映画『悪なき殺人』予告編【12/3(金)公開】STAR CHANNEL MOVIES
人間は、「偶然」には絶対に、勝てない―
STAR CHANNEL MOVIES『悪なき殺人』
12月3日(金)新宿武蔵野館ほか全国順次公開!12月4日(土)デジタル公開
akunaki-cinema.com
2019年の東京国際映画祭では、「観客賞」と、ナディア・テレスキウィッツが「最優秀女優賞」を受賞するなど、「偶然」をテーマに練りに練られた脚本が大きな話題を呼んだミステリー。
フランスの山間の人里離れた町で、吹雪の夜にある女性が失踪し、殺された。疑われたのは農夫・ジョセフ。ジョセフと不倫する女・アリス。そしてアリスの夫・ミシェル。そう、我々はまだ知らない、たったひとつの「偶然」が連鎖し、悪意なき人間が殺人者になることを…。この失踪事件を軸にして、5人の男女がリアルタイムで繋がっていることが紐解かれていき、壮大なミステリーに絡んでいた事実が次第に明らかになっていく。フランスの雪深い山間の田舎で起きた事件は、遠くアフリカのコートジボワールと繋がっていたのだった。偶然は奇跡にもなり得るが、絶望にもなり得る。幾重にも重なる「偶然」という「必然」を目の当たりにし、私たちは“神の目”で人間の本能、滑稽さ、そして運命の危うさの一部始終を目撃することになる
映画『悪なき殺人』本編冒頭動画
冒頭1分間「アルマン」が鹿を抱えていくシーン。
フランス映画なのにアフリカからスタートする意味とは?
そしてこの「鹿」はいったい何を見るのか!!
2019年東京国際映画祭にて観客賞と最優秀女優賞(ナディア・テレスキウィッツ)を受賞!
ドミニク・モル監督によるスリリングなサスペンス映画『悪なき殺人』は、
2021年12月3日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開、
12月4日(土)よりデジタル公開!
【ストーリー】フランスの山間の人里離れた町で、吹雪の夜にある女性が失踪し、殺された。
疑われたのは農夫・ジョゼフ。ジョゼフと不倫する女・アリス。そしてアリスの夫・ミシェル。
この失踪事件を軸にして、男女がリアルタイムで繋がっていることが紐解かれていき、壮大なミステリーに絡んでいた事実が次第に明らかになっていく…。
フランスの雪深い山間の田舎で起きた事件は、遠くアフリカのコートジボワールと繋がっていたのだった。
偶然は奇跡にもなり得るが、絶望にもなり得る。
幾重にも重なる「偶然」という「必然」を目の当たりにし、私たちは“神の目”で人間の本能、滑稽さ、そして運命の危うさの一部始終を目撃することになる。
監督:ドミニク・モル (「ハリー、見知らぬ友人」セザール賞受賞 「マンク 破戒僧」)
キャスト:ドゥニ・メノーシェ、ロール・カラミー 、ダミアン・ボナール、ナディア・テレスキウィッツ、バスティアン・ブイヨン、
ギイ・ロジェ・“ビビーゼ”・ンドゥリン、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ
2019年/116分/カラー/シネスコ/5.1ch/R15+/フランス語、ヌシ語/フランス、ドイツ合作
原題: Seules les Bêtes/英題: Only the Animals/日本語字幕:高部義之
(C) 2019 Haut et Court – Razor Films Produktion – France 3 Cinema visa n° 150 076
配給:STAR CHANNEL MOVIES
公式サイト:akunaki-cinema.com
作品情報:https://cinemarche.net/column/2019tif…
https://eiga.com/movie/91887/
「ハリー、見知らぬ友人」のドミニク・モル監督が、ある失踪事件を軸に思いもよらない形でつながっていく5人の男女の物語を描き、2019年・第32回東京国際映画祭コンペティション部門で最優秀女優賞と観客賞を受賞したサスペンス(映画祭上映時タイトルは「動物だけが知っている」)。吹雪の夜、フランスの山間の町で女性が失踪し、殺害された。事件の犯人として疑われた農夫のジョセフ、彼と不倫関係にあったアリス、そして彼女の夫ミシェルなど、それぞれに秘密を抱えた5人の男女の関係が、失踪事件を軸にひも解かれていく。そして彼らが、フランスとアフリカのコートジボワールをつなぐ壮大なミステリーに絡んでいた事実が明らかになっていく。「イングロリアス・バスターズ」のドゥニ・メノーシェが主人公となるミシェル役を演じ、東京国際映画祭で女優賞を受賞したナディア・テレスツィエンキービッツは、ミシェルと思いがけないタイミングでかかわることになるマリオン役を演じている。
2019年製作/116分/R15+/フランス・ドイツ合作
原題:Seules les betes
配給:STAR CHANNEL MOVIES
https://ja.wikipedia.org/wiki/悪なき殺人
公式サイト:https://akunaki-cinema.com
Introduction
作品紹介
2019年 東京国際映画祭
観客賞
最優秀女優賞受賞!
