予告編
第二次世界大戦中、ナチス占領下のノルウェー。
女優として活躍しながらスパイとしてナチスに潜入した女性の驚愕の実話!
STAR CHANNEL MOVIES『ソ二ア ナチスの女スパイ』9月11日(金)全国ロードショー!
公式サイト:http://sonja-movie.com/
公式ツイッター:https://twitter.com/sonja_movie
監督:イェンス・ヨンソン
脚本:ハラール・ローセンローヴ=エーグ、ヤン・トリグヴェ・レイネランド(『ヒトラーに屈しなかった国王』)
出演:イングリッド・ボルゾ・ベルダル(『ウエストワールド』、『ヘラクレス』)
ロルフ・ラスゴード、アレクサンダー・シェーア、ダミアン・シャペル
英題:The Spy/2019年/ノルウェー/ノルウェー語/110分/カラー/シネスコ/5.1ch
配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES
後援:ノルウェー大使館
Copyright © 2019, The Spy AS BR•F, Film i Väst, Scope Pictures, Nordisk Film Danmark – All rights reserved
スパイとしてナチスに潜入した実在の女優ソニア・ビーゲットの真実を描いた歴史ドラマ。第2次世界大戦中、ナチス占領下のノルウェー。ナチスの国家弁務官ヨーゼフ・テアボーフェンは、人気女優ソニア・ビーゲットをプロパガンダに利用しようと画策する。その一方で、ソニアは隣国スウェーデンの諜報部から、スパイとしてナチスに潜入することを要請される。一度は要請を拒否するソニアだったが、逮捕された父親を解放させるためにテアボーフェンに接近し、彼の邸宅に潜入することに成功。次第にテアボーフェンの寵愛を受け信頼も得るようになったソニアは、ナチスのスパイとして北欧諸国の情報を収集するよう依頼される。「ヘラクレス」のイングリッド・ボルゾ・ベルダルが主人公を体当たりで熱演。「ヒトラーに屈しなかった国王」のハーラル・ローセンローブ=エーグとヤン・トリグベ・レイネランドが脚本を手がけた。
2019年製作/110分/G/ノルウェー
原題:Spionen
配給:東北新社、STAR CHANNEL MOVIES
公式サイト:http://sonja-movie.com
INTRODUCTION
第二次世界大戦中のナチス占領下のノルウェーで女優として活躍するソニア・ヴィーゲット。ナチスの国家弁務官ヨーゼフ・テアボーフェンは、彼女の人気に目を付けてプロパガンダに利用しようとしていた。その一方でソニアはスウェーデンの諜報部からスパイとしてナチスに潜入することを要請される……。
ドウェイン・ジョンソン主演の『ヘラクレス』(14)やHBO®の海外ドラマ『ウエストワールド』(16)などに出演し、国際的に活躍するイングリッド・ボルゾ・ベルダルがソニア・ヴィーゲットを体当たりの演技で熱演。
『ダウンサイズ』(17)のロルフ・ラスゴード、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(17)のアレクサンダー・シェーア、『プラネタリウム』(16)のダミアン・シャペルなど、ハリウッドで活躍するキャストが脇を固める。
監督はノルウェー映画界の俊英イェンス・ヨンソン、脚本は『ヒトラーに屈しなかった国王』(16)のハラール・ローセンローヴ=エーグとヤン・トリグヴェ・レイネランド。 女優として活躍しながらスパイとしてナチスに潜入した実在の女性ソニア・ヴィーゲット。ナチスと闘った彼女を待ち受ける運命とは――。第二次世界大戦の終結から75年。歴史の裏側に隠された驚愕の真実が明かされる。
STORY
第二次世界大戦中のナチス占領下のノルウェーで、ソニア・ヴィーゲットは女優として活躍していた。その人気に目を付けたナチスの国家弁務官ヨーゼフ・テアボーフェンは、彼女をプロパガンダに利用しようと画策する。
その一方でソニアはノルウェーの隣国スウェーデンの諜報部から、スパイとしてナチスに潜入することを要請される。戦線を拡大させて諸国に侵攻していくナチ・ドイツをスウェーデンは警戒し、情報収集に躍起になっていた。
