『再会の奈良』予告編_2/4(金)全国公開<1/28(金)奈良県先行上映>
映画『再会の奈良』
2/4(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開 / 1/28(金)より奈良県にて先行上映
母と娘の60年にわたる「絆」――中国と日本をつなぐ戦争の歴史を今に伝え、問いかける
“今と未来、奈良と世界を繋ぐ”映画製作プロジェクト「NARAtive2020」から生まれた日中合作映画『再会の奈良』の監督・脚本を手掛けたのは、中国出身のポンフェイ監督。ツァイ・ミンリャン監督の現場で助監督・共同脚本などを務め、ホン・サンス監督のアシスタントプロデューサーも務めた経験を持つ新鋭だ。歴史に翻弄された「中国残留孤児」とその家族がたどる運命、互いを思い合う気持ちを、2005年秋の奈良・御所市を舞台に切なくもユーモア豊かに紡いだ本作は、金鶏百花映画祭、東京国際映画祭ほか国内外の映画祭での上映を経て、日中国交正常化50周年の節目となる2022年についに日本劇場公開を迎える。
奈良を舞台に日中の魅力あふれる才能が集結
本作のエグゼクティブプロデューサーを務めるのは、『あん』(15)、『朝が来る』(20)を手掛け、なら国際映画祭のエグゼクティブ・ディレクターでもある奈良出身の河瀨直美と、『長江哀歌』(06)、『罪の手ざわり』(13)など中国映画「第六世代」を代表するジャ・ジャンクー。国際的に注目される2人が手を組んだ本作は、負の歴史を踏まえ、さらに今なお残る分断と不寛容の事実を突きつけながらも、日中の国境を越えた親子の愛と絆で、一筋の希望の光を差し入れる。
麗華探しを手伝う元警察官の一雄を演じるのは、『哭声/コクソン』(16)、『MINAMATA-ミナマタ-』(21)など近年益々世界的に認知度を高めている國村隼。養女探しに奔走する養母には、『妻の愛、娘の時』(17)ほか中国を代表する女優ウー・イエンシュー。シャオザーには中国で注目の若手女優イン・ズーと、物語の鍵を握る男に河瀨監督と過去3度組んできた永瀬正敏が友情出演を果たし、シャオザーの元恋人には、劇団EXILEの秋山真太郎など日中を代表する実力派俳優の共演が実現した。
出演:國村隼、ウー・イエンシュー、イン・ズー、秋山真太郎、永瀬正敏
脚本・監督:ポンフェイ
エグゼクティブプロデューサー:河瀨直美、ジャ・ジャンクー
撮影:リャオ・ペンロン 音楽:鈴木慶一 編集:チェン・ボーウェン
照明:斎藤徹 録音:森英司 美術:塩川節子
共同製作:21インコーポレーション
製作:© 2020 “再会の奈良” Beijing Hengye Herdsman Pictures Co., Ltd, Nara International Film Festival, Xstream Pictures (Beijing)
後援:奈良県御所市 配給:ミモザフィルムズ
中国、日本 / 2020 / 99分 / カラー / 日本語・中国語 / DCP / 1:1.85/ Dolby 5.1
英題:Tracing Her Shadow 中題:又見奈良
『再会の奈良』Q&A:河瀨直美、國村隼|Tracing Her Shadow[又見奈良] Q&A: Naomi Kawase , Jun Kunimura
『再会の奈良』Q&A:
河瀨直美(エグゼクティブ・プロデューサー)
國村隼(俳優)
第33回東京国際映画祭
2020.11.01
https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/fi…
”Tracing Her Shadow[又見奈良]” Q&A:
Naomi Kawase (Executive Producer),
Jun Kunimura (Actor)
33rd Tokyo International Film Festival
2020.11.01
https://eiga.com/movie/93915/
河瀬直美とジャ・ジャンクーがプロデュースを務め、中国残留孤児の家族の絆を描いた日中合作映画。2005年、中国に暮らす陳ばあちゃんが、孫娘のような存在のシャオザーを頼って単身奈良にやって来た。1994年に日本に帰した中国残留孤児の養女・麗華からの連絡が数年前から途絶え、それを心配してやって来たという。麗華を捜し始めた2人は、一雄という男性と偶然に知り合い、元警察官だという一雄は麗華捜しの手伝いを申し出る。奈良・御所を舞台に、 不思議な縁で結ばれた3人は、言葉の壁を越えた心温まる旅を繰り広げる。一雄役を國村隼、陳ばあちゃん役を「妻の愛、娘の時」のウー・イエンシュー、シャオザー役を中国で注目の若手女優イン・ズーがそれぞれ演じるほか、永瀬正敏、「劇団EXILE」の秋山真太郎らが顔をそろえる。監督はツァイ・ミンリャン監督作で助監督や共同脚本などを務めてきた新鋭ポンフェイ。
2020年製作/99分/G/中国・日本合作
原題:又見奈良 Tracing Her Shadow
配給:ミモザフィルムズ
公式サイト:https://saikainonara.com
INTRODUCTION
