自身がアート作品になった男の数奇な運命―『皮膚を売った男』予告編
第77回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門男優賞受賞
第26回リュミエール賞合作賞受賞
第33回東京国際映画祭正式出品
第93回アカデミー賞国際長編映画賞ノミネート
自身がアート作品になった男が辿る「数奇な運命」
第77回ヴェネツィア国際映画祭のオリゾンティ部門でプレミア上映が行われ、主演のヤヤ・マヘイニが男優賞を受賞。他にも第26回リュミエール賞合作賞の受賞や第31回ストックホルム国際映画祭脚本賞の受賞など、『皮膚を売った男』は今、賞レースを席巻している話題作だ。日本でも東京国際映画祭で上映されるや「大傑作」「監督は天才か?」「最大級の驚き」「予想もつかない結末」と評判を呼び、多くの劇場公開を望む声が挙がった。 本作の演技が高く評価されたヤヤ・マヘイニが出演する他、『007 スペクター』『オン・ザ・ミルキー・ロード』のモニカ・ベルッチ、『Uボート:235 潜水艦強奪作戦』のケーン・デ・ボーウなど、豪華キャストが脇を固める。監督を務めるのは、過去にも「Beauty and the Dogs」(17)でカンヌ国際映画祭「ある視点」音響賞を受賞し、アカデミー国際長編映画賞のチュニジア代表に選ばれたことがある実力派、カウテール・ベン・ハニア。
【公式サイト】https://hifu-movie.com/
【twitter】https://twitter.com/KlockworxInfo
【instagram】https://www.instagram.com/klockworxin…
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#皮膚を売った男
『皮膚を売った男』クリップ|The Man Who Sold His Skin – Clip|第33回東京国際映画祭 33rd Tokyo International Film Festival
自由の代償を巡る、大胆で皮肉な寓話
シリアから脱出した男が、現代アートの巨匠から驚愕のオファーを受ける。それは男自身がアート作品になることだった…。移民問題への偽善や、現代アートを巡る知的欺瞞を鮮やかに風刺する人間ドラマ。
第33回東京国際映画祭 TOKYOプレミア2020
『皮膚を売った男』
監督:カウテール・ベン・ハニア
出演:モニカ・ベルッチ、ヤヤ・マへイニ、ディア・リアン
チケット 10/24(土)16:00より 映画祭公式サイトにて発売開始
詳しくは→ https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/fi…
“The Man Who Sold His Skin”
Director: Kaouther Ben Hania
Cast: Monica Bellucci, Yahya Mahayni, Dea Liane
A man fleeing Syria gets an unbelievable offer from a contemporary art star, who asks him to be an art piece. The film sharply derides hypocrisy toward immigrants and the dishonesty of the art world.
33rd Tokyo International Film Festival – Tokyo Premiere 2020
Ticket Sales start from 16:00 on Oct. 24 Sat.
detaills https://2020.tiff-jp.net/en/lineup/fi…
第33回東京国際映画祭
2020年10月31日(土)~11月9日(月)会場:六本木ヒルズ、日比谷エリア 他にて開催
世界中から集まった誰もが観たくなる映画から誰も観たことのない映画、アート作品からエンターテイメント作品まで、きっとあなたのイイネが見つかる10日間。
映画祭公式サイト http://2020.tiff-jp.net
#映画館に行こう #TIFFJP
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@Tokyo International Film Festival 東京国際映画祭
©TIFF2020
https://eiga.com/movie/93901/
チュニジアの女性監督カウテール・ベン・ハニアが、「もしも生身の人間が芸術作品となり、売買の対象になったら」という設定のもと、移民・難民問題をめぐる偽善や現代アートに関する知的欺瞞を風刺し、理不尽な世界の在りようをユーモアたっぷりに描いた人間ドラマ。内戦の続くシリアから脱出し、難民となったサムは、現代アートの巨匠から驚くべき提案を受ける。それは、サム自身がアート作品になるというものだった。大金と自由を手に入れる代わりに背中にタトゥーを施し、「アート作品」なったサムは、高額で取引される身となる。売買され国境を越えたサムは、やがて恋人に会いに行くのだが……。第77回ベネチア国際映画祭のオリゾンティ部門男優賞受賞。第93回アカデミー国際長編映画賞ノミネート。