一度はその要請を拒否するソニアであったが、逮捕された父親を解放させるため、テアボーフェンに接近して彼の邸宅に潜入することに成功。次第にテアボーフェンの寵愛を受け、信頼も得るようになったソニアは、ある日、彼からあることを依頼される。それは、ナチスのスパイとして北欧諸国の情報を収集することであった……。
イングリッド・ボルゾ・ベルダル(ソニア・ヴィーゲット)
1980年、ノルウェー生まれ。サスペンスホラー『コールドプレイ』(未・06)で映画デビュー。ジェレミー・レナー主演『ヘンゼル&グレーテル』(13)やドウェイン・ジョンソン主演『ヘラクレス』(14)などのハリウッド映画や、HBO®の海外ドラマ「ウエストワールド」(16)に出演するなど、国際的に活躍している。
監督:イェンス・ヨンソン
1974年、スウェーデン生まれ。カンヌ国際映画祭に出品した『Reparation(原題)』(01)や『K-G for Better or for Worse(英題)』(02)、ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した『Bror Min(原題)』(02)などの短編映画を手掛けた後、『The King of Ping Pong(英題)』(08)で長編デビュー。この作品でサンダンス映画祭グランプリ、最優秀撮影賞の2部門受賞の快挙を成し遂げる。その他、『スーサイド・スクワッド』(16)のジョエル・キナマンが出演している『Snabba cash – Livet deluxe(原題)』(13)や、TVシリーズの演出も手掛けている。
DIRECTOR’S COMMENT
ソニア・ヴィーゲットは外交官でも軍人でもなく、父親をナチスの強制収容所から解放するためにスウェーデンとドイツの二重スパイになった人気女優です。終戦後も、彼女は名誉も信頼も取り戻すことができず、平穏な生活を送ることは難しかったのです。
ソニアが父親を解放することに成功した理由は、ヨーゼフ・テアボーフェン国家弁務官などのナチスの高官たちと親密になることができたからです。それは彼女の才能に尽きると思います。これは映画にするべき驚愕の事実ではないでしょうか?
また、本作は北欧における第二次世界大戦中のプロパガンダもテーマとしています。我々は政府が一国の文化をコントロールする力を持つことができることを知っておかなければいけません。そういう意味で本作は現代の観客に訴え掛けるものがあると確信しています。
脚本:ハラール・ローセンローヴ=エーグ
1970年、ノルウェー生まれ。95年に「Glasskår」で小説家としてデビューし、02年に映画化された際に脚本を手掛けたことから脚本家としても活躍するようになる。エリック・ポッペ監督の『おやすみなさいを言いたくて』(13)の脚本をヤン・トリグヴェ・レイネランドと共同で執筆した後、ポッペ監督、レイネランドと再び組んだ『ヒトラーに屈しなかった国王』(16)でノルウェー・アカデミー賞(アマンダ賞)の脚本賞を受賞。その他の脚本作品は『THE WAVE/ザ・ウェイブ』(15)など。
脚本:ヤン・トリグヴェ・レイネランド
1981年、ノルウェー生まれ。リレハンメルの映画学校を卒業し、短編映画やTVシリーズを手掛けた後、エリック・ポッペ監督の『おやすみなさいを言いたくて』(13)の脚本をハラール・ローセンローヴ=エーグと共同で執筆して注目される。ポッペ監督の『ヒトラーに屈しなかった国王』(16)ではローセンローヴ=エーグと共にノルウェー・アカデミー賞(アマンダ賞)の脚本賞を受賞している。
J&B:13:30-15:25 (110分)
ソニア・ヴィーゲット Sonja Wigert (1913-1980)
1913年にノルウェーのノトデンに生まれる。
ノルウェーの国立工芸・芸術産業学校を卒業後、1934年に女優デビュー。
1939年にスウェーデンの作家トルステン・ビルガー・アレクシスフォルデンと結婚し(後に離婚)、スウェーデンでも活躍するようになる。
第二次世界大戦中にスウェーデンの諜報部に協力してスパイ活動に従事。
戦後も女優として活動し、ノルウェー、スウェーデン、デンマークなどで多数の演劇や映画に出演。
晩年はスペインのラルファスデルピで暮らし、1980年にその地で亡くなった。
2005年に関連文書が公開され、戦時中のスパイ活動が公表された。