夢みる小学校 予告編ロングヴァージョン
「夢みる小学校」2月4日(金)より
東京 シネスイッチ銀座・アップリンク吉祥寺にて公開決定!
2月18日〜名古屋 名演小劇場 3月4日〜大阪 シネマート心斎橋
詳しくは▶https://www.dreaming-school.com
夢みる小学校 予告編
https://eiga.com/movie/96081/
私立の学校法人「きのくに子どもの村学園」に密着したドキュメンタリー。「いただきます」シリーズで「食」と「農」について描いてきたオオタヴィン監督が、本作では「教育」をテーマに、ユニークな教育方針で知られる同学園を取材。全国に設置された5校のうちのひとつである山梨県の「南アルプス子どもの村小学校」をメインに取り上げ、自己決定・個性化・探求学習という3つの原則を掲げる同学園の取り組みを掘り下げていく。さらに、60年間にわたって総合学習を続けてきた長野県伊那市立伊那小学校や、校則や定期テストを廃止した東京都世田谷区立桜丘中学校も取材する。「きのくに子どもの村学園」創設者の堀真一郎学園長をはじめ、作家の高橋源一郎、脳科学者の茂木健一郎、教育評論家の尾木直樹らが出演し、俳優の吉岡秀隆がナレーションを担当。
2021年製作/91分/日本
配給:きろくびと
公式サイト:https://www.dreaming-school.com
楽しくなければ、学校じゃない
宿題がない、テストがない、「先生」がいない。
「きのくに子どもの村学園」の子どもたちは「プロジェクト」とよばれる体験学習の授業を通じて、
自分たちでプロジェクトを運営し自らの頭で考えます。
「楽しくなければ、学校じゃない」と、子どもの村のスタッフは口をそろえます。
キラキラした目で笑顔で学ぶ小学生の姿を見た事がありますか?
学校って、本当はこんなにわくわくする場所だったのです。
学校観が180度変わる”うれしい衝撃の授業風景”をご覧ください。
「体験学習」を30年前から続ける先進的な学校があった。
2020年度から教育指導要領の主題が「アクティブラーニング(自主的探求)」に大きく舵を切りました。
激動のAI時代に対応するため、日本の公教育も大きく揺れています。
「きのくに子どもの村学園」は、30年前から「体験学習」を実践しています。
この学校を見学した脳科学者の茂木健一郎さんは、「これからの人工知能時代にふさわしい能力を発揮できる、
ここは”ミライの学校”だ!」と驚きました。
ミライの学校のヒントを、この映画からみつけてください。
ミライの公教育がここにある。
映画には、”自由な公立学校”も登場します。
60年間成績通知表や時間割りがない「体験型総合学習」を続ける公立小学校、伊那小学校。
校則、定期テストをやめた、世田谷区立桜丘中学校の西郷孝彦前校長。
実は、公立学校にもこんなに自由があったことに驚かれるでしょう。
あなたの町の小学校も、「夢みる小学校」なのです。
全国900箇所で上映された大ヒット映画「いただきます」シリーズのオオタヴィン監督が「きのくに子どもの村学園」に1年間密着。
ナレーションは、吉岡秀隆。エンディングテーマは、ザ・ブルーハーツ。
出演は、堀真一郎(きのくに子どもの村学園学園長)、福田弘彦(伊那市立伊那小学校校長)、西郷孝彦(桜丘中学校前校長)、
茂木健一郎(脳科学者)、尾木直樹(教育評論家)、辻信一(文化人類学者)、高橋源一郎(作家)
自分のままでいいんだよ。
ひとりひとりの個性を大切にした子どもファーストな3つの学校が登場。
わくわくがとまらない”ミライの教育ドキュメンタリー”の誕生。






「夢みる小学校」に登場する “ 子どもファーストな3つの学校”
私立の「きのくに子どもの村学園」公立の「伊那市立伊那小学校」「世田谷区立桜丘中学校」。
それぞれ校風も授業内容も異なりますが、” 子どもファーストな学校” という共通項があります。
様々な行事を子どもたちが企画進行する、校則を減らすなど、「公立学校でもできるヒント」が映画には満載です。
” 子どもファーストな学校” が全国に増えていくことを願って、この映画はつくられました。
「きのくに子どもの村学園」は、こんな学校。
