ、32歳で大学に復学したノラ、そしてポルノ女優のアンバー・スウィート。ミレニアル世代の若者たちの恋愛物語。『モード家の一夜』や『マンハッタン』にオマージュを捧げながら、洗練されたモノクロームで映し出す、誰も知らなかったパリがここにある。
<作品情報>
《第74回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門正式出品》
《第47回セザール賞5部門ノミネート》
監督:ジャック・オディアール 『君と歩く世界』『ディーパンの闘い』『ゴールデン・リバー』
脚本:ジャック・オディアール、セリーヌ・シアマ『燃ゆる女の肖像』、レア・ミシウス
出演:ルーシー・チャン、マキタ・サンバ、ノエミ・メルラン『燃ゆる女の肖像』、ジェニー・ベス
原作:「アンバー・スウィート」「キリング・アンド・ダイング」「バカンスはハワイへ」エイドリアン・トミネ著(『キリング・アンド・ダイング』『サマーブロンド』収録:国書刊行会)
2021年/フランス/仏語・中国語/105分/モノクロ・カラー/4K 1.85ビスタ/5.1ch
原題Les Olympiades 英題:Paris, 13th District/日本語字幕:丸山垂穂/R18+
©PAGE 114 – France 2 Cinéma
提供:松竹、ロングライド 配給:ロングライド
公式サイト:https://longride.jp/paris13/
Twitter:https://twitter.com/paris13thmovie
#パリ13区
4/22(金)公開『パリ13区』【本編映像1】ルームメイト候補は予想外の人物!?
4/22(金)公開『パリ13区』【本編映像2】ノエミ・メルランがポルノスターに間違われる!?
『パリ13区』エミリー役 ルーシー・チャンからメッセージが到着!
https://eiga.com/movie/95176/
「ディーパンの闘い」「預言者」などで知られるフランスの名監督ジャック・オーディアールが、「燃ゆる女の肖像」で一躍世界から注目される監督となったセリーヌ・シアマと、新進の監督・脚本家レア・ミシウスとともに脚本を手がけ、デジタル化された現代社会を生きるミレニアル世代の男女の孤独や不安、セックス、愛について描いたドラマ。再開発による高層マンションやビルが並び、アジア系移民も多く暮らすなど、パリの中でも現代を象徴する13区を舞台に、都市に生きる者たちの人間関係を、洗練されたモノクロームの映像と大胆なセックスシーンとともに描き出していく。コールセンターでオペレーターとして働く台湾系フランス人のエミリーのもとに、ルームシェアを希望するアフリカ系フランス人の高校教師カミーユが訪れる。2人はすぐにセックスする仲になるが、ルームメイト以上の関係になることはない。同じ頃、法律を学ぶためソルボンヌ大学に復学したノラは、年下のクラスメイトたちに溶け込めずにいた。金髪ウィッグをかぶり、学生の企画するパーティに参加したことをきっかけに、元ポルノスターのカムガール(ウェブカメラを使ったセックスワーカー)だと勘違いされてしまったノラは、学内の冷やかしの対象となってしまう。大学を追われたノラは、教師を辞めて不動産会社に勤めていたカミーユの同僚となるが……。グラフィックノベル作家エイドリアン・トミネの短編集「キリング・アンド・ダイング」「サマーブロンド」に収録されている3編からストーリーの着想を得た。2021年・第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
2021年製作/105分/R18+/フランス
原題:Les Olympiades
配給:ロングライド
公式サイト:https://longride.jp/paris13/
インントロダクション
INTRODUCTION

カンヌ国際映画祭パルムドール受賞『ディーパンの闘い』をはじめ数々の名作で世を驚かせてきた、今年70歳を迎える鬼才ジャック・オディアール監督。待望の最新作では、『燃ゆる女の肖像』で一躍世界のトップ監督となったセリーヌ・シアマと、若手注目監督・脚本家レア・ミシウスと共同で脚本を手がけ、大胆さと繊細さを併せ持つ女性のまなざし、そして圧倒的なモノクロの映像美で“新しいパリ”の物語を描き出した。舞台となる13区は、高層住宅が連なる再開発地区で、アジア系移民も多く暮らす。古都のイメージとはまったく違う独創的で活気に満ちた、まさに現代のパリを象徴するエリアだ。このフランス映画界屈指の世代を超えたコラボレーションは大きな話題を呼び、2021年のカンヌ国際映画祭で絶賛、セザール賞では5部門にノミネートされた。
