https://youtu.be/e1mHb5vqfXY
オオサカ・アジアン・クロスロード〜留学・残留・技能実習・観光〜9つの国と地域から大阪《キタ》にやってきたアジア人たちがサバイブするリアルな日
映画のトーンは陽気だが、必ずしも住民たちに親切ではない都市の、興味深く質感のある肖像画をあぶり出すことに成功している。
ウェンディ・アイデ ( スクリーン・インナショナル誌 / UK )
まるで現代のロバート・アルトマンのような映画。そこにはたくさんの興味深い人々にまつわる多くの筋書きがある。結末を知った今、もう一度観たいと願っている。
スディーブ・コピアン ( アンシーン・フィルムズ / US )
様々なバックボーンにある登場人物たちの漂うような儚さと交流を見事に表現している。
クリストファー・ボーン ( インレヴューオンライン / US )
大阪《キタ》の古びたアパートで発見された老女の白骨化死体。
平穏そうに見えた下町に突然起きた事件。
その周辺で行き交う(Come & Go)様々な国籍・人種・言語の3日間で見えてきたものとは。
桜の花の蕾が膨らんで、満開の季節の訪れを誰もが感じている大阪・キタ。
中崎町にある古い木造のアパートで、白骨化した老婦人の死体が発見された。警察は実況見分で、アパートの周りの捜査や関係者へ事情聴取を行っていた。孤独死なのか、または財産絡みの謀殺なのか、いろいろな噂が飛び交っている。
この狭い地域の中では、中国、台湾、韓国の観光客、マレーシアのビジネスマン、ネパール難民、ミャンマー人留学生、ベトナム人技能実修生などの外国人たち、彼らとの日常を共有している日本人たちにも、少なからずちょっとした事件が起きている。
彼らは、まるで交差点(クロスロード)で出会う人々のように、深くも浅くもどこかで繋がっているようだ。
事件が終わりを告げるとき、彼らには新たな岐路(クロスロード)が待ち受けていた。
旅する映画作家リム・カーワイが、
異邦人だからこそ見えてきた日本の深層を
軽やかに切り込む。
北京、香港を経て、現在は大阪を拠点に活動を続けている、中華系マレーシア人リム・カーワイ。彼はカメラ一つその肩に担いで、地元大阪はもちろん、香港やバルカン半島へと単身赴き、ほぼ即興で演出するというスタイルを貫くとてもユニーク、かつ稀有な創作活動を続けている映画作家だ。大阪の生きた都市の息遣いを肌で感じているからこそ見えてくる、異国の地で生き抜く外国人たちの過酷な現実。一方で彼は、孤独や生きづらさを感じている日本人たちもにも視線を向けることも忘れない。彼らの儚い夢や希望、そして失望や挫折。その中には搾取や裏切りによって絶望の淵に立たされる者もいる。アジア9カ国に及ぶ様々な国籍・言語・人種のキャラクターたちによって紡がれる複雑な背景の物語を、カーワイ監督は気持ちいいほどに巧妙に捌(さば)き分け、しかしその語り口は一貫してオフビート。その演出手腕に敬服する、圧巻の2時間38分だ。
アジア9カ国から集結した豪華俳優陣たちの競演。
ツァイ・ミンリャンの申し子、リー・カーションはAVオタクの観光客に。
日本からは、千原せいじ、桂雀々ら関西の人気喜劇人を中心に、数々のインディーズ映画で記憶に残る演技を披露している渡辺真起子、現代を生きる若い世代の一つの肖像を見事に体現して観客に強い印象を残した兎丸愛美、フィリピンの国際的映画監督ブリリアンテ・メンドーサの最新作『義足のボクサー』(仮)で主演に抜擢され大きな話題を集めている尚玄らが参加。
アジアからはツァイ・ミンリャン監督作品の主演で知られる台湾のリー・カーション、『ソン・ランの響き』で日本でも多くのファンを獲得しているリエン・ ビン・ファット、『My Dream My Life』で森崎ウィンとの共演で話題を集め、自国ではファッションリーダーとしても高い人気を誇るミャンマーのナン・トレイシー、マレーシアでの人気を基盤にアジア全域で活動の幅を広げているスター俳優J・C・チー、ネパールの国民的な若手民謡歌手モウサン・グルンなど、国籍を超えたバラエティー豊かなキャストが集結しているのも、この映画の大きな魅力の一つとなっている。
リム・カーワイ監督作品[COME & GOカム・アンド・ゴー]
リー・カーション リエン・ ビン・ファット J・C・チー モウサム・グルン ナン・トレイシー ゴウジー イ・グァンス デイヴィッド・シウ
千原せいじ 渡辺真起子 兎丸愛美 桂雀々 尚玄 望月オーソン 天人純
配給 : リアリーライクフィルムズ + Cinema Drifters ©️cinemadrifters
公式サイト www.reallylikefilms.com/comeandgo
https://youtu.be/E5hCx0M_w08
COME & GO カム・アンド・ゴー 予告編 ディレクターズカット版
映画『COME & GO カム・アンド・ゴー』予告編
『どこでもない、ここしかない』などのリム・カーワイ監督による人間ドラマ。大阪を舞台に、中国や日本など九つの地域の人々が、サバイバルする姿を描く。千原せいじや渡辺真起子をはじめ、ツァイ・ミンリャン監督作品で知られるリー・カンション、『ソン・ランの響き』などのリエン・ビン・ファットらが出演。カーワイ監督が手掛けてきた『新世界の夜明け』『Fly Me to Minami~恋するミナミ』に続く大阪3部作となる。
作品情報:https://www.cinematoday.jp/movie/T002…
配給: リアリーライクフィルムズ
公式サイト:https://www.reallylikefilms.com/comea…
(C) cinemadrifters
劇場公開:2021年11月19日