2020年製作/104分/G/チュニジア・フランス・ベルギー・スウェーデン・ドイツ・カタール・サウジアラビア合作
原題:L’Homme qui a vendu sa peau
配給:クロックワークス
https://ja.wikipedia.org/wiki/皮膚を売った男
https://klockworx.com/bluraydvd/p-409542/
公式サイト:https://hifu-movie.com
INTRODUCTION
恋人に会うため、
自身がアート作品になった男の数奇な運命―
第93回アカデミー賞®国際長編映画賞ノミネート、第77回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門男優賞受賞ほか世界中で話題を呼んでいる本作は、芸術家ヴィム・デルボア氏が2006年に発表した作品「TIM」に影響を受け、ハニア監督がオリジナル脚本として書き上げた。人間の本質をユーモアも交えて描いた本作は昨年東京国際映画祭でも上映され、「大傑作」「監督は天才か?」「最大級の驚き」「予想もつかない結末」と評判を呼び多くの劇場公開を望む声が挙がった。
キャストには、普段はシリアで弁護士として働いており、ほとんど演技経験がないヤヤ・マヘイニが映画初出演にして主演を務めた。そのほかには、『007 スペクター』(15)、『オン・ザ・ミルキー・ロード』(16)のモニカ・ベルッチ、『Uボート:235 潜水艦強奪作戦』(20)のケーン・デ・ボーウ、更には本作に影響を与えた芸術家ヴィム・デルボアも挑発的な役どころを演じている。監督を務めるのは、『Beauty and the Dogs』(17)でカンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され音響賞を受賞し、過去にもアカデミー賞®国際長編映画賞のチュニジア代表に選ばれたことがある実力派、カウテール・ベン・ハニア。
NOTE
本作は芸術家ヴィム・デルボア氏が2006年に発表した作品「TIM」に影響を受けた。この作品は2008年に個人のアートコレクターに購入されており、彼の死後はその背中の実物をアート作品として提供する契約を結んでいる。なお、ヴィム・デルボアは本作に、保険業者役で出演している。
〈DIRECTOR’S MESSAGE〉
主人公のサムは自分の背中を「アート作品」として売ることで、思いも寄らない形で現代美術の世界へ足を踏み入れます。ファウストが悪魔と契約したように、恵まれた人と呪われた人とが契約を交わしたのです。現代美術と難民はまったく異なる世界ではありますが、このふたつの世界が映画の中で対比されることで“自由”について考えさせられる作品となっています。
〈ABOUT ヴィム・デルボア〉
ヴィム・デルボア
ベルギーのネオ・コンセプチャル・アーティスト。豚にタトゥーを入れた「Art Farm」(92-97)、排泄装置「Cloaca」(00-07)、など物議を醸す作品を発表する一方、ゴシックやバロックなどの古典的な芸術様式を取り入れるなど多岐にわたる作品を発表している。2014年にはヨコハマトリエンナーレにも出品。本作では美術展で撮影協力や、脚本を読み現代アートへのアプローチについてアドバイスしたほか、自身も映画への参加を希望。保険業者の役で参加している。完成した映画を見たヴィムはどれだけ映画を気に入ったかを、監督に電話で二時間にも渡り話した。
STORY
シリア難民のサムは、偶然出会った芸術家からある提案を受ける。それは、大金と自由を手に入れる代わりに、背中にタトゥーを施し彼自身が“アート作品”になることだった。美術館に展示され世界を自由に行き来できるようになったサムは、国境を越え離れ離れになっていた恋人に会いにいく―しかし、思いもよらない事態が次々と巻き起こり、次第に精神的に追い詰められてゆく。世界中から注目されるアート作品“サム”を待ち受ける運命とは…。
STAFF PROFILE

監督・脚本:カウテール・ベン・ハニア
KAOUTHER BEN HANIA
1977年8月27日生まれ、チュニジア出身。チュニジアとパリで映画を学んだ。
【Filmography】
『Imams go to School』(10) 国際ドキュメンタリー・フェスティバル・アムステルダム(IDFA)正式出品 ※ドキュメンタリー
『Le Challat de Tunis』(13) 第67回カンヌ国際映画祭ACID部門オープニング作品 ※初長編監督作
『Zainebhatest the Snow』(16) 第27回カルタゴ映画祭 長編映画賞受賞 ※ドキュメンタリー
『Beauty and the Dogs』(17) 第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門 正式出品
横浜ブルク13: 11:45-13:40 (104分)
https://ttcg.jp/human_yurakucho/movie/0782700.html
https://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/21_hifu.html
https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3301TKP21