学校法人「きのくに子どもの村学園」は、
文部科学省の学校教育法に準じた正規の学校法人として、
県知事が認可した私立学校です。
不登校児のためのフリースクールではなく、
高校、大学への進学率も高い普通の学校です。
いきいきと体験学習に夢中な子どもたちがあふれています。
「子どもが主役の自由な学校」に共感した保護者たちが熱く支持して
子どもを通わせています。
最初に「きのくに子どもの村学園(和歌山県)」が創設され、
「かつやま子どもの村小中学校(福井県)」
「北九州子どもの村小中学校(福岡県)」
映画の舞台となった「南アルプス子どもの村小学校(山梨県)」
「ながさき東そのぎ子どもの村小中学校(長崎県)」
地域の要望に応え全国に広がっています。
子どもの村では、感情、知性、人間関係のいずれの面でも
「自由な子ども」に育つために3つの点を大切に考えています。
◎子どもがいろいろなことを決める。
毎週開かれる全校集会では、小学1年生も、教師も、学園長も平等にひとり1票です。
「学校でスマホを使ってよいか」などの重要な立案は、
「多数決」ではなく、納得できるまで何ヶ月もかけて全校集会で決めていきます。
◎一人ひとりの違いや興味が大事にされる。
個性や個人差を尊重します。
同じことを同じ方法で、同じペースで、同じ答えに向かって
学習する授業ではありません。
◎リアルな体験や日常の生活が学習の中心になる。
本の勉強よりも、実際に作ったり調べたりする活動が重視されます。
「プロジェクト」と呼ばれる体験学習が時間割の半分を占めています。
子どもは好きなプロジェクトを選んで1年間所属します。
「伊那市立伊那小学校」は、こんな学校。
伊那小学校では「総合学習」を中核に位置づけ、
はじめに学ぶべき内容があるのではなく、
子どもの求めや願いかに添って学習を展開することで、
子ども自身に学ぶ力が育ち主体的な学習ができると考えています。
そうした理念から、1956年に「通知表」を廃止。
以来65年間、校長が変わっても通知表がありません。
固定化された時間割や、チャイムがなく、子どもファーストの教育が続いています。
山羊や豚を飼う、毎日のように森に行く、などの体験は、
子どもたちの目を輝かせ、教師は一緒に育っていきます。
公立小学校でも、ここまで自由に学習スタイルを変えられるのです。
「世田谷区立桜丘中学校」は、こんな学校。
西郷孝彦先生は、大田区、世田谷区で数学と理科の教員と教頭を歴任。
2010 年から10年間世田谷区立桜丘中学校の校長を務めました。
在任中に子どもファーストの視点で学校を改革。
「定期テスト」を廃止して、小テストに変え、校則を3つまでに減らし、服装も髪型も自由な公立中学校に改革しました。
生徒の管理を強化することより、子どもたちを自由にすることで、生徒の平均学力は著しく上がりました。
ひとりの校長が、ここまで学校を変えることができるのです。
プロデューサー・監督・撮影:オオタヴィン 制作:まほろばスタジオ 宣
伝:テレザ 配給:きろくびと 2021年/日本/カラー/91分

南アルプス子どもの村小学校の授業風景は、”うれしい衝撃”でした。
先生の膝の上に座ったまま授業を聞いている子。
疲れたら廊下に出てソファーで一休みする子。
床の上に座り込んでごそごそしている子。
ああ自由だなあ。生きてるなあ。
現代でもこんな目をした小学生がいるんだ。
子どもたちの表情、その映像だけで教育を問うことができる。
「あっ映画になる!」って直感しました。
僕が決断すれば(たったひとりのスタジオですから)
その日が『夢みる小学校』のクランクインなのです。
小学生の僕は「多動児」でした。(診断された訳じゃないけどね)
図工にしか興味がないから、つまらない他の教科の授業に座ってらんない。
教科書も机も床まで落書きだらけでした。
この映画は「多動児」で「劣等生」の僕が作った映画です。
というか、劣等生だからできた映画かもしれない。
映画の試写会では、泣いている方が何人かいました。
イキイキした子どもたちをみて、なんだか涙があふれてしまう、というのです。
上映中笑い声も絶えません。
映画の子どもたちに負けないように、とにかく楽しい映画に仕上げました。