原作は、今最注目の北米のグラフィック・ノベリスト、エイドリアン・トミネの3つの短編。エリック・ロメール『モード家の一夜』における男女の駆け引きや、『マンハッタン』でウディ・アレンが捉えた魅力的な都市の情景にオマージュを捧げながら、オディアールは2021年の13区で愛の在り方について問う。洗練されたモノクロームで映し出す、誰も見たことのなかったパリがここにある。
ストーリー
STORY

コールセンターでオペレーターとして働く台湾系フランス人のエミリーのもとに、ルームシェアを希望するアフリカ系フランス人の高校教師カミーユが訪れる。二人は即セックスする仲になるものの、ルームメイト以上の関係になることはない。同じ頃、法律を学ぶためソルボンヌ大学に復学したノラは、年下のクラスメートに溶け込めずにいた。金髪ウィッグをかぶり、学生の企画するパーティーに参加した夜をきっかけに、元ポルノスターでカムガール(ウェブカメラを使ったセックスワーカー)の“アンバー・スウィート”本人と勘違いされ、学内中の冷やかしの対象となってしまう。大学を追われたノラは、教師を辞めて一時的に不動産会社に勤めるカミーユの同僚となり、魅惑的な3人の女性と1人の男性の物語がつながっていく。
キャスト
CAST
(エミリー)
ルーシー・チャン
Lucie Zhang
2000年10月27日、フランス、パリ出身。2019年に大学に通いながらパリ16区にある芸術学校で演劇を学び、本作でスクリーンデビュー。映画初出演にして、セザール賞有望若手女優賞、リュミエール賞新人女優賞ノミネートを果たす。
(カミーユ)
マキタ・サンバ
Makita Samba
1987年フランス、パリ出身。主な出演作に、『À moi seule』(12)、『Mon amie Victoria』(14)、リュック・ベッソン製作総指揮のドラマシリーズ「ノーリミット」(15)、フィリップ・ ガレル監督の『つかのまの愛人』(17)、『Angelo』(18)、『The Bunker Game 2022』(22)など。本作でセザール賞有望若手男優賞、リュミエール賞新人俳優賞にノミネート。
(ノラ)
ノエミ・メルラン
Noémie Merlant
1988年11月27日、フランス、パリ出身。主な出演作に、 『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』(14)、『不実な女と官能詩人』(18)、『英雄は嘘がお好き』(18)、『恋する遊園地』(19)など。『Heaven Will Wait』(16)ではセザール賞有望若手女優賞にノミネート。『燃ゆる女の肖像』(19)ではリュミエール賞主演女優賞を受賞し、セザール賞主演女優賞、ヨーロッパ映画賞主演女優賞ノミネートほか、数多くの賞に輝いた。また、監督としては2作の短編を手がけた後、2021年に『Mi Iubita, Mon Amour』で長編デビューを果たした。
(アンバー・スウィート)
ジェニー・ベス
Jehnny Beth
1984年12月24日、フランス出身。ロンドン出身女性4人組ポスト・パンク・バンドSavages(サヴェージズ)のボーカルとして活躍。2013年のデビューアルバル「サイレンス・ユアセルフ」と2016年のセカンドアルバム「アドア・ライフ」で2作品連続で英国最高峰の音楽賞マーキュリー賞にノミネート。2020年には「トゥ・ラヴ・イズ・トゥ・リヴ」でソロデビュー。俳優としては『Through the Forest』(05)、『Sodium Babies』(09)、 『An Impossible Love』(18)に出演、ドキュメンタリー映画 『XY Chelsea』(19)では音楽を手がけている。
タッフ
CREW
監督・脚本
ジャック・オディアール Jacques Audiard
1952年4月30日フランス、パリ出身。1994年、『天使が隣で眠る夜』で監督デビュー。『預言者』(09)でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞、マリオン・コティヤール主演『君と歩く世界』(12)ではゴールデン・グローブ賞外国語映画賞と主演女優賞にノミネートされた。続く『ディーパンの闘い』(15)で、コーエン兄弟、グザヴィエ・ドランら審査員たちの満場一致でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞を果たし、『ゴールデン・リバー』(18)ではセザール賞4冠、リュミエール賞3冠、ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞に輝いた。
監督:ジャック・オーディアールJacques Audiard
誕生日1952年4月30日
出身:フランス/パリ仏パリ出身。