『カム・アンド・ゴー』予告|Come and Go – Trailer|第33回東京国際映画祭 33rd Tokyo International Film Festival
大阪に蠢くディープなアジアン曼荼羅
AV嬢と偽って接待に駆り出される韓国女性、夢ばかり大きいネパール青年、帰国を許されないベトナム青年、借金を抱えた沖縄出身の映画監督。大阪でサバイブするアジア人たちの実像を描く未曾有のノンストップ群像劇。
第33回東京国際映画祭 TOKYOプレミア2020
『カム・アンド・ゴー』
監督:リム・カーワイ
出演:リー・カンション、兎丸愛美、千原せいじ
チケット 10/24(土)16:00より 映画祭公式サイトにて発売開始
詳しくは→ https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/fi…
“Come and Go”
Director: Lim Kah Wai
Cast: Lee Kang-sheng, Manami Usamaru, Seiji Chihara
A Korean girl at a party disguisedly as a porno actress. An overly ambitious Nepalese man. A Vietnamese far from home. An Okinawa-born filmmaker in debt. A non-stop ensemble film about people surviving in Osaka.
33rd Tokyo International Film Festival – Tokyo Premiere 2020
Ticket Sales start from 16:00 on Oct. 24 Sat.
detaills https://2020.tiff-jp.net/en/lineup/fi…
第33回東京国際映画祭
2020年10月31日(土)~11月9日(月)会場:六本木ヒルズ、日比谷エリア 他にて開催
世界中から集まった誰もが観たくなる映画から誰も観たことのない映画、アート作品からエンターテイメント作品まで、きっとあなたのイイネが見つかる10日間。
映画祭公式サイト http://2020.tiff-jp.net
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@Tokyo International Film Festival 東京国際映画祭
#映画館に行こう #TIFFJP
©cinemadrifters
©TIFF2020
『カム・アンド・ゴー』Q&A リム・カーワイ、渡辺真起子、桂雀々、兎丸愛美|”Come and Go” Lim Kah Wai (Dir.).
『カム・アンド・ゴー』
Q&A:
リム・カーワイ(監督)
渡辺真起子(女優)
桂雀々(俳優)
兎丸愛美(女優)
第33回東京国際映画祭
2020.11.01
https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/fi…
“Come and Go”
Q&A:
Lim Kah Wai (Director)
Makiko Watanabe (Actress),
Jakujaku Katsura (Actor),
Manami Usamaru (Actress)
33rd Tokyo International Film Festival
2020.11.01
https://2020.tiff-jp.net/en/lineup/fi…
#TIFFJP
#映画館に行こう
リム・カーワイ監督最新作 「Come and Go」独占インタビュー822 回視聴2019/01/20
リム・カーワイ監督最新作 「Come and Go」独占インタビュー
http://kansaipress.com/recruitment-co…
https://eiga.com/movie/93890/
大阪を中心に活動しながらアジアやヨーロッパなど世界各国を舞台に映画を撮影している中華系マレーシア人のリム・カーワイ監督が、「新世界の夜明け」「恋するミナミ」に続いて大阪を舞台に描いた群像劇。通称「キタ」と呼ばれる大阪の繁華街で生きるアジア人たちの人生を描く。春のある日、大阪のキタにある古びたアパートの一室で白骨化した老女の死体が発見された。警察は捜査を開始し、アパート周辺で聞き込みを続けるが、孤独死なのか、あるいは財産がらみの謀殺なのか、さまざまな噂が飛び交っていた。同じころ、中国・台湾・韓国の観光客、マレーシアのビジネスマン、ネパールの難民、ミャンマー人留学生、ベトナム人技能実習生など、キタにやってきた外国人たちと、彼らと日常を共有する日本人たちの間に、さまざまな出来事が起こっている。やがて事件の捜査が終わるとき、人びとは新たな人生の岐路を迎える。ツァイ・ミンリャン作品の常連として知られる台湾のリー・カンション、ベトナム映画「ソン・ランの響き」のリエン・ビン・ファットのほか、アジア各国のキャストが参加し、日本からは千原せいじ、渡辺真起子、兎丸愛美、尚玄らが出演。
2020年製作/158分/G/日本・マレーシア合作
原題:Come and Go
配給:リアリーライクフィルムズ、Cinema Drifters
公式サイト:https://www.reallylikefilms.com/comeandgo
J&B: 15:55-18:35 (158分)
https://www.viet-jo.com/news/special/211118182359.html