先生がいない・きのくに子どもの村学園。
通知表がない・伊那小学校。
校則がない・桜丘中学校。
こんな(変な、というか真当な)学校もアリなんだよ。
こんな(変な、というか素敵な)先生や校長がいるんだよ。
「自分のままでいいんだよ」
「人と違っていてもいいんだよ」
「がんばらなくていいんだよ」
もっと、子どもを自由にしてみませんか。
子どもがやりたいことを応援しませんか。
それなら、家庭のなかでも、学校でも、今すぐできますよね。
だって、子どもはミライだから。

プロデユーサー、監督、撮影、編集、デザイン、雑用など
映像制作のすべてをひとりで兼任することで
パーソナルな質感の映画づくりを愉しんでいる。
(どうやら器用貧乏らしい)
変なペンネームだが、愛知県出身、ただの日本人のオジサンである。
伝統和食や発酵食で、自身の体質を改善した「発酵映画監督」。
“発酵食・医食同源・食養生”をテーマにした
『いただきます1 みそをつくるこどもたち』を初監督。
累計上映回数800回を今なお更新中のロングランヒット作となる。
http://itadakimasu-miso.jp/
“土壌微生物と腸内細菌の循環による生命の環(circle of life)”を
テーマに、有機農家と食農教育を描いた2作目
『いただきます2 ここは、発酵の楽園』は
1作目を超える勢いで全国で上映されている。
https://Itadakimasu2.jp
幼年期に「多動児」だった自身の経験から
個性を生かし自己肯定感を高める「自由教育」を密着取材。
“心の発酵”をテーマにした『夢みる小学校』が最新作。
「冬期湛水不耕起農法」の棚田の四季を追い
縄文的な発酵循環農法を描いた「UTAUTA 歌う田」などの
映像作品を、主宰する「まほろばスタジオ」から毎月配信している。
”なつかしいミライ”へ向かう新作映画を、日々、妄想中。
まほろばスタジオ
https://www.mahoroba-mirai.com/
オオタヴィン エッセイ集「子どもはミライだ!」発売中!
「いただきます1」「いただきます2」「夢みる小学校」
3本の映画の秘蔵エピソードが満載、カラー写真が56ページ。
食育、食養生、有機農業、自由教育、発酵と健康な子育てについて、
やさしい文章で、一冊にまとめてみました。
帯の推薦文は小雪さん、ママたちに読んでほしいな。
「1章 いただきます1」試し読み
https://hanmoto.tameshiyo.me/9784863241589
「3章 夢みる小学校」試し読み
https://hanmoto9.tameshiyo.me/2022011900000
*「子どもは未来だ!」購入方法
① まほろばスタジオのネットショップ
監督サイン入り送料込みで、2000円税込!
http://mahoroba-mirai.com/shop.php
② 町の本屋さんを応援して注文購入 1980円税込
③ アマゾン
https://www.i-hatovo.com/ootavin/

木村泰子
(映画「みんなの学校」出演、大空小学校前校長)
まず、「今」、この映画が公開されること、それがグッドタイミングです。
いじめ、不登校、自死が、過去最多の「今」。
2020年から公立学校の学指導要領が変わりました。
まさに、「きのくに子どもの村学園」が「ふつうの学校」になる時代が、「今」なのです。
この映画は、公教育の問い直すべき「学校のあたりまえ」を示唆してくれています。
教育関係者、保護者のみなさんがこの映画を見て
自らをアップデートさせていくきっかけになるといいですね。
「夢みる小学校」対談
オオタより
Vimeo
小雪(俳優)
この学校は、人間力が高い子どもたちがいる場所。
親や世間に刷り込まれていないクリエイティビティを感じます。
子どもがやりたいことを自分で選択できる。
こうした素敵な子どもの村の教育システムを
公立学校も学んでほしいな、と思います。
親が教育を自由に選択できる、そんな世の中になるといいな。
ケロポンズ (ミュージックユニット)
信じてただ寄りそい、いっしょに生きる
一見簡単そうなのに、一番難しいのかもしれない。
