『不都合な理想の夫婦』予告編|2022年4月29日(金)公開
この度解禁となった予告編は、主人公のローリー(ジュード・ロウ)が、窓から外の景色を眺めながら、「移住しよう」と宣言するシーンから始まる。妻のアリソン(キャリー・クーン)は、馬小屋で調教師として働き、2人の子供にも恵まれた生活を送っていたので、今回で4回目となる転居の相談に戸惑いを見せるが、夫の決意は固かった。4人家族の新生活の舞台となったのはロンドンの郊外。新居となる大豪邸に子供たちは大喜びする一方で、妻は不安な想いに駆られながらも、夫の望み続けた完璧な生活をともに過ごす。だが、次第にお互いの罵り合いが始まり、徐々に夫ローリーの本性が垣間見えてくる。家族のために仕事に精を出してきたと夫は言うが、妻からすると自身の見栄を張るために行動してきたと思われていた。虚飾と野望が混沌と入り混じる中、理想的な家族と思われていた彼らの行く先は、どのような結末を迎えるのだろうか・・!?
2022/4/29(金) kino cinéma横浜みなとみらい、kino cinéma立川髙島屋S.C.館、kino cinéma天神 ほか全国順次公開
監督・脚本:ショーン・ダーキン
出演:ジュード・ロウ、キャリー・クーン
2019年|イギリス|英語|107分|カラー|ビスタ|5.1ch|原題:The Nest|字幕翻訳:高山舞子|R15+
提供:木下グループ 配給:キノシネマ
ジュード・ロウ主演の心理スリラー『不都合な理想の夫婦』コメント映像
『不都合な理想の夫婦』/4月29日(金)公開
作品情報はこちら:https://moviewalker.jp/mv77050/?mw=yo…
配給:キノシネマ
[c]Nest Film Productions Limited/Spectrum Movie Canada Inc. 2019
#不都合な理想の夫婦
https://eiga.com/movie/96828/
「マーサ、あるいはマーシー・メイ」のショーン・ダーキン監督が、ジュード・ロウとキャリー・クーンを主演に、一見すると理想的だが虚飾と野心に満ちた夫婦が崩壊していく様を描いた心理スリラー。1986年。ニューヨークで貿易商を営むイギリス人のローリーは、アメリカ人の妻アリソンと息子と娘と4人で幸せに暮らしていた。ローリーは大金を稼ぐ夢を追い、好景気に沸くロンドンへ家族とともに移住する。かつての上司が経営する商社で働くことになったローリーは、仕事では周囲から高く評価され、プライベートではロンドン郊外に豪邸を借り、息子を名門校に編入させ、妻には広大な敷地を用意するなど、まるでアメリカンドリームを体現した勝者の凱旋のようだった。しかし、ある日、アリソンは敷地内の馬小屋の工事が進んでいないことに気付く。業者に問い合わせると、支払いが滞っているという。さらに驚くべきことに、新生活のために用意していた貯金が底を突いていることを知ってしまう。「ファンタスティック・ビースト」シリーズのジュード・ロウがローリー、「ゴーストバスターズ アフターライフ」のキャリー・クーンがアリソンを演じた。
2019年製作/107分/R15+/イギリス
原題:The Nest
配給:キノシネマ
https://www.ifcfilms.com/films/the-nest
公式サイト:https://movie.kinocinema.jp/works/thenest/
INTRODUCTION
映画祭で喝采の嵐!ジュード・ロウがキャリア史上最高の熱演!
