愛したひとたちの幻影を追って、男が辿り着いた街とは?『凱里ブルース』予告編 4月18日(金)、シアター・イメージフォーラム他で公開
『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』で鮮烈のの本初上陸を果たした鬼才ビー・ガン監督の原点がここにある!
ポエティックな世界観の中に紡がれる、男の魂の彷徨(ルビ=ほうこう)。
愛したひとたちの幻影を追って、彼が辿り着いた街とは…。
エキゾチックな亜熱帯、貴州省の霧と湿気に包まれた凱里(ルビ=かいり)市の小さな診療所に身を置いて、老齢の女医と幽霊のように暮らすチェン。彼が刑期を終えてこの地に帰還したときには、彼の帰りを待っていたはずの妻はこの世になく、亡き母のイメージとともに、チェンの心に影を落としていた。さらにしばらくして、可愛がっていた甥も弟の策略でどこかへと連れ去られてしまった。チェンは甥を連れ戻す為に、また女医のかつての恋人に想い出の品を届ける為に、旅に出のだか、辿り着いたのは“ダンマイ”という名の、過去の記憶と現実と夢が混在する、不思議な街だった──。
弱冠26歳、名も知れぬ中国の地方都市から突如現れた天性の才能に、世界が驚嘆した!
中国第8世代の最前線に立つ、ビー・ガン監督デビュー作が遂に日本公開!!
『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』で鮮烈の日本初上陸を果たしたビー・ガン監督が、その名を全世界に知らしめた驚愕のデビュー作が『凱里ブルース』だ。自己資金と借金、周囲の援助で完成へと漕ぎ着けた本作は、ロカルノ国際映画祭でお披露目されるや、各国のメディアやジャーナリストから驚きと称賛を持って向かい入れられた。その時の興奮を、後に新華社通信は、「過去五年で一番優れた中国国産映画」「中国映画を五十年進歩させる」と絶賛されたと伝えている。『ロングデイズ・ジャーニー〜』でも展開されたノーカットのロングショットは、ここでも40分間にわたって展開されており、主人公の魂の彷徨が哀愁と夢幻の世界の中に綴られている。ビー・ガン独自のスタイルが、このデビュー作で既に確立されていることに、観客は驚嘆することだろう。
「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」での3Dのワンシークエンスショットという演出で注目を浴びた中国の新世代監督ビー・ガンが、2015年にメガホンをとった初長編監督作品。監督自身の故郷である凱里で撮影され、出演者の大半が監督の家族や親戚、友人などがキャスティングされている低予算の作品ながら、スイス・ロカルノ国際映画祭の新進監督賞と特別賞、フランス・ナント三大陸映画祭グランプリ、台湾の金馬奨で最優秀新人監督賞など各国の映画祭で多数受賞した。凱里にある霧に包まれた小さな診療所に勤務し、幽霊のように毎日を送るシェン。刑期を終えて、凱里に帰った時には妻はすでにこの世になく、かわいがっていた甥も何者かによって連れ去られてしまった。シェンは甥と同じ診療所で働く年老いた女医のかつての恋人を捜す旅に出る。その途上で立ち寄ったダンマイという名の村は、過去の記憶、現実、そして夢が混在する不思議な村だった。
2015年製作/110分/G/中国
原題:路邊野餐 Kaili Blues
配給:リアリーライクフィルムズ、miramiru
公式サイト:https://www.reallylikefilms.com/kailiblues
http://www.imageforum.co.jp/theatre/movies/3350/
イメージフォーラム
上映日程: 6月6日~7月24日
霧と湿気に包まれた亜熱帯の山村で、幽霊のように暮らす町医者のチェン。彼との時間を生きてきたはずの母や妻、甥の姿はそこにはない。チェンは、愛した人たちとの時間を取り戻すために、旅に出る。『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』のビー・ガン監督、衝撃のデビュー作が遂に日本公開。
エキゾチックな亜熱帯、貴州省の霧と湿気に包まれた凱里市の小さな診療所に身を置いて、老齢の女医と幽霊のように暮らすチェン。彼が刑期を終えてこの地に帰還したときには、彼の帰りを待っていたはずの妻はこの世になく、亡き母のイメージとともに、チェンの心に影を落としていた。さらにしばらくして、可愛がっていた甥も弟の策略でどこかへと連れ去られてしまう。チェンは甥を連れ戻す為に、また女医のかつての恋人に想い出の品を届ける為に旅に出る。しかし彼が辿り着いたのは、“ダンマイ”という名の、過去の記憶と現実と夢が混在する、不思議な街だった──。
『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』で鮮烈の日本初上陸を果たしたビー・ガン監督。その名を全世界に知らしめた驚愕のデビュー作が『凱里ブルース』だ。自己資金と借金、周囲の援助で完成へと漕ぎ着けた本作は、ロカルノ国際映画祭でお披露目されるや、各国のメディアやジャーナリストから驚きと称賛を持って迎え入れられた。その時の興奮を、後に「過去五年間で一番優れた中国国産映画」「中国映画を五十年進歩させる」と絶賛されたと新華社通信は伝えている。『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』でも展開されたノーカットのロングショットは、ここでも40分間にわたって展開されており、主人公の魂の彷徨が哀愁と夢幻の世界の中に綴られている。ビー・ガン監督独自のスタイルが、このデビュー作で既に確立されていることに、観客は驚嘆するだろう。
監督・脚本:ビー・ガン/出演:チェン・ヨンゾン、ヅァオ・ダクィン、ルナ・クォック、ユ・シシュ
2015年/110分/中国/原題:路邊野餐 Kaili Blues/配給:リアリーライクフィルムズ+ドリームキッド
▶︎上映時間はこちら
▶︎オンラインチケットのご購入はこちら
《当日料金》一般:1,800円/大学・専門学生:1,300円(学生証の提示が必要)/シニア:(60歳以上)1,300円/会員:1,200円(会員証の提示が必要・同伴1名まで同額割引)/障がい者割引:1,200円(手帳の提示が必要・付添いの方1名まで同額割引)/高校生・中学生:1,200円(生徒手帳・通学定期券の提示が必要)/3歳~小学生:1,200円
毎月1日映画サービスデー:一律1,200円/毎週月曜日サービスデー:一律1,200円
横浜シネマりン:13:00-15:00 (110分)