2・12(金)公開『私は確信する』予告編
口コミで広がり40万人動員の大ヒット裁判サスペンス
ヒッチコック狂の“完全犯罪”と物議を醸した未解決事件を映画化
2000年2月、スザンヌ・ヴィギエは3人の子供たちを残して忽然と姿を消した。殺害されたと思われる数々の証言や疑惑によって、夫である大学教授のジャックが容疑者として裁判にかけられる。彼の無実を確信するシングルマザーのノラは、敏腕弁護士デュポン=モレッティに事件の弁護を懇願。そして自らアシスタントとなり、真実を探す。刑事、ベビーシッター、スザンヌの愛人らの食い違う証言。嘘をついているのは果たして誰なのか…。
2021年2月12日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
『私は確信する』中野信子さん(脳科学者)による特別映像【パート1】
脳科学者 中野信子さんによる映画解説・特別映像
内容:陪審員制度の疑似体験、身近な生活に潜む緊張感、嘘をつかない人はいない、「誰かの運命」を握る、映画予告編
『私は確信する』中野信子さん(脳科学者)による特別映像【パート2】
脳科学者 中野信子さんによる映画解説・特別映像
内容:サイコパスの見分け方、全ては「情報」に影響をされる、「正義感」がもたらす危険、映画予告編
映画『私は確信する』本編映像&予告編
(C)Delante Productions – Photo Séverine BRIGEOT
2000年にフランスで実際に起こった未解決事件の「ヴィギエ事件」を題材にした裁判サスペンス。スザンヌ・ヴィギエが3人の子どもたちを残して姿を消した。数々の証言や疑惑により、大学教授の夫ジャックが妻殺害の容疑者となる。ジャックの無実を確信するシングルマザーのノラは、彼の無実を勝ち取るため、敏腕弁護士のデュポン=モレッティに事件の弁護を懇願する。自らアシスタントとなったノラは、事件の調査を進めていく。食い違いを見せる、刑事、ベビーシッター、スザンヌの愛人らの証言。次第にこの事件の新たな真実や疑惑が浮かび上がっていく。実在する弁護士デュポン=モレッティ役は「息子のまなざし」などで知られる名優オリビエ・グルメ、ノラ役はフランスではコメディエンヌとしても人気の高いマリナ・フォイス。
2018年製作/110分/フランス・ベルギー合作
原題:Une intime conviction
配給:セテラ・インターナショナル
https://ja.wikipedia.org/wiki/私は確信する
公式サイト:http://www.cetera.co.jp/kakushin/
Story
2000年2月、フランス南西部トゥールーズ。38歳の女性スザンヌ・ヴィギエが3人の子供を残して忽然と姿を消した。夫ジャックに殺人容疑がかけられるが、明確な動機がなく、決め手となる証拠は見つからない。ジャックは第一審で無罪となるがすぐさま検察に控訴され、翌年の第二審で、再び殺人罪を問う裁判が行われる。
無実を確信するシングルマザーのノラは、敏腕弁護士デュポン=モレッティに弁護を懇願。自らも助手となり250時間の電話記録を調べるうちに、新たな真実と疑惑に気がつくが…。
Introduction
フランスで実際に起こった未解決の“ヴィギエ事件”を映画化。“ヒッチコック狂による完全犯罪”とメディアがセンセーショナルに報じて大衆の好奇心を煽り立てるなか、本当に殺されたのかも判然としないまま開かれた“殺人事件”をめぐる裁判はフランス中の注目を集めた。スザンヌは本当に夫に殺害されたのか?刑事、ベビーシッター、愛人たちの食い違う証言。事件の真相とは―?