“理想の夫妻”の崩壊劇を極限まで描く、虚飾と野望の傑作心理スリラー
サンダンス映画祭のプレミア上映で話題を巻き起こし、英国インディペンデント映画賞では6部門にノミネートを果たした本作。主人公のルーニーを演じたのは『ファンタスティック・ビースト』や『シャーロック・ホームズ』シリーズなどで熱烈な人気を誇るジュード・ロウ。その妻役を演じたキャリー・クーンは、「FARGO/ファーゴ3」でエミー賞にノミネートされ、近年は『ゴーストバスターズ/アフターライフ』などの話題作への出演が続く。監督は『マーサ、あるいはマーシー・メイ』でサンダンス映画祭の監督賞を受賞したショーン・ダーキン。英米の両国で暮らした体験から、自身で感じた文化的な差異をもとに脚本を手掛けた。この春、誰もが羨むような理想の夫妻の“不都合”な真実を目撃した時、あなたは、美しくもダークな極上の心理スリラーを体験する。
STORY
夢を追うほど、悪夢になった。
1986年。NYで貿易商を営む英国人のローリーは、米国人の妻アリソンと、息子と娘の四人で幸せに暮らしていた。満ち足りた生活を送っているように思えたが、大金を稼ぐ夢を追って、好景気に沸くロンドンへの移住を妻に提案する。かつての上司が経営する商社に舞い戻ったローリーは、その才能を周囲から評価され、復帰を歓迎される。プライベートではロンドン郊外に豪邸を借り、息子を名門校に編入させ、妻には広大な敷地を用意。それはまるで、アメリカン・ドリームを体現した勝者の凱旋のようだった。しかし、ある日、アリソンは馬小屋の工事が進んでいないことに気付く。業者に問い合わせると、支払いが滞っており、更には驚くべきことに新生活のために用意をしていた貯金が底を突いている事を知ってしまうのだった・・。
CAST
ジュード・ロウJude Law
ローリー・オハラ
1972年12月29日、イギリス生まれ。『ショッピング』(93)で映画デビュー。『リプリー』(99)でアカデミー賞(R)、ゴールデン・グローブ賞の助演男優賞にノミネートを果たし、一躍注目される。『コールド マウンテン』(03)では、両賞の主演男優賞にノミネート。その後も、『クローサー』(04)、『ホリデイ』(06)、『シャーロック・ホームズ』シリーズ(09、11)、『アンナ・カレーニナ』(12)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(13)、『キャプテン・マーベル』(19)など数多くの話題作に出演し、スターとしての地位を不動のものにする。新作は大人気シリーズ最新作の『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(22)。
英ロンドン出身。12歳でナショナル・ユース・ミュージック・シアターに所属し、17歳から俳優業に専念。舞台「Les Parents Terribles」ではブロードウェイ公演にも参加し、トニー賞助演男優賞にノミネートされた。1994年、「ショッピング」でスクリーンデビューし、「真夜中のサバナ」(97)などのアメリカ映画に出演して注目を集め、「リプリー」(99)でアカデミー助演男優賞、「コールド マウンテン」(03)で同主演男優賞の候補となる。以降、「クローサー」(04)、「ホリデイ」(06)、「シャーロック・ホームズ」シリーズ(09~)、「アンナ・カレーニナ」(12)、「グランド・ブダペスト・ホテル」(14)、「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」(16)などでイギリスを代表する人気俳優として活躍。魔法ワールドシリーズ「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」(18)では若き日のダンブルドア役を演じ、マーベル映画「キャプテン・マーベル」(19)にも出演する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ジュード・ロウ
キャリー・クーンCarrie Coon
アリソン・オハラ
1981年1月24日、アメリカ生まれ。シカゴを拠点に数々の舞台に出演しながら、「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」(99~)などのTVシリーズに出演。デヴィッド・フィンチャー監督の『ゴーン・ガール』(14)で長編映画デビューを果たし、一躍注目を集める。その後、「LEFTOVERS/残された世界」(14~17)や、「FARGO/ファーゴ3」(17)などのTVシリーズに立て続けに出演し、その演技が評価されエミー賞主演女優賞(リミテッドシリーズ/テレビムービー部門)へのノミネートをはじめ、数多くの賞でノミネートと受賞を果たす。その他、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(17)、『ロスト・マネー 偽りの報酬』(18)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)といった話題作に出演。新作は『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(21)。