父は脚本家ミシェル・オーディアール。10代の頃は教師を目指していたが、大学生の時に映画の編集助手になり、ロマン・ポランスキー監督の「テナント 恐怖を借りた男」(76・日本劇場未公開)などに携わる。その後、脚本家に転向し、クロード・ミレール監督の「死への逃避行」(83)では、父ミシェルと共同で脚本を執筆した。初長編監督作「天使が隣で眠る夜」(94)でセザール賞の新人監督賞を受賞、続く「つつましき詐欺師」(96・日本劇場未公開)でカンヌ国際映画祭の脚本賞を受賞した。米映画「マッド・フィンガーズ」をリメイクした「真夜中のピアニスト」(05)はベルリン国際映画祭に出品され、09年の「預言者」(09)でカンヌの審査員特別グランプリを受賞する。その他「リード・マイ・リップス」(01)や「君と歩く世界」(12)など全ての監督作で脚本も手がけている。
共同脚本
セリーヌ・シアマ
Céline Sciamma
1978年11月12日、フランス、ヴァル=ドワーズ出身。2007年に初の長編監督映画『水の中のつぼみ』で、カンヌ国際映画祭ある視点部門に出品、セザール賞3部門にノミネート。『トムボーイ』(11)でベルリン国際映画祭でテディ賞審査員特別賞を受賞。『Girlhood』(14)はカンヌ国際映画祭監督週間でオープニングを飾り、セザール賞4部門にノミネート。また、脚本で参加したアニメ作品『ぼくの名前はズッキーニ』(16)はセザール賞で脚色賞を受賞。2019年、『燃ゆる女の肖像』でカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞、また女性監督として初めてクィア・パルム賞を受賞したほか、世界中の40を超える映画賞に輝く。最新作『Petite Maman』(21)は第71回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品された。
共同脚本
レア・ミシウス
Léa Mysius
1978年11月12日、フランス、ヴァル=ドワーズ出身。2007年に初の長編監督映画『水の中のつぼみ』で、カンヌ国際映画祭ある視点部門に出品、セザール賞3部門にノミネート。『トムボーイ』(11)でベルリン国際映画祭でテディ賞審査員特別賞を受賞。『Girlhood』(14)はカンヌ国際映画祭監督週間でオープニングを飾り、セザール賞4部門にノミネート。また、脚本で参加したアニメ作品『ぼくの名前はズッキーニ』(16)はセザール賞で脚色賞を受賞。2019年、『燃ゆる女の肖像』でカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞、また女性監督として初めてクィア・パルム賞を受賞したほか、世界中の40を超える映画賞に輝く。最新作『Petite Maman』(21)は第71回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品された。
共同脚本
レア・ミシウス
Léa Mysius
1989年4月4日、フランス、ボルドー出身。最初の短編『Cadavre exquis』(13)は、クレルモン=フェラン短編映画祭でSACD賞を受賞。
続く短編『Les oiseaux-tonnerre』(14)はカンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門に出品、『パリ13区』の撮影監督も手掛けたポール・ギロームとの共同監督作『L’île jaune』(16)も各国の映画祭で高く評価された。初の長編映画となる『アヴァ』(17)はカンヌ国際映画祭カメラ・ドールを含む4部門にノミネート。監督最新作に、『アデル、ブルーは熱い色』(13) のアデル・エグザルコプロスを主演に迎えた『Les cinq diables』がある。
原作
ORIGINAL
エイドリアン・トミネ Adrian Tomine
1974年カリフォルニア生まれ。日系アメリカ人四世のグラフィック・ノベル作家。ニューヨーカー誌のカバーイラストや、WEEZER、Yo La Tengoといったミュージシャンのアートワークで知られる。自伝的物語を描いた最新作はA24とアリ・アスター製作でのアニメ化が進んでいる。
『パリ13区』の物語の下敷きとなったのは3つの短編。ポルノ女優にそっくりなことで悩む女性を描いた「アンバー・スウィート」、コメディアンを目指す口下手で吃音の少女と家族の物語「キリング・アンド・ダイング」(「キリング・アンド・ダイング」収録)。オペレーターをクビになり、気晴らしのいたずらを始める「バカンスはハワイへ」(「サマーブロンド」収録)。
「キリング・アンド・ダイング」
エイドリアン・トミネ著
長澤あかね訳
国書刊行会 刊
「サマーブロンド」
エイドリアン・トミネ著
長澤あかね訳
国書刊行会 刊
「パリ13区」紹介