(ナディア・テレスキウィッツ)
欲望の闇から目が離せないーCineuropa
『ファーゴ』と『バベル』を掛け合わせたよう作品!小さなミステリーが世界をまたぐストーリーに発展していく。ーThe Hollywood Reporter
夢中になるノンリニアスリラー。ミステリアスな展開に引き込まれる ーVariety
『ハリー、見知らぬ友人』などで日本でも知られる鬼才ドミニク・モルが、得意のサスペンスに仕立てあげた本作は、同じ出来事を複数の人物の視点で語り直す、黒澤明の『羅生門』を彷彿とさせる手法で描かれる。しかし、それだけではない。さらにそこから空間や時間を飛び越えたシークエンスが、まるでパズルを解くように、散りばめられた伏線がすべて回収されていく仕掛けが施されている。それは、同じく『羅生門』方式を使ったクエンティン・タランティーノの『ジャッキー・ブラウン』や、デヴィッド・フィンチャーの『ゴーン・ガール』のファンも満足させるはずだ。
そして、その背後にあるのは、秘密を抱えた孤独な人々の、求めても報われることのない愛を必死に追い求めようとする姿。この映画はそこまで踏み込んでいるからこそ、単なるジャンル映画を超えた一級の人間ドラマにもなっているのだ。
本作は、フランスの「AlloCiné」で星3.7を獲得し、厳しい評価で知られる「リベラシオン」紙で満点の星5を叩き出している。また、「Rotten Tomatoes」のトマトメーターでは97%の高評価を得ている。カンヌ国際映画祭では、脚本賞と助演女優賞(ロール・カラミー)にノミネートされ、東京国際映画祭で観客賞を受賞し、新人のナディア・テレスキウィッツは、同映画祭で見事最優秀女優賞を獲得している。
Storyストーリー
この物語は、ある女性の殺人事件から始まる・・・はずだった。 偶然の連鎖翻弄される運命を、誰が予想できただろうか
フランスの山中にある寒村で、一人の女性が失踪し殺された。
疑われたのは農夫・ジョゼフ。
ジョゼフと不倫する女・アリス。
妻のアリスに隠れてネット恋愛する夫・ミシェル。
そして遠く離れたアフリカで詐欺を行うアルマン。
秘密を抱えた5人の男女がひとつの殺人事件を介して絡まり合っていく。
だが、我々はまだ知らない・・・
この事件がフランスから5000kmも離れた場所から始まり、
たったひとつの「偶然」が連鎖し、悪意なき人間が殺人者になることを。
Cast出演者
ダミアン・ボナール
ジョゼフ役
ロール・カラミー
アリス役
ドゥニ・メノーシェ
ミシェル役
ナディア・テレスキウィッツ
マリオン役
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ
エヴリーヌ役
Director
監督
ドミニク・モル監督
1962年ドイツ・ビュール出身、フランスの映画監督・脚本家。
『ハリー、見知らぬ友人』(2000)、『レミング』(2005)はカンヌ国際映画祭パルム・ドール候補に。『ハリー、見知らぬ友人』は、2001年セザール賞で最優秀主演男優賞、最優秀監督賞、最優秀編集賞など数々の賞を受賞。
作品 Filmography
1994年: 『Intimité(原題)』
2000年: 『ハリー、見知らぬ友人』
2005年: 『レミング』
2011年: 『マンク 破戒僧』
2013年: 『Tunnel』(原題:The Tunnel)(TV シリーズ)
2016年: 『News From Planet Mars』
(原題:Des nouvelles de la planète Mars)
2018年: 『Eden(原題)』 (TV シリーズ)
2019年: 『悪なき殺人 』(原題:Seules Les Bêtes)
Director’s Message / 監督からのメッセージ
原作を読み、このユニークな設定をすぐ映画化したいと思いました。 物語は猛吹雪の夜に行方不明になったある女性の謎の失踪事件を軸に、それぞれ秘密を抱えた5人のキャラクターを中心にした5つのストーリーが展開していきます。いかにそれぞれが絡み合い、補い合い、かつ、矛盾しているか。彼らがどう紐づいていて、失踪事件の真相は一体何なのか、この謎めいた世界観に、読んでいて好奇心がどんどん掻き立てられました。原作を3分の2以降で、物語の舞台が雪で覆われたフランスの山間の町から、突如、灼熱のアフリカに移り、驚かされました。私たちにとって物語の中心は、失踪事件の真相解明ではなく、登場人物たちと、彼らが取ってきた行動を通して彼らがそれぞれどんな夢を抱き、どんな世界に生きているかを描くことにあるのです。
本作は5つの「愛」の物語で構成しています。誤解や秘密、妄想、失望、幻滅から生じたフラストレーションの溜まった非対称の愛の物語です。どのキャラクターも愛したい、そして愛されたいという衝動にかられて行動しています。愛を求め、愛を信じ、愛を分かち合い、愛に生きる。それを叶えたくて彼らはみな理想を想像し、その想像が彼らを動かします。それが良い方向に転じる場合もあれば、悪い方向に転じることもあるのです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ドミニク・モル
kino cinema 横浜みなとみらい::13:05-15:05 (116分)
https://2019.tiff-jp.net/ja/lineup/film/32CMP11
監督インタビュー
https://fr.wikipedia.org/wiki/Seules_les_bêtes