“今と未来、奈良と世界を繋ぐ”映画製作プロジェクト「NARAtive2020」から生まれた日中合作映画『再会の奈良』の監督・脚本を手掛けたのは、中国出身のポンフェイ監督。ツァイ・ミンリャン監督の現場で助監督・共同脚本などを務め、ホン・サンス監督のアシスタントプロデューサーも務めた経験を持つ新鋭だ。歴史に翻弄された「中国残留孤児」とその家族がたどる運命、互いを思い合う気持ちを、2005年秋の奈良・御所市を舞台に切なくもユーモア豊かに紡いだ本作は、金鶏百花映画祭、東京国際映画祭ほか国内外の映画祭での上映を経て、日中国交正常化50周年の節目となる2022年についに日本劇場公開を迎える。
本作のエグゼクティブプロデューサーを務めるのは、『あん』(15)、『朝が来る』(20)を手掛け、なら国際映画祭のエグゼクティブ・ディレクターでもある奈良出身の河瀨直美と、『長江哀歌』(06)、『罪の手ざわり』(13)など中国映画「第六世代」を代表するジャ・ジャンクー。国際的に注目される2人が手を組んだ本作は、負の歴史を踏まえ、さらに今なお残る分断と不寛容の事実を突きつけながらも、日中の国境を越えた親子の愛と絆で、一筋の希望の光を差し入れる。
麗華探しを手伝う元警察官の一雄を演じるのは、『哭声/コクソン』(16)、『MINAMATA-ミナマタ-』(21)など近年益々世界的に認知度を高めている國村隼。養女探しに奔走する養母には、『妻の愛、娘の時』(17)ほか中国を代表する女優ウー・イエンシュー。シャオザーには中国で注目の若手女優イン・ズーと、物語の鍵を握る男に河瀨監督と過去3度組んできた永瀬正敏が友情出演を果たし、シャオザーの元恋人には、劇団EXILEの秋山真太郎など日中を代表する実力派俳優の共演が実現した。
Story
2005年、中国から陳ばあちゃんが、孫娘のような存在のシャオザーを頼って一人奈良にやって来る。中国残留孤児の養女・麗華を1994年に日本に帰したが、数年前から連絡が途絶え心配して探しに来たというのだ。麗華探しを始めた2人の前に、ほんの偶然の出会いでしかなかったはずの一雄が、元警察官だったという理由で麗華探しを手伝うと申し出る。奈良・御所を舞台に、言葉の壁を越えて不思議な縁で結ばれた3人のおかしくも心温まる旅が始まる。異国の地での新たな出会いを通して、果たして陳ばあちゃんは愛する娘との再会を果たせるのか――。
Credit
『再会の奈良』
(英題:Tracing Her Shadow)
出演:國村隼、ウー・イエンシュー、イン・ズー、秋山真太郎、永瀬正敏
脚本・監督:ポンフェイ
エグゼクティブプロデューサー:河瀨直美、ジャ・ジャンクー
製作:
© 2020 “再会の奈良” Beijing Hengye Herdsman Pictures Co., Ltd, Nara International Film Festival, Xstream Pictures (Beijing)
共同製作:21インコーポレーション
特別協賛:LDH JAPAN、田村薬品工業、株式会社鍛冶田工務店、株式会社ゴセケン
協賛:至誠堂製薬株式会社、三星製薬株式会社、ヒロコーポレーション、ダイドードリンコ、ニシベケミカル
後援:奈良県御所市
共同プロデューサー:トニー・リン、脇田歩、ルー・ション、マー・シュウアン、ジャン・ドン
アソシエイツプロデューサー:吉岡フローレス亜衣子、ジョシー・チョウ
ラインプロデューサー:篠田雄介、古賀奏一郎
撮影:リャオ・ペンロン
音楽:鈴木慶一
編集:チェン・ボーウェン
照明:斎藤徹
録音:森英司
美術:塩川節子
助監督:近藤有希
制作担当:三村 薫
監督助手:福嶋賢治
演出助手:石井千秋
照明助手:森川 久、尚 貴弘、田浦佐智
録音助手:増田岳彦、阿斯汗(アスハン)
美術助手:藤原達昭、岡本まりの、太田成美
衣装:照井真純
ヘアメイク:南辻光宏、中野泰子
スチール:山下桂子
制作主任:浜潟 尚
ロケーション担当:松島 恵
制作進行:望月ひかる、元木真梨子、大島郁人
ミモザフィルムズ https://note.com/mimosafilms/
監督紹介
ポンフェイ,Pengfei,鵬飛
982年、中国生まれ。パリの映画学校を卒業後、台湾の監督ツァイ・ミンリャンのもと、助監督・脚本を務める。長編デビュー作『Underground Fragrance』(2015)は「シカゴ国際映画祭」の新人監督コンペティションで受賞。2作目『The Taste of Rice Flower』は「ベニス・デイ」にノミネート。2018年の「なら国際映画祭」で観客賞を受賞。
監督ステートメント
私はずっと、中国と日本のフレンドシップをテーマに映画をつくりたいと思っていました。師匠と弟子、友人でもあったこの2国は敵対することもありました。でも、戦争には終わりがあります。愛に終わりはありません。日本と中国には温かい人間ドラマがたくさんあります。戦争が遠い過去になりつつある今、2国の間に生まれた真の家族愛を、今に近い時代設定で描きたいと思いました。人の感情は時間を経て今も生き続けるからです。
ポンフェイ,Pengfei,鵬飛
J&B: 18:05-19:45 (99分)
https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3303SPP01
撮影地

御所市
葛城ロープウェイで山上駅へ上がり、15分ほど歩くと大阪平野が見渡せる360度のパノラマが広がります。
5月上旬~中旬には、眼下に「一目百万本」のつつじの群生が広がり、朱色に染まった山肌は圧巻です。
9月中旬~10月下旬には、一体がススキの大海原となります。
冬は樹氷が見られるなど、四季を通じて自然を満喫できます。
御所市の魅力へ