疑惑だらけの証人たちと対峙する白熱の法廷シーン、事件によって人生を狂わされたヴィギエ一家の苦悩、真実を求めて事件にのめりこむ主人公・シングルマザーのノラ…。裁判の内外で繰り広げられる息をのむスリリングな展開と人間模様に、一瞬たりとも目が離せない。
本作は口コミで広がり、本国フランスで40万人を動員する大ヒットを記録した。フランスの辛口の批評家からも絶賛されたアントワーヌ・ランボー監督は、確かな演出力と巧みなストーリーテリングで、フランス特有の司法制度の問題点、“歪んだ正義”の危うさをあぶり出す。
主人公ノラを演じるのは、コメディエンヌとしても人気の高い実力派女優マリーナ・フォイス。本作の公開後、法務大臣に抜擢された実在の弁護士デュポン=モレッティに扮するのは、ダルデンヌ兄弟の『息子のまなざし』の名優オリヴィエ・ グルメ。すべての運命を決するクライマックスの弁論シーンで、オリヴィエ・グルメが披露する渾身のスピーチは圧巻、心を揺さぶるに違いない。
2000年2月27日
スザンヌ・ヴィギエ失踪
2000年3月1日
ヴィギエ、妻の捜索届を警察に提出
2000年3月8日
ヴィギエ、妻の誘拐・監禁被害届を提出
2000年3月10日
ヴィギエ勾留、家宅捜査
2000年5月11日
ヴィギエ、妻殺害の容疑で、予審決定
2000年5月12日―2001年2月
ヴィギエ、未決勾留
2007年2月22日
ヴィギエ、妻殺害の容疑で重罪院に出頭
2009年4月20日―4月30日
オート=ガロンヌ県トゥールーズの第一審でヴィギエ無罪。検察側控訴
2010年3月1日―2010年3月20日
タルヌ県アルビでの第二審
Director (監督・脚本・脚色・原案)
アントワーヌ・ランボー Antoine Raimbault
映画の編集に携わりながら、監督としても短編映画を製作。製作した4本の短編映画はランブイエ映画祭をはじめとして数々の国内映画祭にて賞を獲得した。その中でも”Vos Violences”(13)ではデュポン=モレッティ弁護士を主演として起用し、10を超える賞に輝いた。そして、実際の裁判からヒントを得て、現代司法のあり方を巡って構想を練った長編デビュー作である今作は小規模ながら口コミが広がり、フランス国内で40万人の観客動員数に達した。
デュポン=モレッティ弁護士オリビエ・グルメ Olivier Gourmet
1961年ノール県、モブージュで労働者の父と家政婦の母との間に生まれる。’84 年より弁護士の職につき、’87年に初めての無罪を勝ち取る。2018年時点で、フランス国内での記録である146の無罪に貢献。俳優としても活動をしており、映画ではクレール・ドゥニ監督「バスターズ 悪い奴ほどよく眠る」(13)、クロード・ルルーシュ監督”Chacun sa vie”(17)に出演。アントワーヌ・ランボー監督作でも’13年に推定無罪に関する短編映画 “Vos Violences”で主人公の弁護士を演じている。2020年7月、フランス新内閣の法務大臣に就任。
ノラ役 マリーナ・フォイス Marina Fois
1970年1月21日パリ近郊ブローニュ=ビヤンクール生まれ。7歳より演劇を始める。パリの名門フロラン演劇学校で学び、学校の仲間たちと共に’96年、コメディ・グループ「Les Robins des Bois(ロビンフッドの仏語訳)」を結成、同グループのテレビ・シリーズは人気を博した。その後は役者として映画にも進出。フランスで記録的ヒットを樹立した『アステリックスとオベリクス/ミッション・クレオパトラ』(2002)や自らのコメディ・グループによる映画”RRRrrr!!!”(04)などで好演を魅せた。’11年、カンヌ国際映画祭においてグランプリを獲得したマイウェン監督「パリ警視庁:未成年保護特別部隊」ではシリアスな演技で臨み、セザール賞最優秀女優賞にノミネートされた。近年でも夫婦の離婚を描いたコメディ “Papa ou Maman”(15)はフランス国内で約300万人、『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』(18)は400万人の観客動員数を記録。現在、フランスにおける最も有名な女優の一人であり、同時にモデルとしても活躍し続けている。