MAP


レ・ゾランピアード
Les Olympiades
映画の原題となったエリア。元貨物駅の敷地をコンクリートスラブで覆い、地上に駐車場や配送センター、上階に歩行者用デッキと高層住宅を建造。住宅へはデッキ階からアクセスする。エミリーの住居、エミリーとカミーユが歩くシャッター商店街など、あらゆるシーンに登場。
アジア人街
Quartier Asiatique
イタリア広場から南に伸びるAvenue d’Ivry (イヴリー通り)、Avenue de Choisy(ショワジー通り)周辺を指す。アジア食材店、中華料理、東南アジア系レストランが多数集まり、リーズナブルに各国料理が楽しめる。エミリーが務める中華レストランもこの地区に位置。
スタシオン・エフ
Station F
2017年に完成した世界最大級のスタートアップ・キャンバス。貨物列車の駅舎を改装し、延べ5万㎡以上の空間に起業家1000人以上と投資家100人以上が集まる。起業家は様々なプログラムを受け、ビジネスを展開する。訪問は予約制だが、巨大なフードコートは誰でも利用可。
ラ・ファブ
La Fab.
アニエスベー財団・基金が運営する文化複合施設。1983年からアニエスベーが蒐集する、現代アート作品の展示を主な目的とし、2020年2月にオープン。 収蔵作品は5000点を数え、年に数回の企画展を開催している。
併設のギャラリーでは、アート作品や家具などを販売する。
フランス国立図書館 (フランソワ・ミッテラン館)
Bibliothèque François-Mitterrand
1994年に開館した国立図書館の新館。高さ100mの4つの棟に1500万点の資料を蔵し、その数は世界最大級。設計は仏人建築家のドミニク・ペロー。
上から見るとL字型のデザインは、本を開いた形から着想したという。一般向け図書館の利用料は€3.90(17 時以降は無料)。
https://soen.tokyo/culture/cinema/paris13th220422/
J&B: 10:55-12:45 (105分)
https://ameblo.jp/kak-dela/entry-12739447731.html
エイドリアン・トミネのグラフィック・ノベル(「パリ13区」原作)
UB]【裏道散歩】パリ13区 ストリートアートと小さな田舎村「うずらが丘(Butte aux Cailles)」
フランスガイド中村 / France Guide Nakamura
00:00 イントロダクション
00:27 地下鉄の駅:コルヴィザ―ル
02:29 ウジェーヌ・アジェ通り(散歩スタート)
06:37 サンク・ディアモン通り(ストリート・アート)
21:34 ダヴィエル通り(労働者の集合住宅)
29:36 ミシャル通り(うずらが丘の聖アンナ教会)
33:29 高層住宅と中華街
35:54 市営プールと地下水
41:37 ヴァンドレザンヌ通り(学校と壁画)
49:26 スクエアー・デ・プープリエ
57:14 デュラフォア通り(プチブル住宅)
59:46 まとめ
ご視聴ありがとうございます!!
フランス、パリ在住、普段は旅行業で働いている、観光ガイド(フランス政府公認ガイド)中村 じゅんじ です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/13区_(パリ)
「天使が隣で眠る夜」
https://eiga.com/movie/47089/
「預言者」
https://ja.wikipedia.org/wiki/預言者_(映画)
https://web.archive.org/web/20120208063313/http://www.sumomo.co.jp/
https://eiga.com/movie/55346/
映画『預言者』予告編
「君と歩く世界」
https://ja.wikipedia.org/wiki/君と歩く世界
https://eiga.com/movie/77842/
映画『君と歩く世界』予告編
「リード・マイ・リップス」
https://eiga.com/movie/51975/
『リード・マイ・リップス』日本版劇場予告編
『ディーパンの闘い」
https://ja.wikipedia.org/wiki/ディーパンの闘い
Tweets by DheepanMovie
https://eiga.com/movie/83573/
映画『ディーパンの闘い』予告編
「ゴールデン・リバー」
https://gaga.ne.jp/goldenriver/
https://ja.wikipedia.org/wiki/ゴールデン・リバー
https://eiga.com/movie/89006/
映画『ゴールデン・リバー』本予告