教えたくなる。叱りたくなる。導きたくなる親だから。
大人だから。先生だから。
自分の中にある正しいを掲げて子どもたちを
追い込むのはもうやめて
子どもたちと楽しもうと思う。今を。
みんなが輝けば未来は自ずと明るくひかるよ
汐見稔幸(東京大学名誉教授)
子どもは任され、信頼されればされるほど、
自分に深い肯定感を身につける。
それは多分世界への愛の原点になる。
今に子どもの村から、
ノーベル賞級の研究者、実業家、アーティストが
出てくるに違いない。
しかも愛のある、だ。
島村菜津(作家)
右に倣えが大嫌いで、
そんな世界への違和感をバネにして生きてきた。
そのせいかな、映画の中で、教師の背や教室の
片隅でうとうと居眠りする子供たちの姿を観ていると、
何だか泣けてきた。
映画を観た大人たちにも温かな居場所を作ってくれるような、美しい絵本のような作品である。
窪塚洋介(俳優、ミュージシャン)
煌くほどの
希望と踊ろ
日々大騒動
未来の鼓動
誰だって
昔は夢みる子ども
前川喜平(教育評論家)
「えっ、これが学校?」「れっきとした学校です!」
大人が子どもに押しつける「勉強」や「試験」や
「校則」や「道徳」はここには存在しない。
大人と子どもが自由に学ぶ場所。
子どもが最大限に成長する場所。これこそ本当の学校だ。
北村道子(スタイリスト)
先生である「おとな」は「口」「手」をださない。
「ノック」される迄待っている。
そうなのです、「待つ」ことが育む事なのです。
映画はそれを教えている。
苫野一徳(教育哲学者)
これこそ、子どもたちのほんとうの姿。学校のあるべき姿。
学校は、本来、ワクワクドキドキが止まらない場所。
新しいことを知れる。できなかったことができるようになる。
成長を実感できる。多様な人たちと関わり合える。楽しくないはずがない。
きのくに子どもの村小中学校には、学校にあるべきものが全部ある。
そして、あるべきでないものは何もない。
作中に登場する、子どもの村に負けず劣らずワクワクドキドキが止まらない場所、
伊那市立伊那小学校も含め、直接行かなければ味わえない
あの“空気感”を、映像を通して味わえる。
なんて貴重で、贅沢な映画なんだろうと思います。
島村華子(モンテッソーリ教育研究家)
体にも心にも残る体験できる場所
信頼されていることを経験できる場所
自分の能力を信じる体験を重ねることができる場所
子どもの学ぶ権利と学び方の自由が守られている場所
「なぜ」の好奇心の芽がルールによって摘まれない場所
自分の声には価値があることを学べる場所
星野概念(精神科医師、ミュージシャン)
精神医療の分野と重ねてみると、例えば、多くの人と違うとか、既存の学級に馴染めないというだけで
「発達障害」と言われてしまうこどもは思いのほか多いはずです。
大人からは凸とか凹に見えるこどもの側面は、その人の宝物かもしれないのです。
作品に登場するこどもたちに、
「いろんな常識とか知識で頭でっかちの大人たち(もちろん僕も含む)、こどもを舐めんなよ!」と、
軽やかに教えられたような気がしました。
田中栄子(スタジオ4°C 代表)
素晴らしい学校だと思いました。(途中2~3回涙ぐみました)
このドキュメンタリーは、
「自分の力で考えることができない生き方」への希望です。
自分の子供には、そうさせたくない。
自分の未来を自分で切り開く力を与えてあげたい。
この映画を見たら、誰もが感化されると思います。
私も、この歳で卒業生になった気分で、
新しく何かに挑戦したい気持ちになりました。
井桁容子(乳幼児教育研究家)
見終えた時に、一筋の涙が流れた。
感動ではなく悲しみだったのかもしれない。
感じて、考えて、気づく学びの世界で
救えた命があったのではと。
40代女性
そうなんだよ、そうだよねと、
映画開始直後からずっとずっと涙が止まりませんでした。
でも、子どもたちのかわいい仕草に何度も笑ってしまう
泣いたり笑ったりの連続でした。
伝え方は本当に難しいのに批判や否定押しつけではなく、
こうなれば社会がよくなるんじゃないの?と、
誰も傷つけずハッピーな気持ちにさせる素晴らしい映画!!
60代男性
通知表がなくても良かった、って??