ヒューマントラストシネマ有楽町:11:40-13:35 (110分)
https://ttcg.jp/human_yurakucho/movie/0726700.html
私は確信する : 特集
2021年2月8日更新
この法廷、誰かが嘘をついている―― “音”を頼りに
無罪を勝ち取れ 衝撃の完全犯罪に挑む渾身サスペンス
“音”に集中し没入できる映画だ。「ヒッチコック狂の完全犯罪」と世間を賑わす殺人事件とその裁判。シングルマザーのノラは、バッシングを受ける容疑者とその弁護士に協力し、およそ250時間分の電話の通話記録を精査することになる。ノラは容疑者の無実を確信していたのだ。
途方もない作業だが執念が実を結ぶ。やがて浮かびあがってきたのは、メディアの報道とは異なる事実と、「この法廷のなかに“嘘”をついている者がいる」という現実。動転と波乱に満ちた、世紀の裁判が幕を開ける――。
2月12日から公開されるフランス映画「私は確信する」は、同国で実際に起きた未解決事件をテーマにした渾身のサスペンスだ。日本でも話題となった“ほぼ音声のみ”で進行する「THE GUILTY ギルティ」を彷彿させる構造で、迷宮に迷い込んだようなスリル、そして脳髄がピリピリと痺れる逆転のカタルシスに満ちた物語が展開される。
本特集ではこの「私は確信する」の見どころを、「サスペンスの質」「なぜ映画化されたのか?」「人物紹介」の3つに分けて紹介していく。
【予告編】冤罪か、有罪か―― フランスで大ヒットした裁判サスペンス
【良質サスペンス】250時間の“音”を精査し、法廷の
嘘を暴け―― ある女性の執念が前代未聞の判決を呼ぶ
[物語]フランスで実際に起きた未解決事件…裁判の興味深いてん末が題材
2000年の未解決事件「ヴィギエ事件」が題材。事件発生から裁判の判決まで異例づくしゆえ“前代未聞”と称された、驚くべき実話に基づく法廷サスペンスである。
00年2月27日、日曜日。フランス南西部に住む女性スザンヌ・ヴィギエが、3人の幼い子どもを残して失踪した。殺人容疑がかけられたのは、夫のジャック・ヴィギエ。しかし明確な動機がなく、決定的な証拠どころかスザンヌの遺体さえ見つからなかったため、ジャックは証拠不十分で釈放される。
ところが約10年が経過した2009年、ジャックに対し殺人罪を問う裁判が始まった。メディアは連日連夜、この事件をセンセーショナルに報道。一方でジャックの無実を信じ、彼の家族に寄り添うシングルマザーのノラは、敏腕弁護士エリック・デュポン=モレッティに弁護を依頼する。
自らもデュポン=モレッティのアシスタントとなったノラは、事件関係者による250時間にもおよぶ“電話の通話記録”を分析することに。声の主の特定すら困難な途方もない作業に執念で挑むノラ。個人的な電話では、人は口が軽くなる……やがて10年前の取り調べでは事件関係者が隠していた“証拠”や、メディアの報道などとは驚くほど食い違う“事実”が浮かびあがってくる。
ジャックはハメられたのか? 真犯人がほかにいるのか? いずれにせよ確実なのは、ジャックを犯人と決めつける者がいて、この法廷の誰かが嘘をついている――。さまざまな疑惑が渦巻く仮説や証言が飛び交う裁判は、思わぬ方向に捻れていく。
[ここがすごい①]音がカギに 「ギルティ」彷彿させる“全集中映画”
物語の中心となるのは、通話記録を聞き込むノラが“会話の音声”から真実を明らかにしようとする模様だ。例えば当時のベビーシッターが被害者の様子を語ったり、ダニエルと名乗る男が数人いたり、男女が猛スピードで複雑な意見交換をしていたり……。
観客は自然と全身を耳にし、全神経を音に集中させることになる。研ぎ澄まされた感覚は深い穴へ落ちるように物語への没入を促す。するとあたかも自分自身がスクリーンのなかに入り込み、ノラとともにヘッドフォンで通話記録を聞き、ジャックの無実を証明しようと事件に挑むような気持ちになってくるのだ。
