映画『さがす』本予告 1月21日(金)全国公開
父は、なぜ消えたのか?
見つけたくないものまで見えてくる。
異才 片山慎三が放つ唯一無二の衝撃作。
1月21日(金)テアトル新宿ほか全国公開
公式サイト: https://sagasu-movie.asmik-ace.co.jp/
公式twitter: https://twitter.com/sagasu_movie
ハッシュタグ: #映画さがす
佐藤二朗
伊東蒼 清水尋也
森田望智 石井正太朗 松岡依都美
成嶋瞳子 品川徹
監督・脚本:片山慎三
共同脚本:小寺和久 高田亮
音楽:髙位妃楊子
©2022『さがす』製作委員会
PG12
英題:Missing
【STORY】
大阪の下町で平穏に暮らす原田智と中学生の娘・楓。「お父ちゃんな、指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」。いつもの冗談だと思い、相手にしない楓。しかし、その翌朝、智は煙のように姿を消す。ひとり残された楓は孤独と不安を押し殺し、父をさがし始めるが、警察でも「大人の失踪は結末が決まっている」と相手にもされない。それでも必死に手掛かりを求めていくと、日雇い現場に父の名前があることを知る。「お父ちゃん!」だが、その声に振り向いたのはまったく知らない若い男だった。失意に打ちひしがれる中、無造作に貼られた「連続殺人犯」の指名手配チラシを見る楓。そこには日雇い現場で振り向いた若い男の顔写真があった――。
https://eiga.com/movie/95626/
「岬の兄妹」の片山慎三監督が佐藤二朗を主演に迎え、姿を消した父親と、必死に父を捜す娘の姿を描いたヒューマンサスペンス。大阪の下町に暮らす原田智と中学生の娘・楓。「指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」と言う智の言葉を、楓はいつもの冗談だと聞き流していた。しかし、その翌朝、智が忽然と姿を消す。警察からも「大人の失踪は結末が決まっている」と相手にされない中、必死に父親の行方を捜す楓。やがて、とある日雇い現場の作業員に父の名前を見つけた楓だったが、その人物は父とは違う、まったく知らない若い男だった。失意に沈む中、無造作に貼りだされていた連続殺人犯の指名手配チラシが目に入った楓。そこには、日雇い現場で出会った、あの若い男の顔があった。智役を佐藤が、「湯を沸かすほどの熱い愛」「空白」の伊東蒼が楓役を演じるほか、清水尋也、森田望智らが顔をそろえる。
2022年製作/123分/PG12/日本
配給:アスミック・エース
https://ja.wikipedia.org/wiki/さがす_(映画)
公式サイト:https://sagasu-movie.asmik-ace.co.jp
INTRODUCTION
国内外の錚々たる著名人から激賞を受け、映画ファンに衝撃を与えた映画『岬の兄妹』。今後の映画界を担う新たな才能として“片山慎三”の名を知らしめた。あれから3年、彼の長編2作目にして、商業デビュー作が満を持して誕生。
主演を務めるのは佐藤二朗。映画・テレビドラマ・演劇・バラエティ番組、さらには映画監督に至るまで、幅広い活躍を続ける彼が、監督からの熱望を受け、オファーに応えた。指名手配犯を見かけた翌朝に姿を消した父・原田智役として、彼の苦悩や矛盾を説得力たっぷりに表現。底知れない凄みと可笑しみがせめぎ合う演技はまさに佐藤二朗の真骨頂だ。
消えた父をさがす娘・原田楓役には次世代を担う女優・伊東蒼を抜擢。『湯を沸かすほどの熱い愛』で映画賞レースを席巻し、主演作『島々清しゃ』で毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞を受賞。21年には、NHK「ひきこもり先生」「おかえりモネ」、映画『空白』など話題作への出演が続く。オーディションで驚くべき対応力と演技力を見せた気鋭の女優が、人として強く、正しくあろうとする姿と等身大の弱さを繊細に表現し、見るものすべてを驚嘆させる。
指名手配中の連続殺人犯・山内照巳を演じるのは清水尋也。『渇き。』『ホットギミック ガールミーツボーイ』『東京リベンジャーズ』「おかえりモネ」など数多くの話題作で独特の存在感を放ち続ける“カメレオン俳優”が本作では狂気に満ちた殺人衝動と普通の青年らしさを共存させ、リアリティたっぷりに演じ切る。
自殺志願者・ムクドリ役には森田望智を起用。全世界同時配信されたNetflixドラマ「全裸監督」で一躍注目を浴び、第24回釜山国際映画祭アジアコンテンツアワード最優秀新人賞を受賞。死を切望しつつもどこかあっけらかんとした複雑な役どころを多彩な演技で表現する。
さらに、本作は、映画配給会社アスミック・エースと、インディペンデント映画シーンを支援し続けているDOKUSO映画館のタッグによる次世代クリエイター映画開発プロジェクト「CINEMUNI」の第一弾作品にも選出。商業性と作家性を兼ね備え、国際展開までを見据えた作品として、アジア最大規模を誇る第26回釜山国際映画祭ニューカレンツ部門に正式出品。世界初上映となるワールドプレミアでは韓国の観客から大絶賛を浴びた。
見る者の価値観を覆し、すべての予想を裏切るストーリー。多彩なキャストによる繊細で、リアリティあふれる演技。片山慎三監督が自問自答を繰り返して作り上げた物語は、観客自身の心の奥底にひそむ苦悩や矛盾をあぶり出していく。日本国内のみならず、世界に放つ“唯一無二の衝撃作”が遂に公開!
