『パワー・オブ・ザ・ドッグ』予告編 – Netflix
アカデミー賞受賞監督ジェーン・カンピオンが脚本と監督を務める『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は、”心奪われる”、”衝撃的”、”傑作”と称される大作。出演は、ベネディクト・カンバーバッチ、キルステン・ダンスト、ジェシー・プレモンス、コディ・スミット=マクフィー。『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は、一部の劇場で11月公開、Netflixで12月1日 (水) より配信スタート。
Netflixで『パワー・オブ・ザ・ドッグ』を観る: https://www.netflix.com/title/81127997
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』予告編 <2021年11月19日(金)劇場公開>
1920年代のアメリカ・モンタナ州を舞台に、周りの人々に恐怖と畏怖を与えるカリスマ的な牧場主フィル・バーバンク(演:ベネディクト・カンバーバッチ)と、その弟ジョージ(演:ジェシー・プレモ ンス)、そしてジョージの妻ローズ(演:キルステン・ダンスト)、息子ピーター(演: コディ・スミット=マクフィー)らを巡る、絡み合う緊迫した関係を リアルに描く人間ドラマ。大牧場主のバーバンク兄弟はある日、地元の未亡人ローズと、その息子ピーターと出 会います。その後、ジョージはローズの心を慰めて彼女と結婚し、家に迎え入れることに。これにショックを受けたフィルは、すべてを壊そうと、残忍で執拗な攻撃を仕掛けます。しかし、とある事件をきっかけに、そんな残酷な男フィルにも、人を愛することの可能性が芽生えていくことにーー。『ピアノ・レッスン』(93)で女性監督初のカ ンヌ国際映画祭パルムドール受賞という経歴を持つジェーン・カンピオンが、ベネディクト・カンバーバッチを主演 に描き出す人間ドラマ。2021年ベネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)受賞。東京国際映画祭ガラ・セレクション部門出品作品。
監督、脚本: ジェーン・カンピオン
(原作:トーマス・サヴェージ著作「パワー・オブ・ザ・ドッグ」)
出演:ベネディクト・カンバーバッチ
キルステン・ダンスト
ジェシー・プレモンス
コディ・スミット=マクフィー
劇場公開日:11月19日(金)| Netflix配信日:12月1日(水)
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』ティーザー予告編 – Netflix
牧場を営むバーバンク兄弟の家にやってきた、弟の妻となった女性とその息子。威圧的なカリスマ性を持つ兄フィルが冷酷な敵意をむき出しにするなかで、事態は思わぬ展開を見せる。
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は、Netflixで独占配信:
https://eiga.com/movie/95602/
「ピアノ・レッスン」で女性監督として初のカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したジェーン・カンピオン監督が、ベネディクト・カンバーバッチを主演に迎え、1920年代のアメリカ・モンタナ州を舞台に、無慈悲な牧場主と彼を取り巻く人々との緊迫した関係を描いた人間ドラマ。大牧場主のフィル・バーバンクと弟ジョージの兄弟は、地元の未亡人ローズと出会う。ジョージはローズの心を慰め、やがて彼女と結婚して家に迎え入れる。そのことをよく思わないフィルは、2人やローズの連れ子のピーターに対して冷酷な仕打ちをする。しかし、そんなフィルの態度にも次第に変化が生じる。カンバーバッチがフィル、実生活でもカップルのキルステン・ダンストとジェシー・プレモンスがローズとジョージをそれぞれ演じ、ピーター役はコディ・スミット=マクフィーが務めた。2021年・第78回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞。2022年・第94回アカデミー賞では作品、監督、主演男優、助演男優、助演女優、脚色などの主要部門ほか計11部門で12ノミネートとなり、同年度の最多ノミネート作品となった。Netflixで2021年12月1日から配信。それに先立つ11月19日から一部劇場で公開。
2021年製作/128分/G/イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・アメリカ合作
原題:The Power of the Dog
Netflix
https://www.netflix.com/title/81127997
https://ja.wikipedia.org/wiki/ジェーン・カンピオン
https://ja.wikipedia.org/wiki/パワー・オブ・ザ・ドッグ
「東京国際映画祭」
https://2021.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3403GLS09
「「犬の力」という呪縛」
https://eiga.com/movie/95602/review/02672755/
「『パワーオブザドッグ』解説・考察(ネタバレ)」
https://www.club-typhoon.com/archives/2021/12/11/power-dog-film.html
わたしの魂をつるぎから、わたしのいのちを犬の力から助け出してください。
(旧約聖書『詩篇』22篇より)
Deliver my soul from the sword; my darling from the power of the dog.
(from Psalm 22)
原作
パワー・オブ・ザ・ドッグ (角川文庫) 文庫 – 2021/
KADOKAWA (2021/8/24)
トーマス・サヴェージ,波多野 理彩子
トーマス・サヴェージ:1915年、米国ユタ州ソルトレークシティー生まれ。モンタナ大学で創作や執筆を学んだあと、37年に東部メイン州コルビー大学入学。 在学中の39年に同じ小説家となる同郷のエリザベス・フィッツジェラルドと結婚。保険調査員や配管工の助手、溶接工、鉄道の制動手などの仕事をしながら、執筆。44年に処女小説『The Pass』を刊行。89年には、最後の作品『The Corner of Rife and Pacific』がPEN/フォークナー賞の最終候補作となったほか、太平洋岸北西部書店協会賞を受賞。2003年、没。
わが神、わが神、なにゆえわたしを捨てられるのですか。なにゆえ遠く離れてわたしを助けず、わたしの嘆きの言葉を聞かれないのですか。
(旧約聖書『詩篇』22篇より)
しかし、わたしは虫であって、人ではない。人にそしられ、民に侮られる。
すべてわたしを見る者は、わたしをあざ笑い、くちびるを突き出し、かしらを振り動かして言う、
「彼は主に身をゆだねた、主に彼を助けさせよ。主は彼を喜ばれるゆえ、主に彼を救わせよ」と。
しかし、あなたはわたしを生れさせ、母のふところにわたしを安らかに守られた方です。
わたしは生れた時から、あなたにゆだねられました。母の胎を出てからこのかた、あなたはわたしの神でいらせられました。
わたしを遠く離れないでください。悩みが近づき、助ける者がないのです。
(旧約聖書『詩篇』22篇より)