電話の声と環境音だけで誘拐事件に挑む「THE GUILTY ギルティ」に、勝るとも劣らない映画体験。一筋縄ではいかないひとときを、心ゆくまで堪能することができるだろう。
[ここがすごい②]誰が嘘を? 真相暴き逆転に次ぐ逆転、爽快な展開
本作、正直に言えば多くの時間が「ノラが通話記録を聞き込んでいる」「法廷でデュポン=モレッティが弁護する」シーンだったりする。しかし見ればすぐにわかるが、これが非常にスリリングに仕上がっているから、鑑賞中は常に前のめりになってしまう。
それはなぜか? 情報開示の順番が特に優れているからだ。まず、事件の謎や矛盾が観客に示される。次に、ノラが通話記録の海に飛び込み、深く深く潜り“真相”を見つける。そしてデュポン=モレッティが法廷で真相を突きつけ、ジャックにとって不利な状況が轟音をたてて覆っていくのだ。
こうして、裁判では前代未聞の出来事が続出。証人の発言がコロコロと変わり、ジャック犯人説が一転して無罪濃厚となり、次の公判では逆にジャック犯人説が濃厚となったりする。予定調和を殴り飛ばすようなただならぬ展開が観客にスリルを与え、主人公たちが逆転するたびに爽快なカタルシスも与えていく。
[ここがすごい③]ラストに強い感動が待っている
裁判は二転三転し、階段から転げ落ちるように判決へと突入していく。そこへ到達するまでのラスト10分。大きな見どころが待っている。
読者の興を削がぬよう、ネタバレに注意して慎重に記述する。見どころは弁護士デュポン=モレッティの最終弁論だ。事件を通じ、デュポン=モレッティは法廷にいるすべての人に、そしてスクリーン越しの私たちに訴えかける。
正義とは何なのか。不条理や恐怖に打ち勝つこととは。立って前を向いて歩き、勇気を振り絞って世界と戦え――。その10分間は、私たちの心の扉を強く強くノックするのである。
なぜ、この事件が映画化されたのか?
ヒッチコック狂の完全犯罪、司法と情報社会の問題点…
①センセーショナルに報じられた“ヒッチコック狂の完全犯罪”
映画化された理由のひとつは、この事件と裁判が現代ならではのてん末をたどるからだ。容疑者は“妻殺しの夫”。しかもサスペンス映画の巨匠アルフレッド・ヒッチコックの大ファンであるということから、メディアは「ヒッチコックの映画を模倣した完全犯罪」と報道。これに世間が反応し、論争を巻き起こした結果、事件が本来のサイズよりも無闇に大きくなっていった。
現在でも問題視される“メディアの過熱報道”と“炎上”が、この一件にも多分に含まれているのだ。ちなみに劇中、裁判長がジャックに対し「この事件と似ているヒッチコックの作品は?」とふっかけ、「バルカン超特急」「間違えられた男」を例に挙げるシーンがある。
②あまりにも強引な警察の捜査… 司法と情報社会の問題を象徴
もうひとつの理由は、水面下で“司法のメカニズム”を問うほどの重大な出来事が起きていたからだ。実際の裁判に着想を得たアントワーヌ・ランボー監督が、現代司法のあり方を中心に徹底的な取材を重ねた執念が結実している。
ランボー監督はこう語る。「この事件で一番興味を持ったのは、確たる証拠なしに司法は一人の人間をどのように裁くのか、ということでした」。警察は注目度の高い事件を利用し、自分たちの威信をみせつけることにやっきになり、強引な捜査(例えば警視がジャックの両親を脅迫し、警察に都合のいい証言を強要する)もいとわずジャックに迫っていく。
さらに被害者スザンヌの“愛人”(この男がとことん曲者!)は、夫ジャックを犯人と決めつけ、メディアの取材やYouTubeの動画で憶測に基づいた推理を垂れ流す。そして報道や噂にさらされた民衆は、自分たちが言論によって悪人を裁こうと、正義感ゆえに獰猛な意見を世に放つ……。
本作はそうした司法の問題点、推定無罪の原則、フランスの法意識、正義の暴力性などに深く切り込んでいく。その強度と迫真性は、大学の法学部や、プロの法律家の教材にすらなり得るほどだ。
【鑑賞の手引き】これさえ読めば人物相関はOK!