じゃぁ、小中学校9年間のプレッシャーは何だったんだ。
日本の教育への驚きと怒り。
「教育映画」なのに感情を激しく揺さぶられる。
ブルーハーツ「夢」が最高の使われ方です!
エンドロールでもう一回泣けてきた。
オオタヴィン主宰 まほろばスタジオは、「なつかしいミライ」に集うみなさんのスタジオです。
その活動を「まほろば」という美しい大和言葉で、共有したいと思います。
まほろばは、真秀場、つまり「豊かで美しいさま」、「素晴らしい場所」「桃源郷」を意味する古語です。
銀座シネスイッチ:12:50-14:37 (91分)
https://joji.uplink.co.jp/movie/2022/11872
汐見稔幸の夢みる小学校とは?(無料・録画付き)~汐見稔幸・オオタヴィン監督対談
2/11(金・祝)20:00~21:30 オンライン 無料 <申込受付中!>
NHKすくすく子育て15年担当の教育ライターが語る 夢みる教育~きのくに子どもの村学園取材記事に書ききれなかったこと~(見逃し視聴あり)
https://yumemiru-sukusuku.peatix.com/…
00:12:00 勉強とは? 勉強は強いて勉める、明治時代に生まれたもの
00:14:00 頑張るは、江戸時代までは違う使い方
00:21:00 江戸時代の寺子屋はこういう形だった
00:24:00 今、不登校というかたちで問題提議されている
00:24:00 非認知能力について 幼少期の遊びが重要
00:34:00 靴箱という遊び道具
00:38:00 不登校児から自己選択児へ 汐見さんと不登校児の出会い
00:45:00 寺脇 研(元文部官僚)
00:46:00 学習障害ディスクレシア(読字障害)、発達障害について
発達障害 ⇒ ニューロダイバーシティ(神経が多様)
00:48:00 Q.お子さんが発達障害と言われたら?
インクルージョン(すべての者に教育を保障)
00:51:00 これから後半公立の先生ゲスト登場
00:53:00 庄子 寛之(しょうじ ひろゆき)先生 東京公立小学校指導教諭
公教育とはこうあるべきものだ?(靴箱の件は、叱らないといけないものだ)があります。しかし、学級で工夫することはできます。一方、保護者からは勉強=強いて勉めるものだという視点での声に悩んでいます。
01:00:00 社会でのしあがるための体験学習ではない。
01:01:00 モンスター・ペアレンツからエンパワー・ペアレンツへ
01:02:00 蓑手章吾. みのて・しょうご 元公立小学校教員で、教員歴は14年
小金井市前原小学校教諭 著書に『子どもが自ら学び出す! 自由進度学習のはじめかた』
01:08:00 どうすれば公教育は楽しくなる?
先生を評価する仕組みが、何を引き起こしているのか?
2016年、校長は教師を4段階評価
長野県伊那市立伊那小の特徴
職員室に先生はいない。同じ学年の先生の部屋がある。
先生が教育を離れて、家庭など自由について語り合える場所が必要。それが奪われて気の毒
01:20:00 日本人の同調圧力 校長会による忖度
通知表は数字、紙でなくてよい
01:24:00 今の学校は教育委員会ではなく、校長 ~校長次第で随分学校が変わる
校長のところにいって、こっちょこちょ
01:27:00 汐見さんより、保護者の悩みについて 保護者による学校づくり
さらに、盛り上がったアフタートークは以下よりご視聴ください。
https://shiomi-yumemiru.peatix.com/view
==告知文==
2022年2月4日(金)よりシネスイッチ銀座、UPLINK吉祥寺、
2月18日(金)から、名古屋 名演小劇場、3月4日(金)から、大阪 シネマート心斎橋にてロードショー!
祝!「夢みる小学校」いよいよ約2週間の劇場公開
Facebookイベントページの「興味あり・参加」ボタンをクリックし、ご参加ください。
https://www.facebook.com/events/45972…
▼チケット・ドネーションはこちら。視聴後も間に合います!(ゲストへの謝礼・活動費に充当されます)
https://shiomi-yumemiru.peatix.com/view
ゲスト:汐見稔幸(東京大学名誉教授、日本保育学会前会長・理事)、
映画「夢見る小学校」オオタ・ヴィン監督 そして、公立小学校先生方も!
