『グレタ ひとりぼっちの挑戦』予告編
スウェーデン出身の環境活動家グレタ・トゥーンベリさんの素顔に迫るドキュメンタリー。2018年、気候変動への政府の対応に抗議した15歳の少女として世界に知られるようになったグレタさんに、その1年以上前から密着し、環境保護活動や貴重なプライベートを映し出す。第9代国連事務総長のアントニオ・グテーレスをはじめ、政治家のエマニュエル・マクロンやアーノルド・シュワルツェネッガー、ドナルド・トランプなどが出演。監督をネイサン・グロスマンが務める。
劇場公開日:2021年10月22日公開
(C) 2020 B-Reel Films AB, All rights reserved.
配給:アンプラグド
公式サイト:https://greta-movie.com/
作品情報:https://www.cinematoday.jp/movie/T002…
【本編映像公開】映画『グレタ ひとりぼっちの挑戦』
10月22日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
2019年のフォーブス誌にて“世界で最も影響力のある女性”に選出、
同年のタイム誌でも“今年の人”として紹介された、
世界でもっとも有名な若き環境活動家グレタ・トゥーンベリの素顔に迫ったドキュメンタリー
出演:グレタ・トゥーンベリ、スヴァンテ・トゥーンベリ、アントニオ・グテーレス
エマニュエル・マクロン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ドナルド・トランプ
監督・脚本:ネイサン・グロスマン 製作:セシリア・ネッセン、フレドリク・ハイニヒ
2020年/スウェーデン/ドキュメンタリー/101分/ビスタ/5.1ch/原題:I AM GRETA
日本語字幕:石塚香 配給・宣伝:アンプラグド 公式サイト:greta-movie.com
『グレタ ひとりぼっちの挑戦』監督インタビュー
<作品情報>
作品名:グレタ ひとりぼっちの挑戦
作品情報ページ:https://www.cinemacafe.net/movies/32108/
【解説】
2018年8月、気候変動に対する政府の無関心に抗議するため、15歳のグレタはたったひとりでストックホルムにある国会議事堂前に座り込み、学校ストライキを始めた。自作の看板を掲げ、リーフレットを配りながら通行人の質問にも丁寧に答えるグレタ。毎週金曜日に行っていたこの行動は「Fridays For Future(未来のための金曜日)」と名付けられ、世界中の若者たちにも次第に浸透。たったひとりで始めたストライキは、数か月のうちに国内外へ広がる一大ムーブメントになっていった。その後、2019年にニューヨーク国連本部で開かれた気候行動サミットで涙ながらに強く訴えたスピーチでグレタはさらに世界的な注目を浴びる存在となっていく。
配給元:アンプラグド
(C)2020 B-Reel Films AB, All rights reserved.
https://eiga.com/movie/95428/
スウェーデンの若き環境活動家グレタ・トゥーンベリの素顔に迫ったドキュメンタリー。2018年8月、当時15歳のグレタは気候変動に対する政府の無関心に抗議するため、たったひとりで国会議事堂前に座り込み、学校ストライキを始めた。毎週金曜日に行っていたこの活動は世界中の多くの若者の心を動かし、数カ月のうちに国内外へ広がる一大ムーブメントとなった。その後、2019年のニューヨーク国連本部での気候行動サミットで涙ながらに訴えたスピーチで、グレタはさらに注目を浴びる存在となっていく。映画では、気候問題に関する専門的知識と揺るぎない覚悟を持つ彼女が国連総長アントニオ・グテーレスやフランスのエマニュエル・マクロン大統領、ローマ教皇ら世界のリーダーたちと議論を重ねる姿を捉えると同時に、世界的に注目を集める1年以上も前から彼女に密着し、動物たちと戯れるリラックスした姿や、自身のアスペルガーの症状について冷静に分析する様子、重圧と向き合い葛藤する姿、そして彼女の行動を支える家族の姿も映し出す。
2020年製作/101分/G/スウェーデン
原題:I Am Greta
配給:アンプラグド
公式サイト:https://greta-movie.com