キャラクター紹介――名前・職業・背景を紐付ける
最後に、鑑賞前の予習用に簡単な人物紹介を用意した。サスペンス映画、特に法廷ものは登場人物が多く、思惑も入り乱れるため何かと複雑になりがち。しかし以下の4人の名前と職業や肩書き、そして呼び名や背景をおさえておけば、鑑賞中に混乱する確率はグッと減るだろう。
[主人公]ノラ シングルマザーのシェフ、“戦う女性”
検事でも弁護士でもなく、レストランでシェフとして働き一人息子を育てる女性。ジャックとは子どもを通じて知り合う(彼女の息子の家庭教師が、ジャックの娘)。彼の無実を確信し弁護に協力、通話記録を精査するうちにやがて息子も仕事も生活も忘れ、取り憑かれたように事件にのめり込んでいく。
ルックスもそうだが、並外れた行動力と信念は「ターミネーター」シリーズのサラ・コナーを彷彿させる。劇中ではノラと呼ばれる。実在の人物ではない。演じるのは、フランスではコメディエンヌとしても人気が高い演技派マリナ・フォイス。
[容疑者]ジャック・ヴィギエ 被害者の夫で大学教授
法学部の教授であり極度のシネフィル。ヒッチコック監督の作品を引き合いに、完全犯罪の講義をしたことがある。子ども3人からの信望も厚く、良き父親のようだが、警察からおよそ10年にわたってマークされている。
殺害の証拠はないものの、妻スザンヌの失踪後10日経過してから捜索願いを出したことや、彼女のマットレスを処分していたなど疑わしい点も多い。主にジャックと呼ばれる。また、劇中で「ヴィギエ」の名が登場した際は、大抵はジャックのことを指している。実在の人物。
[愛人]オリヴィエ・デュランデ 被害者の愛人で、噂たきつける曲者
ダンス教師だった被害者スザンヌの営業マネージャーであり、愛人関係にあった中年男。憶測からジャック犯人説をとなえ、メディアに登場し切実に演説をかましたり、警察と共謀を図ったりもする。劇中では主にデュランデと呼ばれる。本作における悪役ポジションだが、実在の人物。
[弁護士]エリック・デュポン=モレッティ ジャックの弁護担当、ノラと共闘
著名な敏腕弁護士。ノラにジャックの弁護を依頼され、一度は相手にせず無下に断る。彼女の不屈の意志に突き動かされ弁護を引き受けることになるが、それが苦難の日々の始まりだった。
頭脳明晰、観察眼も抜群でアドリブもきくため、法廷では舌鋒鋭く矛盾を暴き出し、不利な状況をことごとく覆していく。実在の人物で、2020年の7月からフランスの法務大臣を務めている大物。演じるのは「息子のまなざし」などで知られる名優オリビエ・グルメ。
PRESENTED BY セテラ・インターナショナル
https://fr.wikipedia.org/wiki/Affaire_Suzanne_Viguier