汐見先生は、こうおっしゃいます。
教育とは、学ぶ意思のある人が師と仰ぐ人をみつけ「どうぞ教えてください」とお願いするところからはじまる。
だから、クラス分けをして「あなたの先生は私です。ちゃんと話を聞いてください」なんて人類史上あり得ないこと。
必要なのは、学びに戻ることでは?
不登校の子どもは学校に問題があることに気付いている。
感性の鋭い子は学校にいけない、学校というシステムに子どもが潰され学校にいけない。
不登校は炭坑のカナリア。
学び・教育の目的は、自分が生きている世界や社会の課題を知り、その先に夢や希望を見出すこと。
試されず済みや正解にこだわらず、自分なりの解をつくる面白さを体験させることこそが、学校の役割ではないか。
教育とは、子ども達が没頭する、熱中する時間を作ること。
学校や教師だけでなく、親や地域が子どものために何が出来るか。
自分の自己実現と社会の自己実現をどのように考え見守るか。(汐見稔幸『教えから学びへ 教育にとって一番大切なこと』)
今こそ、この『問い』の答えを一緒に考えませんか。
映画「夢みる小学校」公開に寄せて 汐見稔幸
子どもは任され、信頼されればされるほど、自分に深い肯定感を身につける。それは多分世界への愛の原点になる。
子どもの村には、自主的な学び、探求の時間が8、9割あって、その手伝いという意味での大人のサポートが1、2割になっている。
僕の子どもの頃を思い出すと、こんな学びの場があったら、本当に良かったと心から思う。僕は、自分で畑もやったし、大工もしたし、化学の実験もしたし、プランクトンの研究もした。でも、大人のサポートはなかった。だから行き詰まるとそこでおしまい。
今に子どもの村から、ノーベル賞級の研究者、実業家、アーティストが出てくるに違いない。
しかも愛のある、だ。
▼「夢みる小学校」サイト
https://www.dreaming-school.com/
■日時
2022年1月30日(日)20:00~21:30 ※延長可能性あり
ゲスト:汐見稔幸(しおみ としゆき)東京大学名誉教授、日本保育学会前会長・理事
1947年 大阪府生まれ。2018年3月まで白梅学園大学・同短期大学学長を務める。
東京大学名誉教授、日本保育学会会長、全国保育士養成協議会会長、
白梅学園大学名誉学長、社会保障審議会児童部会保育専門委員会委員長、
一般社団法人家族・保育デザイン研究所代表理事。臨床育児・保育研究会 代表。 専門は教育学、教育人間学、保育学、育児学。21世紀型の教育・保育を構想中。
保育についての自由な経験交流と学びの場である臨床育児・保育研究会を主催。
同会発行の保育者による本音の交流雑誌『エデュカーレ』の責任編集者も務め、学びあう保育の公共の場の創造に力を入れている。
小西貴士氏らと21世紀型の身の丈に合った生き方を探るエコビレッジ「ぐうたら村」を建設中。
終了後は、参加者同士のブレイクアウトセッションおよびアフタートークがございます。
共催 保育アカデミー、まほろばスタジオ
「ユニークな学校」はどう生まれるか? – 映画「夢みる小学校」を題材に -(「未来の教室」キャラバン2021#5)
【プログラム概要】
00:00:00 趣旨説明
00:02:46 映画「夢みる小学校」のダイジェスト版
00:08:25 映画「夢みる小学校」の解説
00:22:56 南アルプス子どもの村小学校・中学校の紹介
00:39:10 世田谷区立桜丘小学校の紹介
00:52:50 有識者からのコメント
01:11:25 ディスカッションの論点紹介
01:15:10 子どもの村の仕組み紹介
01:26:54 ディスカッション
【登壇者】
加藤 博 (南アルプス子どもの村中学校 校長)
西郷 孝彦(世田谷区立桜丘中学校 前校長)
オオタ ヴィン (まほろばスタジオ代表 / 映画「夢みる小学校」監督)
尾木 直樹 (法政大学名誉教授 / 教育評論家)
苫野 一徳 (熊本大学教育学部 准教授 /産業構造審議会教育イノベーション小委員会 委員)
平井 聡一郎 (群馬県 南牧村 教育委員会 教育CIO / 産業構造審議会教育イノベーション小委員会 委員)
浅野 大介 (経済産業省サービス政策課 課長/ デジタル庁 統括官付参事官)