STORY
大阪の下町で平穏に暮らす原田智と中学生の娘・楓。「お父ちゃんな、指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」。いつもの冗談だと思い、相手にしない楓。しかし、その翌朝、智は煙のように姿を消す。
ひとり残された楓は孤独と不安を押し殺し、父をさがし始めるが、警察でも「大人の失踪は結末が決まっている」と相手にもされない。それでも必死に手掛かりを求めていくと、日雇い現場に父の名前があることを知る。「お父ちゃん!」だが、その声に振り向いたのはまったく知らない若い男だった。
失意に打ちひしがれる中、無造作に貼られた「連続殺人犯」の指名手配チラシを見る楓。そこには日雇い現場で振り向いた若い男の顔写真があった――。
STAFF
監督・脚本片山慎三
1981年2月7日生まれ、大阪府出身。中村幻児監督主催の映像塾を卒業後、『TOKYO!』(08/オムニバス映画 ポン・ジュノ監督パート)、『花より男子ファイナル』(08/石井康晴監督)、『母なる証明』(09/ポン・ジュノ監督)、『山形スクリーム』(09/竹中直人監督)、『マイ・バック・ページ』(11/山下敦弘監督)、『苦役列車』(12/山下敦弘監督)、『ヨコハマ物語』(13/喜多一郎監督)、『味園ユニバース』(15/山下敦弘監督)、『はなちゃんのみそ汁』(15/阿久根知昭監督)などの作品に助監督として参加。自費で製作した『岬の兄妹』(18)で長編映画監督デビューを果たし、映画界を席巻。全国6館から50館以上へ拡大公開され、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018国内コンペティション長編部門優秀作品賞・観客賞、第41回ヨコハマ映画祭新人監督賞、第29回日本映画批評家大賞新人監督賞などを受賞。そのほかの監督作品として、『そこにいた男』(20)や「さまよう刃」(21/WOWOW)など。本作が商業映画デビュー作であり、長編映画監督2作目となる。
大阪に住む父が指名手配犯を見かけた、という実体験から生まれたオリジナル作品です。商業デビュー作ということもあり、よりエンターテイメントな作品にしたいという気持ちがありました。オリジナルだからこそ立ち帰る場所が常に自分自身でした。自問自答し、自分が作家として試されているような、良い意味での気合いと思いが入っています。本作のワールドプレミアが釜山国際映画祭で迎えられることとなり嬉しく思います。映画を観てどういう反応が返ってくるのか非常に楽しみに思います。ぜひ日本での公開も心待ちにしていてください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/片山慎三
共同脚本小寺和久
1983年2月5日生まれ、大阪府出身。出版社の株式会社KADOKAWA勤務を経て、フリーの脚本家として活動中。映画の脚本を中心に、ドラマ、CM(ショートムービー)なども手掛ける。主な作品に『デイアンドナイト』(19/藤井道人監督)、『明け方の若者たち』(21/松本花奈監督)、Netflix オリジナルドラマ「全裸監督 シーズン2」(21)「新聞記者」(21)などがある。
共同脚本高田亮
1971年生まれ、東京都出身。『婚前特急』(11/前田弘二監督)で劇場映画脚本家デビュー。『そこのみにて光輝く』(14/呉美保監督)でキネマ旬報ベスト・テン脚本賞、ヨコハマ映画祭脚本賞を受賞。そのほか『オーバー・フェンス』(16/山下敦弘監督)、『武曲MUKOKU』(17/熊切和嘉監督)、『猫は抱くもの』(18/犬童一心監督)、『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』(20/京極尚彦監督)、『まともじゃないのは君も一緒』(21/前田弘二監督)、『ボクたちはみんな大人になれなかった』(21/森義仁監督)などがある。
kino cinéma 横浜みなとみらい:10:10-12:15 (123分)
ABOUT THE MOVIE
見つけたくないものまで見えてくる。あなたに問う唯一無二の衝撃作
大阪の下町で平穏に暮らす原田智と中学生の娘・楓。「お父ちゃんな、指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」。いつもの冗談だと思い、相手にしない楓。しかし、その翌朝、智は煙のように姿を消す。 ひとり残された楓は孤独と不安を押し殺し、父をさがし始めるが、警察でも「大人の失踪は結末が決まっている」と相手にもされない。それでも必死に手掛かりを求めていくと、日雇い現場に父の名前があることを知る。「お父ちゃん!」だが、その声に振り向いたのはまったく知らない若い男だった。 失意に打ちひしがれる中、無造作に貼られた「連続殺人犯」の指名手配チラシを見る楓。そこには日雇い現場で振り向いた若い男の顔写真があった――。