『グリード ファストファッション帝国の真実』予告編
ファストファッション・ブランドを経営し、業界トップにまで上り詰めたリチャード・マクリディの栄光と転落を、イギリスを代表する奇才、マイケル・ウィンターボトムが監督・脚本を手掛けた衝撃のブラックエンターテインメント!
6/18(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国ロードショー!
監督&脚本:マイケル・ウィンターボトム『24アワー・パーティ・ピープル』
出演:スティーヴ・クーガン、アイラ・フィッシャー、シャーリー・ヘンダーソン、エイサ・バターフィールド
「イン・ディス・ワールド」「グアンタナモ、僕達が見た真実」のマイケル・ウィンターボトム監督が、ファストファッションブランド経営者の栄光と転落をブラックユーモアを織り交ぜながら描き、ファッションビジネスの闇に鋭く切り込んだ社会派ドラマ。ファストファッションブランドの経営で財を成したリチャード・マクリディは、自身の還暦パーティを盛大に祝うため、ギリシャのミコノス島へやって来る。イギリス当局から脱税疑惑や縫製工場の労働問題を追及されたリチャードは、このパーティでかつての威光を取り戻そうとしていた。しかし、傲慢に振舞うリチャードと周囲との間には不協和音が生じはじめ……。「TOPSHOP」などを保有していたアルカディア・グループのオーナー、フィリップ・グリーン卿をモデルに、ウィンターボトム監督とはこれで7度目のタッグとなるスティーブ・クーガンが主人公を怪演。共演は「グランド・イリュージョン」のアイラ・フィッシャー、「トレインスポッティング」のシャーリー・ヘンダーソン、「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」のエイサ・バターフィールド。
2019年製作/104分/PG12/イギリス
原題:Greed
配給:ツイン
https://ja.wikipedia.org/wiki/グリード_ファストファッション帝国の真実
https://www.sonyclassics.com/film/greed
公式サイト: greed-japan.com
公式サイト:http://greed-japan.com
CAST
スティーヴ・クーガン
リチャード・マクリディ卿
マンチェスターで生まれ育ち、マンチェスター演劇学校で演劇を学ぶ。卒業後は、風刺人形劇のテレビシリーズ「スピッティング・イメージ」に出演し、役者デビューを飾る。
BBCラジオ番組「On the hour」で演じたキャラクター、アラン・パートリッジが人気を博す。番組はその後「The Day Today」に名前を変え、ラジオからテレビに進出、何年も続けて英国アカデミー賞やブリティッシュ・コメディ・アワードを獲得した。これまで2回の世界ツアーを行っており、どちらもチケットは完売した。アラン・パートリッジの最新シリーズ「MID MORNING MATTERS」は、2016年2月にスカイ・アトランティックで放送されると絶賛され、同年5月に擬似ドキュメンタリー「SCISSORED ISLE」が続編として放送された。同年6月にはアラン・パートリッジの2冊目の書籍「Alan Partridge: Nomad」を出版した。2019年のはじめには、BBC1にて「THIS TIME WITH ALAN PARTRIDGE」放送され話題となった。
テレビ番組や映画作品での演技が評価され、英国アカデミー賞、ブリティッシュ・コメディ・アワードを7回受賞している。最近では「ALAN PARTRIDGE’S SCISSORED ISLE」(17)で、コメディ男優賞を受賞した。
マイケル・ウィンターボトム監督の映画作品に数多く出演しており、これまでに『THE PAROLE OFFICER(原題)』(01・未)、『24アワー・パーティ・ピープル』(02)、『トリストラム・シャンディの生涯と意見』(05)、『Mr.スキャンダル』(13)、『イタリアは呼んでいる』(14)、『スペインは呼んでいる』(17)でタッグを組み、本作は7度目の出演作となる。ジュディ・デンチと共演した『あなたを抱きしめる日まで』(13)は世界中で絶賛され、クーガンは俳優として出演しているだけでなく、ジェフ・ポープと共同で脚本を手がけ、さらに製作にも参加した。同作は、英国アカデミー賞で脚本賞を受賞した。
その他の出演作に『ナイト ミュージアム2』(09)、『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』(14)、『ハリウッド・スキャンダル』(16)、『冷たい晩餐』(17)などがある。
マイケル・ウィンターボトム
脚本/監督
イギリス、ランカシャー州ブラックバーン生まれ。初期に監督した作品のひとつにTVのミニシリーズ「FAMILY(原題)」(94・未)がある。これまで手がけた作品には、『バタフライ・キス』(95)、『日蔭のふたり』(96)、『ウェルカム・トゥ・サラエボ』(98)、『ひかりのまち』(99)、『めぐり逢う大地』(00)、『24アワー・パーティ・ピープル』(02)、『CODE46』(03)、『トリストラム・シャンディの生涯と意見』(05)、『マイティ・ハート/愛と絆』(07)、『キラー・インサイド・ミー』 (10)、『トリシュナ』(11)、『いとしきエブリデイ』(12)、『Mr.スキャンダル』(13)、『天使が消えた街』(14)、『ウエディング・ゲスト 招かれざる客』(18)などがある。
主な受賞作品に、英国インディペンデント映画賞受賞の『アイ ウォント ユー』(98)、ベルリン国際映画祭にて金熊賞受賞の『イン・ディス・ワールド』(02)、サン・セバスティアン国際映画祭にて最優秀撮影賞受賞の『9 Songs ナイン・ソングス』(04)、ベルリン国際映画祭にて銀熊賞受賞の『グアンタナモ、僕達が見た真実』(06)などがある。
また、スティーヴ・クーガンとは彼が出演するグルメ取材シリーズを3作品手掛けており、『スティーヴとロブのグルメトリップ』(10)、『イタリアは呼んでいる』(14)、『スペインは呼んでいる』(17)は、いずれも世界中で好評を博した。
最新作として、『TENET テネット』(20)に出演したケネス・ブラナーを迎え、コロナ禍を舞台にしたテレビシリーズ「This Sceptred Isle(原題)」を撮影中。
監督業の他、自身の出身校でもあるオックスフォード大学で客員教授として映画について教えている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/マイケル・ウィンターボトム
Kino cinema 横浜みなとみらい:10:30-12:20(104分)
https://www.gqjapan.jp/culture/article/20210617-greed
物語の主人公であり、ファストファッションのブランド経営で財を成したリチャード・マクリディ役のモデルとなったのは、2020年に破産申請をした「トップショップ(TOPSHOP)」を始めとする複数のファストファッションブランドを保有していたアルカディア・グループのオーナー、フィリップ・グリーン。
https://en.wikipedia.org/wiki/Philip_Green
https://www.wwdjapan.com/articles/4169
http://celex.s205.xrea.com/sir-philip-greens-arcadia-empire-faces-collapse-within-hours/?lang=ja
期待していたほどの鮮烈さはない