【主催】
経済産業省
【共催】
ボストンコンサルティンググループ(BCG)
(一社) 教育イノベーション協議会
きのくに子どもの村学園【堀真一郎】さんインタビュー〜取り戻すのは”子どもたちの楽しい時間”〜
2020年3月から3ヶ月間の休校を経て多くの学校で
「授業の遅れを取り戻す」と言われる中、
子どもの村小中学校では
取り戻すのは
「子どもたちの楽しい時間」
「子どもたちがホッとして過ごせる時間」
というメッセージを保護者に出しました。
許可を得てSNSに上げたところ大変反響があました。
そこで学園長・堀真一郎さんに、その真意を詳しく聞いてみることにしました。
<以下保護者に送られたお便りの全文。>
━━━■□■ ━━━━━━━━━━■□■━━━━
2020年6月12日
子どもたち、保護者の皆様へ
〜子どもたちがホッとして過ごす時間を〜
6月10日の山梨新聞1面には、こう書かれていました。「5市町村が7コマ授業 県内全公立小中遅れ挽回へ 夏休み短縮」
新型コロナウイルス感染拡大での長期休校に伴う学習の遅れを取り戻すため、富士北麓地域などの小中学校は1学期に1日7コマの授業を導入しているそうです。放課後や早朝にジュ御油をするとのこと。私はこの見出しをみて、思わずぞっとしました。
コロナ禍の世の中で、子どもたちは家にいて、どんなに不安な日々を過ごしていたことでしょう。友だちとのつながりを分断され、孤立を強いられて過ごした日々はどんなに心細かったでしょう。くり返しメディアで伝えられる感染者数、死者数、失業、不景気、虐待、差別や偏見まで、これほどの恐怖をこれまでに浴びつづけるようなことはなかったでしょう。大人も子どもも、その心に深く影響をうけ、傷ついているように思います。
この「授業の遅れを取り戻す」と言った考え方ですが、私たちはこうした論調で子どもたちを追い込んでいく気持ちにはなれません。そもそも取り戻すという考え方は、学校で働く教員や教育行政の側の都合のよい表現であって、子どもの心に寄り添った考えではありません。世の中の教員は、教育行政や社会、そして一部の保護者たちから課された一定のノルマをこなすために努力をするよう求められ、子どもたちは、その課題をこなさなければなりません。これが当然であるかのように語られるうちは、子どもはますます活力をなくし、萎縮してしまうでしょう。
あえていいます。子どもの村では、授業の遅れを取り戻すと言った考え方はいたしません。子どもの村で取り戻すのは子どもたちが失った「たのしい時間」であり、優先されるのは、子どもたちにほっとできる時間だと考えるからです。
小中学校を通して、9年間で、ひとりひとりがみんなと自由に、好奇心や探求心のおもむくままに夢中になって過ごします。どの子もホンモノの体験を通してよく考え、学び、どんな状況が迫ってこようとも柔軟に乗り越えていける力を身につけます。それを卒業生たちが証明しています。そういた普遍的な力を身につけていけるように、職員一同、精いっぱい子どもとかかわって参ります。この先も、ご理解とご協力のほどをよろしくお願いします。
きのくに子どもの村学園 学校長 堀 真一郎
南アルプス子どもの村小学校 校長 堀江 智子
南アルプス子どもの村中学校 校長 加藤 博
━━━━■□■ ━━━━━━━━━━━■□■━━━
シリーズ「未来の学校」第2回【前編】 きのくに子どもの村学園の『自由』な子どもたち
未来を生きる子どもたちは何をどう学ぶべきなのか
そこで大きな役割を果たす学校はどうあるべきなのか
「未来」といっても決して空想や夢物語ではない、実は
もう始まっている先端的な意味での未来の学校を探訪します。
http://berd.benesse.jp/feature/future…
ベネッセ教育総合研究所
シリーズ「未来の学校」第2回【後編】 自己決定と個性が切り拓いた、卒業生の未来
未来を生きる子どもたちは何をどう学ぶべきなのか
そこで大きな役割を果たす学校はどうあるべきなのか
「未来」といっても決して空想や夢物語ではない、実は
もう始まっている先端的な意味での未来の学校を探訪します。
http://berd.benesse.jp/feature/future…
ベネッセ教育総合研究所