予告編
『オズの魔法使』のドロシー役でスターとなってから30年が過ぎ、借金を抱え住む家もなくなったジュディが、ロンドンでのショーを提案される姿が描かれる。迎えた公演初日、「口がカラカラ。歌えない」と弱音を吐くが、ステージの上では超一流のエンターテイナーの姿を見せ、公演は連日満席。しかし、愛する子供たちと離れ離れになり、疲労が溜まっていくジュディは終いにはステージで倒れてしまう…。
全てを失いつつあるジュディ。しかし、自分が愛される場所はステージしかないと、輝くために、生きるために思いを込め歌唱する「オーバー・ザ・レインボー」、万雷の拍手が響き渡る最後のステージに期待がふくらむ。
2020年3月6日(金)全国ロードショー!
『ジュディ 虹の彼方に』(原題:「JUDY」)
原作:舞台「End Of The Rainbow」ピーター・キルター
監督:ルパート・グールド 脚本:トム・エッジ、ピーター・キルター
キャスト:レネー・ゼルウィガー、フィン・ウィットロック、ルーファス・シーウェル、ジェシー・バックリー、マイケル・ガンボン ほか
「オズの魔法使」で知られるハリウッド黄金期のミュージカル女優ジュディ・ガーランドが、47歳の若さで急逝する半年前の1968年冬に行ったロンドン公演の日々を鮮烈に描いた伝記ドラマ。「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズのレニー・ゼルウィガーが、ジュディの奔放で愛すべき女性像と、その圧倒的なカリスマ性で人々を惹きつける姿を見事に演じきり、第92回アカデミー賞をはじめ、ゴールデングローブ賞など数多くの映画賞で主演女優賞を受賞した。1968年。かつてミュージカル映画の大スターとしてハリウッドに君臨したジュディは、度重なる遅刻や無断欠勤によって映画出演のオファーが途絶え、巡業ショーで生計を立てる日々を送っていた。住む家もなく借金も膨らむばかりの彼女は、幼い娘や息子との幸せな生活のため、起死回生をかけてロンドン公演へと旅立つ。共演に「マネー・ショート 華麗なる大逆転」のフィン・ウィットロック、テレビドラマ「チェルノブイリ」のジェシー・バックリー、「ハリー・ポッター」シリーズのマイケル・ガンボン。「トゥルー・ストーリー」のルパート・グールド監督がメガホンをとった。
2019年製作/118分/G/イギリス
公式サイト:https://gaga.ne.jp/judy/
https://ja.wikipedia.org/wiki/ジュディ_虹の彼方に
ジュディ・ガーランド(1922~69)
20世紀を代表する天才エンタテイナー。
『オズの魔法使』(39年)の少女ドロシー役でブレイクし、17歳にしてスターの仲間入りを果たす。
他の追随を許さない圧倒的な演技力と歌声で、ハリウッド黄金期を代表するトップスターとして頂点を極める。しかし一方で、少女時代から受けていた映画スタジオによる薬物コントロールが原因で不眠や神経症に悩まされたり、5人の男性と結婚と離婚を繰り返すなど、波乱に満ちた生涯を送る。1969年、薬物の過剰摂取により、47歳で急逝。
『オズの魔法使』で彼女が歌い、スタンダードとなった名曲〈オーバー・ザ・レインボー / 虹の彼方に〉は、終生のテーマソングとなった。
アメリカやイギリスでは今なお絶大な支持を集め、CDやDVD、伝記本が頻繁に発売されている。
レネー・ゼルウィガー(ジュディ・ガーランド)
RENÉE ZELLWEGER
1969年4月25日 アメリカ・テキサス州生まれ。
舞台やCMなどを経て『バッド・チューニング』(93)で映画デビュー後、『リアリティ・バイツ』(94)、『ザ・エージェント』(96)、『母の眠り』(98)、『ベティ・サイズモア』(00)、『ふたりの男とひとりの女』(00)、『恋は邪魔者』(03)、『シンデレラマン』(05)など次々と話題作に出演する。01年、同年代の女性から多くの支持を受けた『ブリジット・ジョーンズの日記』でアカデミー賞®主演女優賞にノミネートされ、その後のシリーズ2作品でも主演し人気を不動のものとする。『シカゴ』(02)では2度目のアカデミー賞®主演女優賞にノミネート、『コールド マウンテン』(03)でアカデミー賞®助演女優賞受賞するなど演技力も高く評価される。またドリームワークスの『シャーク・テイル』(04)、『ビー・ムービー』(07)などの長編アニメに声の役で出演するなど幅広く活躍。現代の映画界で最も愛され、尊敬されている俳優の1人である。
https://eiga.com/news/20200210/12/
【第92回アカデミー賞】主演女優賞は「ジュディ 虹の彼方に」レニー・ゼルウィガー
ルパート・グールド(監督)
RUPERT GOOLD
これまでにロイヤル・シェイクスピア・カンパニーのアソシエイト・ディレクター、アルメイダ・シアターの芸術監督などを歴任し、ローレンス・オリヴィエ賞を2度など多数受賞。フリーの演出家としても「ガラスの動物園」(アポロ・シアター)、「TIME AND THE CONWAYS(原題)」(ナショナル・シアター)、「トゥーランドット」(イングリッシュ・ナショナル・オペラ)、「オリバー!」(ドゥルリーレーン・シアター・ロイヤル)など多くの話題の舞台を演出する。レイフ・ファインズ主演舞台「リチャード3世」は2016年世界中の映画館でライブビューイングが実施された。『トゥルー・ストーリー』(15)で長編映画デビュー。2017年演劇への功績を讃えて大英帝国憲章が授与された。
横浜ブルク13: 16:05-18:15 (118分)
原作:2005年に初演されたピーター・キルター脚本の舞台劇『エンド・オブ・ザ・レインボー』
https://en.wikipedia.org/wiki/End_of_the_Rainbow
https://ja.wikipedia.org/wiki/ジュディ・ガーランド
https://en.wikipedia.org/wiki/Judy_Garland
https://ja.wikipedia.org/wiki/オズの魔法使
https://ja.wikipedia.org/wiki/虹の彼方に
https://www.youtube.com/watch?v=X96sdKIxbdc
Somewhere Over The Rainbow / 虹の彼方へ
Somewhere Over The Rainbow by Judy Garland. First original video uploaded by Tony Floride.
https://www.youtube.com/watch?v=fJGRL4Gqz1Q
Judy Garland – Over The Rainbow (last performance)
https://www.youtube.com/watch?v=QzCjtJ2PCzA
レネー・ゼルウィガー演じるジュディ・ガーランドが歌う「オーバー・ザ・レインボー」映画『ジュディ 虹の彼方に』特報
Somewhere over the rainbow
Way up high
There’s a land that I heard of
Once in a lullaby.
Somewhere over the rainbow
Skies are blue,
And the dreams that you dare to dream
Really do come true.
Someday I’ll wish upon a star
And wake up where the clouds are far
Behind me.
Where troubles melt like lemon drops
Away above the chimney tops
That’s where you’ll find me.
Somewhere over the rainbow
Bluebirds fly.
Birds fly over the rainbow.
Why then, oh why can’t I?
If happy little bluebirds fly
Beyond the rainbow
Why, oh why can’t I?
娘のライザ・ミネリ
https://ja.wikipedia.org/wiki/ライザ・ミネリ