米オハイオ州コプリー出身。ウィスコンシン大学の大学院を卒業後、地元の劇団に4年間所属する。その後、シカゴに拠点を移し、名門ステッペンウルフ・シアター・カンパニーの舞台に立つようになる。一方、11年にはTVシリーズに初出演し、以降「LAW&ORDER:性犯罪特捜班」(13)などに出演。12年のブロードウェイデビュー作「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない」でトニー賞演劇部門の最優秀女優賞にノミネートされた。14年は、TVシリーズ「LEFTOVERS 残された世界」にレギュラー出演したほか、長編映画初出演作「ゴーン・ガール」でベン・アフレック演じる主人公の双子の妹マーゴを演じた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/キャリー・クーン
STAFF
ショーン・ダーキン
監督・脚本
1981年12月9日、カナダ生まれ。監督、脚本を務めた長編デビュー作『マーサ、あるいはマーシー・メイ』(11)が、サンダンス映画祭コンペティション部門でプレミア上映され、監督賞を受賞。さらにカンヌ映画祭の「ある視点」部門でも上映され、その名を世に知らしめる。以降も監督、脚本家、プロデューサーとして幅広く活躍。監督を務めたTVミニシリーズ「Southcliffe(原題)」(13)は、英国アカデミー賞でミニシリーズ賞を含む4部門にノミネートを果たす。近年は、村上龍原作のサイコスリラー『ピアッシング』(18)や『サイコハウス 血を誘う家』(20)の製作総指揮を務める。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ショーン・ダーキン
Kino cinema 横浜みなとみらい:10:20-12:10 (107分)
https://eiga.com/news/20220501/12/
ジュード・ロウの本領を堪能できる、のぞき見しているような心理スリラー
若き日のダンブルドアを演じるシリーズ最新作「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」が日本でもヒット中のジュード・ロウ。「リプリー」(1999)でアカデミー助演男優賞、「コールド マウンテン」(2003)で同主演男優賞の候補となって以降も、インディペンデント系の作品からエンタテインメント大作まで幅広く出演し、イギリスを代表する俳優として活躍。役者として一層あぶらがのってきた感がある。
そんなロウが主演した「不都合な理想の夫婦」の夫・ローリー役は、新たなはまり役と言っていいだろう。同作は、虚飾と野望に満ちた“理想の夫婦”が崩壊していく様を極限まで描いた心理ミステリー。ローリーの美しき妻・アリソン役は「ゴーストバスターズ アフターライフ」(2021)のキャリー・クーンが演じ、「マーサ、あるいはマーシー・メイ」(2011)のショーン・ダーキンが脚本と監督を務めている。
冒頭、なにやら不穏な音楽とともに、車が2台並ぶガレージが通りの向こう側から静かに映し出され、原題の「The Nest」(巣、住処、隠れ家などの意味)が表示される。続いて、木々に囲まれた家の窓辺でローリーが電話をしている様子が、まるで茂みの中から見ているように映し出され、カメラはゆっくりと引いていく。何でもないようでいて、何だか違和感を覚えるオープニングだ。
物語の舞台は1986年。ロウが演じるイギリス人のローリーは、ニューヨークで貿易商を営み、アメリカ人の妻と娘、息子の4人で暮らしていたが、好景気に沸くロンドンで大金を稼ごうと家族とともに移住する。新しい家はロンドン郊外の豪邸で、アメリカンドリームを成し遂げた男の凱旋、誰もが羨むような理想の夫妻のように見えた。だが、これからロンドンでどんな成功物語を見せてくれるのかと思いきや、ある日を境に驚きの真実が明らかになっていく。