傷つくことを恐れず、正面からNOと言う。
科学を信じて、新しい時代を生きよう。
それがグレタのめざす道。
環境問題、SDGsへの関心が高まる今、観てほしい注目の映画!
2018年8月。15歳の少女グレタ・トゥーンベリはスウェーデン・ストックホルムにある国会議事堂前で学校ストライキを始めた。気候変動対策を呼びかけるため、一人で座り込み、自作の看板を掲げてリーフレットを配りながら通行人の質問に答える。毎週金曜日にストライキをすることから「Fridays For Future(未来のための金曜日)」と名付けられた運動は次第に注目を集め、世界中の若者たちがグレタの考えに賛同していった。たった一人で始めたストライキは、数か月のうちに国内外へ広がるムーブメントになった。
本作は、グレタが気候行動サミットで世界に訴えたスピーチの1年以上前から彼女に密着。犬や馬と戯れるくつろいだ姿や、アスペルガー症候群を持つグレタが重圧に悩み、葛藤する姿を映し出す。気候問題に関する知識と覚悟を持ち、国連総長アントニオ・グテーレスやフランスのマクロン大統領、ローマ教皇など世界のリーダーらと議論を重ねていく様子を、スウェーデン人監督ネイサン・グロスマンは最も身近なところで捉える。
強いメッセージと行動力で、環境活動家のリーダーとして若者から熱烈な支持を得る一方で、反感や偏見を持たれることも少なくない。本作は、彼女の考えを最も正確に色濃く反映し、これまで誰も知らなかったグレタの素顔を知ることが出来る貴重な映像の記録。2020年のヴェネチア国際映画祭やトロント国際映画祭などで高く評価され、コロナ禍の世界20か国以上で公開された。グレタは何のために闘うのか。私たちはパンデミック後の世界でその思いにどのように向き合い、生きるべきか。爽やかな余韻の中に深く思いを巡らせること必至のドキュメンタリー。

グレタ・トゥーンベリ
2003年、オペラ歌手の母・マレーナ、俳優で作家の父・スヴァンテの長女として生まれる。現在18歳で、妹のベアタと4人家族でストックホルムで暮らす。2011年に学校の授業で環境問題に関する映画を見た後、摂食障害になるほどショックを受け、それ以降、塞ぎこむことが増えた。後に、アスペルガー症候群と診断される。彼女は菜食主義者になり、飛行機での旅行を断るなど、生活習慣を変えた。気候問題に関しての独学を続け、2018年には学校ストライキをはじめ、彼女の活動が世界に波及すると、グレタは世界各地の会議に出席。大物政治家などの大人たちを相手に動じることなく厳しく批判し、気候変動の具体的対策を打つよう訴えつづけている。グレタの「Fridays For Future(未来のための金曜日)」と名付けられた運動は、南極大陸を除くすべての大陸で広がった。米タイム誌の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に史上最年少で選出され表紙を飾り、2019年、2020年と2年連続でノーベル平和賞にノミネートされている。

父:スヴァンテ・トゥーンベリ

母:マレーナ・エルンマン
父は、スウェーデンの俳優で作家のスヴァンテ・トゥーンベリ。母はオペラ・メゾソプラノ歌手のマレーナ・エルンマン。そして、すでに歌手としてのキャリアをスタートしている2歳年下の妹・ベアタの4人家族。2012年にアスペルガー症候群と診断され、人と話せず、食事もとれない状態が長く続いたグレタ。当初両親は、ストライキに反対だったが、生き生きとした彼女を見て、全面的にサポートすることを決意。家族には、グレタが学校を休んでストライキをすることに否定的な声や、娘をそそのかしたのではないかという非難の声も上がっているが、娘の意思を尊重し、スヴァンテは世界各国での会談やスピーチに同行している。


* ネイサン・グロスマン(監督)
スウェーデンのドキュメンタリー映画監督、カメラマン。環境問題を追求する作品を手掛けることが多い。ストックホルム・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツ卒業。「ローリング·ストーン·インディア」のカメラマンとしてキャリアをスタートさせた後、映画に活動の場を移す。再生回数が1,500万回超えを記録した2015年の短編映画『THE TOASTER CHALLENGE(原題)』で、グロスマンは世界的な注目を集めた。2017年、初の長編テレビシリーズとなる『KÖTTETS LUSTAR(原題)』(SVT公共放送局)を完成させ、スウェーデンの肉消費量の増加をテーマに扱った。当シリーズは、Kristallen television awardの年間最優秀ファクチュアル番組にもノミネートされた。
J&B: 9:00-10:45 (101分)