ニューヨークの家では毎朝妻にコーヒーをいれ、車で子どもを学校へ送り、遊んであげる姿は、仕事もできる理想的な夫、父親そのもの。そんな男をロウが演じるのだから説得力が増す。しかし、この虚飾と野望に満ちた男の仮面(ペルソナ)が?がれていく様を繊細に演じ、ロウの美がその虚飾性を増幅させる。次第に焦燥していき、真の人間性を露呈させていく様は見ていて痛いほど。自分を正当化しようと叫べば叫ぶほど空しく響き渡り、悪夢のようである。
理想の夫婦とは、大金を稼ぐとは、家族とはいったい何なのか。幼少期のトラウマもあって虚飾と野望、歪んだ優越感に侵された男にはわかるはずもない。夜通し歩き続けて家に帰った男は、修復しようのない現実を目の当たりにする。カメラは物陰からとか、通常の画角よりも一歩引いているようなアングルが多く、まるでこの夫婦、家族が崩壊していく過程をのぞき見したように感じ、それが冒頭の違和感だと気づく。「ファンタビ」のダンブルドアを演じるロウとはまた違った、役者としての本領を堪能できる作品。ロウの相手役を務めたクーンの演技も素晴らしく、中年男の哀しき稚拙さを浮き彫りにする。
(和田隆)
https://eiga.com/news/20220331/3/
ジュード・ロウ主演「不都合な理想の夫婦」予告編&場面写真 完璧に見えた家族の崩壊を描く極限の心理スリラー
ジュード・ロウが主演し、英国インディペンデント映画賞で6部門にノミネートを果たした「不都合な理想の夫婦」の予告編と場面写真が披露された。
本作は、誰もが羨むような理想の夫妻の“不都合”な真実を描く、美しくもダークな心理スリラー。主人公のルーニーを演じたのはジュード・ロウ。その妻アリソン役は、「ゴーストバスターズ アフターライフ」のキャリー・クーンが務めた。監督は「マーサ、あるいはマーシー・メイ」でサンダンス映画祭の監督賞を受賞したショーン・ダーキン。英米の両国で暮らした体験から、自身で感じた文化的な差異をもとに脚本を手掛けた。
1986年、NYで貿易商を営む英国人のローリーは、米国人の妻アリソンと息子と娘の4人で幸せに暮らしていた。満ち足りた生活を送っているように思えたが、大金を稼ぐ夢を追って、好景気に沸くロンドンへの移住を妻に提案する。かつての上司が経営する商社に舞い戻ったローリーは、その才能を周囲から評価され、復帰を歓迎される。プライベートではロンドン郊外に豪邸を借り、息子を名門校に編入させ、妻には広大な敷地を用意。それはまるで、アメリカン・ドリームを体現した勝者の凱旋のようだった。しかし、ある日、アリソンはとある事情から馬小屋の工事が進んでいないことを知る。
予告編は、ローリーが窓から景色を眺めながら、「移住しよう」と宣言するシーンから始まる。妻のアリソンは4回目となる転居に戸惑うが、夫の決意は固かった。新居はロンドンの郊外の大豪邸。子供たちは大喜びする一方、アリソンは不安を抱きながら夫の望み続けた完璧な生活をともに過ごす。しかし、あることがきっかけで、夫婦間で罵り合いが始まり、徐々にローリーの本性が明かされていく。虚飾と野望が入り混じるなか、理想的な家族と思われていた彼らがどんな結末を迎えるのか、行く先が気になる映像となっている。
「不都合な理想の夫婦」は4月29日より、kino cinema横浜みなとみらい・立川高島屋S.C.館・天神ほかで全国順次公開。
(映画.com速
https://eiga.com/news/20220317/2/
サンダンス映画祭のプレミア上映で話題を巻き起こし、英国インディペンデント映画賞では6部門にノミネートを果たしたジュード・ロウ主演作「不都合な理想の夫婦」が、4月29日から公開される。
誰もが羨むような理想の夫妻の“不都合”な真実を描く、美しくもダークな心理スリラー。主人公のルーニーを演じたのはジュード・ロウ。その妻アリソン役は、「FARGO/ファーゴ3」でエミー賞にノミネートされ、近年は「ゴーストバスターズ/アフターライフ」などの話題作への出演が続くキャリー・クーン。監督は「マーサ、あるいはマーシー・メイ」でサンダンス映画祭の監督賞を受賞したショーン・ダーキン。英米の両国で暮らした体験から、自身で感じた文化的な差異をもとに脚本を手掛けた。
1986年、NYで貿易商を営む英国人のローリーは、米国人の妻アリソンと息子と娘の4人で幸せに暮らしていた。満ち足りた生活を送っているように思えたが、大金を稼ぐ夢を追って、好景気に沸くロンドンへの移住を妻に提案する。かつての上司が経営する商社に舞い戻ったローリーは、その才能を周囲から評価され、復帰を歓迎される。プライベートではロンドン郊外に豪邸を借り、息子を名門校に編入させ、妻には広大な敷地を用意。それはまるで、アメリカン・ドリームを体現した勝者の凱旋のようだった。しかし、ある日、アリソンはとある事情から馬小屋の工事が進んでいないことを知る。kino cinema横浜みなとみらい・立川高島屋S.C.館・天神ほか全国順次公開。
(映画.com速報)